心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

真実を明らかに

2020年07月31日 | 雑感・愚見

2019年5月、視聴率22%、平均視聴者数が約100万人、

イギリスのお昼の人気番組に出演した

スティーヴン・ダイヤモンドさん63歳が

死亡しているのが発見されました。

 

ダイヤモンドさんは番組の不倫を扱うコーナーに出演した際に

うそ発見器がダイヤモンドさんの浮気を示す反応したことで

婚約者は、ダイヤモンドさんとの関係を

一週間前に解消していたことが分かりました。

 

浮気をしていたであろうダイヤモンドさんが

この番組出演に応募するはずもないので

応募したのは元婚約者が応募したのだと思います。

 

元婚約者がダイヤモンドさんの日頃の行動から

疑わしさを感じていて直接問い正すよりも

番組に出演した方が真実がハッキリすると思ったのかも知れません。

 

番組に出演したことで元婚約者の女性は、

モヤモヤした疑いを持ったまま結婚せずにすんだのですが、

ダイヤモンドさんは視聴者100万人に不誠実な男性として

顔をさらすことになりました。

 

ダイヤモンドさんの死に対して元婚約者は

責任を感じる必要はないと思いますが、

浮気発覚が番組でなければ、

男性は婚約解消で落ち込むことがあったとしても

その後の結果は、また違ったものになっていたかも知れません。

 

私達は、知らないで良いことは知らないままで、

見ないで良いことは見ずにしておく方が良い場合があります。

 

人間は神じゃないので何もかも素晴らしい人などいないので

とことん知ろうとしたり全てを把握しようとし過ぎると

二人の間に渡された頑丈な石橋も壊れてしまいかねません。

 

5月12日に死去された漫画家のジョージ秋山氏の

作品「浮浪雲」の何話かの中で、

 

お殿様から浮浪雲が良い政治について相談された際に、

四角い入れ物にビッシリと入った豆腐を

丸いお玉で掬いとることが大事と答えたのですが、

人間関係も同じようなものではないかと思うのです。

 

ジョージ秋山氏のご冥福をお祈り申し上げます。

 

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臨済宗天龍寺派 徳光院

2020年07月29日 | 名所巡り(兵庫)

 

 

次の目的地は、みはらし展望台から少し下った所に在る

臨済宗天龍寺派の徳光院です。

 

 

 

 

標識には徳光院の文字はなく、

しかも矢印二つが右側を指しています。

惑わされないように指差し確認をして徳光院へ左旋回。

 

 

 

 

標識の左方向の結構な下り坂。

 

 

 

地蔵尊

 

道端に地蔵尊の祠がありました。

この祠が徳光院のものなのかどうかは不明。

 

 

 

 

徳光院を案内する小さな石標に従い薄暗い道を下ります。

降りた後で間違いなんてことになりませんように。

 

 

 

 

おっやったね! 徳光院に到着したようです。

 

 

 

弁天堂

 

徳光院の拝観の後に

近くの開運福徳辨財天神社五社稲荷神社にも

徳光院の拝観後に参拝しようと思っていたのですが、

徳光院の敷地内に二つの神社もあるようで助かりました。

 

 

 

石塔と手水舎と池

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手水舎

 

この辺りまでが開運福徳辨財天神社のような感じ。

手水舎には久しく見ていなかった定番の龍の像。

私以外の人の姿はなく境内は静寂に包まれています。

 

 

 

石碑

 

臨済宗と関りが深い山村御流の生け花の精神を

示しているのだろうか?

