心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

スーパーサイヤ人さんへ

2015年06月28日 | ライフ




以前、バスツアーで西教寺を訪れた時に

西教寺が映画「柘榴坂の仇討」のロケ地の一つになっていることを

僧侶から聞いたので

バスツアーを終えた数日後に

近くのレンタルビデオ店に。



店内をうろうろと探しに探したけれども見つからず

負けを素直に受け入れて

店員に在り処を尋ねようとしたところ

僧侶から聞いていた映画のタイトルがすでにあやふやに。



タイトルに「何とか坂」とついた時代劇でえ~、

西教寺がロケ地の一つでえ~、

そんなに古い映画でないはずでえ~としか言えず、



ところがさすがの店員さん。

私が伝えたそれだけの薄っい情報だけで

思い当たるのが「柘榴坂の仇討」ではないかと。



私の全身がビクッ!と反応。

「あっそれそれ。」「さすがですね。凄いですねえ。プロですね。」

で、どこにありますか。


「それはですねえ。今、上映中でDVDは出ていません。」


親切にも上映している映画館も調べてくれたのですが、

三宮界隈は上映終了していて

ちょっと遠くまで足を運ぶ必要が。。。


でDVDが出るまで待つことに。



いつのまにか私の頭の中から完全に消えていたのに

昨日、レンタルビデオ屋さんの近くを歩いている時に

そう言えばと、

頭の中でぽっかりと浮かび上がるように思い出したので

DVD化担っているかどうか確信が無いまま入店。



すると嬉しいことにありました。

で柘榴坂の仇討と、西教寺の記事の時に

スーパーサイヤ人さんから頂いたコメントで

お勧めして頂いていたバブルへGOの二つをレンタル。



いや~どちらの作品も楽しめました。

バブルへGOの中で記憶に残るセリフと言うかシーンが、


「私には経済のことは分からないけれども、

○○○○年の○○さんは、阻止することが正しいと思っていたようだよ。」

と伝えられた阿部寛が演じる○○が、

決意して行動を起こすところ。



柘榴坂は、

昔の武士の価値観と言うのか美学と言うのか、

そして、責任感であるとかが描かれていて、

責任をどれだけ背負っているのかよく分からない最近の公僕の人達と

どうしても比べてしまします。



それと、

中井貴一さんが良い役者ぷりを見せてくれていました。

何の違和感も感じさせることのないハマリ役でした。



また、

その妻の価値観がまたふつくしい。

不満や愚痴も言わず、やさしく、強く、夫を支える。

あんな女性は今も日本に存在するのか。


日本の女性は、ああであって欲しいと思いつつも

男性は、それに値するだけの人物になることが

先になければならないんですよね。



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新宿の

2015年06月26日 | ライフ

私の熊野三山の旅行記を観てくれた東京の友人が

素敵な写真を送ってくれました。



1枚目の写真には、

提灯に描かれたやたがらすが。



もしかすると

友人も熊野三山に旅行に行ったことがあるのだろうか。


2枚目の写真には

提灯に熊野神社の文字が。。。



やはり、そうなのか。

でも私達の旅行の記憶には残っていない風景なので

私達の情報から抜け落ちていた

小さい神社だけれども

歴史があり有名な神社かも。。。



と思っていたら

3枚目の写真。



これって新宿の東京都庁の建物。

良く見ると一枚目の写真にも都庁が写っていました。



ここまでくると

さすがの私も

あれ?和歌山にも都庁があるんだ。

なんて馬鹿な発想をするはずはありません。



私も熊野三山行ってきましたよ。

ああそうなんだ。

と思わすような引っかけ問題のような一枚目の写真に

真実を示すヒントをさりげなく写し込み、



二枚目の写真で、

これって和歌山のどこなんだろう?

