goo blog サービス終了のお知らせ 

心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

心のヤジロベエ

2013年10月31日 | 恒常性




特に何も思っていなかった人に

何度となく優しくされたり、気遣ってもらったり、

「あなたのそう言う所が好きなんだよな。」

なんて好意を伝えられると、

その相手に対して好意を持ってしまう。



まあ、当たり前と言えば当たり前のことですが

心理学的に言うと返報性の法則とか言うようで、



仲が良いけれどもそれ以上でない相手から

仕事や恋愛の悩みを打ち明けられて

何度か相談に乗っている内に

その相手のことが気になる存在に

なってしまったと言う話も良く聞きます。



まあ、これも当然と言えば当然で、

相談を受けた人は、その後どうなったのかを知りたいと思うし

心配もしますし、


他人を助けてあげたいという気持ちや

自分が必要とされたいと言う気持ちが刺激され、

その刺激を得ようとして、その相手を求めてしまいます。



このようなことを心理学的に言うと、

アンダードッグ効果というそうです。



また、意見の違いでよく議論となる相手に対して

最初は、「あいつとはどうも気が合わない。」と思っていたのに

何かのきっかけ一つで

とても仲良くなることがあります。



これは、表面上の対立、対決が起きると

反目し合う状態は心地良いものでありません。

そのような状態を解消し安定したいと言う気持ちが

通常よりも強く働くことが原因です。



このような気持ちの動きは

心理的なホメオスタシスの働きで、

これは、

心の中にあるヤジロベエのようなもので

左に傾き過ぎると右に戻ろうとする力が働き、

右に傾き過ぎると左に戻ろうとする力が働きます。



以前記述した、人から期待されると

その期待に応えようとする気持ちが働くという

ピグマリオン効果もそうですが、

これらは、何かの心理的刺激を無視出来ず、

バランスを取ろうとする気持ちの動きと

言えるかもしれません。



だからと言って、

「ほら、こんなに親切にしているんだから、優しくしているのだから

もういい加減すきになれよ。」とか、


「まだ行為を持ってくれてなさそうなので

もっと頼ってみよう、もっと苦しみを打ち明けてみよう、

もっと助けさせてみよう。」的に


ぶんぶんと振り回してしまうと逆の結果となりかねません。



その相手の人と仲良くなりたい、

この人と仲良くなっても良いという気持ちの種を

踏みつぶしてしまわないように

程良い加減で行ってこそ効果があります。



ホメオスタシスの働きとはちょっと違うもので、

ストックホルム症候群と言われるものがあります。


これは、犯罪被害者が犯人と一定の期間、

時間や場所を共有することで

犯罪者に対して同情や好意等の

特別な依存的感情を持ってしまうことですが、



このような自分の命が危険にさらされるという

特異な状況に限らず、

立派なヒモは、そうではありませんが、
(立派なヒモと言う言い方もどうかと思いますが。)

