
何でも思いよう一つで、
それが不幸な出来事となったり、
肥やしとなる出来事となったりするのはするのですが。。。
とは言え、
そういつも物事を楽観的に前向きに捉えることは容易くありませんし、
大きなトラブルと正面切って向き合うのも大変です。
(トラブルが全く無いと言うのもどうかと思いますが。)
私達が遭遇する無視できないようなトラブルには、
大抵、前兆と言うものがあるもので、
同じことをしているつもりでも何かいつもと違う感じがしたり、
相手の話す言葉の端々に違和感を感じたり、
そういったちょっとしたものが積み重なって、
あるタイミングでドーンと炸裂!
また、虫の知らせと言うような優れた無意識の危険察知能力が
危険を知らせてくれたりするのですが、
なにせ前兆ですから、無意識からの危険メッセージである
違和感や虫の知らせの微妙な感覚を、
まあ、気のせいだろうとか、どうってことはないだろうとかで、
スル―してしまうものです。
それも当然と言えば当然で、その微妙な感覚の大半は、
スル―しても本当にどうってことななかったりするのですが、
時に、占い師の予言の言葉のように千に一つ、万に一つと言った感じで、
ズカーンと命中したりすることがあったりして、
そんな時に、
「そう言えば、あの時のあの感じはこれを意味してたんだ。」とか、
「本当は気が付いていたのに見過ごしてしまった。なんてこった。」
何て自分を責めたり、悔やんだり。
だからと言って、
一つ一つの違和感や虫の知らせに対処し過ぎると、
ある病院の待合室での笑い話のように、
「どうしたのかしら、今日は○○さんは来ていないね。」
「ああ、○○さんね。彼女、病気になったから来れないようよ。」
的な、おかしなことになりかねません。
日頃の行いでトラブルはある程度は防ぐことが出来たとしても、
完全に防げるものではありませんから、
いつまでも晴れの日が続かないのと同じように、
それは、起きても不思議でもなんでもないとしておく方が、
その時、自分を責めたり、後悔したりして、
苦しみや辛さを悪戯に大きくせずに済みます。
トラブル防止に努めることも大切ですが、
「来るなら来い!」「来るなら来て見やがれ!」
この俺が、この私が叩き伏せてやる!で、トラブルに立ち向かえるように
はっけよ~い!(発気用意!)の準備もしておきましょう。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計