グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

クロサギ

2011年04月02日 | 
クロサギは以前にもご紹介しましたが、昨日とってもかわいいクロサギを見つけたのでぜひ!!
サギの仲間ってクチバシが長くて目付きも悪くてダミ声であんまり『かわいい』って感じじゃないですか。
あ、でも飛ぶ姿は優雅ですよね~(あわててフォロー)


はい、昨日のクロサギです。


「ここかな?」


「こっちかな?」

と、しきりに磯際を覗き込んで獲物を探しています。


獲物がいなければすたすたと移動です。

すたすた。


すたすた。


で、また・・・


「ここ?」


「ここか!?」


いなければまた移動です。
私に気付いていると思うんですが・・・まったく気にしていませんでした。
よっぽどお腹がすいてるのかな~?


あらよっと!!


ほいでもって・・・


「ここにはいるか?」


「こっちには!?」

とにかく懸命に食べ物を探しています。



そして・・・





「やったー!!小魚ゲットォォォーーーッ!!」
よかったよかった~。



さらなる獲物を求めて。



「ここにいるかも」


「ここには?」




とぼとぼ・・・




「こっちには?」


「お魚ちゃーん!」


「出てきてー!」

と、あちこち歩き回って水面を覗き込む仕草がとにかくかわいかったのです。
クロサギにしてみれば生きるために一生懸命なだけですよね。
『かわいい』なんて言ってるのが知れたらきっと怒られるでしょう(笑)

私が見ている10分ほどの間に3回は何かを捕まえて食べていました。

獲物が少ないのは変な生き物が変なモノを自分に向けているからだと思ったのか、ふわりと飛んで行ってしました。


うぅ・・・私のせいじゃないよ!(と思う・・・)





今日の伊豆大島は最高気温が19.1℃もありました。
南西の風が10Mくらい吹いていました。

そんな中で見つけたもの。

 
なんでしょう?



むむ・・・



ルリタテハでした。

成虫で越冬するルリタテハ。
無事に冬を乗り切った個体です。
伴侶に巡りあって世代を繋いで欲しいです。
かわいい幼虫に早く会いたいな~。




今日の鳥(声のみを含む)
ウミウ、シノリガモ、オオミズナギドリ、ウミネコ、イソシギ、ミサゴ、トビ、オオタカまたはハイタカ、ハヤブサ、コジュケイ、キジ、キジバト、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
コメント
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