心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

やらなきゃ始まらない

2013年09月28日 | 雑感・愚見





映像からは

「よし。私が成功させてやる!」

なんて全く意気込みを感じません。



おそらくですが、

その日のプロ・アイスホッケーの試合を見に来ていた

観客の中から抽選でたまたま選ばれ

促されるままにやったのかと思います。



これまでも数多くの人が挑戦し

成功したものはいなかったのでしょう。



そして、今回の挑戦者は、高齢の女性。

観客も関係者も成功するなんて思っておらず

殆どイベント的な感じだったのではないでしょうか。



それがどうでしょう。



関係者に促されて「おいしょっ。」とパックを打ったら

スルスルと穴に吸い込まれるように突入で

大型の車をゲット!



どうやら神様は、人を驚かせるのが好きなようですね。

無理だとか、不可能だとか、ありえないとか、

常識的にはそうかもしれないものでも

とにかく、やってみなければわからないのだと言うことを

再認識する動画ではないでしょうか。



リスクが少ないものとなると、

もう頼み込んでもやる位の気持ちでいても良いかも。


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マリオ

2013年09月25日 | 雑感・愚見




任天堂の山内前社長がお亡くなりになりました。

ご冥福をお祈りいたします。



それまで花札やトランプなどを製造していた任天堂が、

アナログ部門からデジタル部門へ踏み出すことは

相当な決断だったと思われますが、

その後の躍進ぶりは、株価の跳ね上がり方にも現れていて

株なんぞに全く興味がなかった私達の中でも

話題になるほどでした。



革命的と言えるファミコンが発売されたのは

私が高校生の頃だったと記憶しています。



その頃、え~と、名前は忘れてしまいましたが、

ファミコンと同じように綺麗な映像を楽しめるものが

同じ時期に発売されていたと思うのですが、

確か、まだ一般的ではなかったパソコンのキーボードを

使って遊ぶものだったので

値段が万円単位で違っていたので

ファミコンに完敗。



それまでのテレビゲームは、

テニス・ゲームから始まり、

そこからちょっと進化したインベーダー・ゲーム、

どちらも電色的なものでしたから

ファミコンの映像は、それまでとは比較にならないほどで

それはもう衝撃的でした。



そして、ファミコンの販売を爆発的に伸ばしたのが

マリオです。



「マリオ」の衝撃的な魅力によって

高校生ともあろうものが

再びゲームに引き込まれ、

付き合っていた彼女と分かれることになった奴もいたくらいです。



ここでマリオの話はちょこっと置いて

人間落ち込んだり、気分が沈んだり、嫌なことがあったりしますが

そんな時、気分を良くしようと

ポジティブシンキングをするのもひとつの手ですが

鏡の前で馬鹿な顔をしてみたり、馬鹿な動作をしてみたり、

あるいは、

顔を上げて、背筋を伸ばし、

両手を思いっきり天に向かって伸ばしたりと

表情や動作を変えることで効果が期待できたりします。



そして、

なにか楽しそうな人や笑える人を見たり、

馬鹿な話をしたり、

楽しげな映像を見ることも

ひとつの方法であることは言うまでもありません。






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許されざる者

2013年09月23日 | 心理カウンセリング




「体に障害を持った息子のために

今まで頑張って来たのですが、

これからも頑張り続けることができるように

もっと気力を引き出してもらいたいのです。」



相談に訪れた女性は、

疲れ果てた表情でそう言いました。



その目的を達成するための方法を検討し、

心理療法でのアプローチも

催眠でのアプローチもやれることはやれます。



しかし、その女性の表情と言葉の調子から

それとは別のことを訴えていると思われたので

それとなく探りを入れてみることにしました。



女性は、妊娠中に体調を崩したので

医師と相談し、

お腹の子供には影響がないことを確認し

薬を服用したのですが、

子供は障害を持って生まれたとのことでした。



「○○さん。あなたは、

そのことで罪の意識を持ち

今日までの何年もの間、

自分を責め続けているのではないでしょうか。

私にはそう見えるのですが。。。」



私が、そう言うと、

その女性から涙が溢れました。



女性が落ち着くのを待ってから