和歌山ラーメン食ってきたんだろうかと

旅行の話を色々と聞いてみたいなと

私の中で想像が膨らませてからの

三枚目の写真でどんでん返し。



唯写真を送るだけではなく

ユニークな手法を駆使した送り方。

見事でござりました。



さて肝心のここは一体どこなのかですが、

添付されていたメッセージには

「新宿 12社 熊野神社」と

その答えをしっかりと書いてくれていました。



この友人の住まいは新宿で、

今まで住まいの近くに熊野神社があることを知っていたのだろうか。


以前、明治神宮や靖国神社に誘われたけれども

その時にはあまり興味がなく断って行かなかったのが

今となっては非常に残念無念。



いつか東京に凱旋して

友人と一緒にこの神社と、

明治神宮、靖国神社に参拝してみたいと思う今日この頃です。




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ご結婚

2015年06月23日 | クライアント様より




数年前に

知人から娘の施療をしてもらえないかと相談を受けました。



知人から詳しく話を聞くと

東京で生活で色々とあって心療内科に通っている。


自傷行為やパニック症状があり、

統合失調症との診断を受けているとのこと。



これらのことを聞いて、

私は、施療を行ったとしても

以前のような状態に戻るとは言う事が出来ないこと。



もしも、施療が上手く進んだとしても

今の苦しい状態から抜け出すには

施療回数は多くなることを伝えました。



知人は、

一度は、カウンセリングを受けさせて、

本人が続けたいと言うのであるなら

そして、

一度面接をしてもらって可能性が少しでも感じられるのなら

最終的な結果がどうなるにしても受けさせたいとのことで

一度、面接することになりました。



その面接で話を聞く限り、

私が一番気になっていた統合失調症の特有の症状が

あるとは思えなかったこと、


なによりも目の前の本人からも感じ取れなかったことで

私の感覚として面接をする前よりは、

改善の可能性が高まったこと、


だからと言って

改善を楽観出来るような状態ではないことには変わりないことを

知人に伝えさせてもらいました。



かくして、施療が始まり、

本人は本当に頑張ってくれました。


次第に状態は改善されていき、

それに従い施療間隔を開けて行き、

最後の施療では、

又何かあった時に施療を行うことにして

一応の終わりとしました。



その本人から頂いたいくつかのメールの内

2通のメールを御紹介させて頂きます。



最初は、

施療を終えてしばらくして頂いたメール。



お久しぶりです~(*^^*)

ご無沙汰しています。

近況報告しようと思いメールしました~♪



最近、体調は良好です。

たまに考え込むこともありますが、

前のような落ち込みは、ほとんどなくなりました。



プライベートで出歩くことも

かなり多くなり

気分転換もうまく出来ています。



遊びすぎでパパに

いつか怒られるんではと

思うくらい出歩きすぎています~。



又、本当にしんどくなったときお話を聞いてください。


とりあえず、近況報告でした。





そして、

最近、頂いたメール。



おはようございます~(*´ω`*)

お久しぶりですが先生はお元気ですか。



私の方は体調は良いですが、

春というのと完全深夜シフトということで

生活が真逆になり…

しんどくなるときはありますが~

発作とかそういう大きなものは

起らなくなりました~(*´ω`*)



あれから彼氏も出来て、

その彼氏と夏頃を目処に結婚をしようと

今の彼氏と話を進めているところです。



パパにもそのことは話しました。

結婚のことも含め先生にも報告しておこうと思い

連絡させて頂きました。




本人が結婚することは

知人からも報告を受けていたのですが

このようなメールを本人から頂くと有難くもあり

本当に嬉しいものです。



知人は、結婚相手とあった時に、

「お前本当にあいつのことを好きなのか。」

と聞いたそうです。



と言うのも

今まで娘が付き合っていたタイプとは

全く違うタイプだったからだそうです。



これらのことは、

私が以前に知人に話していた

今の状態が改善されると本人が好む異性のタイプも変わることを

本人が体現してることになります。



そして、このことは、

本人の心の変化が仮初のものではなく

本物の変化であることを示していると考えることが出来ます。




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世界遺産 和歌山編

2015年06月12日 | 名所巡り(和歌山)

熊野三山の残りの一つ

熊野那智大社に足を踏み入れます。


本来は一ノ鳥居から二ノ鳥居を通って

境内に入るのが正式なのだと思うのですが

(しかも一ノ鳥居の所まで行ってるし)

もう一度、那智山 青岸渡寺まで戻ってから入ることに。



このようなルートを選択したのかについては

特に意味はないのですが、

昔、ドラクエの迷路の攻略法として

私が採用していたものと似ている気がします。




青岸渡寺に隣接している那智大社の入口

外国の方も沢山来ていました。




門をくぐると直ぐにある那智の大楠

この大楠は樹齢800年を超えていると言われていて

平重盛が参拝の際に手植えしたものと伝えられいます。


地面に近い所は物凄く太く、(おそらく大人8人位で手をまわしても足らない位)

その少し上から幹がいくつかに分かれて面白い姿をしています。




真下から観た大楠




熊野那智大社 拝殿








今回は、凄いです。和歌山と私は相性が良いのか

写真にまたまた巫女さんをゲットしています。


熊野速玉大社の時にもゲットしていますし、

玉置神社と本宮大社は撮れてはいませんが、

その時も、まるで私が写真を撮るのに合わせるように姿を現してくれたんですよね。



こっこっこっこれは!

