心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

タイミング

2023年07月30日 | 雑感・愚見

 

2008年 イギリスの集合住宅に住む女の

愛人との行為の最中の声が騒音レベルだとして

隣人らに訴えられました。

 

裁判所は、隣人らの訴えを認めて

女に2週間の禁固刑を言い渡しました。

 

 

隣人達の気持ちは分かりますが

2週間の禁固刑ってのが重すぎるような気も。

 

もしかしたら

再三再四、隣人達が苦情に訪れただけじゃなくて

警官もが女に警告をしていたけれども

何一つ変わることがなかったのかな。

子供への悪影響も考えるとね。

 

でも不思議なのが特に男性の場合ですが

私の場合じゃなくてあくまでも一般的なこととしてですが、

まあ私の場合でも良いのですが、

 

エッチな動画なんかを見て楽しめるのに

リアルだと不快感を感じるのは何故なのか?

あれって自分に主導権が有るか無いかの違いなのかな。

聞くのと聞かされるの違い。

 

世界でもトップレベルのピアニストが奏でる音が

隣の部屋から漏れ聞こえてきたとしても

興味のない人はもちろんのこと、

興味がある人であろうとも

それが聞きたいとは思っていない時だったら

やっぱ騒音にしかならない気もするのですが………

 

いや、やっぱ世界的ピアニストの場合は、

それでも聞き惚れさせてしまうかもね。

 

人を叱る時も、人を褒める時も、人に愛を語る時も

ただそれをすれば、ただそれを言えば良いのではなくて

善きタイミングがあると言うことかも知れません。

 

 

 

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6次の隔たり理論

2023年07月28日 | 雑感・愚見

 

2019年 アメリカの俳優キアヌ・リーヴスの自宅に

深夜、全裸の40代の女が侵入しました。

驚いたキアヌ・リーヴスは、その場で警察に通報し、

女は、現行犯で逮捕されました。

 

 

大好きな男性とせめて一夜の契りだけでもが

この女の目的なら大きな賭けに

失敗としか言いようがありませんが、

 

目的が自分の存在を脳裏に刻んでもらうことなら

セキュリティーを突破する手法を発見できれば行動するし、

発見できなければ行動しないとなるので

賭けでも何でもなくなります。

 

しかし普通に考えると

脳裏に刻んでもらうことだけが目的なら、

不法侵入罪が加わる恐れがある方法を

わざわざ取る必要がないので

 

最良の結果が一夜の契りを結ぶことであり、

それが無理だった場合には、

脳裏に刻んでもらうことの2段構えだったかも。

 

2021年、アメリカのテキサス州で

ある男性の自宅に不法に侵入し、

男性のベットの上で全裸で寛いでいた

28歳の女が逮捕されました。

 

逮捕された女は、「2009年に此処に住んでいたので

此処に居る権利がある。」と主張しているとのこと。

 

自宅に不法侵入した全裸の女と出くわすのは、

キアヌ・リーヴスの場合も同じですが

こちらの事件の方は、有名人でも何でもない男性宅で

訳の分からないことを主張していることから

 

不法侵入と全裸の組み合わせには、

想像つかないような心理が隠れている

可能性については一先ず置いておいて、

 

私が、物凄く有名人という訳でもないけれど

一般人でもない人から直接聞いたのは、

一夜を共にしたいと言っている女性ファンがいるから

その願いを叶えてあげてくれないかと

知人から頼まれたことがあったとのこと。

 

アメリカやラテン系の人に限らず、

当たり前と言えば当たり前なのでしょうけど

日本にも情熱的な女性はいるようです。

 

アメリカの女性は、何一つ了承を得ずに

不法侵入に全裸で待機で逮捕。

日本の女性の方は、紹介者を通して

憧れの人に繋がったから逮捕はなし。

 

 

日本の情熱的な女性は、

6人経由すれば世界の誰とでも繋がれるとされる

統計学の"6次の隔たり"という理論を

知っていたのかも知れませんね。

 