気力を引き出すことに取り組むより先に

自分を責め続けることを止めることの

大切さについて話し合ってみました。



しかし、案の定

「でも。」「しかし」によって

それをことごとく跳ね返します。



それもそのはずで、

息子さんが障害を持って生まれきたことは

自分に責任があると信じ込んだその人にとっては、

自分を許すことは絶対悪なのです。



ゆえに言葉や態度に表さなくとも

心の中で自分を責め続けることで

どんなに苦しくとも辛くとも

それによって最後のところで

自分が絶対悪の人間となることを防ぎ

自分を保つための唯一の方法なのです。



ですから、自分を責め続けているのを止めたいなんて

自分から口が裂けても言えるものではありませんし、

そんな気持ちを自分が持つことすら

許されるものではないと

無意識に押し込めたとしても

何ら不思議ではありません。



しかし、そのままでは、

自分の体が動かなくなるまで

自分の精神がボロボになるまで

自分を責め続けることになるかもしれません。



その女性を、罪の意識から開放し、

責め続けることを止めさせることが出来るのは

女性自身ではありません。

ご主人でもありません。

もちろん、施療者でもありません。



それを止めさせることが出来るのは、

ただひとり、息子さんだけです。



しかし、その息子さんはまだ3歳と幼く

そのような事を母に話せる訳もありませんから

あることを試みることにしました。



私「え~とですね。

ちょっと協力してもらいたい事があるのですが

いいでしょうか。」



女性「どんなことでしょうか。」



私「これから私が目眩を起こして

あなたの上に倒れ込もうと思うのですが

いいでしょうか。

かなり重いとは思いますが。」



女性「ええ、はい、構いませんが。」



困惑しながら許可をくれたので

私は、「ああ、目眩が。」と

言いながら女性の上に倒れ込み

「申し訳ありません。重いでしょう。」

「苦しい思いをさせて申し訳ありません。」

と謝罪をします。



事前に許可をもらっていたので

女性も「いえ、構いません。」

と言うしかありません。



私は、その後も倒れ込んだまま

謝罪を続けます。



私の身長は、高校の時も、その頃も

今も180センチ、

その頃は、空手で鍛えた体に脂肪を蓄えていましたから

かなりの体重がのしかかっていたので

相当苦しかったと思います。



女性「ちょっと苦しいのでもう体をどけて欲しい。」



私「苦しい思いをさせてしまったことを謝罪します。

許しえもらえますか。」と

体を起こさずに謝罪を繰り返します。



女性「本当に重いので体を起こして欲しい。」

と本気の言葉が発せられた時に合わせて

「今、あなたが私に望むのは、私の謝罪ですか、

それとも、私が体を起こすことでしょうか。」



女性「起こしてくださいいいい。」



私は、体を起こしてから間髪いれずに

「あなたの息子さんも、

今のあなたの気持ちと同じだと思いませんか。

息子さんが、いつまでも、何年も

謝罪し続けてもらうことを求めていると本当に思いますか。

そして、今の息子さんが今求めていることは何だと思いますか。

息子さんにとって今一番必要なことはなんだと思いますか。」



次回の施療の時に、その答えを聞かせて欲しいのです。



その後、2週間経過しても女性からの連絡はなく

ちょっと過激な試みだったかと反省もしていたところに

女性から感謝のメールが届きました。



そのメールは、

自分が目をそらしていた

自分の気持ちに向き合えたこと。

自分を責め続けることは

息子のためにも助けにもならないこと。



そう思ったら

自分を責めることを止めることが出来たこと。

そして、上手く言えないけれども

心の様子が違っていること。

気力が出てきて元気になったことを

知らせてくれていました。



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耳を貸す必要はない

2013年09月21日 | 霊魂




流産をしてから

体調を崩し

今では、ほとんど家事ができないまでに

なってしまった女性がいました。



それを治すために

水子を供養する必要があると言われ

供養の儀式のやり方や

それに関する結構な額のグッズを

進められるままに次々と購入してきたようです。



その効果があったのかどうかは

心理療法を求めてやってきたのですから

その答えは言うまでもありません。



私は仏教に関して詳しくありませんので

水子が仏教と関係があるのか無いのか

よく分かりません。



仏教に詳しくない私だからこそ

