誰しも夢の一つや二つを心に描いたことがあると思いますが、
その夢を誰かに語るにしても、
自分で確認するにしても、
どのような表現しているでしょうか。
「いつかは、この夢を叶える。」
「出来ることなら、それを叶える。」
「叶えば良いなあ。」
のような感じで表現をしていたとしたら、
あなたのその夢は、
星を見るように自分から随分遠くの離れた場所に
描いている可能性があります。
「夢をこの手に掴む。」
「夢の階段をかけのぼる。」
「その扉の向側、そこに夢がある。」
のような感じでイメージしていたとしたら、
あなたのその夢は、
自分から近い場所に描いている可能性があります。
遠くに描くその夢は、
叶わぬ夢、夢物語と捉えているかもしれません。
だとしたら、自分がそう信じている限りにおいて
叶うはずもありません。
近くに描くその夢は、
目標と言う言葉に置き換えることが出来る位に
現実的なものとして認識しているはずですから、
それを実現する可能性は、
先ほどよりもかなり高くなるはずです。
夢を語る言葉、夢を描く場所を変えるだけでも、
自分の気持ちや行動に変化が起きるかもしれません。
さて、ある夢が唯の夢物語的なものから、
現実的なものへと印象を変えた後は、実行です。
実行しないまま、頭の中でいくら念じるだけ、願うだけでは、
睡眠の中で夢を見ているのと大差ありません。
夢を掴むためには、
先の収穫の喜びを得るために、
土地を耕し種をまくといったように
農耕的な行動をするか、
漁に出るというような身近な収穫を得ようとする
狩猟的な行動をするかとなります。
農耕的な行動で夢を掴もうとする場合の、
ちょっとしたポイントは、
1、ゴールを明確にする。
旅行に行くにしても目的地を決めてから出発するのと同じです。
2、リアルな成功イメージを持てる計画を立てる。
そのために必要なら、最終ゴールまでの間に、
成功イメージを持てる小さなゴールを設定する。
3、見直し
いざ行動を起こすと計画通りに行かないことが出てくるもので、
そんな時に計画を見直し変更する柔軟性を持ちます。
4、人の意見に耳を傾ける
何もかも自分一人の力だけでやろうとせずに、
人の意見や観点、協力を拒否せずに受け入れる度量を持ちます。
しかし、鵜呑みにするのではなく取捨選択をします。
5、休む勇気
スーパーマンではありませんし、そうである必要はありません。
時間的、精神的、体力的、経済的にゆとりが無くなれば
判断力、行動力が鈍り良い結果が得られなくなります。
6、失敗から学ぶ
新しいチャレンジには失敗や躓きはつきものです。
失敗を嘆いたり恐れたりするのではなく、
失敗から学びます。
7、成功を恐れない
チャレンジを成功は、それまでの自分にとって未知な世界に
足を踏み入れることになります。
実際に踏み入れてしまえばどうってことは無いんですが、
それまでは、その扉の向こうは
恐怖、不安の世界だと感じることがあります。
ゆえに、恐れから成功一歩手前で急激な失速、
または自ら失敗することを選んでしまうことがあります。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計