コチドリ
2010年03月27日 | 鳥
昨日の朝、海辺の公園でコチドリを見つけました。
滅多にチドリの類を見ることのない私は大喜びです。
何回も書いていますが伊豆大島には大きな池や湖、干潟がないためシギやチドリ、それにカモの仲間はとても珍しいのです。
コチドリは一部の地域を除いては日本では夏鳥です。
昨日は4羽のコチドリたちが舞い降りてくれました。
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まん丸の目を縁取る黄色いリング(アイリングといいます)がお洒落ですね~。
外見でオスメスを区別することはできないそうです。
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見ているとすたたたたーーーと走り出しては止まり、また走っては止まりを繰り返して食べ物を探します。
急な方向転換もあったりして。
これぞまさに千鳥足。
アッチへ行ったかと思うとコッチへ来たりしてチョコマカと忙しそうに移動していきます。
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んー、なんだかクリクリしたくなるような頭。
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ぴょこ!
お腹もお尻も真っ白です。
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わーい、食べ物みっけ!!
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ちょっと人相(鳥だから鳥相?)が悪く見えるような正面顔~。
脚は竹串のように細いですね。(う、うらやましい~ 笑)
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アイリングのせいもあるのか、体の割に目がとっても大きく見えます。
可愛い動物の典型ですね。
このとき、小さな声で鳴いたような気がしました。
コチドリたちはこの公園に私のほかに人が来てもあまり警戒せずに逃げる様子もありませんでした。
その人たちがまったくコチドリに注目していなかったからかもしれません。
鳥は人間の視線に敏感です。
何気ないふりをして観察できれば一番いいのですが、なかなかそれも難しいものです。
私は物陰に隠れて撮影していました。
昨日のこの公園にはコチドリのほかにこんな鳥たちがいました。
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ツグミ(正面を向いている)とムクドリ。
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ムクドリとタヒバリ(右端の小さいの)
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チョウゲンボウ。
小鳥たちを見下ろす照明器具にとまっていましたが、誰も気にしていませんでした。
あとハクセキレイがいました。
日に日に季節は動いて鳥たちの移動が始まりました。
お別れする鳥、やって来る鳥。
毎年のことですが飽きることはありません。
がんま