沢木耕太郎「チェーン・スモーキング」を読了。
コラムというべきかエッセーというべきか、原稿用紙10枚前後の小品を集めたもの。扱っているテーマは市中の何気ない出来事から有名人にまつわる話題とさまざま。彼の作品を読んで、彼沢木氏は何を書いているのかよくわからなかった。それが数冊読了して彼は今という世界の出来事をスナップ写真のように描いているのだと気がついた。
読み手はその時の気分によって読み取るものが違うのだろう、そんな色合いを持っている作品だ。
コラムというべきかエッセーというべきか、原稿用紙10枚前後の小品を集めたもの。扱っているテーマは市中の何気ない出来事から有名人にまつわる話題とさまざま。彼の作品を読んで、彼沢木氏は何を書いているのかよくわからなかった。それが数冊読了して彼は今という世界の出来事をスナップ写真のように描いているのだと気がついた。
読み手はその時の気分によって読み取るものが違うのだろう、そんな色合いを持っている作品だ。