心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ストーカー

2016年10月28日 | 雑感・愚見




ストーカーによる

残虐な犯罪が起きてしまいました。



このような事件が起きると

何とかして未然に防ぐことが出来なかったものかと

歯がゆい限りです。



しかしながら

現行の法律では、

このような残虐な事件を

未然に防ぐことは。。。



現行の法律では、

つきまとい行為が認められると

その相手に対して警察署に呼び出し書面を交付したり、

電話などによる口頭での警告、



それでも

つきまとい行為が止まない場合には

禁止命令が発せられることになり、



多くの場合は、この段階で

つきまとい行為やストーカー行為が止まることになります。



ただしです。



このような警察からの働きかけによって

冷静さを取り戻したり、スイッチが切り替わったりして

行為を止める人達の殆どは、

元々、残虐な行為に及ぶような人達ではありません。



しかし、

残虐な行為に及ぶ人(サイコパス)は、

警告があろうと、禁止命令があろうと

意に介しません。



警察が被害相談を受けている人に

ではと一年、二年張り付いても

3年目に行動を起こします。



ストーカーによる残虐な犯罪行為を防ぐことを

主たる目的として施行されたものだと理解していますが、

上のことから現行の規制法では、

その主たる対象者を抑え込むことは不完全です。



ではと、規制法を改正して


「疑わしくは罰せず」の真逆、

「疑わしくは罰する。」で、


何らかの基準で、誰かの判断で、

サイコパスと断罪されたものを

公権力によって

少なくとも10年、いや20年は

監視付き施設に隔離するとするとしてしまえば

残虐な事件を未然に防ぐことの確率が上がるかと思いますが、



通常の冤罪であるなら

アリバイやDNAなどの客観的な証拠によって

無実を立証するチャンスは残っていますが、



不幸にも間違ったサイコパス認定を受けて

隔離されてしまうと

元々、事件を起こしていないのですから

客観的な証拠によって冤罪を晴らしようがありません。



解放されるには、人間性について

信用してもらえるか、もらえないかになります。

しかしながら、

サイコパスは、人を欺くことに長けていると知られているので

信用を勝ち取ることは困難を極めます。



起こす恐れがあるで隔離されるなんて

私には、こんな公権力の乱用につながるかもしれない

恐ろしい改正案を

とてもじゃないけれど賛同することが出来ません。



だとしたらどうしたらと問われても

今の私には思いつかず、


誰か頭のいい人が、

サイコパスによる残虐な犯罪行為を

未然に防ぐことが出来、かつ

完全に冤罪を起こさないような「これだ!」と

思えるような決め事が提案されることを

望むしかありません。



それまでは、

近づかないこと。関わらないこと。

出来るだけ早く離れること。



そして、

不幸にも関わった場合には、

どうにも納得できませんが、

残虐行為に至らない被害の段階で

禁止命令違反によって加害者が警察に拘束されている期間に

痕跡を残さないよう身をかわすことかと思うのです。



本当にはらわたが煮えくり返ります。



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悪法?も法なり。

2016年10月27日 | 雑感・愚見




2016年10月25日

女優?元女優?の高樹沙耶こと益戸育江容疑者が

大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕されたようです。



かねてより高樹沙耶容疑者は、

大麻は、

酒、たばこ、チョコレート云々より身体に悪くない。

アンチエージングにとって最高の植物。

身体的依存性は無し。

医療に役立つ。等々。

つまり、

大麻は悪いものではなく良いものだから

法律で禁止するのはおかしい。