6次の隔たり理論とは、

人には平均44人の知り合いがいて

6人分の知り合いを掛け合わせた総人数が

72億5631万3856人となることから

たった6人の数珠繋ぎするだけで理論上は、

世界中の誰とでも繋がる可能性があるとするものです。

 

数珠繋がりの出発点の44人が

友人や恋人のような親しい関係である必要はないので

知り合いなら44人位はいるとしても

数珠繋がりが目的の人物まで

真直ぐ進んでいけばの話のはずなので

 

実際は、自分と目的の人物と繋がる街道を

進んだり戻ったり、横にスライドしたりしながら

近づいて行くはずなので

6人以上要することも普通にあるとは思いますが、

驚くような少ない人数で

目的の人物と繋がる可能性があることには驚きます。

 

 

 

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トマト裁判

2023年07月26日 | 雑感・愚見

 

19世紀末 アメリカの裁判所で

『トマトは、果物か野菜か』を裁定が行われ

『トマトは、デザートには出さない。』

という理由で野菜であると判決されました。

 

 

トマトは、野菜?果物?

確かに野菜のようにも果物のようにも思えるし

自信をもってどっちとは言えませんが

 

スーパーでは野菜の方で売られているし、

果物屋じゃなくて八百屋で売られているので

何となくトマトは野菜との印象がありましたが、

購入する側の私にとっては、

正直、野菜であろうが果物であろうが

どっちでも良いような感じ。

 

1893年のアメリカで

トマトが野菜と果物のどちらに分類するかを争った

『ニックス・ヘデン裁判』と呼ばれる裁判がありました。

 

こんなことをわざわざ裁判に持ち込み

最高裁までもつれたって言うのですから

なんのこっちゃと思うのですが、

実は、なかなか重要な裁判だったようです。

 

当時、輸入関税法が改正されて

野菜の関税が高くなり果物の関税はゼロ。

 

で、ニューヨーク港で税金を徴収していた

エドワード・ヘイデンがトマトを野菜とみなして

輸入業者のジョン・ニックスに対して

関税を課したことからトマト裁判が始まりました。

 

最高裁でトマトは野菜との判断が下されたのですが

『トマトは野菜畑で育てられ食事に出されるが

デザートにはならないから野菜である。』

と判決文に書かれていたようです。

最高裁の判決らしからぬ理由ですわこれ。

 

気になってちょこっと調べてみたら

日本でも日本標準商品分類において

トマトは、野菜区分に含まれていたのですが

イチゴ、メロン、スイカ等も

果実的野菜に分類されているようです。

 

確かに木に生らず畑で育つ作物ですが

イチゴもメロンもスイカも果物としか思えん。

 

日本やアメリカは、トマトは野菜ですが

台湾、フランス、イギリス等は、

果物に分類していることから

トマトは、国よって野菜になったり果物になったり

現代の発達した科学でも明確に分けることが出来ず、

国の定めた分類の基準によって決まるようなので

現在の所は、野菜でもあるし果物でもあるが

正しいようです。

 

日本やアメリカでトマトが野菜に分類されていても

もう少し視野を広げてみると果物になっている事実。

 

トマトが野菜であろうが果物であろうが

トマトにとっては関係のないことで

トマトは、トマトで、私は私なんですよね。

 

○○さんは、可愛いとか綺麗とか魅力的とかも

○○くんは、カッコいいとか優秀とか魅力的とか

良い人であるとか、優しいとかもそうですし、

 

○○屋のご飯は、凄く美味しいとか、

○○って映画や本は、かなり面白いとか、

〇〇のデザインが、一番素晴らしいとかも

 

個人の好みや見方や相性で決まるのと同じで

実態が無いそれらが悩みの元になっているとしたら

どう感じるのだろうか。

 

 

 

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教頭先生の裏稼業

2023年07月24日 | 雑感・愚見

 

1955年 北海道の旭川署は、

スリを繰り返していた35歳の男を逮捕しました。

 

この35歳の男は、小学校教頭で

学校が終わると函館本線に乗ってスリをして

稼ぎまくっていたとのこと。

 

 