この辺りから五社稲荷神社のような感じ。

 

 

 

稲荷社

 

昭和10年(1935年)に移築祭祀。

 

 

 

五社稲荷神社 鳥居

 

 

 

地蔵堂と不動堂

 

地蔵堂と延命地蔵菩薩は明治40年(1907年)に祭祀。

不動堂及び明王像は昭和8年(1933年)に移築祭祀とのこと。

この辺りから徳光院の感じかな。
 
 
 
 
 
境内の樹々

 

徳光院に拝観しようと思ったのは、

この境内の樹々の景観と

国指定重要文化財の多宝塔の存在なんですよね。

 

この辺りでは樹々を活かして

良い写真を撮れそうなんですが

疲れから熱意と粘りを欠いています。

 

観葉植物なんか気を抜くと枯れてしまうのに

自然の木は放置しても

こんなにも立派に育つのは、これ如何に。

育つ環境を整えることも大事。

育つことに適した環境で育つことも大事。

 

 

 

徳光院 多宝塔【国指定重要文化財】

 

 

 

 

徳光院の多宝塔は、兵庫県下最古のもので

神戸市内では唯一の多宝塔です。

 

室町中期に垂水区の明王子に建立されたものを譲り受けて

昭和13年に現在地に移築したものとのことです。

 

 

 

経蔵

 

 

 

徳光院 庫裡

 

臨済宗天龍寺派の徳光院は、明治39年(1906年)の創建で

神戸に所縁のある川崎重工業の創設者「川崎正蔵氏」

禅道場創立を発願して1887年~1905年にかけて

私財を投じて建立した寺院のようです。

 

 

 

庫裡と本堂

 

緑の樹々と白い建物の色合いが良い感じで、

もっと良い写真が撮れそうなんですよね。

 

 

 

開山堂

 

 

 

納骨堂

 

開基川﨑正蔵翁の跡取り芳太郎氏長男武之助氏により

1935年(昭和10年)建立。

 

 

 

鐘楼

 

 

 

 

この鐘楼は、江戸初期(1631年)に

三木市志染の者伽耶院に建立されたものを

明治40年(1907年)に徳光院に移築したものです。

 

 

 

 

 

 

本堂

 

 

 

羅漢石仏

 

 

 

狛犬

 

来たよこれーーー!

こういう個性的で味わいのある狛犬が好みなんですよね。

いや~良い仕事してますねえ。

 

 

 

 

狛犬の奥にあるのが拝殿と本殿ではなくて、お寺の本堂。

このような取り合わせって

今まで拝観してきたなかであったかなあ。

すぐに思い出せないなあ。

 

創建が明治39年と比較的に新しい寺院ですが

伽藍全体が周辺と境内の樹々と融和して

趣のある寺院でした。

 

紅葉の時期には、色付いた沢山の樹々が

境内を美しく染めるようです。

 

 

 

 

 

 

山門

 

徳光院の山門は、明治40年(1906年)に

播州より移築したもので

現在の山門は、平成29年(2017年)に

修復改装されたものです。

 

確か禅宗の場合は、山門を三門と言っていたと思うのですが、

公式ホームページに山門としてあったので

山門でも間違いでは無いんだろうなあ。

 

普通は、この山門方向から訪れるのですが、

布引の瀧からの流れだったので勝手口から入って

玄関から出る感じになりました。

 

 

 

新神戸駅へ

 

なかなかの急坂なので

落ち葉でスッテンコロリンとならないように

注意を払いながらもう少し山を下ります。

 

途中坂道を登ってきた女性から

「雄瀧に行けますか?」と尋ねられ「大丈夫。行けますよ。」

 

私のお勧めルートは、小説を序章から

徐々にクライマックスへと読み進めるように

雌瀧、鼓瀧、雄瀧へ至るルートがお勧めです。

 

 

 

新神戸駅裏手

 

新神戸駅に戻って来て思うことは、とにかく腹が減った。

 

 

 

三ノ宮センタープラザ地下食堂街

 

三ノ宮センタープラザ地下食堂街で昼食兼夕食。

数あるお店の中から選んだのは長田名物ぼっかけ焼きそば。

 

 

 

 

今まで長田で食べてきたものとは一味違う

ぼっかけを混ぜ込まずに後乗せの「ぼっかけ焼きそば。」

 

玉子を多く練り込んでいる麺そのものの味と

その麺がまとう魚介系の味を楽しんでから

中央の甘辛のぼっかけ味を楽しむと二つの味を楽しめます。

 