と訴えていたのは有名な話です。



高樹容疑者の主張の誤りや正しさについて

どうこうと言うつもりはありませんが、



選挙演説や公共の電波に乗せて

このような自論を述べるのであるなら

そのような人たちこそ、



その主張、運動が多くの人に理解され

多くの人が興味を持ち、それに対する賛同者が相当数となり、

役人、国を動かし、法律が変わっても

大麻を自分たちの快楽や楽しみのために

使用するべきではないように思います。



今回のようなことになると

この人に関しては

ただ自分がやりたいから、やっているから、

屁理屈をこねて自分の行為を正当化していただけの

印象を持たざる得なくなり、

その主張の説得力が失われます。



そして、

裁判となると

自分が間違っているのではなく

法の方が間違っていると主張していると受け取られてしまうと

法を犯していることを自覚して逮捕された人よりも

より悪質だと判断される可能性もあります。



ちょっと違うかもしれませんが、


上司に注意をされたことで

上司に嫌われたような不安感が持ち上がり、

その不安をなんとかするために

上司の悪口を吹聴したり、



自分の明らかな過ちを認めることが出来ずに、

如何に仕方がなかったか、

間違っていなかったかの理由を

天才的に次々と探し出して述べてみたり、



誤解を解くことや経緯を説明することと、

事実を捻じ曲げようとすることは別物で

度が過ぎてしまうと

修復不可能までに関係性を悪化させてしまうことがあるので

注意が必要です。



このような自らの首を絞めるようなことを防ぐためにも

間違い、失敗、過ち、勘違いといった行為と

悪者、稚拙な者、粗雑な者、未熟な者といったように

者、人間を付けるレッテル張りとを

しっかりと区別することが大切です。





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たまには

2016年10月13日 | ライフ

なんとなく

すじコンが食べたくなったので

「じゃあ、作ろう。」でチャレンジ開始。



過去、何回かのチャレンジでは

自分の中で思い描いている感じには

ならなかったので、

今回は、調理の仕方を変えてみました。



それと、

今までと同じお店で購入したスジ肉の感じが

これまでとは見た目もちょっと違った感じで

アク抜きの時の出たアクも随分と少なめだったので

素材もまた違っていたのかもしれません。



本格煮込み時に

以前より

スジの一切れのサイズも小さくカットして

コンニャクの量も増やして


臭み取りに

真ん中でぶった切った玉ねぎ一個、

青ネギを一本の半分ほどぶち込み、

ニンニク2欠片、

生姜をニンニクと同じくらいの量を投入して



完成したのが、



見た目は良くないような気もしますが

食感と味は、

これまでのチャレンジより

自分が描く理想に近い感じになりました。

よって自分的には

「70点で合格!」



で、

その日の夕食のスジコン丼。

上に七味をパラッとかけて実食。




今回は600gもスジ肉を投入したので

丼に山盛りにしても

まだまだ残量はタップリ。



で、連日連夜のスジコン祭り。



二日目は、

山芋たっぷりすり下ろしての

お好み焼き✖2

(出来はまずまず。)





3日目は、

ニンニクの芽と

たっぷりのスジコンを投入した

ガーリックチャーハン。

(スジコンが勝ってしまって

ガーリックチャーハンの味が薄れてのちょい失敗)






「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の

花も花なれ 人も人なれ」で



そろそろ終わらせようと

ぶつ切りにした人参と大根を出汁で煮てからの

みりんと味噌をぶっこみ

残り全部のスジコンを入れての

ドテ焼きにしようとしたのですが。。。



予定変更で

スジコンと大根と人参と

うどん入りのみそ汁のようなものとなってしまい。。。

(無理やり調理の名無しの料理が完成

一体感がなく味はもう一つ。)