もしかして。。。



那智の道案内に天照大神は神武天皇の元に八咫烏を御遣わしになった。

そして、

神は、私の元へ巫女さんを御遣わしになったのかもしれない。



社殿と八咫烏の像







宝物殿




二ノ鳥居と手水舎




那智大社の手水舎




手水舎を今回沢山見かけたのですが、これは。。。


青岸渡寺に一つあったのは青岸渡寺に御参りする用としても

那智大社の一ノ鳥居をくぐった所と写真の二ノ鳥居をくぐった所にもあるのは

二度、清めることを求めているのでしょうか。謎のままです。



二ノ鳥居から下を見るとこんな風景です。




丁度、この階段を上がってきた人がいたので尋ねてみたのですが

随分としたまで続くそうです。


私達は、防災道路を通って一番上まで来たので

那智大社への正式な参道を通って来ていません。


この階段を息を切らして自分の足で上がってきた人は、

私達が観ていない素敵な景色を観ることが出来たり、

私達が体験していない何かを感じることが出来るのだと思います。



私達は一日数カ所の強行軍?で回るので

(バスツアーよりはゆとりがあると思いますが)

一カ所に時間をかけ過ぎることを避けることになります。



同じ理由で私達は歩いていませんが、

大門坂という古道のロマンを味わえるルートもあるので

再度の訪問する機会があれば歩いてみたいと思っています。



熊野那智大社を後にして

飛瀧神社(ひろうじんじゃ)、那智の滝へと向かいました。




飛瀧神社は、

那智大社の別宮で元々那智大社はこの場所にあり、

その昔に現在の場所に移転したようです。


那智の滝自体が御神体として祀られているので

本殿も拝殿もありません。


瀧そのものが御神体として祀られている

まさに神道の自然信仰。







那智の滝へと続く階段




階段を降り切ると




那智の瀧



ど、ど、ど、どーん。

日本三名瀑の一つ

133メートルもある大滝なので物凄い迫力です。



那智の滝は、日本の最大級の滝の一つですが、

世界の滝と比べるとその規模は、

大人と子供、猫と虎くらいの違いがあり、

日本の滝はしょぼいと言う人もいるかと思います。



でもなのです。私なんかは、

ナイアガラやイグアスは、あれはもう滝ではありません。

滝のレベルを超えちゃってもう別物扱いをしています。



さて、この滝の飛沫に触れることによって、

延命長寿の霊験があるそうす。



つい最近、世界不思議発見のレポーターが番組内で

ニュージーランドでレポートした滝に

滝の飛沫に触れると寿命が延びると言う言い伝えがあると紹介していましたが、

随分と距離の離れた外国の地、そして、文化も違う地で

日本と同じような言い伝えがあることは正に不思議発見です。



300円だったか、お金を納めると那智の滝にもっと近づけるので

飛沫に触れにいきます。




何日か前に近畿地方に大量の雨が降ったので水量も十分。

その昔、瀧の岩肌に千手観音が彫られていたそうですが、

今は崩れ落ちたのか見つけられません。


しかし、誰がこんなに水が流れ落ちる所に

どんな風にして彫ったのか、信じられません。


写真の左側に写っているのが

延命長寿のお瀧水、

右に写っているのも同じなのかどうか分かりません。



お瀧水の右隣にある水口(これも延命長寿のお瀧水かもしれません。)



古代の人々が133メートルもの瀧を観て

神が降臨する御柱と観えてもおかしくないだろうし、

龍の姿として観てもおかしくないだろうと思います。


龍の字と瀧の字が良く似ているのも

そのようなことと関係があるとは思うのです。



そして、龍神は、雲や雨を司る水の神様で、

水は私達が生きて行く上で必須のもので、私達の命の源泉。



私達が身を清めるための手水舎に注がれる水が、

龍の口から出ているのも

それらの考えから来ているのだと思います。



ちょっと面白い話で友人曰く

もともと日本では水と瀧と龍との関係で

水道の水口は、

龍口と言われていたようですが、



後に私達一般の住居の水口を神様に敬意を払って、

龍ではなく蛇、つまり蛇口と言うようになったそうです。



何故、蛇とすると敬うことになるのかと言うと

「海に千年、山に千年すんだ蛇は龍になる。」という言い伝えがあり、

蛇は、龍に成長する前の姿となります。



階段を上って




ここは?