程度の低いヒモは、飴と鞭で

女性を同じような精神状態に追い込みますし、



また、組織の中で立場が強い男性が、

拒否出来ない、逃げられない立場の弱い女性に対して

徹底的に否定し、叱りつけ、怒鳴り、攻撃を繰り返すことで

その女性の自己防衛を崩します。


崩れた女性は何かを掴もうとします。


その瞬間、それまで攻撃していた本人が

一転、その女性を認めたり、

君はやれると信じていたと言った感じで

褒めたり優しくしたりして救いの手を差し伸べると

その男性を掴んでしまいます。



その男性に認められ、褒められなければ

あの強烈に嫌な想いをしてしまう。

だから、その男性に認められたい、褒められたい思いが

強烈に働くことで好意に変わってしまいます。



その二人の関係は上手く行くことがあります。

そして、結果が全てだと言う人もいます。


しかし、このような嫌いの裏返しの好きではなく、

このような恐怖の裏返しの好意を

意図的に得ようとする行為は、結果がどうであれ

私は、どうしても好きになれません。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


感涙

2013年10月27日 | 雑感・愚見




人脈も資金もなく

自分の未来を変えるためには

才能があろうが無かろうが、

やるしかないと自分を奮い立たせて、

少しばかりの荷物を手にして旅立つ。



どんなに苦しくとも、

踏ん張り、立ち向かい。



そうして前に進んで来た人だけが

ある場所に立った時に

流せる涙があります。






催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


自分の中の大人と子供の心

2013年10月24日 | 雑感・愚見

大人げない。

大人の癖に。

いい年をして。

大人になれよ。

もう大人なんだから。



一人一人が真面目さ、道徳観念、倫理感、

社会的規律を持つ事は

大事な事だと思うけれども

こんな言葉や声に影響を受け過ぎて

楽しむことを忘れてしまう人がいます。



それじゃ、人間、生きて行けやしません。

それじゃ、味気のない人生にしかなりません。



あまりにも逸脱し過ぎてはならないとしても、

たまには、

はしゃいだり、じゃれあったり、

むきになったり、

バカなことをやったり、

馬鹿な自分になったりと

自分の身を自分の中の

子供の心に預けてしまいましょう。



なにせ子供は、幸せを感じる天才なのです。



まあ、次のようなのはどうなのでしょうか。

大人が遠慮なしに子供と勝負して打ち負かしています。


この体験を、世の中は甘くないんだ。厳しいんだ。

の最初の学びとし、

今後、たくましく育ってくれることを願います。



私はと言うと、可愛そうにと思う気持ちよりも

最後の女の子のふくれっ面を見てしまうと

なんて可愛いんだと思う気持ちの方が勝ってしまう

自分がいます。



映像の中の大人の態度には、

何て事をするんだ。そりゃ、いかんだろうと思いつつも

躊躇なく子供のように振る舞える人を

羨ましいなと感じる自分がいます。






催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計

安全と危険の間に

2013年10月20日 | 見方、捉え方




遊園地に付き物と言っていいのが

お化け屋敷や絶叫マシン。



人間は、ひとつの刺激になれると

より刺激を求めて行動するものですから

お化け屋敷も絶叫マシンも

各遊園地が競い合うように

そのレベルが高まっています。



あれは何なんでしょうか。

私個人の勝手な統計では

男性よりも女性の方が

あの強烈なハラハラドキドキ感を好きな人が

多いように思うのです。



私なんてのは、

東京ディズニー・クラス以上の乗り物を

求める気持ちはないで

東京で遊園地デートと言えば

ディズニーで勘弁してもらっていました。



絶叫マシンは、

とてつもない危うさ(怖さ)を感じさせることと、

絶対的な安全を両立することで

成り立っています。



これは、テレビゲームもスポーツの試合も

格闘技も同じで

クリアと失敗、

勝利の喜びと負けの悔しさの双方が

同時に存在するところに

自分の身を置くことで

あのハラハラドキドキを楽しめます。



ヨコ線の左端を完全なる安全として

右端を破滅的、壊滅的な危険とすると、



真ん中あたりがハラハラドキドキの地点で

その左側がワクワクドキドキの地点で

その右側が恐怖のレッドゾーンとしていいかと思います。



何も、本当に興味のないものや、やりたいと思わないものに

一歩踏み出すこともないと思いますし、

そして、興味があったとしても、

やらなくてはならないとしても

レッド・ゾーンやハラハラドキドキ・ゾーンであるようなものに

勇気を振り絞り、目を見開いて

えいやと足を踏み入れなくても良いと思うのです。




しかしながら、一歩踏み出すことになるゾーンを

ワクワクドキドキ・ゾーンであると頭で理解しているのに

心が、ハラハラドキドキ・ゾーンまたはレッド・ゾーンと

認識をして行動にブレーキをかけている場合は別です。



こんな時に、死に物狂いで

一歩踏み出すことも有りといえば有りなのですが、

相当な勇気と決断が必要ですから結構大変です。



自分では踏み込めなければ

良かれと思った誰かが背中をドンと押してくれたり、

その状況に身を置くように仕向けられていたりすると

いやがおうでもその状況に対処しなければならなくなります。



この時、必死こいてやってみると

「おっ俺もやれるもんだな。」なんてこともありますが、

悪くすると

心が、状況がさらに悪化したと判断して

パニックになり、

パニックになったことを経験値として学びとり、

同じ状況に対して、

心の身構え方がさらに強まることも

考えられます。



どっちに転ぶかわからないのでは、

ギャンブル的な取り組みとなります。



しかし、本来は、ワクワクドキドキ・ゾーンなのですから

一歩踏み出すその地点の隅に追いやっている安全性を確認し

心の真ん中に持って来れた分だけ危険性が薄まり、

心のブレーキを弱めることができます。



ワクワクドキドキ・ゾーンをそのまま

ワクワクドキドキ・ゾーンとして認識する数が増えただけ