後になるほどに出来栄えが落ちていくという有様で

大根と人参を煮た出汁を捨てることを惜しまずに

ドテ焼きにした方が良かったなあと。



『小事に拘わりて大事を忘るな』の格言を

忘れていたようです。




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捻くれてみました

2016年10月08日 | 雑感・愚見





この有名な話を

素直な気持ちで聞くと


人を動かすためには


強引(厳しく、強く)なやり方よりも

暖かく優しく、その人が自ら行動する(せざるえない)ように

働きかける方が有効だ。


で良いのかと思います。



催眠で言うと、

北風は、直接暗示。太陽は、間接暗示と言う所でしょうか。

ちょっと話がズレましたが。。。



話を戻して、上の動画でも

何となく北風は悪役で


太陽は善玉な立ち位置で描かれています。



このような役どころの設定は

作者が伝えようとする教訓を

より強化する効果があります。



ですが―――、

ここでちょっと捻くれたモノの見方をしてみると



北風と太陽は、

たまたま通りかかった旅人の承諾を得ることなく

そればかりか旅人に気づかれないように

どちらが優れているのかの

ゲームをしていて、



それによって

旅人が、酷く寒い目にあったり、

水の中に飛び込まなければ辛抱できないほどの

暑い目にあったりとなるのですから、


旅人は被害者で、

北風と太陽は、あきらかに加害者でしかないような気が。。。



私達が旅人の立場であって

北風と太陽の存在に

気付いたとしたら





「おどりゃあ―――!ふざけんな―――!

お前らちょっとこっちにこい!さっさと降りてこいや!

ええから、ここに正座しろ!さっさと正座せんかあ!

あ~ん。お前ら何処のどいつや!どこのどいつや!」



「北の方。。。シベリア。。。」

「水星のもうちょっと向こう。。。」






「お前らええ大人やろ!

ええ大人が何さらしてけつかんねええええ!

謝れ!地面に額こすりつけて謝れちゅうんや!おお――!」


てな感じで

叱りつける人がいてもおかしくないような気がします。



となると、

この話の教訓は、

『人に迷惑をかけないようにしましょう。』

と読み解く人がいてもおかしくないように思います。




また、

上の動画は、


北風の方から、太陽に勝負を持ち掛け、

しかも、

わざわざ自らが不利な勝負を提案することで

太陽は、

賢者であり、


北風は、

悪者、ノータリン、DQN的な印象付けをすることで、

太陽のアプローチの正しさをより強化しています。



ですが、

違う形では、

旅人の服を脱がす提案をしたのは

北風ではなく太陽の方で、

太陽が提案した勝負方法に

むざむざと乗ってしまった

北風が、

負けてしまう話の流れもあるようです。



この場合、

太陽は、ずる賢い策略家で

北風は、

騙されたとか、哀れであるとか、

愚かなとか、素直で疑うことを知らない奴とかの

印象へと変わるのではないでしょうか。



このように

ちょっとした視点の違いや

設定の違いで

北風と太陽の印象が随分と変わってしまいます。



現実の世界でも

被害者であったはずの人が

実は加害者であったり、

加害者であったはずの人が、

実は、被害者であったり、



相当な被害を受けたはずだったものが

そうでもなかったり、

相当な被害を与えたはずだったものが

そうでもなかったりと

その人が

話す肉付けや設定の仕方によって

その印象は変化していきます。





また、

素直な気持ちで読み解いた

北風と太陽の話しの教訓、


『人に何かをさせたい時に

一番有効でかつ強力なのは、

本人が自らそうしたくなる(そうせざる得ない)ようにする。」



は、

働きかける方に

暖かさや優しさの奥に

利己的さ、冷酷さ、残忍さ、

残酷さがある場合には、

働きかけられた方は、

手ひどい目にあうことになります。



融資を求めるあまりに

必要でない高額な買い物やリスクの高い契約を

別にさせられてしまったり、



ナチス政権が強制収容所のスローガンとして用いた


【ARBEIT MACHT FREI】

働けば自由になれる


もその一つかと。。。



太陽アプローチは、

よく言われる包丁の例えのように

使う人によって便利な道具にもなるし

凶器にもなる一面を持っています。



その他にも色々と欠点もあるので

太陽アプローチは、素晴らしいものではあるけれども

妄信し絶対化し、

その信者になるようなことは避けた方が

いいかと思うのです。





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青蓮院門跡

2016年10月05日 | 名所めぐり(京都)

知恩院を出発して

北隣にある青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)

