心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

声を聞きたくて

2024年05月30日 | 雑感・愚見

 

1997年 

ベルギーで深夜の食堂に盗みに入った男が

犯行現場から恋人に電話をかけたことで

身元が突き止められ逮捕されました。

 

 

昔の固定電話は、電話を受信した側Aが電話を切っても

電話をかけた側Bがそのまま切らないでいると

時間が暫く経過したとしても

電話を受信した側Aが受話器を取るだけで、

電話をかけたBに繋がるようになっていたんですよね。

確かそうだったと………

 

まさかさすがに間違っても犯行現場の固定電話から

電話したりしないと思うので普通に考えると

犯人の男の携帯からでしょうね。

 

携帯電話のことを詳しく知らないのですが

今や携帯電話会社と警察が連携すれば

特定の日の特定の時間帯に特定の場所付近で

通話電波を発信した携帯電話を特定して

その契約者の割り出しが出来るのかなあ?

 

通話電波を発信しなくとも

最近は、正確な位置を割り出せる

位置情報特定サービスなんてのがある位だから

そんなことは朝飯前なのかもね。

 

緊迫感のある窃盗の犯行現場で

暗闇に紛れ気配を完全に消すために

普通は物音一つ立てたくないはずですが

 

こんなことをやっちゃうのは、

犯行前にやっちゃ駄目なこととやらなくちゃ駄目なことを

何度も確認したものの、やっちゃ駄目リストから

通話が駄目が洩れてしまっていた大馬鹿者の犯人か、

その逆の窃盗の常習犯だったか。

 

緊張と弛緩。何事においても失敗は、

緊張の後に来る弛緩の時に

初心者もベテランも失敗することが多くなるようです。

 

 

 

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仏の顔は8度まで

2024年05月28日 | 雑感・愚見

 

2001年 ベトナムで91歳の女が

麻薬密売の罪で有罪となり収監されました。

 

この老女は、今回の件で収監されるまでに

8回も有罪になっていたのですが

高齢を理由に収監は見送られていました。

 

 

ベトナムの法律を知らないとは言え

さすがに麻薬密売の罪は軽いとは思えないし、

それまで8度も逮捕されていることも踏まえると

例え高齢なことを加味した温情判決が下されたとしても

収監期間が数年となってもおかしくないので

老体には厳しくなりそうです。

 

犯人の91歳の女も何回逮捕されようとも

日々生きるための手段としてそれしか無かったんでしょうけど

逮捕者の高齢を理由に収監を8回も見送っていたのを

9回目にして収監したのも逮捕というより

保護的な意味合いがあったのかも。

 

ベトナムの91歳の女とケースが少し変わりますが

近年、日本では高齢者の万引きが増加傾向にあるようで

万引きで摘発される高齢者が年間3万人近くにのぼり

社会問題化しているようです。

 

警察側からは、高齢者の万引きは比較的安価な食料品が多く

罪の意識の希薄さがあるのではとの考えがあるようですが、

この考えがある程度正しいとしても民度の低下の表れ以上に

現在の日本の庶民の厳しい生活状況を表しているかもしれません。

 

警察も高齢者の万引きを摘発して終わりじゃなくて

摘発者の周辺状況をしっかりと調査して

おにぎりを食べたいと書き残して餓死をした

高齢者の姉妹と同じことが起きないように

生活保護なりの手続きへと繋げてあげて欲しいと思うのです。

 

 

高齢者の罪の意識の希薄さとか困窮問題とは別の原因として

認知症が関係していることも少なくないようです。

 

早期の認知症は、前頭葉機能が低下して症状が進行すると

側頭葉の機能も低下して認知症となります。

 

前頭葉は理性や論理的思考を司っているので

前頭葉の機能が低下することで

代金を支払って商品を購入するといった

ごく当たり前の概念が欠落してしまうことがあります。

 

しかも万引きを咎められ警察に通報をされた同じお店に

日数を開けずに再び訪れてまた万引きをして

摘発されるなんてことも珍しくないようで

もうこうなると罪の意識の希薄さとか困窮問題ではなくて

認知機能障害が原因であるとしか思えません。

 

