グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

藪の中の宝物

2021年04月18日 | 植物
春は1年ぶりに会う、エビネ(ラン科)たちとの出会いが楽しみです。

伊豆大島では、こんな藪の中や…

道路脇のちょっとした場所などでも、見つけるとができます❤️
どこででも目に付く…というほど多くはありませんが、フールドを歩いていると「あれ!こんな所に!!」という感じで、時々見かけます😊

エビネは色や大きさにバリエーションがあり、個性豊かなのが面白いです。

花茎が、シュッと伸びた背の高い立派なものから


背が低くて全体に丸っこいもの


花が白っぽくて小さいもの


2色が仲良く並んでいるものなど


葉っぱが何者かにかじられているのが、やや心配ですが💦(食べたのはキョンかな?)

若葉は結構、綺麗な状態のものが多いようです。

先日は、こんな素敵な風景に出会いました。

レースのような体を持ったスカシエダシャクとのコラボ❤️

スカシエダシャクは「絶対、蛾だってバレないもんね〜」と思っているのか、そばに枯れ葉を置いても微動だにしませんでした(笑)

ホントにお見事❣️😊

そして横には、なんとも清楚な花!


3枚の萼片も、今年見た中で一番赤みが少なく、薄い黄緑色でした。

(5枚の萼片があるように見えますが、2枚は花弁です)

美し〜!

藪の中で見つかる宝物のような生き物たちが、いつまでも健全に生きられる島でありますように❣️

(かな)




コメント
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