女性は変身する

人間には血液型があります。良く血液型占いとかありますが、
これは本来、その人の性格や性質を決定するものではありませんが、
免疫力に関係するという説があります。

地球上には数え切れない病原菌が存在しています。
この一つ一つの病原菌にはＡ型の因子とかＢ型の因子とかを持っていて、
Ａ型の病原に対しては、Ａ型の血液の人が抵抗力が弱く、
Ｂ型の病原に対しては、Ｂ型の血液の人が抵抗力が弱い。
これは、もし地球上である一つの病原体が猛威を振るった時に、
人類の滅亡を防ぐために血液型が分かれたというものです。

また、女性には、その女性が好ましく感じる男性の臭いがあり、
この臭いで女性は男性を選んでいるという説もあります。
これは男性が持っている遺伝子の違いによって発する臭いも違っていて、
自分の遺伝子と出来るだけ遠く違う遺伝子と融合することで、
免疫力を上げ、抵抗力の強い子供を産むための能力で、
男性には無い女性特有の能力だそうです。

幼い頃は、自分を守ってもらうために自分と近い遺伝子の臭いを好み、
発育していくにつれて生殖本能によって、遠い遺伝子の臭いを好みだす。
だから、生育した女性がお父さんの臭いが嫌いだと感じるのは、
至極当然のことなのだそうです。そして、子供を宿すと、
好みの臭いがまた変化して自分と近い遺伝子の臭いが好きになります。
これは、生殖本能を達成すると、今度は安全、安心を求めることからそうなるようです。

これからすると彼氏彼女、夫婦の関係において次のような考えも出来ます。
恋愛、結婚については自分の遺伝子と遠い男性、
また自分にはないものを持っている男性を好み、
生殖活動を達成すると、求めるもの、好みが違ってくる。
女性の見た目は何も変わりませんが、中身は変身するようです。

この頃に、男性は何らかの変化を遂げていなければ、
あるいは、何らかのものを二人の間で築くことが出来ていなければ、
パートナーから得られない安らぎを求めて不倫に走る女性がいるのも
この影響があるのかもしれないと考えることも出来ます。
長く仲良く、そして関係性を育てていくために、
このあたりのことも参考に出来るかもしれません。

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後に残るもの

富と名声を手に入れ、
数々の名店、数々の一流シェフの料理を食べている人が、
忘れられない料理として１つあげるとしたらと問われて答えるのが、
子供の頃おふくろが作ってくれたカレーだったりすることがあります。

これは、その方のおふくろさんがたまたま一流のシェフの料理を
上回る料理の腕を持っていた訳ではありません。
その方を愛する気持ちを料理を通して受け取っていたからです。
富を持っているから、優秀だから、高名だから、
そんなもの何一つ無くても、
その方への強い愛情が料理と共に伝わってきていたからですね。

このような食事を食べていると、身体が作られていくだけでなく、
心に栄養がいきわたり、心が豊かになっていきます。
これらを表した言葉として食育という表現がありますが、
何が一番大切なのかを表しているように思います。

ビジュアル、高収入、肩書、ブランド、口達者、
誰かの愛情を得ようと何よりもそれが一番と追い求めたり、
それらに惑わされ、その人ではなく付属しているものを愛してしまう。
それらが無くなると何が残るんだろう。

また、これだけの愛情を支払ったから、これだけの愛情をもらって当然だ。
これでは、愛情は商取引と何ら変わらなくなります。

人の心にいつまでも深く残るのは、与えてもらった物ではなく、
愛情を注いでくれたという感覚が残ります。

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とにかく何かを始めよう。

相対性理論では時計が刻む時間の長さは一定とは限らないことになっていますが、
地球上での通常の場合、地球上で時計が針を刻む時間と感覚的な時間があります。

この感覚的な時間とは、つまらない事をやっていると時間が長く感じたり、
熱中出来ることをやっていると時間が短く感じたりすることですが、
熱中するしないに関わらず、子供の頃と比べると時間の経過が
随分早くなったように感じます。

感覚的には１日の長さが昔は少なくとも１、５倍ほど長かったような感じ。
ましてや１年は今と比べると、とんでもなくとても長く感じられました。
私は、今○○歳ですが、何日か前に成人式を迎えたような気がする位、
成人式から○○歳まであっという間に過ぎてしまいました。

人生は長いようで、驚くほど短いと感じています。
時間というもの、最初はゆっくりと流れて私達を油断させ、
後になるに連れてポルシェの如く加速していきます。
私達に与えられている時間は思いのほか短いと言うのが実感です。