に向かいます。




隣にあるといっても

知恩院も青蓮院も敷地が大きいだけに

500メートルほど歩きます。



青蓮院は、天台宗の寺院で

開基(創立者)は伝教大師 最澄

門跡寺院とは皇族・公家などが出家して

代々入寺する寺院の寺格を表しているそうです。

 

敷地沿いのなだらかな坂道を進むと

親鸞聖人の手植えと伝わる

青蓮院の門前の大クスノキが現れます。

 

 



 

 



 

 

 



 


拝観 入り口

 

 


小さな枯山水の庭

 



受付横の壁にかかっていた 掛け軸



 

 

華頂殿(かちょうでん)



華頂殿には60面の鮮やかな蓮の襖絵と

三十六歌仙額絵が飾られていました。

抹茶を飲みながら

相阿弥作の庭を眺めることが出来るようです。

 

 

 

華頂殿に置かれていた屏風



書かれているのを分かりやすくすると、


『国の宝とは何か

 宝とは、正しい道を求める心である。

 この道、心を持っている人こそ

 社会にとってなくてはならない国の宝である。


 だから昔のすぐれた人は言った


 立派な宝石のような物、それが国の宝ではない。

 社会の一隅にいながら、社会を照らす生活をする。

 そういった人こそが、なくてはならない国宝である。』




小窓

 



相阿弥(そうあみ)作の庭





私も華頂殿の縁側に座って

しばらくの間ぼんやりとのんびりと

この時間を楽しみました。

 

 

 

華頂殿で寛ぎ庭を見ている人達

 

 


小御所に通じる回廊

 

 


小御所の回廊



小御所は、平安時代は門主の居間だったそうです。




龍心池と庭園



龍心池に流れ込む水のせせらぎの音が

何でだろう?

このとき、すごく心地よくてたまりませんでした。





国宝「青不動尊」(本堂)と回廊

 

 




右の本堂の中には入れないため

外から中を拝見させてもらいましたが、

ちょっと暗くて良く見えませんでした。


本堂の中には

ご本尊「熾盛光如来」の曼荼羅(秘仏)

本堂の東裏には、国宝の青不動画像(複製写真)

その他、複数の仏像が安置されています。





本堂脇の庭

 



宸殿

 

 


宸殿の内部

 

 





撮影禁止ではなかったのでパチリ。

 

 

 



宸殿の前の庭は、苔の緑で覆われています。

 

 




この宸殿の廊下で

女性が1人、腰を下ろしてのんびりとくつろいでいました。

「もしかしてだけど、もしかしてだけど、

 私が後から来るのを待っていたんじゃないの~♬」


そんなわけもなく

私も腰を下ろしてしばし青蓮院の雰囲気を

ただ味わうことに。


写真右上に外国人の観光客のグループが写っていますが、

あそこには誰もが自由に撞ける鐘があって

私もかなりの勢いで撞かせてもらいました。

 





宸殿の先にある大玄関の所に陳列されていた

孝明天皇御常用の板輿。


ここで殿舎内の拝観を終えて

今度は、庭園を歩いて見学します。

 

 


相阿弥作の庭



ここでデジカメのバッテリーの目盛りが

一個消灯。やばいです。





殿舎内からは見えなかった庭の部分

 



霧島の庭



小堀遠州作と伝える庭園内、

(どんな人なのか私には分かりません。)

好文亭裏側山裾斜面から一面に霧島つつじが植えてあり、

五月の連休の頃、真っ赤に染まるそうです。

 





四畳半の茶室三部屋と六畳の仏間、水屋等からなる

好文亭が写真左上に見えます。

 





この辺りでバッテリーの目盛りがあと一つ。

大ピンチ!どこまでもつのか?

