1997年
ベルギーで深夜の食堂に盗みに入った男が
犯行現場から恋人に電話をかけたことで
身元が突き止められ逮捕されました。
昔の固定電話は、電話を受信した側Aが電話を切っても
電話をかけた側Bがそのまま切らないでいると
時間が暫く経過したとしても
電話を受信した側Aが受話器を取るだけで、
電話をかけたBに繋がるようになっていたんですよね。
確かそうだったと………
まさかさすがに間違っても犯行現場の固定電話から
電話したりしないと思うので普通に考えると
犯人の男の携帯からでしょうね。
携帯電話のことを詳しく知らないのですが
今や携帯電話会社と警察が連携すれば
特定の日の特定の時間帯に特定の場所付近で
通話電波を発信した携帯電話を特定して
その契約者の割り出しが出来るのかなあ?
通話電波を発信しなくとも
最近は、正確な位置を割り出せる
位置情報特定サービスなんてのがある位だから
そんなことは朝飯前なのかもね。
緊迫感のある窃盗の犯行現場で
暗闇に紛れ気配を完全に消すために
普通は物音一つ立てたくないはずですが
こんなことをやっちゃうのは、
犯行前にやっちゃ駄目なこととやらなくちゃ駄目なことを
何度も確認したものの、やっちゃ駄目リストから
通話が駄目が洩れてしまっていた大馬鹿者の犯人か、
その逆の窃盗の常習犯だったか。
緊張と弛緩。何事においても失敗は、
緊張の後に来る弛緩の時に
初心者もベテランも失敗することが多くなるようです。