2016年度の調査では、

全国の小学校の副校長(教頭)の年齢構成別割合は、

45歳未満が2.7%のようなので

70年近く前ということを考慮しても

35歳の若さで学校管理職の試験に合格して

教頭先生になっているのですから

優秀な先生だったように思えます。

 

教頭の仕事は激務とのことなので

想像以上の仕事によるストレスから

スリルと興奮を求めて

スリを働くようになったのかも知れませんし、

 

あるいは、激務の教頭先生の立場から

無意識に逃げ出したいと思う気持ちが

「早く俺を逮捕してくれ!」

と犯罪行為に走らせたのかも知れません。

 

何にせよ被害者にとっては

男が仕事でストレスを溜め込んでいようがいまいが

全く関係のない話です。

 

その人間の本質は、

黒か白かの判断が難しい時にこそ

現れるなんて言われたりします。

 

私は、逮捕された教頭の男の本質が

現れたとまでは言いませんが、

自分中心、自分勝手な行動へと向かわせたり、

自爆的な方向へと向かわせる種が心の中にあり

普段は自然と自制出来ていたものが

心に余裕をなくした時に………

思わぬ別の自分が顔を出すことも。

 

 

 

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蜘蛛恐怖症

2023年07月22日 | 雑感・愚見

 

2017年 アメリカのアリゾナ州に住む

蜘蛛恐怖症の男が、家の中に蜘蛛を発見するやいなや

ガスバーナーの火炎で一匹残らず焼き殺そうと

放射した火炎で自宅を全焼させました。

 

 

室内でガスバーナーの火炎を放射するって、

これ完全にパニックってますやん。

 

火炎放射器で全て焼き払うとか、

火炎瓶を投げつけるよりは

火事になるリスクは低いかと思いますが

まあ火事になってもおかしくないですよね。

 

そこまで蜘蛛に嫌悪感や恐怖心を感じることが

分かっておきながら何故ゆえに

殺虫スプレーを置いてないかったのだろうか。

 

室内で蜘蛛を発見して

わお可愛いなんて思う人は殆どいないでしょうけど

パニックになる位に嫌悪感や恐怖心を感じる場合は、

恐怖症の可能性を少しは考えなくてはなりません。

 

ある特定のものに対して、

日常生活に悪影響を及ぼすまでの過剰な恐怖を抱き、

過剰な反応してしまう状態にある場合には、

恐怖症の可能性について考える必要があります。

 

恐怖症は、ありとあらゆるものに対して見られる反応で、

 

高所恐怖症、閉所恐怖症、広場恐怖症、匂い恐怖症、

犬恐怖症、会食恐怖症、対人恐怖症、

赤面恐怖症、視線恐怖症、不潔恐怖症等々の他にも

 

ボタン恐怖症、色恐怖症、空気恐怖症、

数字恐怖症、性愛恐怖症等々、

多過ぎて全てを書き出せない程です。

 

自宅を全焼させた人物の反応行動から

昆虫恐怖症(蜘蛛恐怖症)と思われるのですが

多くの場合は、虫(蜘蛛)にまるわる恐怖体験をし、

蜘蛛は、怖くて危険な存在だとの強い認識が

芽生えることで発現すると言われていて、

他の恐怖症も何かのトラウマ体験によって

引き起こされると言われています。

 

つまり、恐怖症の防御反応に関係する認識やイメージを

何らかの方法で変えれば反応も変化することになります。

 

恐怖症反応を起こす対象への

直接的な認知の場合もありますし、

恐怖症反応を引き起こす対象は、

単なる何かの象徴かも知れませんが

 

何にせよ、大きく影響している認知やイメージが

何であるかを突き留めて変えることが出来れば、

恐怖症の反応も穏やかになります。

 

恐怖症の反応によって

自宅を全焼させるまでの行動をする人は、

そうそういないと思いますが、

 

恐怖症の反応によって行動が制限されて

自分の能力を十分に発揮できなかったり、

楽しい日常を送ることが難しかったりと

何かと不便で窮屈な日常を送ることから

抜け出して欲しいと思うのです。

 

 

 

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返金

2023年07月20日 | 雑感・愚見

 