昔の日本では3世代同居が当たり前だったので

早期認知症の疑いがある行動が見られた場合には

高齢者に一人で買い物に行かせずに同伴することで

防ぐことが出来たかも知れませんが、

現代の日本では高齢者の一人暮らしも少なくないことも

高齢者の万引きの摘発が増えている要因になっているかも知れません。

 

 

 

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神社に魅せられ

2024年05月26日 | 雑感・愚見

 

1999年 秋田署に窃盗で捕まった男が

自宅近くの山林に神社を建てていることが分かり、

その敷地に設置してあった数百点もの石塔や仏像の殆どが

盗品であったことが判明しました。

 

 

戦車が好きすぎて

プラモデルを完成させるだけじゃ物足りなくなって

プラモデルを参考にして一つ一つの部品を製造して

実際に乗車して動かせるものを製作した人がいるように

この犯人の男は、神社が好きすぎて

どうしても本物の神社を造り上げたかった?

 

それとも石塔や仏像マニアで

『木を隠すなら森の中』とか『木の葉を隠すなら森の中』

と言うように盗んだそれらを隠すために神社を建てたのかも。

 

なんにせよ販売を目的にした窃盗であった場合、

雲散霧消となった盗品の行方を追うのは大変ですが

盗品が一堂に会していたわけですから

追々元の所有者に戻されることになったと思うので

不幸中の幸いですね。

 

しかし小さな仏像なら手早く懐に入れることは出来たとしても

石塔となると分解したとてかなり重いし、

1人で元あった場所から運び出すことに手間取るだろうし、

数百体も窃盗し続けても逮捕されなかったとは驚きです。

 

なにせ盗品が数百点ですから

犯人の男が理想する神社が完成寸前まで来ていて

あと少し、あれとあれとあれを手に入れたら

盗みを終える所まで来ていた可能性もありますが、

 

逮捕されないからと満たされることのない欲求のまま

際限なくあれもこれもと窃盗を繰り返していたのなら

まあ止められないようですね。これがまた。

 

下着泥棒の人達がどれだけ盗んでも

満足して止めることが無いのと同じ様に

どこかで逮捕されるまで続くことになります。

 

東京の施療経験でも相談を受けたことがなくて

犯罪行為でもあるので人に話すことが難しいだろうし、

苦よりも快の気持ちが遥かに大きいと

心の中に確かにあるであろう「誰か俺を止めてくれ!」

何て気持ちは心の隅に追いやられてしまって

行為を止めるための相談をしようとまではなりません。

 

なので本人の為にも「俺を止めてくれ!」の気持ちに

落雷に見舞われた位の強烈な刺激が強制的に入る必要があるのですが

一番現実的なのが逮捕されることかなと思われます。

 

 

 

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くたびれ儲け

2024年05月24日 | 雑感・愚見

 

1984年 フランスの刑務所で銀行強盗を働いて

収監されていた3人の男がスプーンとフォークを使って

3ヶ月かけて床下に完成させた抜け穴から脱獄しましたが

脱獄数分後に捕まってしまいました。

 

 

これを脱獄に成功したと大喜びしたのも束の間、

「はい、ご苦労さん。」てな感じで捕まり刑務所に逆戻り。

この結果、只でさえ長かった刑期に脱獄の罪が加わって

自分の首を自分でさらに締めることに。

 

でもスプーンとフォークを使って

三年ならまだしも三ヵ月で作った抜け穴からって

ちょっとこの記事に私は???。

 

どの国でもむざむざと脱獄をされては一大事、

国民からの信頼失墜へと繋がるので

脱獄不可能な構造と監視態勢は万全になっています。

 

しかし人間が造ったものなので完璧とはいえず、

実際に人の出入りもあるので限りなく0に近いですが

悪知恵と行動力のある囚人によって

脱獄されてしまうこともあるようです。

 

国家権力が決めた刑期に素直に屈従することは

馬鹿な奴らのすることとして可能性が途轍もなく低くとも

脱獄に挑むことが賢明なのか、

悪い時に藻掻くと状況はさらに悪くなると考えて

ここは結果を受け入れることが賢明なのか、

 

何が賢明なことなのかは分かりませんが、

気の遠くなるような刑期の囚人にとっては

成功の可能性が僅かでもあるようなら

脱獄を試みることは価値あることだと考えるのは、

まあ分からんでもない。

 