皆様、今回も私の趣味「名所巡り」にお付き合い下さり

ありがとうございました。

そして、少しでも楽しんでもらえたら嬉しく思います。

 

 

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五本松ダム

2020年07月28日 | 名所巡り(兵庫)

 

布引の瀧の他の二か所が本日の本命で

まずは瀧の奥へと足を進めて

五本松ダムと分水堰堤を目指します。

 

 

 

雄滝前ベンチ

 

真ん中の白い部分に雄滝前にあるベンチが見えます。

 

そんなに登った実感は無かったので

発見した時には驚きました。

 

 

 

雄滝口へと流れ込む水流

 

 

 

猿のかずら橋

 

この橋は、元々あった鋼橋に

徳島の「租谷のかずら橋」に似せて

サルナシのツルを巻いて装飾したものだそうです。

 

 

 

 

元々が「かずら橋」でも何でもないようですが

少し装飾したことで、

ちょっとした名物になっているのが面白い所です。

 

 

 

 

えっちらおっちら先へ奥へと進みます。

 

 

 

谷川橋【国指定重要文化財】

 

「谷川橋」は、

布引導水管工事(大正元年~大正7年)の際に施工された橋で、

どこにでもあるような短い橋にしか見えませんが

重文指定の橋です。

 

 

 

 

堰堤からカーテンのように流れ落ちる水。

これには何々瀧といった名称は付いてはいないようですが

その様は綺麗で今日の蒸し暑さを視覚で軽減してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

どこか懐かしさを感じる小川の風景を横目に見ながら

敢為邁往で、おっちらえっちらと奥へと進んだ所に在るのが

五本松かくれ滝。

 

 

 

五本松かくれ滝

 

この瀧は、ダムの貯水量がオーバーフローの際の

放水時にだけ現れる瀧で滅多に見られないことから

幻の瀧とかレア瀧と呼ばれているようです。

 

今日の決行日は、良く雨の降った後なので

期待通りにかくれ滝の様子を見ることが出来ました。

 

 

 

 

この瀧もなかなかの水量と落差があって迫力があります。

 

 

 

布引五本松ダム 堰堤【国指定重要文化財】

 

この布引五本松ダム堰堤は、1900年(明治33年)に

日本で初めて造られた重力式租石コンクリートダムで

100年以上現役の水道施設です。100年以上現役に

昔の職人達の誇りや心意気が現れているように思うんですよね。

 

こんなことを言うと怒られそうですが、

建築、建造、家電等々、

昔の物の方が丈夫で長持ちの印象が、

あくまでも私個人の印象でしかないのですが。

 

堤長は110.3メートル、堤高は33.3メートル、

提長幅3.63メートルあり、

堰堤は、飾り石で装飾されていて

ヨーロッパの城の城壁にも見えます。

 

今の時代にダムの機能には関係のない装飾を施すと

無駄遣いだ!なんだかんだと

色々と言う人達が現れそうですね。

 

 

 

布引五本松堰堤石碑

 

摩耶山を源とする布引の水は、

神戸港に入港した外国の船乗りの間で

赤道を越えても腐らず非常に良質で美味しい水と評判を呼び、

「神戸ウォーター」と好まれていたそうです。

 

 

 

五本松貯水池

 

五本松ダム貯水池の有効容量60万m3は、

現在 神戸市で1日に供給する水道に匹敵する量だそうです。

またダム周辺は野鳥たちが多く見られ

野鳥観察所が設けられています。

 

 

 

管理橋【国指定重要文化財】

 

橋の長さは、51m(建設当時は71m)通路幅1.2m。

水害によって山裾が埋没したことで上流側が撤去されています。

管理橋の下の部分から基準満水量を超えた水が放水されます。

 

日本で初めて造られた重力式コンクリート式ダムだからなのか、

布引水源地水道施設に関する複数のものが

国指定重要文化財となっていて

新しく見えるこの管理橋も指定を受けているようです。

 

 

 

水天宮

 

この場所まで来るのに相当に足腰に負担をかけている所に

こんな急な階段を登ってまで普通お詣りします?