無責任で自由な考えを述べても良いのではないかと

勝手に判断してのことなのですが、



仏教は、

人間はなぜ苦しむのか、

今を生きている人が

悩み苦しまなくて済むにはの解を求めて

お釈迦さんが菩提樹の下で瞑想をし

辿りついた教えのはずで



そのお釈迦さんは霊魂については

何も語っていなかったと記憶しています。



100歩譲って

仏教の教えを時代と共に、

また、その土地の人々に

受け入れやすいように

微調整することが必要だったのかもしれません。



例えば、

その土地に既にあった宗教に

霊魂を供養するとか、

タタリ的な力を閉じ込めるといったものがあったとしたら

それを捨てさせようとはせずに

うまく融合させていった的な感じです。



ですが、あくまでも

霊魂を供養したり、祀ったり、タタリを封じ込める儀式は、

それを信じる人たちの恐れや不安の精神の負担を取り除き、

心の平静や平安を取り戻すためのものだったはずで、



それを怠れば災いに見舞われるなどとして

恐怖や不安を煽ったり

祈りやお布施をする人だけが

幸せになれるなどとして

今を生きる人たちが霊魂の従者となることを

目的としていたはずはないのです。



また、祠を立てることによって

危険に近づかないようにしたり、

海や山などに畏敬の念を持たせたのも、

そこで暮らす人達の安全のためであり、

自然を大切に守らせ

自分たちの環境を維持し、

結果、今を生きる自分たちの生活を

豊かにするといった目的であったはずです。



経済的負担の面から見ても

祠などのお供え物として思い浮かぶものは

みかんやオニギリ、お菓子といったようなものですから、

今を生きる人たちの

負担とならないようなものとなっています。



ゆえに、

それ以上のことを提供するとしても

霊魂や先祖のためにではなく

それに携わる方へ提供するものであり、

その方への慰労や感謝の気持ちから

その個人の負担にならないものを

提供するものだと思っています。



ここで誤解なきように願いたいのですが

私は、霊魂の存在を完全に否定しているわけではなく、

先祖や霊魂を供養することを否定しているわけでもありません。



あの世や天国があって欲しいと思っているし、

寿命が尽きると無になるなんて

悲しいし楽しくないし思いたくもありません。



たまには天国から

その後の様子を見に来たいし、

出来るなら助けてあげたい。



だとしても、霊魂が存在したとしても

祈りや供養の第一の目的は

今を生きる人の精神的負担を取り除くこと。



その時、先祖や霊魂を供養するための

対象となるものを持つにしても

その行為をするにしても、

今を生きる人が過大な犠牲を伴わないことが

なにより優先されるべきだと思っています。



その女性は、生まれてくる我が子との対面を

どれだけ楽しみにしていたことか、

そして、我が子の誕生を

失わせてしまった罪の意識を持ってしまっていました。



何重もの悲しみや辛さを持ったことは

その女性の体調から見て取れます。

もしかすると、

自分の身を痛めつけ、

自分を責めているのかもしれません。



そんな時に、

さらなる負担を背負うことなど

あなたを愛している人に

ひとりとして求めているはずがありません。



必要以上にそれを求め、

要求する者の声などに

「耳を貸す必要などない!」と

御釈迦さんならそう言うはずなのです。



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内なる声

2013年09月17日 | 人物





「もう描けない。」と言う心の声を聞いても

とにかく描きなさい。

そうすれば内なる声は、聞こえなくなる。

と、ゴッホが言っていたらしい。



これと同じような意味を持つ言葉を

自己啓発系の方々は

成長や成功のための秘訣として

取り上げていそうですが。。。



このような種の言葉を

何度も聞き、何度も説かれ、

であるのに

その言葉を自分のものとして取り込めず、

確かにいい話だなあ、いい言葉だなあで

終わってしまう。



そうであったとしても

「今回は奮発してお賽銭を500円も入れたのに

願いを叶えてもらえなかった。」と

神社にクレームをいれたりしないあなたであるなら

自分を責める必要など全くありません。



このような、

力づくに心の焦点を変えることで

心に決定的な影響力を発揮するのは

ごく一部の人であり、

一時的な効果を期待する場合には

もう少し多めの人に効果を期待することが

できるかもしれません。



心の中からアブクのように湧き上がる

