浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

国民はバカにされている

2020-04-14 17:49:42 | 政治
 欧米では、様々なかたちで国家財政から、事業者、個人を救うためにカネを出している。ところが、日本ではそういう取り組みはない。30万円の支給といっても、支給されるのは極めて少数だと言われている。事業者への融資も、不動産を持っている場合は無利子での融資があるが、そうでなければ有利子の融資だという。
 
 もう安倍政権がやることなすこと、そしてしないこと、あきれかえるしかない。

 ところが、安倍政権は「わが国の支援は世界で最も手厚い」などと平気で語る。

 私は、あの布マスク2枚を466億円をつかって配るということに、驚きあきれ、もう安倍政権とそれを支える官僚はバカだと断定した。

 しかしその安倍政権に、国民はバカにされているのだ。平気でウソをついて、さも自分たちはすごいことをしていると宣伝する。その背景には、どうせ国民なんかホントのことなんか知らないのだから、ウソでも何度もウソをつき続けていれば国民はだまされる、と確信しているようなのだ。


 安倍首相が「休業補償は世界に例がない」「わが国の支援は世界で最も手厚い」と強弁! その嘘を改めて徹底検証


【新型コロナ】「わが国の支援は世界で最も手厚い」安倍首相が強調
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いつもの春は・・

2020-04-14 16:26:51 | その他
 わが家の庭には、ネモフィラとわすれな草のうすい青色の花が咲き乱れ、その間からキンセンカが黄色い花をつけている。大きな鉢には、スミレが咲いている。そしてバラも、蕾を出して春を彩ろうとしている。

 実家では、アイリスが咲き、ツツジが少しずつ花弁を広げようとしている。またすでに咲き終わったユスラウメの木には小さな実がいっぱいできている。

 いつもの春が来ている。しかし、今年はいつもの春ではない。心の中が、いつも騒がしいのだ。

 『週刊朝日』の「現役医師が告発するコロナ“野放し”の実態」を読む。そこには「ゼーゼーハーハー」というほどでないと、PCR検査は受けられないという説明があった。

 検査をし、誰が感染しているかを確定し、その人が他の人に感染させないようにすること、これをやっていかないといつまでもウィルスは感染を続ける。

 なぜ検査をしないのか。厚労省の医系技官が検査をさせないようにしていることは確かである。2009年の新型インフルエンザのときもそうだった。
 
 院内感染が多発している。保健所に検査を求めても拒否され、一般病院で診察してもらいなさいといわれ、ウィルスをもったまま診てもらう。ウィルスのキャリアは、そこの医師や看護師に感染させてしまう。あるいは診察を求めてきている人びとにも。

 ヒドイ話しだ。こんなことは誰にでも想像できることだ。しかし医系技官にはそんな想像すらできない。

 毎年、いつもの春が来ていた。いつもの春をボーッと迎えるのではなく、いつもの春がきちんとやってくるように、私たちは眼をしっかりと見開いてこなければいけなかったのだ。
 こんな中途半端でいい加減な対応しか出来ない政府をなぜそのままにしてきたのか。

 実際みずからが体験してはじめてわかる、ということもある。だが、ある程度予想できたのではないか。
 医系技官の問題も、すでに2009年に指摘されていた。彼らの跳梁をなぜそのままにしてきたのか。

 こんなにも大きな災難が襲いかかってきているのに、本来もっとも頼りになるはずのところが、動かない。

 その中枢の人は、愛犬と戯れ、お茶を飲みくつろいでいる。

 破壊されつつある生活をどうしようかと追い込まれた人びとの眼に、中枢の人の言動が映る。

 絶望、それしかない。

 
 

 
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こういう人たちが主導する安倍政権

2020-04-14 10:00:38 | 政治

「和泉補佐官と大坪次長がつながっていればよい」外務省への“コネクティングルーム“要求メール公開

 私はこのカップル、写真見ると気持ち悪くなるのだが・・・・

 この大坪という人、医系技官である。
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『さらば厚労省』の紹介①

2020-04-14 08:45:07 | 政治
 村重直子さんの『さらば厚労省』、多くの人に読んでもらいたいが、すでに品切れ。図書館にはあると思うが、読むことが難しいので、そこに記されていたことを紹介していく。