 

 

 

 

それがしたんですよね。

 

 

 

水天宮の祠

 

誰が用意してくれていた線香に火を点けて………。線香って?

神道?仏教? お詣りを澄ませて登った階段をまた降りて。

 

 

 

五本松ダム堰堤と貯水池

 

こうしてみると貯水池に並々に水が溜まっていますね。

 

 

 

 

カワセミは、水面にダイブして水中の虫や魚を採餌しますが、

ダム湖に潜水して採餌する野鳥がいました。

 

潜水時間がまた凄かった。

潜水して数十メートル離れた湖面に浮き上がります。

潜水に加えて水中を泳いでいることになるのですが

こんな採餌の方法は、普通に良くあることなのだろうか?

 

 

 

ダム湖百選

 

ダム湖百選と文字が刻まれた標識がありました。

自治体の首長の推薦を受けて

一般財団法人水源地環境センターが選定したダム湖とのことです。

 

この場所にはベンチが設置され憩いの場所になっていて

数グループが持参した弁当を広げています。

 

たまたま居合わせた人から聞いた話によると、

この道を先へとどんどん歩き進めて

以前友人の車で訪れた国指定名勝の再度公園や有馬まで

行く人もいるとのことです。なんかもう人間が違いますね。

 

 

 

 

中央の奥の谷部分は、断層によって出来た谷のようで

ダムの堰堤近くで山がズリっとずれた断層跡を

見ることが出来ます。

 

 

 

広助稲荷大明神

 

 

 

広助稲荷大明神 祠

 

ここでもお詣りをしようとしたのですが祠の中で

一匹の大型で狂暴そうな黄色の蜂が

我が物顔で飛んでいたので退散。

 

 

 

 

 

 

締切堰堤【国指定重要文化財】

 

締切堰堤は、分水堰堤隧道を流れてきた渓流水が

上流側に逆流することを防ぐことを目的に

建設されたもののようです。

 

 

 

分水堰堤附属橋【国指定重要文化財】

 

 

 

 

 

 

分水堰堤【国指定重要文化財】

 

分水堰堤は、ダムに流れ込む水量を調整したり

土砂が流れ込むのを防ぐ役割をしているのだそうです。

 

これで五本松ダム及び布引水源地水道施設の見学を終えて

次の目的地へと向かいます。

後は下り道なので気分的に楽ですね。

 

 

 

 

帰路の途中、辺り一帯に響き渡るホーホケキョの大きな声。

 

梅に鶯と言われる位なので鶯は早春にさえずるイメージですが

繁殖期は初夏で一日に1000回ほど鳴くことがあるそうです。

 

鶯に見送られて次の目的地へと向かいます。

 

 

 

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名人戦

2020年07月28日 | 雑感・愚見

天才棋士と呼ばれる藤井聡太氏が棋聖位を奪取して

将棋界は盛り上がりを見せているなかで

7月の27日、28日は将棋界の最高補の棋戦、

第78期の名人戦の第4局が行われています。

 

迎え撃つのは現名人の豊島将之棋士、

悲願の名人位奪取に燃える渡辺明棋士。

 

挑戦者の渡辺明氏は、棋界のトップ棋士の一人で

数多くのタイトルを獲得者でもあるのに

これまで名人戦だけは縁が無かったのか不思議なことに今回が初挑戦。

この名人戦7番勝負の結果がどうなるのか。

 

名人戦の各持ち時間は9時間、二人の持ち時間の合計が18時間なので

大人の人間が集中力を発揮できるのは90分と言われていますが、

棋士は18時間にわたり指し手を考えることになります。

 

将棋に関する知力や能力が凄いのはもちろんですが、

両者共に18時間にわたり盤面に隠れている最善手を

ひたすら探求し続けることが出来る集中力と思考力が本当に凄いなあと。

 

ちなみに1968年の第7期十段戦(現・竜王戦)の第4局の際に

一手を指すのに7時間を費やしたことがあるのが

ひふみんの愛称で呼ばれる加藤一二三棋士。

 