1984年 アメリカのネバダ州で

64歳の男が銀行強盗を成功させたのですが

予想外の大金に仰天して2時間後に

銀行にお金を返しに行き逮捕されました。

 

犯人の男には、禁固7年半を言い渡されました。

 

 

この強盗犯への判決が重いのか一般的なのか、

自首的な行動を考慮して減刑された判決なのか、

ちょっと分かりませんが、

誰も傷つけていないのだとしたら

犯人の人間味ある行動に対して

ある程度の減刑判決があっても良いようにも思えます。

 

泥棒気分での犯行だったけれども

金額が大きすぎたことで

これじゃ本格的な銀行強盗になってしまうとの

何だか良く分からん気持ちが動いたのかも。

 

銀行強盗で奪ったお金を返しに来るという

有り得ない犯人の行動から

贅沢をしたいとか欲望を満たしたいではなく

生活に困窮し必要な生活資金と少しのゆとりを

求めていたとも考えられます。

 

就職場所を求めて行動したが見つからず、

そうしているうちに生活資金が底をつき

追い詰められた末の行動だったとしたら………

 

犯罪は犯罪、罪を償うのは当然だとしても

71歳に7年半の禁固刑を終えた時、

その後の人生にどのような影響を与えるのか、

穏やかな生活を過ごせる環境が

用意されていればと願う次第です。

 

誰しもが強くは無いので

窮地に陥った時にとんでもない選択をすることで

事態を余計に悪化させてしまうことあります。

 

咄嗟に嘘をついたり、しらばっくれたり、

無かったことにしたり、

自分は悪くないと主張したり、

誰かが悪いと責任を被せたり等々、

 

それが意図したものでなければ

その失敗や過ちは、

これまで世界で数えきれない人達が経験したもので

自分が世界初ではないはずなので

 

心の視野が狭い状態のまま判断せずに

お腹でたっぷりと息を吸って。ゆっくりと吐いて。

慌てる必要は何もないので

ピンチの時ほど気持ちを整えてからが

より良い判断が出来る確率が高まります。

 

 

 

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お告げ

2023年07月18日 | 雑感・愚見

 

1983年 群馬県で12歳の少女が

「巨石の下に小判が埋まっている。」とお告げ。

 

これを信じた元教員や主婦ら9人が

県指定の史跡・赤城神社の櫃石(ひついし)を

掘り起こし書類送検されました。

 

 

私の場合、赤城山ときて思い浮かぶのが

講談や演劇で人気だった侠客・国定忠治の物語です。

 

赤城の山も今宵限り、

生まれ故郷の国定村や縄張りを捨て、国を捨て、

可愛い子分の手前(てめえ)達とも

別れ別れになる首途(かどで)だ。

 

と言いながら私も物語自体は詳しくありませんが

赤城山の国定忠治の口上場面は、

良くコントなどにも使われていたので

国定忠治の名前と上のセリフは自然と記憶に残っています。

 

その赤城山の南側の山腹にある赤城神社の境内から

赤城山中を約1.3㎞登った地点に

櫃石と呼ばれる長径4.7m、短径2.7m、

高さ2.8m、周囲12.2mの巨石を中心とした

祭祀遺跡があり群馬県指定史跡に指定されています。

 

で、上の事件です。

12歳の少女の言葉を信じて

勝手に櫃石を掘り起こすって………元教員もいたって………

金銭欲に突き動かされたと言うのか、

純粋すぎて騙されたと言うか、

愚かな行動を引き起こしてしまった重大な要因が

少女の言うお告げがあったからって

あまりにも愚かな行動ではあります。

 

この12歳の少女は、

普段から神様の言葉だとしてお告げしていて

それを信じた人達から

崇敬されていたんだと思うんですよね。

 

人は、それが虚言であったなら

発信者の言葉の内容や非言語から

理屈なのか感覚なのか何らかのレベルで

強弱はあったとしても

怪しさや疑いを少なからず感じ取るものですが、

 