瀧に近づいてきました。




ここまで来ると、瀧の飛沫を少し浴びることが出来ました。

水量は、毎秒一トンと言われていますが

その水が流れて行っているだろうと思われる下へと目をやると

さほど水が流れていません。


一体、どこに流れているのだろうか。

ブラックホール、あるいは神様の世界へ流れているのでしょうか。




瀧のズ――――ムア―――ップ!




もう一つ、ズ――――ムア―――ップ!




マイナスイオンの影響なのか、ドドドドド―ッと響き渡る音の影響なのか

聖域が放つ何かを感じとっているのか

いつまでもここに留まりたくなる位に気持ちが落ち着きます。

この感じは、仁和寺、龍安寺と他少ししかありません。



なのですが、そうはいかないので

踏ん切りを付けて那智の滝を後にします。





私は子供の頃だったか、いつだったか岬公園に2度ほど行った記憶と

学生の時に南海電車で和歌山深日港経由で帰省した位で

深く和歌山県に足を踏み入れたことはないくせに、

和歌山に持っていたイメージは、特に見所がない所でした。



当然のことながら和歌山に関する映像や写真は、

これまでも見たこともあったのですが、

私の持つイメージは変わることがありませんでした。



しかし、

実際に足を運んでみると面白いもので

あっさりとイメージが書き変わるんですよね。



これで和歌山の世界遺産を制覇したと思ったのですが、

帰ってから訪問した場所に関して調べていると

何と言うことか、ひとつ見落としていたことを発見。

「補陀洛山寺」

う~ん。またやってしまっていたのです。



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世界遺産 和歌山編

2015年06月09日 | 名所巡り(和歌山)

朝~。



7時30分起床で朝食に向かいます。


昨日、母親にと速玉大社で購入した御札と御守り




朝食




私たちの他には一組の外国の方だけで、

他の宿泊客の皆は、まだ寝ているのかなと思っていたのですが、

昨日の夜に6台ほど停車していた車が一台もない所をみると

もう出発したようです。


私達が遅いのか、皆が早いのか、

もしかすると旅行ではなく出張なのかもしれません。





朝9時頃、御世話になったホテルを出発して

今日の予定、熊野三山の最後の一つ熊野那智大社へと向かいます。



しばらく県道車を走らせると、山道に突入。

ホテルから熊野那智大社まで25分。(グーグル調べ)