せめて青蓮院は最後まで持って下さい。


どうか神様、お願いします。



いや、ここは南無阿弥陀仏かあああ。

いや、青蓮院のご本尊は、

熾盛光如来(しじょうこうにょらい)だから

南無熾盛光如来と言うべきところか。

 



宸殿前の庭




 

 

宸殿

 

宸殿が大きすぎて両脇が切れています

 

 


美しい苔



こんな綺麗な苔があるんですね。

 



 

 



 

 





ここで青蓮院拝観終了です。

黄色点灯中。

うひょう~なんとか電源が持ってくれました。

もうこれでいつ電源が切れてもダイジョブ。



青蓮院を出て青蓮院正面にあるカフェで一休み。

身体の奥の方まで熱い。

よってここは、絶対的にかき氷。




店員さんお勧めの

グレープ・フルーツのかき氷。

右のは、ほうじ茶

 

 





これが美味しかった。

甘味と酸味と果汁が見事にマッチ。


あえて不満を言うなら蜜が

あと10グラムほど多ければ完璧かな。

 

 

 



カフェから青蓮院を見ながら

熱く乾いた身体にかき氷。最高です。


時間も午後4時近く

今回の京都は、これで終わりにして帰ります。


今回、予定していて行き残したものは、

またの機会に。

さあ、阪急河原町駅に向かって出発進行です。


青蓮院、知恩院を左にして

突き当りまで歩くと円山公園の入り口。

 

 



 

 


円山公園

 

何と言う事でしょうか。

丸山公園内を歩くのが生涯初なのですが、

特に感動はありません。

 

 

 




尺八で演奏している人が。大道芸人?

 

 





ん?人が多いような気もしますが、

橋の向こうに行けば何があるのだろう。



そして、前にも来た八坂神社内へ。

 

 



 

 



 

 





八坂神社内も人が多い?今日は、お祭り?

 



八坂神社 西楼門の裏側



門を抜けて真っ直ぐ進めば阪急河原町駅。



西楼門の表側

 



途中左側にある花見小路通り



花見小路通りの雰囲気が好きなのですが、

やっぱり雰囲気が前と違います。



提灯なんかなかった記憶が。。。

やっぱり祭りなのか?

祭りであろうとなかろうと今日はもう帰宅一択です。

 




四条大橋



素敵な人達の写真を収めた場所。

鴨川縁を覗くと。。。



等間隔にカップルがの鴨川の風物詩を

最後に写真に収めて阪急電車に乗車。


もっと回れると思っていたのですが、

ただ訪問して、映像に残すことだけを目的にしておらず

そこの場所を十分に感じることも譲れないので

仕方ありません。


まあ時間があっても

デジカメの電池切れ、体力、気力の限界で

駄目だったと思います。





幸運だったのが、知恩院から青蓮院へ向かったことで

知恩院の階段で疲弊した足腰を

青蓮院の華頂殿や宸殿の

良い雰囲気の中で休めることが出来たことです。



これが逆だとさほど疲れていない足腰の状態で

華頂殿や宸殿でのんびりと過ごし、

知恩院の疲弊をどこかベンチのようなところで

休めることになった訳で、


この順番だと何かジーンズを履いてから

下着を履くようなチグハグな感じになった気がします。






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京都 知恩院

2016年10月03日 | 名所めぐり(京都)

知恩院方丈庭園の拝観を終えて

次は、法然上人御廟へと向かいます。


法然上人の死後、

門弟たちの手によって勢至堂の東に建てられ

法然の遺骨が納められています。

 

 



納骨堂



 

 


 

 



経蔵

 




法然上人御廟 参道




5人ほどの外国人のグループの中の一人の女性が、

階段を見て、「フ――――」と一声。

階段続きで足にきているのは

私だけではないようです。



なんとか上まで階段を登って左に曲がれば

 

 




法然上人御廟と思ってしまいましたが

これは一心院というお寺の墓地で

知恩院の敷地内に有りながら

知恩院とは関係のないお寺だそうです。

 

 



知恩院 勢至堂



法然上人御廟はどこにと見まわしたら

もう一つ上に。

 

 





