グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

森林インストラクターの皆さんと!(2日目)

2021年04月11日 | ツアー
森林インストラクター東京会のメンバーの皆さんとのツアー2日目(4月8日)は、裏砂漠と海岸を歩きました。

もちろん歩き始めから、1つ1つの植物をじっくり観察。


ミツバアケビの花をはじめ

アオキや、メギの花など!(写真はボケていたので省略します💦)

今まで何気なくみていたイネ科植物が、「メリケンカルガヤ」という外来植物だということも、教えてもらいました。

「早く抜かないと、はびこる」とのこと😅

小さな芽生も見つけて教えてくれました。

(これ誰でしょう? もしやメリケンカルガヤ??)

皆さんの中には、学生時代に地学を学んでいた方もいて、足元の石もじっくり観察。

特にグレーの縞の入った黒い石が、かっこよくて素敵でした!

😊
こんなダイナミックなものも、見つけて教えてくれました。

ギャオ〜〜!(笑)

皆さんにぜひ見ていただきたい景色があったので、通常のツアーコースを外れて裏砂漠の斜面を下りました。

イタドリの赤い若葉が彩る小山の間を歩いて…、目的地へ!!

見ていただきたかったのは、台風の暴風で樹皮が半分剥がれた樹木たちが、残った樹皮から再生している姿です。

樹皮がなくなった部分は、1年前には白っぽかったのが、やや緑色になっていました。

皆さんが熱心に観察してくれたので、嬉しかったです😊

こちらは、「なんだろう?」とみんなで協議した植物。

ほどなく「センニンソウでは?」と謎が解けました。
普段見ない場所に生えていると「??」となりますね😅

皆さんは、花だけでなく虫も観察対象でした。

今季初のイボタガ。

「まだ羽化したばかりで飛べないのでは?」ということが話題となりました。
もちろん手(指)乗り!

全員が嬉しそうで、「かわいい!」と絶賛していたのが、面白かったです😊

裏砂漠の後に立ちよった海岸では、オオシマハイネズを、じっくり観察しました。

数ミリの雄花は、いっぱい花粉を飛ばし

数ミリの雌花は、“実”になる準備を着々と進めているようでした。


クロマツの小さな芽生も教えてもらいました。

メチャ可愛かったです😊

そしてツアー最後に「ある場所」に立ち寄ると、なんと11月の花のはずの「イズノシマダイモンジソウ」がしっかり咲いていました!

伊豆大島ならではの花を皆さんに見ていただこうと、三原山がサービスしてくれたように感じました😊💕(続く)

(かな)
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