 まず11ページ~12ページ。

 厚労省の医療費抑制政策によって人件費も切り詰められ、医療スタッフの人数が先進諸外国に比べあまりにも少ない・・日本の病院の病床あたりの医療スタッフ数は、アメリカの約17分の1しかいない。

 現在医療崩壊が叫ばれている。医者・看護師など医療従事者や医療機器の不足、保健所の疲弊(保健所は減らされてきた。1990年代には800以上あったのに、現在は500以下)などは、すべて厚労省の医系技官が行ってきたことだ。

 日本では、医療に関するすべてのルールも値段も医療費の総額も、厚労省が決めている。なぜ厚労省に、患者の治療の選択肢を奪う権限、進歩しているはずの医療の恩恵や安全性よりもじり貧の医療を患者の強制する権限、理不尽な全国一律ルールを強要する権限が、あるというのだろうか。 

 医系技官には大きな権限があるのだ。
 
 では医系技官たちは、どういう者か。

 医師の資格を持っていれば国家公務員試験を受けずに面接と小論文だけで採用される特権と、他の技官にはない局長ポストを2つも持ち、医療費の配分や、医療現場への細かい指示や補助金など、医療における大きな権限を持っている・・。

 医系技官の言動は現場の患者や医療スタッフのニーズとは乖離していた。むしろ、医系技官は現場に責任転嫁し、自らの都合に患者や医療スタッフを従わせようとしている・・。

 
 
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こういうニュースはもっと早く出すべきだ

2020-04-14 08:08:28 | メディア

PCR検査状況 地域でばらつき

 検査、検査、検査、そして追跡、隔離、情報提供、これが新型コロナウイルスの蔓延を制圧する手段であると、私はこの感染症が流行を始めたときから書いてきた。それは欧米の文献(そのなかには韓国の経験などもある)などを渉猟してきたからわかったことだ。

 だがメディアは、PCR検査がなかなか行われない実態を知ってか知らずかほとんど報じてこなかった。メディアの人間は、村重直子さんの『さらば厚労省 それでもあなたは役人に生命を預けますか?』(講談社)を読むべきだ。2009年の新型インフルエンザの際の医系技官の行動と今回の行動とがまったく一致していることがわかるはずだ。

 医系技官の実態を調査し報じて、批判の声を集中させることが必要だ。

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感染の恐ろしさを知ること

2020-04-14 08:05:02 | コロナ
 『読売新聞』の記事。

「ウイルスを甘く見ていた」35歳男性、千葉の音楽イベントで感染か


 感染しても症状が出ない人もいるとか。しかし感染した後、軽症状態のままに推移する人もいれば、重篤化し、亡くなる人もいる。重篤化した人の中には、肺に後遺症が残る人もいるそうだ。

 誰が軽症で済み、誰が重篤化して回復するか、誰が亡くなるかは、本人も医者も、誰もわからない。軽症でも、紹介している渡辺一誠さんのようにものすごい苦しい時期を過ごさなければならない。

 今こそ想像力を働かせ、感染しないようにすべきだ。自分自身を感染させないということは、ウィルスの運び屋となって他人に感染させることを防ぐことができる。

 昨日ネット検索をしていたら、感染者がみずからの友人や知人に感染させてしまい苦しんでいる人の声が紹介されていた。そしてもしその中から亡くなる人がでたら・・・・

 とにかく想像力をもって、軽率な行動を控えなければならない。安倍政権にも医系技官にも頼れないのだから。
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PCR検査拒否のマニュアル

2020-04-14 07:48:38 | 政治
 『週刊朝日』が驚くべき資料を見つけたようだ。検査を求めてもなかなか応じてくれないという実態。きわめて重篤になってからしか応じないシステム。もちろんそれをつくったのも、厚労省の医系技官たちだ。彼らから権限を取り上げないと、日本の新型コロナウイルスの蔓延は、永遠に、死ぬべき人がすべてなくなるまで続いていく。

【独占入手】患者に隠されるPCR検査「3条件」とは?現役医師が告白「コロナ野放し」の実態
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