迷いや疑い、やる気のなさや諦めようとする気持ちを

冷たい水で顔を洗ったり、

顔をブルブルと振るって気持ちを立て直すことよりも

効果を期待しても良いように思います。



しかし、

都合の悪い気持ちを無視をして

都合の良い気持ちだけに焦点を合わせるといった

強引な手法が過ぎると

例え、それによって

どうにか成果を上げることができたとしても

その裏で精神が疲弊し

やがて、それは破綻します。



おそらく、絵を描くこと以外にも

同じように自分に言い聞かせ、

実践していただろうと思われるゴッホが

やがて、自分の耳を切り落とし

悪夢や幻覚を見るまでに

精神を疲弊させるまでに至ったことが

それを教えてくれています。



このことは

催眠の観点からも言えることで

被験者にとって都合の良い暗示だけを与えた時の

結果と同じです。



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ハリウッドが本気を出したようです。

2013年09月13日 | ライフ




ハリウッド版3D「ゴジラ」の

ポスターが公開されたようです。



日本での上映は何時になるのでしょうか。

もう今からワクワク、ドキドキです。



なんたって子供の頃の私は、映画といえば、

「ゴジラ」と「ガメラ」。



しかし、

最初の頃の作品はリアル感があったのですが、

ゴジラもガメラも悪い怪獣をやっつける

正義の味方として登場するようになると

リアル感が薄れるというより全く無くなってしまい

面白くなくなりました。



私的には、ゴジラはラドン、キング・ギドラまでで、

ガメラは、ギャオスまでかな。



さてなのですが、

前回のハリウッド版ゴジラは、

怪獣映画としては、まずまず面白く見れたのですが

その容姿は、ゴジラとは別物。



そのことで

日本とアメリカのゴジラファンから

「あんなのゴジラではない。」等の不満の声が

多数あがったことを受けて

「そこまで言うなら見ていろ!」とばかり

今度のハリウッド版ゴジラは、

ゴジラそのものの容姿で、しかも何でも3Dだとか。



そして、公開された宣伝映像を見る限り

すごく期待が出来そうなのです。

興味のある方は、次のアドレスで見てください。


http://www.dailymotion.com/video/x126u0l_godzilla-encounter-footage_animals


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勝ったり負けたり

2013年09月11日 | 雑感・愚見






映像の中で

エアーホッケーロボが

勝負を挑んできた一人の少年を

木っ端微塵に粉砕し

少年は、えらく気分を害しています。



炎の体育会TVでこれとよく似たPKを防ぐ

ロボット・キーパーコージくんの場合、

コージくんが絶対に防ぐことができないコースと

対応できないスピードが設定されていて

人間が勝つ余地を残していました。



このエアーホッケー・ロボットは、

何でもチーターの動きがなまけものの動きに

見えるだけの映像処理能力を持っているようで

当然、それに合わせて動く能力を併せ持ち



しかも、

この映像は、防御モードの動きだそうで

これが攻撃モードに変わると

情け容赦がない攻撃が始まるようで、

人間が勝てる余地が全くありません。



このような場合は、

勝負をするのではなく

トレーニングをするつもりでやると

結果が同じでも気持ちが違ってきます。



ライオンとうさぎの戦い

奥さんと夫の戦いのような

一方に勝てる要素が一つもない戦いは

勝負とは言えずです。



例え、勝目が薄くとも勝てる余地があるなら

それは勝負になるし、やる気にもなる。


勝つ確率を上げるには、自分の実力を上げ、

そして、勝負の時を選ぶことですし、



また、海の中で戦えば、

ライオンは鮫に勝てないけれども

陸で戦えばライオンは鮫に勝てるように

自分に有利な勝負の場を選択することも

勝利の確率を上げることになります。



何よりも

勝ちを経験し、負けを経験するごとに

自分の実力が上がっていく。



勝ち負けの経験を増やすためには

勝ち負けの場に立った時の

ワクワクやドキドキを楽しめること。



コテンパンにやられる勝負も

気持ちよく楽しめたなら

将来の勝ちは確約されたようなものです。



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東京オリンピック

2013年09月08日 | 雑感・愚見




 2020年東京オリンピック決定!