でもなあ脱獄に成功したからといって

その後がまた大変だと思うんですよね。

 

日本でも逃げ延びている全国指名手配犯がいますが

あの人達ってどんな風に生活をしているのだろうか。

 

私が勝手に想像するに犯人が属する組織集団に匿われて

生活全般の面倒をみてもらっているのならまだしも

そうでないなら偽名を語り、世間の眼を気にしながら

売られた喧嘩も買うことも出来ず、交通違反も要注意、

とにかく目立たないようにと肩身の狭い想いをして

 

制限から脱出するために脱獄したのに

脱獄していないような窮屈な生活をしているに

違いないと私なんかは思うのですが、

案外と伸び伸びと生活が出来ていたりするかも。

 

以前、紹介させて頂いた逃走犯が

喧嘩で殴った相手が死んでしまったと思い込み、

逃走すること何十年。

 

肩身の狭い生活は限界だと自首してみたら

殴った相手は死んではおらず、負った怪我も大したことは無く

確か被害届も出てなかったことが分かり、

膝から崩れ落ちたなんて話があったと記憶しているので

やっぱ逃走生活はかなり苦しいんだと思うんですよね。

 

凄く単純に考えると金銭の犯罪者は、

目の前の苦しさや欲求を満たすために楽して稼ごうとして

安易に犯罪行為に至るのだと思いますが

 

それらを一度の犯罪で完全に充足することは難しいので

犯罪行為を度々行うことになるだろうし、

その犯罪行為も色々と大変なことが盛沢山だろうし、

繰り返すうちに逮捕されるだろうし、

逮捕されたら前科が付いて働き口も狭まるだろうしと

 

大抵の場合は、楽して稼いでが

どんどん楽じゃない方へ険しい方へと進んでいくもので

若い頃のように動けなくなっても

年金も生活保護も申請できずで悪の道は棘の道。

全国指名手配を受けた経験がない私が

勝手に思っているだけのことではありますが………

 

 

 

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大切なお金

2024年05月22日 | 雑感・愚見

 

2021年 イギリスで42歳の女が

48ポンド(約7200円)を返さなかった男性を

庭仕事用の用具で襲撃して大怪我を負わせました。

 

この女は、男性へ5年間の接近を禁じられました。

 

 

私が読んだ記事には、加害者の女には

被害者に対して5年間の接近を禁じられたとだけありました。

 

しかしこの事件って単に殴ったとか突き飛ばしたのではなくて

庭仕事用の用具で大怪我を負わしているのですから

殺人未遂で起訴される可能性もある暴挙なので

女性を天使や妖精の化身であるかの如く扱う風潮が

強くなりすぎている感がある西洋の事件だとしても

何年間かの禁固刑が下されているはずなんですよね。

 

判決が禁固5年以上だったとしたら

刑務所から出所後から5年間の接近禁止命令でなければ

接近禁止命令に何の意味がなくなりますし、

 

下されたであろう禁固刑が接近禁止命令によって

執行猶予とか数か月から1年前後的な判決が

下されているかのような印象を受けてしまいます。

 

道具を使って全治1,2週の怪我なら分かりますが

大怪我ですからねえ。さすがにまさかね。

 

先進国イギリスの国民所得は、そこそこあるはずなので

日本の金銭感覚と大きな違いが無いとして考えると

約7200円を返さないからといって

大けがを負わす位に激怒するってのは、香ばし過ぎる。

 

さすがに女の逆上の程度と金額とが見合わなすぎるので

普通に働いて入れば直ぐにでも返せそうな金額を

返さない男の態度に馬鹿にされた、軽く扱われた等の

自分をどうでもいい存在だと扱ったことに激怒したのであって

金額の大小で怒ったのではないような気もします。

 

ここで気になるのが

真に男が生活に余裕がない状況だった場合は、

たかが7200円、されど7200円で男の経済状況が

返したいけれども直ぐには返すことが出来ないこともあるので

その辺りの事情がどうなのかを把握していたかどうか。

 

 

また女の経済事情が、男に貸したお金が戻ってこなければ

大変なことになるような切羽詰まった状態だったとしたら

返してもらえずに追い込まれた女が我を忘れてというもありますが、

7200円で生き死にのような状態に追い込まれると言うのは、

ちょっと考えにくいし、そんなお金を貸したらいかんよね。

 