何時間も続く対局の記録係(奨励会員)が睡魔に襲われて

うつらうつらしている姿は何度か見たことがあるのですが、

一番脳を働かせている対局者がうつらうつらと

対局中に眠気に襲われている姿は見たことがありません。

 

意識集中状態と言われるのが催眠トランス状態

そして、催眠トランス状態は本人が望むのなら

何週間もその状態を維持できるらしいので

トップ棋士達は、自然と似た能力を会得しているのかも知れません。

 

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布引の滝再訪と

2020年07月27日 | 名所巡り(兵庫)

 

今回の名所巡りは、

二度目の訪問となる神戸「布引の滝」です。

今回の主な目的は、前回の布引の滝を訪問した際に

足を伸ばし切れていなかった

滝の奥や周辺の場所を訪問することです。

 

瀧の近くまで行ってわざわざ瀧をスルーするには

あまりにも勿体ないので瀧も巡ることにしたのですが、

瀧を巡るのなら流れ落ちる水量が違ってくる

良く雨が降った後の日を決行日としました。

 

 

 

新神戸駅

 

神戸「布引の滝」は、雄滝(おんたき)夫婦滝(めおとだき)

雌滝(めんたき)鼓ヶ滝(つつみがだき)の4つの滝の総称で、

平安時代から和歌にも詠まれた景勝地で

「日本滝百選」にも選ばれています。

 

雄滝までは少々山道を登ることになりますが、

雌滝は、驚くほど新神戸駅からすぐの所にあって

坂道を上る感覚を持つ必要もなく気軽に訪れることが出来ます。

 

 

 

砂子橋(いさごばし)【国指定重要文化財】

 

この橋は、北野・奥平野浄水場への導水管を渡すために

1900年3月に建設された石造アーチ橋で

素晴らしいことに100年以上経過した現在も機能しています。

 

 

 

 

左へ行けば雌滝、右の階段を行けば雄瀧。

まずは左の雌滝を訪問します。

 

 

 

布引の滝 雌滝

 

 

 

 

奥の雌瀧と手前のアーチ状石積堰堤から流れ落ちる水が作り出す景観が

たまらなく素晴らしいんですよね。

迫力の雄滝、美しさの雌滝。

 

新神戸駅の近くに住んでいたらコンビニ行く感覚で訪れそうです。

 

 

 

 

 

 

雌滝取水堰堤及び取水施設【国指定重要文化財】

 

アーチ状石積堰堤と右山面にある

円筒形石積取水井屋【国指定重要文化財】

と雌瀧の取り合わせが堪らなく美しいんですよね。

 

私的には、その二つが無ければ

雌瀧の評価が7割減してしまいます。

 

 

 

雄滝へ

雌瀧の直ぐ横にある急な階段を登り

雄滝へと向かうルートに合流します。

 

この階段から雄滝までは

少々足腰に頑張ってもらうことになります。

 

 

 

 

雄滝に向かう私以外の多くの人達は、

登山ウエアを着用して背中にリュックを背負い、

トレッキングポールを二つの完全武装。

私の装いは、ジーンズにポロシャツにスニーカー。

 

雄滝までは登山なの?

道も整備されているし階段もあるし、

私の感覚では山の長い坂道と階段を登る感覚なんですよね。

四国の金毘羅神社を参拝するのと似たような感覚かな。

 

雄瀧までの経路は、かなりキツイと言うほどでもなく

かと言って楽勝と言えるほど楽でもない坂道を

「えっちらおっちら。うんしょよいしょ。」と登ると

布引の瀧のメインの瀧、雄瀧がお目見えします。

 

 

 

布引の滝 雄滝

高さ43mの雄瀧、夫婦瀧、鼓瀧、雌瀧を合わせた布引の瀧は、

和歌山の那智の瀧、栃木の華厳の瀧と共に

日本三大神瀧とされているようなんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

前回の台風の翌日よりは水量は少なかったですが、

今日も期待通りの水量で迫力満点です。

ドドドドドドド。

 