もう着いた気持になっていた私も

「フ―――――ッ。」と一声。

ここは、三波春夫の大利根無情で気合いを入れます。


「止めて下さるな妙心殿。

 落ちぶれ果てても平手は武士じゃ、

 男の散りぎわだけは知って居り申す。

 行かねばならぬ

 行かねばならぬのだ―――!」

 




 

 



法然上人御廟

 



手を合わしてお参り。



法然上人御廟を参拝を終えて大鐘楼へと向かいます。

すると



またですわ。また階段ですわ。

やけくそ気味でおっちらおっちらと登って

 

 





 

 


大鐘楼(重要文化財)と梵鐘(重要文化財)



この大きさ、おそらく写真では伝わらないと思いますが、

知恩院の鐘の大きさは日本でも最大級とのこと。

下から覗くと見える大鐘の厚みは、太もも位あるでしょうか。

この鐘が鳴らされるのは法然上人の御忌大会(4月)と

大晦日の除夜の鐘だけだそうです。



除夜の鐘の時には、

親綱1人・子綱16人の計17人で撞き、

その様子は京都の冬の風物詩になっていて

大晦日の番組で見たことがある人も少なくないと思います。


階段をどんどん通りていって

知恩院の三門横にあるもう一つの庭園

友禅苑へと向かいます。


友禅苑

有名な友禅染の始祖である宮崎友禅生誕300年を記念して、

昭和29年に改修造園された回遊式庭園。

 

 

友禅苑 拝観口



 

 


観音像

 



兎門



中国古代の伝説上の王の兎に由来し、

立身出世の関門という意味があるそうです。

 

 


 

 


茶室

 




 



茶室



どこもそうですが

茶室が庭園に良いアクセントになっていますね。

今まで訪問した中で

茶室として群を抜いて印象に残っているのは、

高台寺の傘亭と時雨亭です。

 

 


宮崎友禅斎像

 

 



枯山水の庭園



 

 



これで知恩院を後にしたのですが、

なんと勢至堂の奥にあの千姫のお墓があったようで

スルーしてしまったようです。


「また、やっちまった~。」


これは、完全体を良しとしない侘び寂びの不足の美や

「建築物は、完成した瞬間から崩壊が始まる」の

仏教の諸行無常的なの精神が溢れる

京の都が持つ力がそうさしているのだと

自分を納得させることに。



次の目的地は、知恩院の隣にあって

外国人観光客に評価が高い青蓮院門跡にGO!




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久しぶりの

2016年10月01日 | 名所めぐり(京都)

私の所から京都までは

1時間半程度なので気軽に行けます。


私的には、三ノ宮に行こうと腰を上げるのも

京都に行こうと腰を上げるのも

違いはさほどない感じなのです。


思い起こしてみれば、

最近は、駅3つ先でしかない三ノ宮に降り立つよりも

京都に降り立つ方が多いんですよね。



で、京都へと出発しました。





今回の予定は、

ルート上にすでに訪問済みの所がありますが

メインは、青蓮院門跡、知恩院、建仁寺、

八坂の塔、三十三間堂、渉成園(しょうせいえん)


欲張りな計画なので

全部行けるかどうか分かりませんが、

行けるだけ行ってみようと思います。



阪急河原町駅について

まずは、近江屋跡へ。




近江屋は、

坂本龍馬が暗殺された場所として有名です。

今は残念なことに回転寿司店?



写真を撮って

しばしその時代に気持ちをはせていたら

私と同じように4,5人の方が

立ち止まり写真を撮っていました。




そうだ。万歩計を買おうと思い立ち、

コンビニ数店、ドラッグストア数店等を

うろうろと渡り歩いたけれども

手に入らずに随分と時間をロスすることに。





万歩計に見切りをつけて

先斗町へと向かいます。



京都先斗町は、高瀬川と鴨川の間にある花街で

子供の頃、テレビの歌番組で

色々な歌手に歌われていたお座敷小唄の歌詞の中に

先斗町が出てきて自然と覚えてしまいました。


どんな歌なのかと言うと

なかなか良い歌なんです。


私のカラオケのお勧めの一曲です。


高瀬川



左に見える通りの一つ向こうの通りが

京都花街の先斗町です。


先斗町












先斗町にお別れをして

左に行けば四条大橋。


その橋の上から見る鴨川





四条大橋の向こうから渡って来た4人が

あまりに素敵だったので

声をかけて写真を撮らせてもらいました。





この装いは、浴衣でもなし、

成人式に着るような着物でもなし、

何だろう?

