対イタリア戦
いや～ほんとに
残念なのと、悔しいのと、面白かったのと、
複雑な気持ちが入り乱れています。
しかし、強豪国は半端なくエグイですねえ。
強烈ですねえ。
初戦のブラジル戦では、
ボール離れが
ひと呼吸遅いとプレスによってボールを奪われ、
寄せが甘かったとか、守備が甘かったとか言うのは
酷かと思えるような形でも
強烈なシュートでゴールを奪われ、
決定的なスルーパスを通されてゴールを奪われ、
今回のイタリア戦でも
ちょっとしたミスがゴールを奪われることに
直結していました。
とはいえ、
ユーロ準優勝国のイタリアと
正面切って勝負をし、
岡崎選手の幸運なＰＫでゴールを奪い、
長谷部選手の不運なＰＫでゴールを奪われ、
素晴らしいゴールが２度も炸裂し
素晴らしいゴールを２度味わい、
コーナーキックを避けようとした時の
不運なボールの跳ね返りで
ゴールを奪われるといった
盛りだくさんの内容の試合でした。
サッカーの試合で一番面白いと言われているのが
スコアーが３－２の試合で
今回の試合は３－４ですから
面白くない訳がありません。
しかも、ボール試合率は日本の方が高かったはずで
アルゼンチン戦に勝利した試合以上に、
フランス戦に勝利した以上に、
いつかのコンデフェで
中村選手がミドルシュートを決めたブラジル戦以上に
強い戦いが出来たようにも思えます。
誰が言い出したのか、
今のチームが日本サッカー史上最強チームと
言われてたりもしましたが、
今ひとつその実感を持つことができませんでしたが、
今日の試合を見ると
もしかするとそうかもなんて思った次第です。
しかし、あのスタジアムの雰囲気はどうしたのでしょうか。
ブラジルの観客全員が
完全に日本チームを応援してくれていたのは
なんなんでしょうか。
試合開始から最後まで
イタリアが攻撃している時にはブーイングがあり、
日本がボールを持って攻めているときには
「オーレ、オーレ！」と声援があり、
まるでホームで試合をしているかのような雰囲気でした。
ブラジルにも判官贔屓の精神があるのでしょうか。
日本がイタリアをくってくれたら
ブラジルが準決勝に駒を進めるために
優位に立てるからでしょうか。
もしかすると
日本とブラジルのサッカーの深い関係から
純粋な気持ちで応援してくれたのかもしれません。
あの応援とあのスタジアムの雰囲気が
日本チームのモチベーションと合わさったことで、
チームの力が一層引き出され、
あのイタリアとあそこまでの勝負が出来たのは
間違いないように思います。
「力をいただきました。ありがとう！」（堀内孝雄風で）
催眠療法＆心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
