欠如？

　日本の、とりわけ政権を支えている自民党・公明党の国会議員の発言には、唖然とさせられることが多い。

　彼らは、たとえばLGBTとは何であるのか、について学ぶこともしていないのだろう。

　自民党の平沢某という議員が、またバカな発言をしたようだ。想像力の欠如！共感能力の欠如、人権感覚の欠如、まさに欠如だらけである。

平沢勝栄LGBT差別は自民党全体の問題だ！ 党委員会で複数の議員が同性愛を「考えるだけでぞっとする」と嘲笑

職場に居つづけたい

　日本の職場慣行は、長時間職場に居つづけること、長くいればいるほど職務に熱心であると見做される（だろう）ということ、である。その背景には、人員があまりに少ないために、一人ひとりの業務量が多すぎて、所定労働時間内では業務が終わらない、ということもある。

　そういう職場に入ってしまうと、いつのまにかそれが「ふつう」になってしまい、朝から夜遅くまで職場にいることとなる。果たして残業手当はでているのかというと、でていない場合の方が多いようだ。

　最近、行政も「婚活」などと言っているが、こうした長時間労働が蔓延している状況の中で、デートも出来ない、結婚したら家庭で過ごす時間が短い、などという事態が出来するのである。

　自民党や公明党は、こうした働く人の味方ではないので、ことばだけは「働き方改革」などというが、改善しようという気はさらさらない。自民党・公明党に支えられた安倍政権の閣僚や官僚の答弁を見れば、彼らがいかにやる気がないかが明らかではないか。

　日本の働き手は、もう長い間の「慣習」として馴化されてしまっているのだ。はて、どうしたら変えることができるであろうか。

　【働き方改革】日本の有休取得率、3年連続となるぶっちぎりの世界最下位を記録