今日の日中は晴れていたものの、気温はあまり上がりませんでした。
園芸の専門家の方に、椿公園(元町下高洞)にオガサワラヒメツバキの木があると聞いて案内して頂きました。近くにはハマヒサカキなども植栽されていて、これから花の咲く時季が楽しみになりました。
牛乳パックと牛乳ビン。もう、今日は牛乳工場しかありませんね!(笑)
大島の北部、岡田新開地区にある大島牛乳を作っている工場です。

この牛乳工場で働いていたわけではないし、今回日記を書くために見学させてもらったわけでもないので、詳しいことは分かりません。すみませんが、詳しく知りたい方は、(株)大島牛乳
TEL04992-2-9290 へ連絡して、見学を申し込んだり問い合わせたりして下さい。
この工場では、なかなか美味しい牛乳を作っています。殺菌法が「高温保持殺菌法(75℃ 20分)」を採用して、200ミリリットルと1リットルのパック詰を島内のスーパーなどで販売しています。1リットル240円くらいで、安売りの時は198円! とか。本土の感覚では、ちょっと高めですか? 味を1度お確かめ下さい。ご満足頂けると思います。

大島空港の滑走路脇の広い草原が借景のようなので、牛乳工場の隣りの牧場や牧草地の本当の広さはよく分かりません(汗)。とにかく、広くて気持ちいいです。
冒頭の画像の牛乳ビンは古いもので、裏に「大島町農業協同組合」とあります。20年以上前でしょうか? 学校給食にでも使っていたのでしょうか???
大島は昔、「酪農の島」と呼ばれるほど乳牛がたくさんいた時期があったそうです。観光でいらっしゃるお客さんに旅館で「牛乳風呂」などを提供するところもありました。大島のお土産の代表的な物に、「牛乳せんべい」があります。最近では、ソフトクリーム、プリン、生キャラメル、クリームパンなどなど、いろいろな物に加工されています。

牛乳工場と「まきば」の畜産団地は、ひとつの一体の生産拠点になっています。牛舎につながれたままの牛たちも多いのに、ここの牛たちは放牧してもらえてしあわせです。
私が小学生の頃なので40年以上前のこと、神奈川県の田舎でカラの一升ビンを持って行って、近くで酪農をしている知人宅で搾りたての牛乳や山羊の乳を分けてもらっていました。1軒の農家で少ない頭数の乳牛を飼育しながら、田畑の耕作も行なう複合経営が成り立っていました。

ニワトリのメスは1羽だけで飼っても卵(玉子)を産むように、ヒトが都合よく改良してしまいました。でも牛はそうはいきません。オス牛(たねうし)と掛け合わせるか、人工授精することで、妊娠出産させ、そして初めて乳を出すようになります。オス牛を飼うのは負担なので、通常は人工授精がほとんどです。経済動物とはいえ、考えると、かなり辛いことですよね(涙)。
最近は、バイオエタノールの需要が増えて、牛の飼料にする輸入トウモロコシの価格が高騰して酪農を続けることが難しい時代です。放牧地に放して、草だけ食べさせておけばいいと思っていませんか? たくさんの乳量を長期に出してもらうには、麦、トウモロコ、フスマやビート粕など濃厚飼料を食べさせなくちゃダメなのです。
大島では昔、林の下草のカンスゲを刈るなどして食べさせていたそうです。

ちょっと気になったのが、この木々。放牧地の中の木々の幹が皮をむかれて、傷だらけです。角(つの)をといだり、皮を食べてしまったようです。牧柵の保守管理が大変なので、他の放牧地を使わないのでしょうか? 生えている牧草が少ないので樹皮を食べてしまうのでは? サクラの木が多いようでしたので、枯れてしまうのが残念!

