一昨日から昨日、ツアーで3回、ほぼ同じコースを歩きました。
毎回違う景色があまりにも楽しくて…長文です(笑)
一昨日の午前中は、社員旅行の皆さんとの半日ツアー。

周囲は、またまた真っ白でした。
みんなで受けたのが、この風景。

「『素晴らしい眺望をお楽しみください』の看板が、真っ白な霧の前に立っているのが面白い」と皆さん。←この状況を皆で笑える前向きな姿勢がステキです!(笑)
火口は最も見えた時でこのぐらいで…

しばらく霧が晴れるのを待ちましたが…
ううむ~…

根負けしました(^_^;
しかし下山をはじめた頃…

動きの速い雲の合間に、鮮やかな青空が現れました!
この爽快さ!…最初から晴れている時には、決して味わえない感覚です。
利島の見え方も、カッコいい~。
直前まで霧に覆われていたススキの葉が、太陽の光で輝きながら風に揺れていました。

背後の雲といい青空といい、もうため息が出るほど綺麗でした。
『幻の湖』にも水が溜まっていたので、15分間自由行動をすることにして、お勧めの過ごし方を5つ紹介しました。
1・ゴツゴツの岩でツボマッサージ。2・岩を椅子にして休む、3・火山灰斜面で寝る、4・斜面を登る、5・裸足で水に入る。
で、思い思いの過ごし方を…

皆さん忙しくて(?)寝る時間はとれませんでした~。
そして、私と一緒に水に入っていた幹事さんが、なんと水の中に『ゲンゴロウ』を見つけてくれました!

この場所でゲンゴロウを見たのは初めてです!
海を渡って飛んできて「大きな水たまりがある!」と思ったのでしょうか?
そういえば以前、トンボがここの水面で産卵行動(?)をしていたこともありました。
虫たちには、この水が数日で消えてしまう『幻』だなんて、わからないからなぁ…。
一昨日の午後は、何度もツアーに参加していただいているご夫婦と、三原山の麓を歩きました。
ご覧ください、この雲ひとつない青空!

午前中の、空いっぱいに白い雲が浮かぶ風景が、信じがたいほどでした。
キラキラのススキを見ながら、コーヒータイム。

昨年よりさらに、木々が大きくなりました。
ここが濃い緑の森に変わるのも、そう遠い未来ではないかもしれません。(噴火が無ければ…)
さて、最後に昨日の半日ツアーの報告です。

午後1時少し前の歩き始めで、若い料理の先生たちと山に登りました。
空は快晴!
まん丸雲が、とってもカワイかったです。

とにかく元気で良く笑う、明るいお客様達で…
大きなユリの実にも「ピーマンみたい。面白い~!」と大ウケでした。

(そう言われて見ると、ピーマンに見えるかも…)
火口へ向かう道は、両側がキラキラでした。

「天国に向かう道みたい!」byお客様。
でっかい火口に見とれた後、一昨日と同じく西側斜面へ。
もう幻の湖の水は干上がっていましたが…

雲の隙間から、海に光が降り注ぎ、輝く海に雲の陰が映っているのが見えました。
「スゴイ~」「すご~い」「スゴイ~~!」←もう全員止まりません(笑)
「スゴイ~!」は続きます。
そして昨日も、ツアーの締めは『特等席』へ。

およそ240年前の噴火でできた滑らかな溶岩の丘は、寝心地も最高です。
キラキラの光の中で横になれるなんて、本当に幸せです。
三原山さん、ありがとう~!
オマケ。

夕陽も綺麗でした~!
(カナ)