瀧は天然のクーラーです。

周辺に漂うひんやりとした空気と心地良い風、

辺り一帯に漂うミストが肌に触れる感覚、

瀧が産み出す空気の振動が私の肌を心地よく刺激します。

 

 

 

雄滝(上)と夫婦瀧(下)

 

瀧の前のベンチに腰を下ろしてぼんやりと滝を眺めます。

身体が疲れているお陰か余計な考えは巡らず、

色々な想いが自然と浮かび瀧の水と一緒に流されていきます。

 

その状態にしばし自分を委ねていると

一種の催眠トランス状態、瞑想状態に自然と導いてくれます。

 

前回の時は、水量が多すぎて

瀧の前のベンチはずぶ濡れで座れず、

私自身も瀧が産み出すミストで直ぐに濡れ濡れ状態になったので

今日の感じが丁度良い感じかもね。

 

 

 

 

雄瀧の前のベンチから腰を上げた時には、

約30分~40分経過していました。

 

 

 

みはらし展望台

 

雄瀧から少し登った所には展望台があって

神戸の街の眺望を楽しめます。

 

前回の訪問の際には、ここまででしたが、

今回は、ここからが本番です。

 

 

 

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国際結婚

2020年07月25日 | 雑感・愚見

日本で外国人との結婚許可の布告が出されたのは、

1873年(明治6年)3月14日で、

国際結婚の第一号は、長州藩士だった南貞介氏24歳で、

あの長州藩の尊王攘夷の志士で奇兵隊等を創設し

幕末に活躍した高杉晋作の従弟なんだそうです。

 

ちなみに3月14日は国際結婚の日となっています。

 

南貞介氏は、イギリスでアメリカ人が営む銀行の

子会社の株主となり同時に取締役になります。

その頃に知り合った英国人女性のイライザ・ピットマンと

英国滞在中に結婚しました。

 

しかし、明治16年に2人は離婚してイライザはイギリスに帰国します。

離婚理由は、何と何と妻のイライザの暴力です。

夫が妻に暴力を振るったのではないんです。逆です。

驚きの妻のイライザの度を越した暴力が離婚理由だそうです。

 

残された書簡によると、

イライザは、私の父や伯父、母や兄弟にも残虐無礼で、

 家族と一緒に私もイライザから暴力を数回受けたことがあって

 手足に傷を負わせることも重なり、

 明治15年には日本刀で斬りかかってきたので

 必死になって逃げた。

 

 法に訴えようとしたところ

 イギリス人の親友が仲裁に入ってくれて

 もう二度と暴力はふるわないという誓約書をとったけれども

 一か月もしない内に殆ど同じようなことをやらかしたので

 離縁すると宣言した。

 

もう南貞介氏と親族は、イライザにボコボコにされてますやん。

妻のイライザが日本刀で斬りかかってきた部分なんて

もう無茶苦茶ですね。

 

江戸時代の薫りが残っていた明治時代、

イライザの夫は、元士族の家柄の南貞介氏。

 

江戸時代が終わり明治の新時代となっても

まだまだ殆どの日本の家族のスタイルは、

家長の夫に妻は従い、夫を支えるという価値観が多かったはずとの

私のイメージは、ただの思い込みだった?

 

男尊女卑って何? 元士族の男性がそうなんですから

もしかしたら必殺仕置き人の中村主水のように

江戸時代の頃から男性は女性に対して弱い立場であった人も

少なくなかったのかもね。

 

国際結婚の日というロマンチックな記念日の影には

とんでもない現実が隠れていたのには驚かされました。

 

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頂き物

2020年07月24日 | ライフ

北海道の札幌で心理カウンセリングに取り組んでいる

友人の銀のすずの土井君から物凄いものを送って頂きました。

 

それは超高級メロンの夕張メロン。

2019年の札幌市の中央卸売市場の夕張メロンの初売りで

2玉一箱に付けられた値段が、なんと500万円ですからね。

 

土井君は黙して語らずですが、

送って貰った夕張メロンは、500万円とまでいかないにしても

450万円位のメロンに違いないと思うんですよね。

 

夕張メロン

「かあちゃん。メロン食べたい。メロン買って。」

「メロンは病気で入院した人だけが食べられる果物よ。」

つい最近まで母の言葉を信じて生きてきた私。

 

いや~箱を開けるのが怖い!眩すぎて失明するかも知れませんからね。

恐る恐る箱を開けて二つの夕張メロンの御姿、ご尊顔と対面。

眩しい!眩しすぎるぜ!

