グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

森林インストラクターの皆さんと!(1日目)

2021年04月09日 | ツアー
3日間、森林インストラクター東京会のメンバーの皆さんと、ガッツリ歩いてきました。自然観察会などで講師を務めたり、高尾山の本を出したりなど、動植物にとても詳しい方々です。

1日目は風も弱く、天気も良かったので、シンプルに火口を一周することにしました。

歩き始めて数10歩のところで、「あ!ハチジョウキブシだ!」と足を止める皆さん。

とても楽しそうでした😊

続いて話題になったのがスミレ。

「ノジスミレか、アツバスミレか?」で、識別点をあげて熱心に観察。

普通(?)のツアーだと、景色に「わ〜!」と歓声が上がる場所なのですが(笑)


火山の風景に負けないぐらい熱い視線を浴びたスミレが、ちょっと誇らしげに見えたのは気のせいでしょうか?😊

その後も「これはミズキに違いない!」とか…


「火山灰には鉄が入っているかな?」と、スマホケースの磁石に砂をつけて観察!

(この方法、かなりビックリしました!!)

山に向かって歩き始めるまでに、20分ぐらいが経過していたような気がします(笑)


観察力の鋭い皆さんは、薄ピンクで花弁の多いオオシマザクラを発見!


いつも歩いている場所に、こんな花が咲いていたとは…これまたビックリしました!


この熱心な観察風景をご覧ください!


避難壕の中にも、スミレを見つけて教えてくれました。


坂の途中の崖にあるノギランの芽生えに、「こんなところに生きることができる植物だったとは!」と感動されていたのにも驚きました。

この葉っぱだけの風景に感動する方々って、絶対ただものではないですよね?(笑)

皆さんを歓迎するかのように、コケリンドウとフデリンドウの花が一緒に咲いていました😊


火口一周は、超快適!


噴気もモクモク歓迎してくれていました😊


あと、今まで秋に咲く菊の花は全てノコンギクだと思い込んでいましたが、「ヨメナではないか?」と教えてもらいました。

葉の縁のギザギザの切れ込みが深いのが特徴とのこと。

そして、この日の最後のビックリが「何これ?」な風景を教えてもらったこと。


オオバシャシャブシの幹がヒゲモジャに???

こんな状態のものを見たのは初めてで、とても驚きました。

病気かな?

ビックリ!がいっぱいな楽しい1日でした!(続く)

(かな)
コメント
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