やってみたい事があるなら、まず、やってみましょう。
上手く行かなくても良いじゃないですか、もしかしたら上手く行くかもしれないし。
上手く行っても行かなくとも、今までとは違う流れを起こすことが出来ます。

私達には１００万年の時は与えられていないのです。

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美術品に思うこと

美術館、博物館などに行くとガラスの向こう側に
光に照らされ鎮座する焼き物を目にすることがあります。
さぞかし良いものなのでしょうが、そこに飾られている壺やお椀は、
最初から飾ることを目的としてではなく、
使ってもらうために作られたものだったはずで、
実際に使われていたものなのでしょう。

壺やお椀は使われてこその壺やお椀であって、
ガラスケースの向こうに鎮座したものは、
美術品であり、骨とう品でしかなくなり役目が変わり、
壺やお椀の形はしていても、そこにある限り壺やお椀ではありません。

あのギターリストが実際のコンサートで使っていたというギター。
どっかで飾られていましたが、私には、まだまだ使えるそのギターが、
もっと音を奏でて欲しいと嘆いているように感じます。

しかし、まだ人目に触れることが出来るのでマシなのかも知れませんが、
あなたの優しさや心配りや愛情、そして能力は心のガラスケースの中に置いていても
誰も気が付きませんし、使ってこそその価値です。
使わないまま、気づかれないまま、骨とう品や美術品になり下がる前に、
ぜひ誰かのために、自分のために、あなたの音を奏でて欲しい。

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不幸は忘れた頃に

以前、塞翁が馬で書かせて頂いたように、
どんなに注意、備えをしていても、
人間生きていれば良い時もあれば、そうでない時もあるもので、
さらに、良いという事と悪いという事の違いも、
その多くは、出来事に対しての受け取り方でしかなかったりします。

そして、良いことがずっと続くこともなく悪いこともずっと続くこともありません。
どんな偉い人だって、かしこい人だって、高名な人だって、
みんな、みんな、同じです。

ですから、不幸な出来事？は、大なり小なり必ず、
自分の身に起きるものだと始めから想定しておくことも必要です。
これ、塞翁が馬の精神です。すると望まないことが起きた時に、
「自分にはそんなことが起きるはずが無い、何てこった。」的な、
必要以上の悲しみや絶望感を感じなくて済むかもしれません。

しかし、そうは言っても
人間、出来るだけ嫌な思いはしたくないものです。
そこで、それをちょっことだけ防ぐポイントなのですが、
人が失敗する時が多いのは緊張が緩んだ時に多く失敗する事が多いようです。

就職して１～２年して仕事に慣れてきた時にだとか、
スキーで骨折なんていうのも初心者の時ではなく、
ちょっと滑れるようになってきた時に多いようですし、
彼女（彼氏）との付き合いでも、ある程度の付き合いが続いた頃に、
危機が訪れるのも安心から来る緩みが原因ではないかと。

あらゆる危険は心の隙に忍び込むと言われています。
よくもまあ、と思えるぐらい見事にその隙を突いてきます。
隙あり、め～～ん。一本！奴は剣道の達人級の腕を持っているようで、
自信過剰、分かってくれるだろう、分かってくれるはずは、
本当の実力、本当の繋がりが出来るその日まで禁物。
その方が良さそうです。

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無駄は無駄にあらず

私が子供の頃、山から有る鳥の鳴き声が聞こえ始めると、
同級生何人かと山へ入り鳥もちを枝にしかけて小鳥を捕獲していました。
鳥もちとはガムのようなもので水気を加えて練ってやると粘り気が増します。
それを、折った枝に巻きつけてから木の枝と枝の間に渡し架けてます。
それにとまった鳥を捕獲することが出来るというものです。

これにも色々とコツがあり適当な木に鳥もちを仕掛けるだけでは上手くいきません。
本当の所は分かりませんが、私達の見たところでは鳥たちの通り道があって、
しかも、羽を休めるためのお気に入りの木があるようで、
あの木からあの木へ行って、そしてまた、あの木へと決められた木の間を移動します。
ですから、そのお気に入りの木を見つけることから始まります。

そして、見つけた木の中から仕掛けを設置しやすい木を選び、
さらに、その木では、どのあたりにとまることが多いのかを観察してから、
ようやく鳥もちを巻いた枝を10本ほど仕掛ると、後は待つのみです。
なかなか簡単にはかかりませんが、辛抱強く待っていると
仕掛けたうちの１本か２本に鳥がかかり捕まえることが出来ます。