前回の招致活動の時には

ニュースとしての報道はありましたが、

今回のように会場をライブ放送があった記憶がありません。



それに比べて

今回の放送各局の盛り上がりはなんなのでしょうか。

それが確信に近い手応えを得ていたからだとすると、

日本の情報分析の高さもかなりのものだなあと

思ったりするわけです。



私は、その報道に煽られたのか、

決定の瞬間を見ようと

朝の5時に起きてテレビの前にいました。



正直、

なんとか日本に、なんとか東京にと言うような

強い思い入れもなく

第三者的な感じであったはずなのですが、

決定の瞬間、頭もカラダもフワ~とするほど

凄く感動した自分に驚きました。



考えてみれば、朝、5時に起きて

テレビを見ていたのですから

強い気持ちを持っていた自分に

全く気がついていなかっただけなのかもしれません。



今回、IOC会長も

2020年オリンピック開催地を発表する前に

各都市の努力に感謝を述べながらも

勝者は一都市だと言っていたように

招致活動は勝負なのかもしれません。



しかし、

開催地の名が呼ばれる前の緊張から

解き放たれた時に

私の内側で起きたものは、

勝負に勝った感動ではなく

大好きなあの人から告白への

OKの言葉をもらった時の感動に似たものでした。



この決定は、世界の多くの人達が楽しみにしている

オリンピックという一大イベントを

素晴らしいものにしてくれるものと

世界の人たちから信任されたということです。



そして、

大会の運営を成功させるのはもちろんのこと、

外国から多くの人がどっと東京にやってきます。

その中には初めて日本に来る人もいるでしょう。

そして、東京からその他の都市へ街へと

足を伸ばす人もいるかと思います。



日韓ワールドカップの時には

日本を訪れた多くの海外の人達に

日本はパーフェクト・ホストだと言ってもらえました。



最近の日本は、観光立国を目指し

海外に向けて「もてなしの国」とアピールしています。

それに値するように、

再び、日本はパーフェクト・ホストと言ってもらえるように

一期一会の精神でお迎えしたいものです。



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ありがとうございました。

2013年09月07日 | ライフ




宮崎駿監督が引退するというニュースが

世界を駆け巡っています。



もうあの独特の空気感を醸し出す

宮崎監督のアニメを見ることができないのは

寂しい限りです。



後を引き継ぐジブリの方々には

宮崎監督を超えるアニメを排出してもらいたいと

願うばかりです。



さてですが、

誰にも聞かれていないのでなんですが、

数あるジブリ作品の中で

私が一番好きなものと言うのか、

まず、一番最初に頭に浮かぶのは

「となりのトトロ」



そして、メイなんですよね。



初めての土地で、初めて目にした

変な生物というか存在に対して

なんの警戒心も持たずに近づいていく。



それは、この世には、

自分を傷つけるような悪い輩は

存在しないと信じているかのようです。



それによって、

新しい世界との接触が起きて

自分の世界が広がっていく。



あの、好奇心の強さやちょっとした頑固さ、

そして、悪意や敵意や疑いを持っていないかのような感じが

私とっては、たまらなく魅力的なんです。



一昔の日本というか、私の育った社会では、

そのような子供が頃結構沢山いたように思うのですが、

現代の現実の世界では

ちょっと無防備すぎるかもしれませんね。



