ふっと思いつくままに
ブログを書いていますが、
気が付いたら、
記事総数が550を超えていたことに
ちょっとビックリしてしまいました。
こうなると、過去の記事をチェックしながら
新しい記事を書いている訳ではありませんので、
もしかすると、いや、もしかしなくても、
同じような内容の記事があるかもしれません。
何分にも思いつくままに書いていますので
その所はご容赦頂けることを願っています。
さてですが、
ご容赦を願う繋がりで、
心理療法を受ける必要があるような
心理状態から抜け出すためとして、
その多くの最終段階は、
赦すことです。
意識レベルで認識していること、
無意識レベルで記憶していることの
ある時の、ある事の誰かを赦し、
ある時の、ある事の自分を赦し、
今の自分を赦し、結果を赦し、
環境を赦すことです。
何かに怯え続けたり、不安に感じ続けたり、
あることを悲しみ続けたり
後悔し続けたりするのも
誰かや自分や何かを赦していないからです。
ここで言う赦すの意味は、
なにも罪あることを無いものとすると言うような
高尚なことが必要と言う事ではありません。
酷い裏切りをした人、
失礼極まる振る舞いをする人、
あまりにも厚かましい人、
自分勝手な要求をする人を赦して
何も起きて無かったかのように
接しましょうと言う事ではありません。
この人とは気持ち良く、心地良く接することが
無理だと感じたのなら、
関係を断ったり、不快を感じないだけの
距離を取ることになるのは当然のことです。
気持ちに任せてついやってしまったり、
望んでいないことが起きてしまったり、
期待していたことが起きなかったり、
気持ちがすれ違いになってしまったことを、
何が悪いんだと考えて、
これからも同じ事を繰り返そうと言う事ではありません。
必要なだけの無念さや悲しみを感じたあとで
同じ事を繰り返さないために、
その時の自分が納得して変えることが出来る
行動を取ることも当然のことです。
赦すということは、
ある時の、ある出来事に関わることを
自分の中で終わらしてしまうことです。
本来、悲しみにしても怒りにしても
膨れた風船が次第にしぼんでいくように
感情も自然としぼんでいくようになっています。
ところが、赦し、終わらさずにいると
何かの気持ちを風船に吹き込み続けることになり、
萎むどころか、張り裂けそうなくらい
パンパンに膨らませて、
自分の気持ちの大部分をそれが占めるようになります。
すると、
それとは全く別のことも楽しめなくなります。
全く別のこともやる気が起きなくなります。
全く別の人にその気持ちや感情を向けてしまうことになります。
自分をさいなめ続けることになります。
怒りが恨みとなり、恨みの気持ちと共に生きることになります。
色々な事にネガティブな結果をもたらします。
しかし、赦し、終わらすことで
ふくらんだ風船は一気に、又は次第に萎んでいきます。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計