困っている人を助けた所為で

自分は寒空の下の路上で命が絶えようとする時に

舞い降りてきた天使によって天国へと導くといったような

何かの物語にありそうな愚かな善人的な美談になりそうですが

結果、襲撃して大怪我を負わしちゃっているので

善人が取れて愚かな人だけになっちゃう。

 

 

なんであれ自分の一つの捉え方によって

相手に対して殺意に誓い程の感情が爆発したとするなら

逮捕されて人生の何年間かを檻の中で過ごすのは

加害者の女自身にとっても割が合わないのではと思うのです。

 

まあその覚悟が出来ていたのなら

この女の人生ですから全く関係のない第三者が

あれこれと言うことではないとは思いますが

 

仮にお金を返さないことに激怒したとしても

金額と釣り合っていないと思いますし、

自分を軽く扱われたことに激怒したにしても

そんなつまらない男が敬意を示さなかったとしても

自分の大切な時間を犠牲にするというのも

割に合わない行動だと思えるんですよね。

 

事業に成功して大いなる資産を残した人が

30億を支払って10代の若さを取り戻せるなら

躊躇なく支払うと言っていた人がいましたが

自分の存在価値とその大切な時間は、

自分が思っているよりも遥かに貴重なもの。

 

 

 

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苛まれて

2024年05月20日 | 雑感・愚見

 

2021年 北海道で76歳の男が

「魚が焼けていない!」と妻に激怒して

70代の妻の頭を何度も殴りつけました。

 

その直後、男は自ら警察に通報して

駆け付けた警察官に暴行の容疑で逮捕されました。

 

 

魚が焼けていないって怒ることはあっても

妻の頭を何度も殴りつけるのはアカン!

それは当然のことだとしても

その後に加害者の夫自ら警察に通報かあ。

 

結婚当初から妻に対してそんな感じだったとしたら

互いに70歳代になるまで長く夫婦生活が破綻せずに

続いてはいなかっただろうし、

 

私が読んだ記事には、

暴行を受けた妻が重症を負ったとはなかったので、

暴力を働いた後に我に返った夫が

自ら警察に通報するような人なので

夫婦間での暴力が日常化していたとは思えないんですよね。

 

人間って色々なことが老いて衰えて違ってくると

頭で分かってことをまるっと受け入れることは

難しいようです。

 

老いは、身体の衰えからやってきて

昔は、まず躓かなかった場所で躓いたり、

物に手を当てて倒してしまったり、

 

少しづつ五感が衰え、

鏡に写る自分の顔をみれば皮膚に艶が無く

シワも増えて老いを伝えているけれども

頭は、自分の感覚では若かりし頃のままなんですよね。

 

若々しかった頃、70歳の老人を見て

手助けをしてやっていた老人に

自分と妻がなっていることを数字では理解していても

心では受け入れていなかったりします。

 

自分の為に料理を作ってくれている妻は70歳。

眼も衰え、五感も衰えているだろうから

まあ魚の焼きが甘いことがあっても不思議じゃないし、

 

感情を安定させる働きも衰えてなのか、

人によっては短気になり

若い頃は腹が立たなかったことにも

腹が立つようになったりすることもあるようです。

 

昔の日本は、一つ屋根の下で三世代が一緒に暮らして

自然と子供の笑顔に癒され、若い夫婦に衰えを補われて

過ごしていたと思われますが核家族化が進んだ現代では、

老夫婦だけで暮らしていることも多いので

 

自分の老いも相手の老いも頭が理解していても

心が受け入れていないことでのトラブルが起きないように

心構えが必要かと思われます。

 

力と自信と可能性を感じていた頃とは違って

老いて色々なことを失って自己肯定感が弱くなったことで

誰でもない妻だけには大切にしてもらいたい気持ちが

強くなっていたことで起きたことかも知れません。

 

魚の焼き加減は、単に料理に手を抜いたことへの怒りなのか、

自分を大切だと思っていないと捉えての反応なのか分かりませんが、

それが悲しく感じるのなら、怒るのではなく

それまでの生活の中で思い遣りや気遣いが

足らなかったのだと思って

もっと愛しましょう。もっと優しくしましょう。

 

