浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

このひとは、鶏冠で考えている

2020-04-16 22:07:31 | その他
 『週刊文春』がスクープしたこのネタを、様々なメディアがとりあげている。

 私はこの人の素行をスルーしようとしたが、AERAもとりあげているので、少し言及したい。

 この人は、思考力がものすごく弱い人なのだと思う。学校の成績もけっしてよくはなかっただろう。たしか森永製菓の経営者の娘だと思ったが(だからわが家は森永製品は買わない)、知力に欠けるところがあってもカネだけはあるので、何でも自由にやらせてきたのだろう。その人が、安倍晋三と結婚した。お似合いなのだ。類は友を呼ぶというか、同じような人間が結びついたのである。
 
 この二人が日本の政治のトップに居続けるところに、日本の不幸がある。そして彼らを支持するのが、今も40㌫いるという。これも同じ穴の狢というべきであろう。
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日本の財界は何をしている?

2020-04-16 22:04:55 | コロナ
 財界は、何もしていないのだ。アベノミクス政策により、日本経済の地位はどんどん下がり続けているのに、財界はアベノミクス政策を支持し続けた。安倍政権の経済政策は、財界の要望でもあった。消費税の増税も・・・

 10㌫への増税により、さらに経済の指標が軒並み下がってきた中でおきた、このパンデミック。

 だが財界の声はまったく聞こえてこない。

 中小企業・自営業「未曽有の危機」になぜ「財界リーダー」は行動しないのか


 
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厚労省、医系技官が熱心にやってきたこと

2020-04-16 21:45:26 | 政治
 新型コロナウィルスの蔓延により、医療崩壊が起きるのではないかと言われている。病床が足りない、というのだ。

 しかし、なぜそうなったのかをふりかえると、そこに厚労省の医系技官の姿が浮かび上がる。ペーパードクターである彼らは患者を診るのでもなく、日本の公衆衛生、医療制度の中身をつくってきた。ペーパードクターであるが故に、彼らは現場の状態を具体的に調査研究してその中身をつくってきたのではない。

 その最大の目的は、医療費の削減である。医者の数を、医療崩壊を起こしたイタリアよりもはるかにすくない医師数であるのに、さらに減らそうとしてきたのである。医者が増えると医療費もあがる、というわけだ。

 数少ない医者を目一杯働かせ、さらに医療費を削減するために、病床を減らしたい、そのための病院の再編成を、彼らは考えてきた。実際、この新型コロナウィルス騒動が起きる前に、名指しで廃止する病院が選定されたニュースを思い出す。

 今日のロイターの記事である。本当?と思ってしまうが、医療費の削減がどれほど悲惨な状態をつくりだしてきたのかを示している。

 焦点:コロナ患者急増、病床削減計画見直しの可能性 政策の矛盾露わに

 本当に「見直す」のか、私は疑心暗鬼である。
 
 記事の中に、「ここ20年間で感染病床は大幅に削減され、1998年に9060床あった感染病床は現在、1869床まで減少している。」がある。グラフもあるので、見て欲しい。

 ついでに、保健所の数も減らされてきた

 
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〈翻訳〉マスクはあまりにも小さすぎる

2020-04-16 09:33:39 | コロナ
 UPIが、安倍政権が466億円をつかって配付するマスクがあまりにも小さすぎて、現場は困惑していると報じている。もちろん外国の通信社であるから、世界に発信されている。恥ずかしいことだ。

Japan's cloth face masks 'too small,' report says

 再利用可能な布マスクを約5000万世帯に配布するという日本の決定が裏目に出ている。
 1世帯に2枚のマスクを割り当てるという安倍晋三首相の方針は、水曜日に9000人以上の人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された日本ではあまり受け入れられていない。公式統計では、新型コロナウィルスで死亡した患者は計179人に上る。

 九州の認知症専門の老人ホームの関係者は、日刊スポーツに「布マスクは安全基準を満たしておらず、あごの下まできちんと覆えない」と語った。
 布マスクは、安倍首相が説明会で着用しているマスクに似ている可能性があり、その布マスクは口元を覆っているが、顎を含む顔のほとんどの部分が露出している。

 日刊スポーツによると、九州の特別養護老人ホームでは、マスクが介護士の間で問題になっているという。入所者の多くは難聴者とされ、介護者は高齢者に声をかけるため、近くで身を乗り出さなければならないことが多いという。報告書によると、政府から支給されたマスクでは、近接して生活する人の保護が不十分な場合があるという。
 現地の報道によると、配送だけでも $434 million の費用がかかるという。日本における批判では、病院が防護服や消毒剤の不足に直面しているため、そのお金は他の場所に使われた方が良かったのではないかと指摘している。

 NHKが水曜日に報じた新型コロナウィルスの感染者は全国で増加し続けており、東京が最も感染者が多い。東京都内では合計2446人の感染が確認されている。大阪府と神奈川県も大流行の拠点となっている。
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何ごとも早期の対策を

2020-04-16 08:35:57 | 政治
 この政治状況の下で、つまり安倍政権と無能な医系技官が公衆衛生と医療政策をになっている下で、新型コロナウィルスが蔓延していることにつき、強い不幸を感じている。

 モーニングショーで、ノーベル賞受賞者本庶佑氏の提言を説明しているが、その通りだと思う。

 本庶氏は、「敵はどこにどれだけいるか」を知ることが大切であると話されていた。これもその通りだと思う。そのためには、検査がとても重要であるということである。

 だが近代日本の歴史をふりかえると、日本の支配層は(現代の支配層はそのDNAを強固に保持している!!)「敵はどこにいるのか、どれだけいるのか」を分析しないまま、あるいはある程度知ってはいても、1945年に終わる戦争に無謀にも突き進んでいった。

 1937年7月からの中国との全面戦争においても、中国民衆の強固な抵抗意識を考えずに、戦線を拡大していった。中国との戦争においては、日本軍はほとんどの中国民衆が「敵」であったのに、それを考えずに戦争を拡大し、継続していったのである。中国との全面戦争では、「敵はどこにもいた、無数にいた」ということなのだが、それを日本の支配層は無視した。

 また対米英戦争については、圧倒的な生産力格差を知ってはいたがそれを無視してコタバルと真珠湾を攻撃した。

 日本の支配層は、合理的・科学的な思考を尊重することなく、みずからの主観的な願望をもとに、現実を無視して、国民を巻き込む戦争を遂行したのである。

 新型コロナウィルスとの闘いにおいても、日本の支配層は合理的・科学的対応を拒否している。そういうDNAを、日本の支配層はもっているのだ。

 このような戦前からつながっている支配層を総入れ替えすることが、私たちの課題となる。
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