【今日のおまけ】
この左の小ビンは、大島で入手した「山羊乳ビン」です。
でも、大島でビン詰めされて売られていたものではありません。
実は、これ、浜に打ち上げられた漂着物、漂着ゴミと言った方がいいかも知れません。
これは台湾製・・・台湾省嘉南羊乳、と書いてあります。
昔々、沖縄を旅した時、やはりビン入り山羊乳が市販されていて、何だか嬉しくなったことがあります。
(なるせ)
園芸の専門家の方に、椿公園(元町下高洞)にオガサワラヒメツバキの木があると聞いて案内して頂きました。近くにはハマヒサカキなども植栽されていて、これから花の咲く時季が楽しみになりました。
牛乳パックと牛乳ビン。もう、今日は牛乳工場しかありませんね!(笑)
大島の北部、岡田新開地区にある大島牛乳を作っている工場です。

この牛乳工場で働いていたわけではないし、今回日記を書くために見学させてもらったわけでもないので、詳しいことは分かりません。すみませんが、詳しく知りたい方は、(株)大島牛乳
TEL04992-2-9290 へ連絡して、見学を申し込んだり問い合わせたりして下さい。
この工場では、なかなか美味しい牛乳を作っています。殺菌法が「高温保持殺菌法(75℃ 20分)」を採用して、200ミリリットルと1リットルのパック詰を島内のスーパーなどで販売しています。1リットル240円くらいで、安売りの時は198円! とか。本土の感覚では、ちょっと高めですか? 味を1度お確かめ下さい。ご満足頂けると思います。

大島空港の滑走路脇の広い草原が借景のようなので、牛乳工場の隣りの牧場や牧草地の本当の広さはよく分かりません(汗)。とにかく、広くて気持ちいいです。
冒頭の画像の牛乳ビンは古いもので、裏に「大島町農業協同組合」とあります。20年以上前でしょうか? 学校給食にでも使っていたのでしょうか???
大島は昔、「酪農の島」と呼ばれるほど乳牛がたくさんいた時期があったそうです。観光でいらっしゃるお客さんに旅館で「牛乳風呂」などを提供するところもありました。大島のお土産の代表的な物に、「牛乳せんべい」があります。最近では、ソフトクリーム、プリン、生キャラメル、クリームパンなどなど、いろいろな物に加工されています。

牛乳工場と「まきば」の畜産団地は、ひとつの一体の生産拠点になっています。牛舎につながれたままの牛たちも多いのに、ここの牛たちは放牧してもらえてしあわせです。
私が小学生の頃なので40年以上前のこと、神奈川県の田舎でカラの一升ビンを持って行って、近くで酪農をしている知人宅で搾りたての牛乳や山羊の乳を分けてもらっていました。1軒の農家で少ない頭数の乳牛を飼育しながら、田畑の耕作も行なう複合経営が成り立っていました。

ニワトリのメスは1羽だけで飼っても卵(玉子)を産むように、ヒトが都合よく改良してしまいました。でも牛はそうはいきません。オス牛(たねうし)と掛け合わせるか、人工授精することで、妊娠出産させ、そして初めて乳を出すようになります。オス牛を飼うのは負担なので、通常は人工授精がほとんどです。経済動物とはいえ、考えると、かなり辛いことですよね(涙)。
最近は、バイオエタノールの需要が増えて、牛の飼料にする輸入トウモロコシの価格が高騰して酪農を続けることが難しい時代です。放牧地に放して、草だけ食べさせておけばいいと思っていませんか? たくさんの乳量を長期に出してもらうには、麦、トウモロコ、フスマやビート粕など濃厚飼料を食べさせなくちゃダメなのです。
大島では昔、林の下草のカンスゲを刈るなどして食べさせていたそうです。

ちょっと気になったのが、この木々。放牧地の中の木々の幹が皮をむかれて、傷だらけです。角(つの)をといだり、皮を食べてしまったようです。牧柵の保守管理が大変なので、他の放牧地を使わないのでしょうか? 生えている牧草が少ないので樹皮を食べてしまうのでは? サクラの木が多いようでしたので、枯れてしまうのが残念!

【今日のおまけ】
この左の小ビンは、大島で入手した「山羊乳ビン」です。
でも、大島でビン詰めされて売られていたものではありません。

実は、これ、浜に打ち上げられた漂着物、漂着ゴミと言った方がいいかも知れません。
これは台湾製・・・台湾省嘉南羊乳、と書いてあります。
昔々、沖縄を旅した時、やはりビン入り山羊乳が市販されていて、何だか嬉しくなったことがあります。
(なるせ)