「第2回・伊豆諸島くるまざフォーラム」報告の2回目です。
フォーラムの後半は、堀井善弘氏(東京都三宅支庁産業課・水産学)による黒潮と地形、漁業の関係の講演で始まりました。

堀井さんのお話で印象深かったのは「海には大きい渦と、中ぐらいの渦と、小さな渦がある」というお話。
大きな渦は、黒潮などの広い海域を回る流れ。

中ぐらいの渦は、水温によってできる流れ。

水温の高いところと低いところでは、60cmの差があるのだそうです。
下の図の赤いところは+30cm。青いところは-30cm。

このように水面は平らではなく、冷たい水と暖かい水が凸凹をつくっていて、暖かい水の縁をたどると黒潮の流れと重なるのだそう。カツオなどの回遊魚は、この暖かい渦の周りを移動しているようです。
そして小さな渦は、島が作るのだそう。

流れが島に当たるとその反対側に水が渦を作り(カルマン渦)そこに魚が群れて良い漁場になるとのこと。
海底火山の噴火が海の中に山を作ると、そこにもカルマン渦が生じ、これまた良い漁場となるそうです。
「黒潮の恵みも火山の恵みも受けられる伊豆諸島はスゴイ!」というのが堀井さんの結論でした(^▽^)
さて、最後の1時間は3班に分かれてグループワークを行いました。

この集まりの目的、今後の活動などを3班に分かれて意見交換。
私たちの班で出た意見は…
「人を育てる」「島をつなぐ」「その人たちの窓口になるプラットフォーム作り」「みんなで島の魅力を探す」
他の班からは…
「学びを通して、島で暮らす幸せを発信できるように」
「各島持ち回りで、1日目ツアー、2日目フォーラムと講演」などを毎年企画してはどうか?」などの意見が出ていました。

ところで今回のフォーラムには各島からの参加者の他、島外からも様々な人が参加していて、高校時代に『各島の高校生をつなぐ取り組み』をしたという、島出身の若者達のグループ(@アイランド)の参加もありました。
自己紹介の時、もらったチラシです。

近々起業し、活動を開始するようです。
いいぞ~若者たち!
「何か」が始まったのを感じた、1日フォーラムでした。
(カナ)
フォーラムの後半は、堀井善弘氏(東京都三宅支庁産業課・水産学)による黒潮と地形、漁業の関係の講演で始まりました。

堀井さんのお話で印象深かったのは「海には大きい渦と、中ぐらいの渦と、小さな渦がある」というお話。
大きな渦は、黒潮などの広い海域を回る流れ。

中ぐらいの渦は、水温によってできる流れ。

水温の高いところと低いところでは、60cmの差があるのだそうです。
下の図の赤いところは+30cm。青いところは-30cm。

このように水面は平らではなく、冷たい水と暖かい水が凸凹をつくっていて、暖かい水の縁をたどると黒潮の流れと重なるのだそう。カツオなどの回遊魚は、この暖かい渦の周りを移動しているようです。
そして小さな渦は、島が作るのだそう。

流れが島に当たるとその反対側に水が渦を作り(カルマン渦)そこに魚が群れて良い漁場になるとのこと。
海底火山の噴火が海の中に山を作ると、そこにもカルマン渦が生じ、これまた良い漁場となるそうです。
「黒潮の恵みも火山の恵みも受けられる伊豆諸島はスゴイ!」というのが堀井さんの結論でした(^▽^)
さて、最後の1時間は3班に分かれてグループワークを行いました。

この集まりの目的、今後の活動などを3班に分かれて意見交換。
私たちの班で出た意見は…
「人を育てる」「島をつなぐ」「その人たちの窓口になるプラットフォーム作り」「みんなで島の魅力を探す」
他の班からは…
「学びを通して、島で暮らす幸せを発信できるように」
「各島持ち回りで、1日目ツアー、2日目フォーラムと講演」などを毎年企画してはどうか?」などの意見が出ていました。

ところで今回のフォーラムには各島からの参加者の他、島外からも様々な人が参加していて、高校時代に『各島の高校生をつなぐ取り組み』をしたという、島出身の若者達のグループ(@アイランド)の参加もありました。
自己紹介の時、もらったチラシです。

近々起業し、活動を開始するようです。
いいぞ~若者たち!
「何か」が始まったのを感じた、1日フォーラムでした。
(カナ)