とにかくとにかく素敵でした。



そして、

前に訪問したことのある

白川南通りへ












ここは、テレビ番組などで

京都ロケの時によく使われる場所で、

私が初めて来たのが秋で、

その時の紅葉の赤とピンク、風にしなやかに揺れる柳の緑、

上品な街の雰囲気に一発で心奪われてしまい

お気に入りの場所の一つとなりました。


今回は、長居せず白川沿いを歩いて

テレビのCMだったと思うのですが、

その時、印象深かった行者一本橋へと向かいます。

 

※そのCMを探して見つけました。




行者一本橋



この橋は、比叡山の千日回峰行を終えた行者が

粟田口の尊勝院の元三大師に報告し、

京の町に入洛するとき最初にわたる橋であったので、

行者橋とも阿闍梨橋ともいわれているそうです。



私の記憶では、もっと柳の枝と葉が

わさっと川にかかっていたような。。。

でも素敵な景色でした。



そして、

プリントアウトしたグーグルマップを頼りに

今回のメインの一つ知恩院へと向かいます。




「え~と。大通りまで戻って

左に曲がり、少し進んで、

左側に大きな道の知恩院道があって

そこを真っ直ぐ進むと・・・


なんと知恩院道に入る前に三門らしきものが

現れてちょっとパニック状態。






神社、お寺参りが続いたので

瞬間移動の神通力を身に宿したかとおもったのですが、

そんなわけもなく、


通りかかった地元の人らしき人に聞くと

知恩院の三門はもっと奥にあって

写真の門は、三門ではなく

グーグルマップには表示されていませんが

知恩院道の入り口に立つ門とのこと。



知恩院道

さあ、いよいよ知恩院です。




知恩院三門



でっけえええええ。

南禅寺のやつもかなり大きかったけど、

これも相当な大きさです。



それもそのはずで

日本一の現存木造建築として

最大とも言われている三門だそうです。


開基は、浄土宗の宗祖 法然で、

法然が没したゆかりの地に建てられた寺で

本尊を法然上人像及び阿弥陀如来。



三門を支える柱の太いこと太いこと。

こんな木は、もう日本に無いのでは。


三門を通り抜けてその先にある51段階段は

石段を上がるたびに運気が上がるそうです。




階段を登り裏側から見た

三門




51段の階段の男坂を登ると左手に

これまた巨大な建築物の御影堂があるはずだったのですが。。。



せっかく来たのに残念。

修理中、これももう慣れっこかな。


阿弥陀堂




の前を通って



方丈庭園を見るために

法然上人御堂へと向かいます。



方丈庭園へ




方丈庭園の入り口




方丈庭園



















方丈庭園 二十五菩薩の庭






知恩院には

高くそびえ立つ山岳を越え、観音菩薩・勢至菩薩を先頭に

阿弥陀如来と諸仏が念仏行者のいる館に

来迎する様が描かれている

国宝の阿弥陀二十五菩薩来迎図があり、


二十五菩薩の庭は、

配置された25の石が25の菩薩を、

石の周りの木が来迎雲を表現しているそうです。








知恩院の知恩とは、

仏教の教えの一つ「知恩報恩」から名付けられたのかもしれません。

知恩報恩とは、

私達が縁する一切のものに対しての恩を知り、

その恩に報いることを言います。



方丈庭園の拝観を終えますが、

知恩院拝観はまだ続きます。



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