おかし得ないケアマネジャーの業務

アセスメントは担当するお客様の住んでいる地域の雰囲気の把握から始まっている。自動車の保有状況からその地域の生活状況が、公園で遊んでいる子供たちから住民の有り様が、商店街とかコンビニの場所で介護サービス外のインフラが、わかる。そしてお客様の住まいに一歩はいったときの印象で家族構成とか生活態度がわかる。これらは課題分析の項目にないので記載されない。ケアマネジメントの検討が行われてもその場にたっていないとわからないことがあるから外部者からの干渉は排除される。
いわゆる介護支援専門員の不可侵性だ。

高いバリア、どうする

登山で山によっては急斜面でなんらかの手段を講じないと登れないところがある。これは登山のバリアだ。そこで鎖を設けてバリアフリーに。ということは高齢者住宅での階段とか廊下にも手すり以外ロープとかもあり、だろう。

住宅特化私募ＲＥＩＴ、この手があったか

大和証券系の大和リアル・エステート・マネジメントは住宅に特化した不動産投信（ＲＥＩＴ）を私募で運用するという（日経朝刊１２月２４日）。これから住宅は余る、その余剰住宅をリートとすることで現金化しても住み続けることができる。投信会社はリートの運用と投信住宅の再活用で利益が確保できる。近所では廃屋の危険を回避できる。さらに介護事業にもつながる。ここは注目だな。

手すりの設置

室内の移動の補助で手すりを設置したが、歩行補助でなんでも手すりというのは疑問に思う。状況によって異なるが、要は歩行の手がかりがあればいいわけで、たとえば家具を動かして幅を狭くして他が届くよう手がかりにすることもできるだろう。

出てこない

近所の会合によく参加していた方が突然顔を出さなくなった、電話をかけると電話にでる。健康に問題があるわけではないようだ。それでも会合などに出てこない。家を訪れてみた。顔をだすし会話に特に問題がない。では、なんで外出しない。
すこし話し込んでみる。どうやらトイレが心配なようだ、あるとき漏らしたことがあり、それから外出するのが心配になったらしい。このままだとその内引きこもるかも。
このときにどう関わるか、だれが関わるかによって予後の生活がかわる。このときの関わりが大事だが、介護保険制度からはもれる、結局、身内以外にアドバイスするものがいない。

クリスマスソング

よく聞くラジオで最近はクリスマスソングを流している。それもハワイアン。http://www.alohajoe.com/
効率があがり仕事しながら聞くに最適。

ケアマネジャーが聞くこと

介護支援専門員は担当する方の生活歴とか病歴を尋ねるけど、それは何かに役立っているのか。病歴は支援の方向について身体状況から考えるときに参考になる。生活歴はその方の全体像を理解するときの情報とも言えるが、どうなのか。職業で１つわかることは年金の受給額が推定できることだ。自営業なら国民年金で毎月だいたい4万とか5万とか数万円、サラリーマンだったら20万とか30万円とか、推定できる。家族構成や住居状況を勘案すると、これによって介護に使える費用が推定できる。

畠中恵「しゃばけ」

妖が出てくる江戸時代の薬種問屋若だんな、しかも病弱で大事に育てられた。病弱にありがちな空想癖のせいか妖たちと友達で、殺しの事件を解決していく話。
最近、読まれているようだ、でも、女性が書いたものは読書への親和感が乏しい。

はじめから小規模多機能型居宅介護につなげる

紹介いただいたお客様との相談の結果、小規模多機能型居宅介護を利用するときの介護請求は可能か、という質問について、法に該当する条文がなければ施行規則を、そこにもなければ「指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準」をみる。そこにもないときはQ&Aをみるが、疑問に対する回答が得られない。この場合、類する項目から推定して回答を得る。そこでQ&Aに類似の項目がないか見ると、ありました。
Q&A617介護予防支援（初回加算）に
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質問
初回加算の算定要件である「新規」には、契約は継続いているが給付管理を始めて行う利用者を含むと解してよいか。
回答
「新規」とは、始めて給付管理を行い、報酬請求を行う月について運用するものである。したがって、従前より、契約関係は存在していた利用者についても、始めて報酬請求に至った月において、初回加算を算定することが可能である。なお、この考え方については、居宅介護支援費に係わる初回加算についても、共通である。
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とありました。ここの「始めて報酬請求に至った月において、初回加算を算定することが可能」とあります。つまり報酬請求があって加算算定が可能と解釈することになります。

ディサービスをどう説明するか

始めて介護サービスを利用する人にディサービスを利用して欲しいが、どう説明するか。悩んでみる。「食事ができてお風呂にはいれます」間違いではない。が、聞いている方はイメージが浮かばない、言っている方も具体性がない。
たとえば「いつもとちょっと違う食事をしませんか」とか「たまには外の空気を吸って気分転換したらどうでしょう」とかを付け加えてみる。すこしお客様のイメージとディーサービスの姿、両方に近づいた気がする。