 

お内裏様とお姫様に見えますよね。

金剛力士像の阿形像と吽形像にも見えます。

大黒様と布袋様の化身のようにも感じます。

お尻とか、おっぱいにも見えなくもないか。

 

神様、仏様、夕張メロン様で

もう神棚に飾って家宝にするしかないなと思っています。

土井君、ありがとぅぅううう。心より御礼を申し上げます。

 

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無理です。

2020年07月23日 | 雑感・愚見

1970年 兵庫県尼崎市で34歳の男が理髪店に侵入して

刃物で店主に「23歳の娘と結婚させろ!」と脅迫しました。

 

男は3時間立てこもり、駆け付けた警察官に説得されて

ようやく観念したところで逮捕となったようです。

 

「恭子。俺達、結婚しないか。」「うん 嬉しいわ。」

ところが、女性の男親が二人の結婚に強硬に反対。

 

「もう許しを貰えなくても良くない。婚姻届けだそうぜ。」

「でもやっぱりみんなに祝ってもらって結婚したいの。」

で、何度願い出ても父親から許しを貰えずに業を煮やした男性が

凶行と言うか、強行に及んだ。きっとそうですよね。

 

まさか街で見かけた女性に一目惚れ!

「俺は、この女性と結婚したい。するぞーーー!」

で後を付けて理髪店の娘だと判明して、

さあ潮は満ちたと刃物を持って突入して

「娘と結婚させろ!」ではさすがに無いですよね。

 

どうであれ、これもう完全に事件になっているので、

こんなんしたら僅かあったかもしれない可能性を

自らぶち壊して事態を余計に悪化させるだけなのを

普通は分かりそうなものですが………。

 

そして、親父さんとの関係だけでなく

結婚を約束した女性との関係も壊れるかも知れません。

 

そこまで結婚したいのなら親父さんの説得は

結婚をした後からでも出来るんだから

女性を説得して役所に婚姻届けを出せば良いし、

 

男親の承諾を得るのも結婚後に

誕生した孫と娘の幸せな様子を見てもらえたりすると

親父さんが心変わりした話なんてごまんとあるのにね。

 

刃物をちらつかせて強迫して承諾を得たとしても

参加者は自分だけの大会で優勝したようなもので

男性にとっても女性にとっても

何の意味も価値もないことを知っているはずなんですがね。

 

なので常軌を逸したように思える男性の行動は、

結婚の許しを何度も拒否され、否定され、

駄目出しを食らったことで本来の目的の結婚をするとか

如何に許しを貰うのかはもう後回しどころか

完全にどっかに飛んじゃってるぅ。

 

親父さんへの堪りに堪った怒りを

とにかくぶちまけて謝罪させること屈服させることが

第一に優先するべき目的となっているようにも思えます。

 

とにかく怒りによって全体が見えなくなるような人物なので

女性は結婚後に何かのきっかけでDVを受ける可能性から

遠ざかることが出来たのは不幸中の幸いかと思います。

 

男性にとってもこれを機会にして激情型の自分を見つめ直して

問題を解決するためや心の安定を取り戻すために激情を使うのではなく

もっと良い手段を選択できるよう再出発してもらいたいと思うのです。

 

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大逆転ならず

2020年07月21日 | 雑感・愚見

1995年 スリランカで18歳の花嫁が

結婚式場に乱入した元彼に連れ去られる事件がありました。

 

そこまでしても結局、彼女の心は取り戻せず、

女性は結婚式場に送り返されたが憤慨した新郎は

式場から帰ってしまっていました。

 

まるで名作映画「卒業」の結婚式場で花嫁を奪い去る

名シーンを彷彿させる出来事です。

 

