浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

粘り強く、あきらめないで、きめ細かく

2013-06-02 18:55:44 | 日記
 今日は、首都で反原発の集会やデモが開催される。

 3・11以降、反原発、脱原発の動きが続いている。ボクも、首都圏に住んでいたら参加しているはずだ。やはり、政府・国家権力の政策に反対するためには、選挙だけではなく、街頭に出て声をあげることが必要だ。民主主義とは、日々自らが主権者であることを示し続けていくことだ。

 3・11以降、原発をめぐって、日本政府がいかに国民を騙し、国民の安全確保に無関心であるかが判明したはずだ。声をあげ続けなければならない。

 首都圏反原発連合が、毎週金曜日首相官邸付近で抗議の声をあげ続けている。継続が力だ。

  IWJチャンネルで、今日の運動の姿を見ることが出来た。国会周辺で声をあげている人々に連帯を表明したい。「廃炉!」、「原発いらない!!」、「忘れない3・11!!」、「再稼働反対!!」・・・・・ああ、参加したかった!


 昨年末の総選挙以降、まやかしの経済「成長」のウラで、様々な策動が繰り広げられている。特に憲法改悪=「壊憲」の動きがある。

 「戦後」を否定する勢力は、インターネットやマスメディアを駆使して、国民のなかに「壊憲」に賛同する意識をつくり出そうとしている。

 現在の平和憲法を護る、そのための行動は大きく遅れている。憲法を取り戻すために、憲法を学び、憲法について議論し、自民党の「日本国憲法改正草案」がつくりだそうとする恐るべき日本を想像し、全国各地に憲法を学び議論する小集団をつくりあげよう。

 きめ細かい動きが、今求められているのだと思う。今ボクは、樋口陽一『いま、憲法改正をどう考えるか』(岩波書店)を読んでいる。憲法学会の碩学である樋口氏の冷静な議論については、近日中に紹介するが、憲法についても学習を深めよう。

 
コメント
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