ナビに従いマイクロバス以上の車両は通行できない防災道路(有料道路)を通り

那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)と那智大社の直ぐ近くに到着しました。



ちなみに那智大社と那智山 青岸渡寺は、

同じ敷地に建てられているかのように隣合わせで、

共に世界遺産登録がされています。



駐車場に隣接した納骨堂




三重塔

駐車場から一段下に降りた所にあります。

2階と3階は、展望所になっているそうです。




那智山 青岸渡寺の本堂に向かいます。




鐘楼




下の写真には、灯篭のようなものが写っていますが、

宝篋印塔と言い、現在は供養塔、墓碑塔として建てられていますが、

元々の目的は違ったものだったそうです。

この宝篋印塔は、1322年の造立とされていて

重文に指定されているようです。




那智山 青岸渡寺 本堂




これまた物凄く朽ちた感じが独特の味わいを感じます。

最初、厳島神社の時にあった千畳閣(豊国神社)のように

今は使われていないのかなと思ったくらいです。




本堂の前の庭と言うか広場




灯篭の横からの景色

三重塔と那智の滝




今日は、気候も天気も良く

標高500メートルから見る景色も絶景でした。



実際に見た時の感じが上手く映し撮れないことを嘆いていたのですが、

ここにきてあることに気が付きました。


写真を大きなサイズで見ると

その時に見た感じに結構近づくので、

腕の良し悪しやカメラの性能の違いが全ての原因では無かったようです。




現存の本堂は、織田信長の軍勢によって焼き打ちされた後に

豊臣秀吉が弟秀長に再建させたもののようなのですが、

以前訪問した延暦寺も信長に焼き打ちされていて、

ここも焼き討ち。



当時、いくつかの宗派は

高利貸しを行い返済出来ない人の田畑を取り上げたり、

妻、娘を売り飛ばす。

酒を飲み女を抱くなどの悪行三昧を繰り返したりと

もう本来の仏教の姿では無くなっていたようです。



しかも、

ちょっとした大名どころか朝廷にさえも圧力をかけるほどの

強大な兵力を持つ武装集団と化していたようで、

そうなると天下統一を進める信長と一戦交えることになるのは

自然な流れとも言えます。



堕落した宗派を本来の姿に戻すために成敗したと言う人もいれば、

信長の命令に従わない天下統一の邪魔になる集団だから

成敗したと言う人もいて本当の所はどうなんでしょうかね。




は、天下を統一する寸前で亡くなりましたが、

何故ゆえにあのような事件が起きることになったのかは

未だハッキリとしたことは分かっていません。



仮に信長側には大義名分が成り立つ行動であったとしても

その手法が力技過ぎると強い敵愾心を生み出し

己の敵対勢力を生み出すことになるので、

あのような結果を呼び込んだのかもしれないと思っています。



後に天下を取る



そんな気性の激しい信長と折り合いを付けて仕えていたのですから

二人の懐の広さはかなりのものだったのではと想像します。



私なんかは懐がそんなに広くないので

到底無理で袂を分かつことになること間違いありません。



大きくて沢山のものを入れるには大きな入れ物が必要であるのと同じで

沢山の人の協力がなければ成し得ないことをやる場合、

様々な人を懐に受け止めるだけの大きさがないまま強引に突き進んでも

どこかで破綻してしまうのかもしれません。



ちなみに、



は、人たらしの能力に相当長けていて



は、「鳴くまで待とう」の忍耐力にプラスして

信長並みに相当気性が荒かったという説もあるようです。




100円だったか200円だったか

私が購入した線香が中に写っています。




ここ那智山 青岸渡寺は、西国三十三か所の一番札所になっています。


日本には観音様をおまつりしたお寺を巡礼する習慣が

室町時代に始まったようで、

その最古のものが近畿一円に点在する

「西国三十三箇所」への巡礼とのことです。


他に、関東地方の秩父三十四ヶ所と坂東三十三ヶ所の三つ全部お参りすると

合わせて100になることから百観音の巡礼と言うのだそうです。




観音様の仏像




手水舎




階段の下の方に山門が見えましたが

ここは何となくスル―して




この違う階段を下りてみると




尊勝院



宿坊とあったので一般の人はどうか分かりませんが

宿泊出来るかもしれません。


さらに先へと下って人がいる所に行ってみると




さきほど上から見下ろしていた

青岸渡寺の山門がありました。

本来ならこの階段を上って入っていくのだと思います。




いつもなら山門の金剛力士像を写真に収めに行くのですが

今回は何となく止めました。



写真でも分かるように、

珍しいことに金剛力士像が設置されている場所が

金網以外の素材で囲われています。


そこにいた人達は、ガラスに囲われていると言っていましたが、

実際に真近で観ていない私が言うのも何ですが

強度面から考えてアクリル樹脂だと思うのですがどうなんでしょう。。。



先ほどの山門を見上げることが出来る場所のすぐ左に

那智大社に通ずると思われる鳥居があります。




鳥居をくぐって前には階段

直ぐ左に手水舎が




手水舎




そして、

手水舎の左手前には、橋と庭と奥に階段がありましたが

足を踏み入れていないので

この先に何があるのか確かめていません。



私は階段を上って大社には向かわず、

青岸渡寺の方へと一旦引き返しました。





次は、熊野三山の残りの一つ

熊野那智大社に足を踏み入れます。




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世界遺産 和歌山編

2015年06月05日 | 名所巡り(和歌山)

