2010年は、「読書年」でもあるそうです。
今日のニュースでアメリカの作家J.D.サリンジャーが、
91歳で亡くなったと伝えていました。
彼の「ライ麦畑でつかまえて」(野崎孝・訳)は、
ぼくらの青春の1冊だったので、
また一連の著作を読み直したくなりました。
さて、クリスマスの時から先送りしていたヒイラギについてです。
節分に使うので、それまでの課題になっていました。
早いもので2月3日の節分は、もう来週です。(汗)
上の最初の写真は、季節外れの新芽を伸ばしていたヒイラギです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c3/eb2ad535722318d762448fe67fe64452.jpg)
この2枚目は濃い緑のツヤツヤとした葉が、とても瑞々しいです。
ツバキの葉と似た輝きをしています。
昔の東洋の暦は、立春から新しい年が始まると考えられていたため、
その前日の節分は、年の最後に汚れや悪をはらうため、
心身を浄め、夜には豆をまき、
ヒイラギの枝にイワシの頭をつけて戸口に差して、
悪鬼の侵入を防ぐ手立てにしてきました。
25日の「日忌み様」(byしま)にあるように、
伊豆諸島(大島~御蔵島まで)には、24日前後に
物忌みに服す習俗が近年まで残っています。
古い時代の節分の行事と共通点があるようです。
昔は、トベラの枝や魚を燻して邪気を追い出し、神を迎えた地域もありました。
青ヶ島では、ササヨ(魚)を焼いた匂いで邪気を払うそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/90/302bc72b985e1d0b6028f767a9f88b7a.jpg)
今日、元町のSさん宅のお庭で撮らせて頂きました。
葉の縁が少し白くなった、変わった株です。
花の跡などが見られなかったのは、雄木なのでしょうか?
在来のヒイラギは、福島県以西から九州、沖縄、台湾に分布しているそうです。
残念ながら、伊豆諸島には自生していないようです。
クリスマスの頃に赤い実のなる、
セイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギ、シナヒイラギの仲間は、
モチノキ科ヒイラギ属で、
別名「ヒイラギモドキ」とも呼ばれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/2c/10cddc11d6e78dc3ac467d0eb24c050b.jpg)
こんなに縁の白い株もありました。フクリンヒイラギとでも呼ぶのでしょうか?
在来のヒイラギは、雌雄異株なのですが、両性花もありますので、
1株でも実をつけるものもあるそうです。
11月頃に白い香りの良い花を咲かせ、
翌年の初夏には実が黒紫色に熟します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4c/a9cfd26ebc299c94d16e9e63b01b7f0d.jpg)
最後の写真は、集合住宅の窓辺に防犯のためと思われる
ヒイラギが植えられていました。
ご近所の方は、ギンモクセイとヒイラギの雑種の
ヒイラギモクセイでは(?)とのことでした。
ヒイラギは、モクセイ科モクセイ属。
ギンモクセイとは近縁で雑種ができています。
秋に芳香のある白い小さな花をつけますが、雄株だけが知られるのみなので、
実はならないようです。
節分までに、在来のヒイラギを探してみてはいかがでしょう。
(なるせ)
今日のニュースでアメリカの作家J.D.サリンジャーが、
91歳で亡くなったと伝えていました。
彼の「ライ麦畑でつかまえて」(野崎孝・訳)は、
ぼくらの青春の1冊だったので、
また一連の著作を読み直したくなりました。
さて、クリスマスの時から先送りしていたヒイラギについてです。
節分に使うので、それまでの課題になっていました。
早いもので2月3日の節分は、もう来週です。(汗)
上の最初の写真は、季節外れの新芽を伸ばしていたヒイラギです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/c3/eb2ad535722318d762448fe67fe64452.jpg)
この2枚目は濃い緑のツヤツヤとした葉が、とても瑞々しいです。
ツバキの葉と似た輝きをしています。
昔の東洋の暦は、立春から新しい年が始まると考えられていたため、
その前日の節分は、年の最後に汚れや悪をはらうため、
心身を浄め、夜には豆をまき、
ヒイラギの枝にイワシの頭をつけて戸口に差して、
悪鬼の侵入を防ぐ手立てにしてきました。
25日の「日忌み様」(byしま)にあるように、
伊豆諸島(大島~御蔵島まで)には、24日前後に
物忌みに服す習俗が近年まで残っています。
古い時代の節分の行事と共通点があるようです。
昔は、トベラの枝や魚を燻して邪気を追い出し、神を迎えた地域もありました。
青ヶ島では、ササヨ(魚)を焼いた匂いで邪気を払うそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/90/302bc72b985e1d0b6028f767a9f88b7a.jpg)
今日、元町のSさん宅のお庭で撮らせて頂きました。
葉の縁が少し白くなった、変わった株です。
花の跡などが見られなかったのは、雄木なのでしょうか?
在来のヒイラギは、福島県以西から九州、沖縄、台湾に分布しているそうです。
残念ながら、伊豆諸島には自生していないようです。
クリスマスの頃に赤い実のなる、
セイヨウヒイラギ、アメリカヒイラギ、シナヒイラギの仲間は、
モチノキ科ヒイラギ属で、
別名「ヒイラギモドキ」とも呼ばれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/2c/10cddc11d6e78dc3ac467d0eb24c050b.jpg)
こんなに縁の白い株もありました。フクリンヒイラギとでも呼ぶのでしょうか?
在来のヒイラギは、雌雄異株なのですが、両性花もありますので、
1株でも実をつけるものもあるそうです。
11月頃に白い香りの良い花を咲かせ、
翌年の初夏には実が黒紫色に熟します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4c/a9cfd26ebc299c94d16e9e63b01b7f0d.jpg)
最後の写真は、集合住宅の窓辺に防犯のためと思われる
ヒイラギが植えられていました。
ご近所の方は、ギンモクセイとヒイラギの雑種の
ヒイラギモクセイでは(?)とのことでした。
ヒイラギは、モクセイ科モクセイ属。
ギンモクセイとは近縁で雑種ができています。
秋に芳香のある白い小さな花をつけますが、雄株だけが知られるのみなので、
実はならないようです。
節分までに、在来のヒイラギを探してみてはいかがでしょう。
(なるせ)