例え、子供の頃にはそうだったとしても

大人になると脱ぎ捨ててしまう子供服のように

当たり前のように手放してしまうものです。



少し話が変わりますが、

私がお世話になった催眠心理療法の東京のクリア研究所の

仲山和輝氏には沢山のテレビ出演の依頼があり、

そのおかげで私も

仲山のサポート役としてお供させて頂き、

沢山の芸能人の方と接する機会を得ることができました。



そして、私が持った印象は

「人格的にできた人が多いなあ。」です。



ほとんどの方が

単なるサポート役の私に対しても

カメラが回っていない時も

何一つ変わらず接してくれました。



その中でも特に記憶に残っているのが

「優香さん。」



ある番組で一緒になった時に

私から勇気を出して話しかけたのですが

その時、

微塵の悪意もなく、敵意もなく、疑いもなく

まるで十年来の知り合いだったかと錯覚するほどの

あまりにも無防備な反応が返ってきたのです。



「あっメイだ。目の前にリアル・メイがいる。」


そして、私は、優香さんのファンとなりました。



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今日までの自分と明日からの自分

2013年09月03日 | 音楽セラピー

自分のDNAを残すために

男性も女性も

より魅力的でありたいと願い

そして、なろうとします。



何か格別な功績をあげて

後世に自分の名を残そうとする気持ちも

同じところからくるものかもしれませんし、



卒業、転校、転職、引越し

自分がその場所から離れたとしても

誰かの記憶に

笑顔の自分を留めておいて欲しいと

思ったりするのも

同じ気持ちからくるものかもしれません。



私達は、自分のDNAを残すため、

自分の名を残すため、

だれかの記憶に自分を残してもらうために

程度の差はあるにしろ

特別な存在でありたい欲求を持っているものです。



成長し、両親以外の人と接する機会が増えるに連れて

自分は、さほど特別な存在ではないのではと

感じ始める時期を迎えます。



そして、

自分に不安が芽生え、

心のどこかで怯えます。



ある人は、

自分が特別な存在であるように装い振舞おうとします。

ある人は、

特別な存在になろうとして汗を流します。

ある人は、

自分を演じたり、自分の一部だけで人と交わります。

ある人は、

人を頭で信じようとし、

ある人は、

人を警戒し遠ざけます。



ある人は、

自分が求めているものを遠くに眺めながら、

ある人は、

自分が求めるものを手に入れ、失い

その時を生きます。



自分は特別な存在になりたい。

この気持ちを持つことは、本能的なもので

何もおかしくはありません。



しかし、そうではないと感じる自分が

まるで、いまにもエンジンが止まってしまう

飛行機であるかのように

怯え、焦り、不安を覚えているとしたら

話は別です。



私の施療経験では、

その人が何かの成功を得ることによって

苦悩の表情が消えることよりも

まずは、

今までの自分、今の自分にOKを出すこと。

OKを出せる自分であることに気がつくこと。

それによって

苦悩の表情が消えることの方が、

圧倒的に多いのです。



そんな結果を目にすると

今日までの自分がどうであれ、

今日までの自分を受け止めなければ

明日からの自分を抱きしめることは

できないのではないかと

思ったりするのです。






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