浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

「よりスキャンダラスでないほう」を選ぶ?

2019-01-10 16:57:19 | その他
 糸井重里という人の名は知ってはいるが、彼がどのようなことをしているのか、なにを書いているかなんか知らなかった。

 私は、早野龍五の論文は、意図的に被曝量を低くしたと思っているが、その人を高く持ち上げたのが、この糸井という人物らしい。

 なぜ早野を持ち上げたのかというと、何か事件が起きると、「よりスキャンダラスでないほう」を選ぶという生き方をしているからだそうだ。

 要するに、思い込みで生きているということであり、その場合科学的知見や事実などはあまり重要視しないということらしい。

 しかしそういう人物が、あたかもよく知っているかのように、ウソを話して出版するのは、無責任ではないかと思う。

早野龍五・被曝論文の重大誤りに糸井重里は? 福島原発後に“放射能汚染たいしたことない”論を振りまいた責任


データ不正提供疑惑・計算ミス発覚の個人被曝線量論文。早野教授は研究者として真摯な対応を
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知性なき人々

2019-01-10 07:54:04 | 社会
この社会には、知性の片鱗ももたない人がいる。知性のあるなしは、学歴には関わらない。学歴がなくとも、知性的な行動をしている人はたくさんいる。知性的であるということは、みずからが未だ、何歳になっても未完成の人間であることを自覚し、謙虚さを失わない人のことをいう。

 みずからを尊重すると同時に、他者をも尊重する。したがって、他者に対して罵詈雑言を浴びせることなんかあり得ない。もちろん社会的な発言は、慎重に、きちんと裏付けをもちながら行われる。個人的な会話ではあり得ても、社会に対しては、思いつき的な場当たり的な発言をしない。

 しかし、わが日本では政治家が、知性なき姿を公然とさらす。ある意味で仕方がないのだが、彼らは知性なき姿を示すことで、知性なき人々の支持を得て政治家として生きてきたからだ。それほど、わが国には知性なき人々が存在するということだ。

 「公的発言におけるジェンダー差別を許さない会」というものがある。

 女性蔑視や女性差別を平然と行う土壌がわが国には強固に存在する。最近でも、『週刊SPA!』が女性蔑視丸出しの記事を掲載して厳しく批判されたばかりだ。これも女性蔑視の発言が、政治家の口から平然となされることと無関係ではない。そうした発言を批判し、発言しないようにすることは、人権を擁護する意味でも必要なことだ。

 上記の団体が、2018年の問題発言について投票を行った。その結果が公表された。

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