この映画が日本で公開されたのは1968年で

結婚式場から花嫁を奪い去る場面は、

映画史に残る名シーンの一つとされていて

名曲「サウンド・オブ・サイレンス」も劇中歌です。

 

私がこの映画を観たのはテレビの◯◯ロードショーで、

まだ子供の頃に凄く心がゆさぶられたのを覚えているのですが、

今見て感動しなかったら心の中の素敵なものを

一つ失くすのが怖いので何十年も見ていないんですよね。

 

映画の二人は上手く行ったのですが、

今回の大逆転を狙った元彼は失敗となりました。

 

映画の二人の大逆転は、お互いに気持ちがあったためで、

今回のスリランカの男性の場合、

女性の方の気持ちは完全に冷えていたようなので

これはまず無理ですね。

 

「踊る阿保に見る阿呆 同じ阿保なら踊らにゃそんそん。」

男性は、名作映画「卒業」を見ていたのか、

それとも阿波踊りの定番文句を知っていたのか。

 

やらずに後悔するより、やって後悔することを

選んだ男性の行動によって大きな迷惑を被った女性。

 

結婚式を台無しにして彼女だけではなく出席者一同にも

大いなる迷惑をかけたので民事的な賠償を

負うのは仕方ないとしても刑事罰はどうなんだろう。

まあ女性次第でしょうか。

 

拉致?誘拐?つきまとい行為?迷惑防止条例?軽犯罪法違反?

私が読んだ記事では事件となっていたんですが

民事事件と刑事事件では大違い。

 

この男性は、彼女の気持ちが戻らないことを理解して

彼女に何一つ暴力行為をせずに式場へと戻しているので

熱すぎるヤツですが悪い奴ではないように思えるので

刑事罰が免れなかったとしても

温情ある処分が下されることを願う私がいます。

 

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Unchained Melody

2020年07月20日 | 音楽セラピー

Gerard Joling - Unchained Melody

何年か前に映画「ゴースト」について書かせてもらった際に

この曲について触れさせて頂きましたので

アップするのが今回で2度目となるんですよね。

 

結構お気に入りの曲が数多くあるのですが、

この曲は私の中で上位ランクの曲なのかと思ったりしています。

 

変わることの可能性について考えることも大切ですが、

変わらないことの尊さもあるように思います。

 

この曲は映画「ゴースト」の劇中歌となったことで

リバイバル・ヒットすることになるのですが

曲と歌詞を聞けば映画「ゴースト」の内容にピッタリで

挿入歌としてチョイスした人GJ!

 

しかし、曲の題名「アンチェインド」は、

「鎖につながれていない」「解放された」といった意味のようで、

永遠の愛がテーマの一つだった映画「ゴースト」の内容と

真反対じゃないのと違和感ありまくりだったので

ちょっと調べてみると、

 

この曲の元々は、刑務所の囚人が刑期を全うして妻子のいる故郷に帰るか、

脱獄するかで悩む1995年の映画「アンチェインド」の

挿入歌だったようです。なるほどです。

 

まあ映画「ゴースト」の挿入歌として見た場合には

「僕への気持ちに縛られずにもう一つの恋をして欲しい。」

なんて理解することも出来そうですし、

そのような気持ちこそが永遠の愛と言えるかも知れません。

 

恋愛の縺れから起きた痛ましい事件が時折報道されますが、

あんなの愛じゃなくて只の独占欲でしかないですね。

この曲がピッタリと当て嵌まるような恋愛相手と出会って欲しいし、

恋愛をしてもらいたいと思うのです。

 

独占欲が強い人も独占欲でしかないことに気が付いていない人も

この曲を何度も何度も繰り返し聴いて、

その人と会っている時、その人を想う時に

この曲が心の中で自然と流れるまで沁み込ませたら

独占欲を愛に昇華させることが出来るのではと思ったりします。

 

しかし、こんなに自分の声を巧みに使いこなして

この曲を歌い上げれたら最高に気持ち良いだろうなあ。

よしカラオケ行こっと。

 

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