話が長くなりましたが、仕掛けた鳥もち全てに鳥がかかる訳ではありません。
だからと言って取ることが出来なかった仕掛けが無駄なわけではありません。
無駄なった仕掛けも捕獲に貢献しているわけです。

何かを成し遂げた立役者は自分であっても、
それに力を貸してくれた人達を忘れないようにしたいものです。
そんな人たちの中には、力を貸してくれたことに気がつかないぐらい、
そっと力を貸してくれた人もいると思います。

それを忘れて自分だけで成し得たものと思っていると、
いつしか、陰で支えてくれる力は去っていきます。
自分一人で成し得ることは小さいものでしかありません。
大きな成功の陰には、それを支えてくれた力がいつだって存在します。

ｐｓ
鳥もちは、その周りの枝に溶け込むような色になっています。
少し離れてしまうと、その枝がどれなのかハッキリと認識できません。
では、鳥が仕掛けのある鳥もちの枝にかかったことを、
どのようにして知るのか、知っていますか。とても面白いことが起きます。

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ビギナーズラックから学ぶ

ビギナーズ・ラックとは、競馬などのギャンブルで経験者が予想を外す中で、
初心者が予想を的中してしまう時などに使われる言葉です。
そもそもギャンブルは、経験者だからといって
簡単に予想を的中出来るというものではありませんが、
このビギナーズラックは往々にして起きることがあります。

実は、私も昔にビギナーズラックを経験しています。
学生の時にアルバイト先の人から誘われ最初に経験した競馬で
中穴をゲットした事があります。
その競馬は、忘れもしない重馬場の天皇賞で大逃げを打ったプリティキャストが一着、
メジロファントムが２着、確か配当は６千円ほどついたことを記憶しています。

私を誘ったベテランはカスリもせずに撃沈、私がその馬券を選ぶときには、
絶対あり得ないとレクチャーしてくれたのですが、私は初心者ですから、
騎手がどうの、前走３レースがどうの、レース展開がどうのと等説明されても
ピンと来る訳もなく、私は馬の名前から何となく良い感じがするので選んだだけでした。
それが、ズドーンと来た訳です。
このレースの予想だけをみると私はベテランに勝利したことは間違いないのですが、
予想の全ておいて実力が上回っていることにはなりません。

このビギナーズラックをもう少し紐解いてみると、
ベテランの人には、今までの痛い思いをした経験、競馬の常識や知識を、
私よりも遥かに多く持っており、この多くの経験や常識や知識は、
大いなる力となりますが、そのことが逆に思考に枠が出来て、
その枠内で考え、判断をしてしまいます。
初心者には枠そのものがありませんから、枠の影響を受けようがありませんから、
初心者ゆえの自由な発想から得られる勝利と言えるでしょう。

私達は気がつかないうちに誰しもが枠を持ってしまっています。
この枠が駄目だということではありませんが、
経験者は、この枠に囚われの身にならないように、
時には、経験が浅い人からの枠の外からの意見も聞いてみることも大切です。
初心者は、この引きなーズラックによって自分の実力を見誤らずに、
経験者の意見に耳を傾けることも大切です。

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仕事と責任

私達の仕事はオーダーメイドと同じです。
持ち込まれる相談は、１つとして同じものはありません。
そう言うと、田中さんの相談はあがり症、そして、伊藤さんの相談もあがり症で、
大橋さんは、パニック障害の相談で、鈴木さんもパニック障害の相談、
同じ悩みに取り組んだことがあるじゃないと思われる人もいるかもしれません。

しかし、これらは一般化された言葉であって、
公園に行って、あれは何？で質問されて、それは木だよ。と答えるようなものです。
木にも銀杏の木、桜の木、松、杉、等など無数の木があります。
そして、さらに同じ松の木が２本並んでいても、
その二本の松の木が、全く同じ木ではないのと同じです。
だから、カウンセリング一回一回を、以前はこうだったと参考にはするけれども、
こうであるはずだと先入観を持たず、心を新たにして取り組む必要があります。

その時、あがり症の相談にはこうで、パニックの相談にはああでと、
相談者に、マニュアルのように決まったことを教えたり、要求したり、
また、カウンセリングする者がマニュアル通りに行うのは、楽で簡単なのですが、
それでは問題を解決することは出来ないのを経験を通して知っています。

多くのカウンセリング理論を学び、理解し、会得して自分を高めていくことは、
心理療法を仕事とする者にとって当たり前のことであって、
そして、学び、知り得た形を、そのまま提供するのではなく、
一人一人にフィットするように整えていく責任を果たさなければいけません。