この12歳の少女の話すことは、

嘘ではなくて本心から言っているので

私達が備え持つ非言語の嘘発見器どころか

警察等が使用する嘘発見器にも反応せず、

 

理屈を常識的に処理することを麻痺させるような

不思議さを目の当たりに体験させられていると

少女の話しに巻き込まれてしまう人がいても

なんら不思議ではありません。

 

ましてや小判が埋まっているというだけで

壺を買いなさいとは言っている訳じゃないので

後は信じるか信じないかだけの話になるので

もしかしてと行動しちゃう人がいても不思議じゃないか。

 

最近は、詐欺を行うものが増えてきていますが

自分を騙すことが出来ている人の嘘は、

見抜くことがワンランク難しくなるので

取り込まれないよう注意が必要です。

 

その人が吐いた暴言が冗談や嘘ではなく

その個人が感じたままの本心の言葉だったりすると

まともに受け取りやすくなりますし、

 

物事は、ものの言いよう一つで

どうにでも言えたりするので

受け取る側も完全無欠で完璧でない限り、

するりと防御網を突破してくることがあります。

 

純粋な人ほど心にズキッと来た場合には、

食べ物と同じで呑み込む前に

それらを口の中で良く吟味することが大切で

腐ったものなら吐き出してしまうことで

騙されたり、心が傷つくことを

最小限にすることが出来ます。

 

 

 

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死刑囚の放免

2023年07月16日 | 雑感・愚見

 

1884年 イギリスの死刑囚の男が

処刑台に登り首にロープを巻かれ

処刑装置のレバーが引かれても落し戸が開かなかったため

死刑執行が一旦停止され、やり直されたが

3度も結果だったことから処刑を免れました。

 

この男は、刑を減刑され22年間後に出所し

結婚した後にアメリカに渡ったとのこと。

 

 

この原因は、死刑台の構造が原因で

落とし戸が湿気のために膨張し重量がかかると

落し戸が開かなくなったためとされていて

この頃、死刑囚の男の他にも

同じようなことが複数あったようです。

 

日本でも明治初期(1872年)に

死刑執行された男が蘇生しましたが、

生き返ったとしても既に法に従い刑罰として

死刑執行は完了しているので

再び執行する理由はないとされた例があるようです。

 

現在、世界で死刑を廃止している国が増えているようで

それらに影響を受けたのか、それらに乗っかってなのか、

死刑廃止を訴えている人権派とされる弁護士達がいます。

 

この人達は、国が法を理由にして人を殺すことは

正義ではないとの理念を主張したり、

冤罪の危険性があるからと捜査や裁判の

間違いの可能性を主張したり、

現在の死刑のやり方は

残酷であると方法を批判する様子から

私的には、死刑廃止制度は廃止するべきとの理由は、

ただの理屈のような印象を受けてしまいます。

 

日本の国民の大多数は、

死刑制度存続することを肯定していて

死刑判決を下される犯人の場合は、

かなり凶悪犯に限られている感があり、

 

尚且つ日本の死刑判決後の刑の執行は、

法務大臣の怠慢と言うのか、

かなり慎重な姿勢と言うのか分かりませんが、

冤罪の可能性が僅かでも残されている死刑囚だけでなく

犯人であることが明らかな死刑囚であっても

何十年と刑を執行されずにいることから

 

死刑判決の現状は、

終身刑的な要素が感じられるものとなっているので

これに異を唱えている人権派弁護士については

どうかと私的には思ったりしています。

 

また裁判においても

死刑回避するために無茶苦茶な弁論を展開したり

情に訴えたり、安易に心の問題にするなど

死刑制度を肯定する大半の国民の怒りを誘い

国民の気持ちを死刑判決を望む方へと誘導しているかのようにも

感じられる行動は、とても頭の良い人達が取る

行動とは思えません。

 

まるで弁護を諦めているかのような印象を感じるし、

あたかも死刑を求刑された被告人を利用して

自分達の主張を喧伝しようとするかのようにも感じます。

 

自分達の理念の為じゃなく

犯人に寄り添い犯人の為の弁護をして

裁判官や国民が犯人への理解を深め、心を動かし、

死刑判決一択とは言えないかもなと思えるような

弁護を期待するところです。

 