午後4時30分に熊野速玉大社に到着。

正しいのか、唯の思い込みなのか

この時、拝観は午後5時までと思い込んでいるので

後30分で果たして見て回れるのだろうかと

ちょっと焦っていました。


熊野速玉大社 正面




鳥居の色合いがちょっと濃い目の赤です。




神門




扉には大きな菊の御紋




拝殿

神門をくぐると直ぐ正面に拝殿があります。




違った角度から観た拝殿




拝殿の奥には、複数の社殿があります。




拝殿の右側にある鈴門




左が新宮神社で右が恵比寿神社




残り30分でしたが、

敷地はそんなに広くなかったので主要なものは、

観ることが出来た様に思います。

ここにも八咫烏神社があり、天照大神が祀られていました。


熊野三山とは、

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの総称です。

明日は、残りの一つの熊野那智大社に向かいます。


今回の旅では、できるだけしっかりと参拝しようとしたので

その参拝回数が半端ありませんでした。


玉置神社では、4か所で参拝して、

熊野本宮大社では、5か所。

熊野速玉大社では、6か所。


それでも参拝を見送った所があります。


写真のように参拝所が並んでいるのですが、

これまでの訪問した所では、

同じような所は、なかったような。


でも、これまでは、

しっかりと参拝できる所の全てを参拝しようとする気持ちが

弱かったせいで記憶が飛んでいるだけなのかもしれませんが。。。



初日に予定していた3か所を予定通りに拝観することが出来、

いよいよネットで予約していたビジネスホテルに向かう事に。



これがまた、ナビがビジネスホテルの裏側に案内したことで

発見に少し手間取ったりと一混乱があったのですが、

無事にチェックイン。



一人一室で、なぜかベットが二つのツインルーム。

料金は、朝食付きで6,500円。


御風呂は、提携といったか親会社と言ったか忘れましたが

そのホテルで温泉の無料入浴券付き。


無料で温泉に入れるのですから入らない選択はありません。

夕食の前にホテルへGO!




温泉をおよばれしたホテルのロビー




温泉に向かって進みます。




おっこの先がそのようです。




さすが銭湯とは違って男ではなく殿とあります。

女子の方は何て書いてあるのだろうか。姫かも。

変質者と間違われて大事になる恐れがあるので確かめていません。




人がいなかったので脱衣所の写真を取りました。




内風呂の大浴場と露天温泉もありましたので

時間をかけて両方をじっくりと味わってきました。


御湯加減がばっちりで、たまらなく気持ち良かった。



東京で生活している時には近くに銭湯があったので

銭湯を良く利用していて、

その時には何故人は温泉に行きたがるのか不思議でした。


おそらく料理を楽しみに行くのだろうと思っていたのですが、

ここ何年間は家風呂が続いて、

「あ~足をゆっくりと伸ばして御風呂に入りたいなあ。」

と言葉がこぼれた時に温泉を求める気持ちの理解完了。



そして、温泉の良さは、

足を伸ばして浴槽につかれることだけではなく

あの気持ち良さと疲れの取れ方は、

家風呂はもちろん銭湯では感じることが出来ない様な気がします。


一体、何が違う事によって起きているのだろうと思うのです。

湯の成分の違いで、あれだけの違いが起きるのでしょうか。


でも何々温泉とか言う粉をバスタブに入れても

同じ感じは得られないんですよね。




どれ位温泉にいたのだろうか、

気が付けばあたりは夜の帳が下りていて

食事をするには良い時間となりました。



和歌山と言えば日本有数のマグロ漁港なので

やはりマグロを食べようということで

私達が宿泊したビジネス・ホテルでもらった

食事処を紹介したパンフレットの中から選んだお店に。




海鮮丼やマグロ丼を押しているお店と迷ったのですが

ここは刺身系よりも料理系を選択。


左は、マグロの身のそぼろ料理

真ん中は、マグロの刺身

右は、マグロのかつ

奥は、鉄板焼き用のかじきマグロとご飯

で、1600円。


左奥は、友人は車の運転があるので私だけが注文したビール

そして、定食とは別オーダーしたまぐろの塩かま焼きが1000円。


塩かま焼きは、一人に一つ注文しようとしたのですが、

店主が一つで十分な量があると言ってくれたので一つだけ注文。




私達が注文した料理が出てくるのを待っている時に

地元の情連客が注文したであろう

それはもう美味しそうなピンク色をしたマグロの刺身系の料理が盛り付けされた小皿が

カウンターに並べられました。



店主に、料理の内容を聞くと

本マグロの頭の身の部分、かまトロ、大トロ等、とろづくし。

値段を聞くと一皿3000円とのこと。



マグロと言えば、本マグロ。

私達の料理には、本マグロがいないので

せっかく和歌山のマグロ漁港にきているのだからと

ここは一つ、奮発してと思ったりもしましたが、

経費節減で思い留まりました。



私達は最初、新宮市で宿泊出来る所を探したのですが

全て満室で予約不可で、

勝浦でようやく予約が出来たのですが、

和歌山も人気があるようです。




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世界遺産 和歌山編

2015年06月02日 | 名所巡り(和歌山)

玉置神社から熊野本宮大社まで車で約一時間。


この時は、全ての神社が午後5時までだと思い込んでいるので

今日の予定の後二つの大社を拝観できるかどうかが気になっていました。


大社と言うからには広い敷地で見所が多いかもしれないので

それぞれの拝観にある程度の時間を要することになります。

だとすると

予定通りに二つの大社を今日中に回れないかもしれません。


今日中に回れないとなると明日にスライドすることになり、

明日にスライドすると帰りが随分と遅くなってしまう。



とか思っているのに

山から平地にまで降りて来た時に

大きな瀧を発見!