妻も衰えて若い頃のような女性としての美しさを失い

自己肯定感が弱くなっているかも知れないので

もっと愛して、もっと優しくして、

それが相手の心から余分に溢れた分だけ

自分に返ってくるはずです。

 

目の前にいる老女は、他人にとっては

ただの老女かもしれませんが、

自分にとっては共に人生を一緒に歩いてくれた

かけがいのない人。

 

救いがあるとするなら

暴力をふるった夫が自らすぐさま警察に電話をして

自分を罰してくれることを望んだこと。

夫の妻に対する気持ちが分かるような気がします。

 

 

 

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罰金と謝礼金

2024年05月18日 | 雑感・愚見

 

1971年 イギリス在住のインド人の女が

万引きをして捕まり罰金刑となったのですが

その際、この女が英語を全く話せないために

女の夫が通訳をすることになりました。

 

で、万引きをした女の夫に支払われた謝礼金の方が

万引きをした女が支払う罰金よりも多かった。

 

 

仕方ないっちゃ仕方ないとは思いますが何だかなあ。

謝礼金と罰金の差額はどれ位だったのだろうか。

 

まあ名目が通訳の報酬じゃなくて謝礼金なので

罰金も謝礼金も少額であったことから

細かなことは考える必要が無い金額だったかも。

 

こんなん無償でもおかしくないとは思うのですが、

被疑者の夫と言えども御足労を願ったとしての謝礼金は、

紳士の国イギリスの礼儀というものなのかも。

 

でもまあこのことが

イギリスの多くの国民の反感とまではいかなくとも

文句を言うネタを目を凝らして探している

マスメディアには格好の材料にされた訳なので

 

今後、謝礼金に関しての経費が3倍になろうと

夫婦とは関係の無い通訳を探して採用した方が良いのか、

それとも少々のマスメディアが記事にして騒ごうとしても

意に介さずとするのかの議論はあるかもね。

 

しかし人間って弱い部分があるもので

それまで全く頭の片隅にもなかったのに

偶然においしい想いをしてしまったことで

味をしめた夫婦が示し合わせて意図的に

二度、三度と同じことをやっちゃう可能性も………

 

さすがにそんな馬鹿なことはしないか。

 

しかし、これ万引きで逮捕された自分の妻の通訳を

法廷から要請を受けた夫が謝礼金が無いことを理由にして

引き受けないってことってある?さすがにねえ。

 

バイトの休憩中は時給発生しないから店長と喋らない奴

 

 

 

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立ち入り禁止

2024年05月16日 | 雑感・愚見

 

2011年 アメリカのテキサス州でピアノ教室を開いていた

60代の男が教え子に性的な悪戯をして裁かれました。

法廷は、被告の自宅に『18歳未満は立ち入り禁止』の看板を

立てるよう命令しました。

 

 

えっ性的な悪戯をして看板を立てるだけ?

もしかすると程度が酷くなかったので

執行猶予処分と看板設置だけだったのかも。

 

アメリカは性犯罪者に対してかなり厳しくて

1994年には、性犯罪者が刑期を終えて出所した後も

その性犯罪者の情報を一般公開する制度、

ミーガン法』が制定されました。

 

ミーガン法は、性犯罪者が出所後に

顔写真と個人情報をネットで公開される他、

性犯罪者の住居周辺の住民への告知が行われ、

州によっては、性犯罪歴がある者の住居には

性犯罪歴があることを示す標を掲げるように求めるようです。

 

さらには性犯罪歴がある者を生涯にわたって監視するために

電子監視(GPS)を装着させて居場所を監視するようです。

 

電子監視(GPS)は、

子供を狙う性犯罪者を監視する目的で導入されましたが、

性犯罪者に留まらず、DV、ストーカー、常習性が認められる犯罪者、

在宅の被疑者や仮釈放中の者にも装着させるとのこと。

 

ミーガン法電子監視と言ったように

人権弁護士や人権団体の善意の心に

特定の犯罪歴がある者が泣き、苦しんでいると働きかけようが

同じ犯罪者からさらなる被害者を出さないようにと

もう容赦がありません。

 

被告の自宅に『18歳未満は立ち入り禁止』の看板は、

ミーガン法の性犯罪歴がある者の住居には

性犯罪歴があることを示す標を掲げるが

適用されたのだと思われます。

 