 

 

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借りただけ

2023年07月14日 | 雑感・愚見

 

1973年 群馬の伊勢崎署は、

強盗に押し入った45歳の男を逮捕しました。

 

この男は、それで大丈夫と思ったのか

被害者宅に盗んだ15万円の借用書を

置いていったことが逮捕に繋がった。

 

 

借用書を残すことで

強盗に入り15万円を奪い取った犯罪行為を

これは強盗ではなく借金をしただけに出来ると

犯人の男が本気で思っていたとは

到底思えないですよね。

 

単に金額が書き込まれただけの借用書なら

被害者や警察を愚弄する意図があったとも

考えられますが、

 

この借用書から逮捕に繋がったとのことなので

犯行現場に置かれていた借用書には

まさかと思いますが実名が署名されていて

住所も書かれていたのかも知れません。

 

だとしたらこの犯人は罪悪感から

大悪人から少しでも善人の方へ

立ち位置を引き戻したい気持ちからだったのか、

 

明日のご飯も食べられないほどお金に困っていて

切羽詰まり盗むしかないと犯罪を行ったが

奪ったお金を被害者に返したい気持ちが

その時には少なからずあって、

 

申し訳ありません。今回はこういう形で

お金を奪ってしまいましたが、

奪ったお金は必ずやお返しにあがります。

的な感じ。

 

仮にそうだとしても

その時の気持ちが本気だったとしても

その気持ちを持ち続けていたとしても

被害者や警察に犯人が誰であるのか分からない。

ならそれは、わざわざお金を返さなくても

良いのと同じような状態なので

 

給料の中から返すお金をコツコツと貯めて

お詫びの言葉とお金を封筒に入れて

そっと郵便受けになんてことは

そうはいないのではないでしょうか。

 

人間、弱い部分があるしズルい部分があるので

こんなことは中々出来るものではないと思うんですが

上の様なことが実際にあったなんてニュースを

随分前に目にしたことがあります。

 

それでもかなり驚くのですが

強盗が家主の話を聞いて同情し

お金を盗むのではなくてお金を置いていったなんて

落語の『夏泥』のような出来事が

実際にあったというニュースも目にしたこともあって

犯罪者の心の中にも良心とか、

仏の心があると言うことなのかなと。

 

 

 

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綱渡り世界記録樹立

2023年07月12日 | 雑感・愚見

 

2021年 ドイツ人4名が

スウェーデンのラップランド地方にある

全長2.1㎞の谷の600mの高さに

二日間要して張ったスラックラインを渡り切り

ハイライニングの世界記録を樹立しました。

 

 

スラックラインとは、

細いベルト状のものを張った上でバランスを楽しむもので

 

〇ラインの張力を利用して

アクロバットな技を行うトリックライン。

(トリックラインの映像は見たことがあるかと思います。)

 

〇緩く長いラインの上で歩行を楽しむロングライン。

 

等々を楽しむ人が増えているようで

今回の世界記録は、高所に張られたスラックラインを渡る

ハイラインと言われるもので、

要は綱渡りで綱の素材が違うものです。

 

地上600メートル、全長2キロの綱渡りに連続4人が成功 スウェーデン

 

最初に誰が、あんな危険なことを

やってみようと思ったのか、

私の想像では、忍者とか軍事的なものとか、

公共工事的なものであったものを

曲芸とか遊びに取り入れたのかなと。

 

今回、世界記録を樹立したハイラインは、

スリルと私が知らない何かを楽しめるのだろうけど

高い所が嫌いな私は、七度生まれ変わっても

したいとは思えないんですよね。

 

ちなみに今まで嫌いな飛行機を利用する時とか、

絶叫マシンに仕方なく付きあった時も

仕事柄、知っている知識と手法を使って

心を安定させて何とかなりましたが、

 

ハイラインなんてものは、

レベルが違い過ぎるので知識と手法を使ってまで

やりたいとは思えないんですよね。

 

人はそれぞれ、人生いろいろ。

 

 

 

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