看板には「十二瀧」の文字。

立派な滝だったのでスル―することが出来ずに

停車して急いでパチリ。(停車時間5分)



十二瀧




結構な高さがあるのが分かります。




十二瀧もかなり大きな滝だと思うのですが

明日は、那智の滝を訪問する予定で、

以前に一度だけ那智の滝を訪問したことがある友人曰く

那智の滝とは迫力が比べ物にならない位だそうなので

非常に楽しみです。



車の中で友人とバスツアーではないので

時間や予定を優先せずに

じっくりと観てまわることを優先しようと意見が一致。



色々と話をしている内に熊野本宮大社に到着です。




大社の鳥居なのに小さめ。

だけれども歴史を感じさせるものがあり、

その奥へと続く参道を取り囲むように杉の木が立ち並んでいます。


世界遺産なのに人が少ないなあと思いながら奥へと歩いて行くと

最初に出迎えてくれたのは

八咫烏(やたがらす、やたのからす)の黒ポスト




八咫烏は、3本足のカラスで

日本サッカー協会のシンボルで

日本代表のユニホームにも描かれています。



その昔、熊野の険しい山の中で道に迷った神武天皇の軍を

天照大神が道案内として八咫烏を送り先導させ、

奈良県に大和朝廷を開き初代天皇に即位したということから

八咫烏は、熊野三山に共通する「導きの神鳥」として信仰されています。



以前、京都下賀茂神社でも八咫烏が祀られていましたが

下賀茂神社に祀られている「賀茂建角身命」は、

神によって八咫烏に化身した人となります。



拝殿




熊野本宮大社 総門




総門をくぐると檜皮葺(ひわだぶき)の社殿が姿をあらわしました。

神社と言えば朱塗り、しかし、ここでは見かけません。

その所為なのか歴史の重みが伝わってきます。


朱塗りではないのは何故なのか、申し訳ありませんが調べていません。




参拝する箇所が5か所あります。







参拝を終わり、次の目的地に向かおうと総門を出たら

正面に下へと続く長い階段を発見。

ん?

この様子から判断するとこの階段を下りて行った所に

表玄関の鳥居があることが想像するのは簡単で、

こうなったら降りて行くしかありません。



私達が到着した所は

正面玄関ではなく裏口または勝手口、前門ではなく後門。

友人の車に搭載されているナビはどう言う訳なのか

度々と裏の方へと案内します。何故なのか。



手水舎

拝礼の前に身を清めるための手水舎ですが、

今回は裏に到着したので順番が逆になってしまいましたが、

玉置神社で身を清めているのでお許しをして下さるはずです。




これが正面の鳥居で先ほどの鳥居とはやはり違います。




そして、長い階段を降りたら

今度は登らなくてはなりません。




全部で158段あるそうです。

158段なんて大したことはないのですが、

玉置神社プラス158段プラス歩いた距離なので

じわじわっと堪え始めています。




ここ熊野本宮大社は、元々別の場所にあって

その大昔に洪水でその多くが流されたので

現在の場所に移転したそうです。



次の目的地、熊野速玉大社に向かうために熊野本宮大社を出たらすぐに

境内で紹介されていた黒色の大鳥居が目に飛び込んできました。





行くのか行かないのかと友人共々迷ったのですが、

この時は、大きくて凄いんだぞアピール・イメージしかなかったのと

時間のことを考えて大鳥居は、

訪問せずに速玉大社に向かいました。



ところがです。

後で分かったのですが、

そこが熊野本宮大社の元々あった場所とのことで

行っておくべきだったと少し後悔しています。



私達の遠出は、中途半端なリサーチの結果、

こんなことばっかを繰り返していますが、

ものは考えようで

やり残したことがあることで、

また訪問する時の楽しみを残しておいたことにもなると。




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