私が読んだ記事には、

被告に対する刑務所収監とGPS装着については

書かれてはいませんでしたが

実際のところは、どうなんでしょう。

 

そのような欧米の動きを見て日本でも実施するとかしないとか

一時期、良く報道されていましたが

最近は、とんと話を聞かなくなりました。あれどうなったのか。

 

導入について私の考えとしては、

犯罪抑止や防止に効果が有ると思うので賛成でもあるし、

同時にいくら何でもやり過ぎ感もあって反対でもあるんですよね。

つまりは、もう判断が出来ません。

 

 

だってね。私が知り得た痴漢裁判の中には

これはもう無罪だと思える色々な証拠や証言が提出されても

女性が被告から痴漢行為を受けたと言っているからと

重要な証拠や証言を無視するかのように却下して

あまりにも酷い判決だと思わざる得ない裁判があったことから

 

つくづく裁判は、真実が判明するのじゃなくて

裁判官の判断が下されるだけだと痛感しているので

同じようなことが起きそうな気もするんですよね。

 

そして痴漢で逮捕抑留されるだけでも

人生に大打撃を与えるのに

冤罪判決でGPSは、ちょっと怖すぎるんですよね。

 

なので、もしも導入が決定されたのなら

それを決定するのは頭の良い裁判官ではあるけれども

感情を持つ人間でもあるし、

何かと司法組織の都合があるとも聞くので

個別の事案に合わせてより慎重に、より柔軟に

活用してもらえることを願う次第です。

 

 

 

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ワクチン接種証明書

2024年05月14日 | 雑感・愚見

 

2021年 コロナ禍のドイツで40歳の男が

妻のワクチン接種証明書を偽造したことが

発覚しそうになったので一家心中をしました。

 

逮捕されて一家がバラバラになることを恐れたとのこと。

 

 

そのように残された遺書めいたものに

書かれていたということでしょうか。

 

この男の極端な行動に対して

色々と理由を見出すことは出来そうですが、

そのようなことは犯罪心理学者に任せておいて

私なんかは、もう全く分からんと言いたいなあ。

 

妻のワクチン接種証明書の偽造で逮捕されたとしても

人生の全てを悲観するほどの長期刑を喰らうとは思えず、

さらに言うと一家を道連れにするってのが

あまりにも身勝手すぎて腹が立つし悲し過ぎるんですよね。

 

自死を選ぶ人の精神状態は、苦しさや辛さの逃げ場所として

最悪の選択しか思えないほど追い込まれている状態ですが、

何か腹を立ててお皿を壁に投げつける人のように

その行動をとる強い感情を一時流すことが出来れば、

最悪の行動を回避することが出来たりします。

 

元々の思考の動きが良くない方向へと動く何かが

無意識に存在している可能性もあるので

一度回避すれば後はもう大丈夫と言うことではなく

個人によっては心が落ち着くまでは

防止が出来る空間に保護することも必要かと思います。

 

一番、危険なのは元気になったり笑顔が見られたりして

一見、良くなって立ち直ったかのように見える時、

つまり良くなりかけの時だと言われているので

危ないサインを見逃さないよう注意深く観察し、

近くで見守ることは大切です。

 

とは言え、本気で飛び降り自殺をしようとしていた時に

現れた人に防がれたり、説得され思い留まったことで

その後は、まるで憑き物が落ちたかの如く、

あの時の私は何だったんだとまで心が変化する人もいます。

 

第三者からすると最悪の選択だと思えることを

その人が選択することもその人の自由だと言う人もいますが、

その際、大なり小なり周りを巻き添えにすることは間違いないし、

最悪以外の選択は視野のすぐ脇に必ずあるものです。

 

本人には他の選択が見えない状態になっているので

本人が最悪の行動を取る前に、

それ以外の選択を見せることが出来たり、

その気持ちを止めることが出来る人間が

傍にいたとて簡単ではありませんが、

それでも傍にいてあげることができれば………

 

 

 

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ロールパン

2024年05月12日 | 雑感・愚見

2008年 オーストラリアのメルボルンで

レストランに男女二人組の強盗が入り

金庫の近くに置いてあった袋を奪って逃走しましたが、

後日この男女二人組の強盗は逮捕されました。

 

