グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

椿炭:つばきずみ

2010年03月12日 | 植物
 昨年、12月11日の日記に炭焼きの窯出し風景を載せましたが、
今度はツバキの炭を焼き上げたところを見せてもらえました。

 前回、炭にした樹は、マテバシイでした。
焼き方に違いはないそうですが、できた炭は違いました。



 今回、ヤブツバキの枝は、
比較的細いものをそろえて用意されました。
太い幹を炭に焼く場合もありますが、
たまたま細いものがあったそうです。



 炭窯の口は狭いので、
トロ箱という木製の箱に乗せて木炭を出します。
手荒く扱うと折れたり粉々になったりするので、
慎重にやさしく運び出します。



 炭窯の中は、こんな感じでした。
うっすら白くなっているのは、
灰になったり、灰を被った部分です。



 軽トラックの荷台の段ボール箱に入れて、
購入希望の方に配達したり、
しばらく保管する倉庫へ収納します。



 出来上がった木炭の断面を比較してみました。
左下の三角形は、前回のマテバシイです。
上の方の3本、真っ黒く緻密で、
隙間なくよく詰まったのがツバキ炭です。

「今日のおまけ」

 今日は午後、仲間5名で植物調査をしてきました。
林道でたくさん咲いていたコケリンドウです。





 昨日とってもキレイな花の写真が載ってましたので、
今日は、コケリンドウの全体像と
周辺の環境などをご覧ください。




 小さくて可愛い花を咲かせる植物ですが、
崖のような、結構、過酷とも思える環境を好んで自生しています。
林道に多い・・・というわけではありません。(笑・・・寒い!?)

(なるせ)




コメント
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