この責任について重く受け止め過ぎて完全ではない自分を不安視する人もいますが、
この仕事をする人は完全であれと言うのではなく、私もそんな域まで到達していません。
私は、責任を果たそうとする姿勢を失わないことを胆に銘じるようにしています。
今までがそうだったように、後は相談者の能力が埋めてくれます。

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日本４大祭り

この前、ＴＶを見ていたら青森出身のタレントの方が、
ねぶた祭りのことを誇らしく話していました。
私はＴＶでしか見たことが無いのですが、一度は生で見てみたい祭りの一つです。

誰が言ったか日本３大祭りとして言われているのが、
確か、京都の祇園祭と大阪の天神祭と東京の神田祭でしたよね。
これって何の基準で決めたのかよく分からない、
何故、ねぶた祭りや博多どんたく、
姫路のけんか祭りが入っていないのか、その違いが分かりません。

しかし、ねぶた祭りを入れようとすると、
どれか一つをランク外へ追い出さなければなりません。
そうなると、私は関西出身ですから祇園と天神は残して、
神田を追い出すことになるのですが、
これもまた、東京には１４年ほどお世話になったので、
色々なしがらみがあり追い出すことは出来ず、
誰が決めたか日本３大祭り、決めた人は決断力がある人なのか、
適当に決めただけなのかどっちかですね。

それはそうとです。そんなことを思っていたら、
この前、私の故郷の春祭りの写真を撮っていた事を思い出しまして、
引っ張り出し眺めてみたんですが、日本３大祭りやねぶたと比べると、
規模も小さく、街の人たちだけの祭りなのですが、
私にとっては思い出深く、なかなかの祭りで、
しかも、思いっきりひいき目で見ていますから、
もし、日本４大祭り委員会が開かれて、
祇園、天神、神田、ねぶた、どんたく、けんか祭りが議論しているうちに、
スルっと一つの席に座らせてやろうと虎視眈々とその機会を狙っていたりします。

　　

　　

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私に出来ること。

私の臨床心理のスタートは東京から始まりました。
多くの方々と一緒に問題解決に取り組んで月日を重ねる内に、
良い結果を得られる方の割合も次第に増えていき、
多くの人と一緒に喜び、多くの人の笑顔を見させていただきました。
そんな人たちから、「先生のおかげで。」とか言われることもあったのですが、
それは、私にとって凄く嬉しい言葉なんです。凄く嬉しいのですが、
どうしても素直に受け取ることが出来ないんですよね。
「違うんだよなあ。」と本当に思うんです。

私には、人を悩みから解放するだけの力はないんですよね。
全部、その人の心の強さや柔軟さが素晴らしかったり、
たまたま、その人にとって問題を解決するという強い気持ちが、
頂点に達したタイミングであったのだと思うのです。
私がやっているのは、その人の持つ力を発見してもらうことで、
そして、その力を発揮してもらう提案をすることです。

その問題を解決した力は、間違いなくその方が持っているものなので、
それを作動させる決意をしてもらうだけです。
皆さんの心の中には、爆発燃焼するエネルギーを持っています。
私は、その力の在り処を手探りで探して、着火するだけなんです。
私がするのは着火するためにどうしたらいいのか考える訳です。

しかも、これがまた火打石とか、棒きれを擦りつけたり、
太陽光を集めるレンズを作ったりしてです。
ライターのように、「ハイ着火。」とはならないんですよね。
ですから、上手くいかずにいると、相談者が手伝ってくれたりするんです。
そして、何とか着火して発火し燃焼をしだす。
その結果は、二人で成し遂げた結果で、
私が何かプレゼントのように提供したものではないんですよね。

だから「先生。」とか「おかげで。」とか言われると、
何か違うんだよなあって思う訳です。
「こちらこそ、ありがとう。」って
「良いパートナーになってくれて。」って思う訳です。

人の心の内側に入って行って、私が思うように作り変える力、技術。
もし、そんな力を持ち、それで悩みから解放することが出来たとしても、
自分がしたいこととは何か違うような気がしているし、
今はまだ持ちたいとは思えないんです。

私には一人で問題を解決するだけの力は、まだ持っていません。
そして、今はまだ、持ちたいとも思っていません。
だから、神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計の
心理カウンセリングと催眠療法を受けられる方には注意が必要です。
私を信頼して頂けるのは嬉しいのですが、
全てを任せきりにすると何も起こすことができません。
あなたが一緒に取り組んでくれて初めて素晴らしい何かを起こすことが出来ます。

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