奪った袋の中身は、札束ではなくロールパンだった。

 

 

まあ金庫の近くに膨らんだ袋が置いてあったら

中身が現金だと思うのも致し方無いと思うのですが

袋を持ち上げた時の重さで中身を確認しなくても

こりゃ現金じゃねえ!と判断できそうなものですが

心に余裕がなかったのでしょうね。

 

逃走途中で袋の中身に気が付いたにしても

帰り着いたアジトで袋を開けて気が付いたにしても

手に入れたロールパンを食べずに破棄されるのは

丹精込めて作った職人からすれば一番悲しい事のように思うので

バラエティ番組で画面の下に出るテレップの

『残った料理はスタッフが全て美味しくいただきました。』的に

逮捕されるまで毎日、美味しく食べていたであって欲しいな。

 

 

ロールパンと言われれば、日本の場合は

生地にバターや卵を練り込み、薄く延ばした生地を

クルクルっと巻き上げて焼いたものを

多くの人が思い浮かべると思います。

 

英語でロールパンは、丸めたり細長く成形された

小さなパンのことを意味しているらしく、

多くの日本人が思い浮かべるロールパンは、

色々なロールパンの中の一つのようです。

 

日本では大抵のパン屋さんの店頭に並んでいるロールパンは、

アメリカの有名ホテルで働いていたドイツ人のパン職人が作ったもので

そのパンがディナーブレッドとして高評価を得たことで

じゃあ日本でもと渡って来たようです。

 

 

世界中で食されているパンの起源として言われているのが

紀元前6千年頃に粉にした小麦を水で練って薄く延ばして

焼いたものが世界で最も古いパン(無発酵パン)のようです。

 

紀元前3千年頃エジプトで、パン生地をすぐに焼かずに

放置してブワッと膨らんでしまったものを

それまでは腐ったものとして捨てていましたが、

ある時、ある誰かが、捨てるのは勿体ないなあと焼いてみたら

それまで平たくカッチカッチに固かったパンが

ふんわり、しっとりと非常に美味かった。(発酵パンの誕生)

 

つまり現在世界で食べられている

ふわふわのパンのルーツは、エジプトのようです。

 

日本での納豆と同じ感じですね。

藁にくるんで置いておいた豆が腐って酷い臭いを発して

ある時、誰かが、いっちょ食べてみるかと食べてみると

これが非常に美味しかった。

 

しかし、腐っている物を食べたら健康を害するどころか

下手をすれば命に関わるので最初にチャレンジした奴って

破天荒過ぎるやん。

 

パンの場合はあの強烈な臭いが無かったはずなので

まだチャレンジをしやすかったとは思いますが、

納豆は、臭いからしても普通食べちゃいかん奴でしょう。

 

毒キノコを食べて命を落としたり

ふぐを食べて命を落とした人が多数等、

化学、医学が発達していなかった当時、

自分の身体を張って健康どころか命を懸けて

食べられるものと食べられないものを確かめた人達のお陰で

私達は、安心して食事をすることが出来ていると思うのです。

 

何でそこまでしてって思いますが、

食い意地や勿体ない精神や冒険心ではなくて

昔は、今ほど食料が豊富でなくて

しかも簡単に手に入りやすかった訳じゃないと思うので

腹が減り過ぎての行動だったのかなと。

 

つまり山で遭難して飢えて死ぬか、

虫や蛇を喰って生き延びるかに近い状態だったのかなと。

 

貧すれば鈍する。とか背に腹は代えられないとか

人間窮地に追い込まれた時に愚かな失敗をしてしまったり、

殻を打ち破る突破力が発揮されたりするようですが

私なんかは、出来れば切羽詰まった状況に

追い込まれないように部分的であっても

ゆとりを少しは残しておきたいと思う性分です。

 

この性分が功を奏したのが

コロナ禍の時に一時期トイレットペーパーが不足して

お店の陳列棚から消えてしまった時ですね。

 

多くの人が右往左往していましたが

あの時、たまたま私の部屋には一年購入しなくても大丈夫の

トイレットペーパーのストックが最大になっていたので

何一つ便の排出回数を気にすることなく過ごせたことで

 

有り余るお金をストックしている人が

どんな気分で毎日を過ごしているかを学べたんですよね。

 

 

 

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