自分の持てるものを発揮することができる場が増えますし、

自分の可能性を広げ、高めることに繋がりますし、

自分にとって楽しめることが増えるというのが

なによりだと思うのです。



そのために何が必要なのか、

何をどうすれば、そう感じられるのか、

その部分を

相談に来て頂いた方と共に検討し、

相談者が目的を成し遂げれるように

協力させて頂くこと、

それが、私達の仕事です。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



求めれば

2013年10月16日 | 雑感・愚見




かねてから気になっていたパソコンの問題、

パソコンを購入して、わすか数年で

Cドライブがほぼ満タンになって

Dドライブがガラガラ。



これまで、余計なものを捨てたり、

写真を他に保存したりと

自分なりにやってきましたが、

いよいよ限界が近づいてきたので

問題解決を専門の人に依頼しました。



やってきた人が、

依頼した問題以外にも

その他の問題が無いかどうかを

チャチャチャとパソコンをいじって終了。



「私なんか、パソコンの能力の10%も

使いこなせていませんよ。」



私から見ると、

とんでもなくパソコンに詳しい人が

そんなことを話していました。



その人がそうなのですから、

私なんかは、

価格が数万円のものを買ったとしても

価格とポテンシャルをイコールとした場合に

殆どの価格分を使っていないことになります。



車で言うとフェラーリ―を買って

徐行運転ばかりしているようなものでしょうから

もったいないと言うか、

贅沢な使い方をしていることになりますよね。



これは私達の脳のポテンシャルにも言えることで

誰かの脳のポテンシャルが

自分よりも幾分か優れていたとしても

その誰かも、自分も

それを使いきれている訳ではありません。



つまり、

個人の現状の能力の違いは、

持って生まれた脳のポテンシャルの違いと言うよりも

個人が得意な所に活かしているかどうかであったり、

命を吹き込んだ量の違いと言うことになります。



そう考えると

自分の脳みその性能の所為にすることは、

かなり見苦しく、

かなりかっこ悪い言い訳をしていることになります。



自分への良い訳に言うにしても、せめて、

「私は、そんなことなど必要としていない!」

と言い切った方が、カッコよくなるし

暗示効果的に考えても

脳力が低いと言葉にするよりも

マイナスの影響が少なくなります。



「美味しそうだな。」なんて眺めて我慢力を鍛えたり、

「あれは酸っぱくて美味くねえや。」と

諦めや自分を納得させることが上手くなるのも

時には、自分の役に立つには立ちますが、



それが欲しいと本気で思い、

それを求めて行動を起こせば、

自分の手に届く果実は、たくさんあるようです。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


情報選択

2013年10月13日 | 見方、捉え方




催眠が介入すると

膝の上においた手が上に上がったとしても

本人が、それに気がつかなかったり

自分の父親が有名人だと信じ込んだり、

青色のボールを赤色だと見てしまったり、

幽霊だって見せることは可能で、

五感情報が暗示の影響を受けてしまうのを

はっきりと確認することができます。



このような現象は、

私達の脳のポテンシャルを催眠で作為的に引き出しているに過ぎず、

催眠ほどあからさまに起きないにしても

私達の日常生活の中でも起こり得ることです。



私達は、すこぶる優秀な感知能力を持つ五感で捉えた

数多くの情報を脳に伝えますが、

私たちの脳は、

見るべきものだけを観て、

自分が観たいように見て

聞きたいものだけを聴き、

自分が聴きたいように聞き、

感じるべきものだけ感じ、

感じたいように感じます。



そして、それが客観的に見てどうであれ

本人にとっては、それが事実として認識され

記憶されます。



同窓会で、左側に座った同級生に

「あの時に君に助けてもらったことは

すごく感謝している。ありがとう。」

なんて感謝を言うと、



「それ俺だから。」

と、右側の同級生。



あの人に、両親に

あんな酷いことをされた、言われたという記憶も

真実は、違っていたなんてことは

心理療法の場では少なくはありません。



今後、もしです。私が事件の目撃者となり

証言を求められるようなことがあったとしても

とてもじゃないけれども

自分が見て記憶にとどめている情報の正確さに

自信を持てそうにありません。



だからといって、

自分の五感情報を全て疑ってしまうと

もう何がなんだかややこしくなって

生きづらくなってしまいます。



ですから、

自分の五感情報を信じるのと同時に

間違った時には間違ったことを認めるだけの

強さと言うのか、寛容さと言うのか、

自分への優しさと言うのか、

そんな気持ちを持つことが大切かなと思うのです。



そんなことに関連する面白い映像として

以前は、バスケットの映像をご紹介しましたが

今回は、また別の映像を発見したのでご紹介します。



「道を訪ねた人が途中で入れ替わったらどうなる?」を

試している映像です。


最初は、よく似た人が入れ替わっていますが、

予想以上に上手くいったので

製作者がどんどん調子に乗ってしまい

男性から女性に、さらには白人から黒人にと

尋ねている人が入れ替わっているのですが

尋ねられた人は、何も起きていないかのように

道を教えています。



こんな映像を見せられると

これだけ多くの人がそうなのだから

自分が同じ事をしでかしたとしても

自分を愚かだと責める必要などないことを

知ることが出来るのではないでしょうか。






催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



京都世界遺産巡り3-3

2013年10月09日 | 名所めぐり(京都)

今回の3つ目の目的地

世界遺産 天龍寺に到着。

 

写真は、大方丈です。

大丈夫と読み違わないようご注意を。




参拝受付をして中に入ると

法堂の雲竜図特別公開中との文字が、

目に飛び込んできたので

庭園に行く前に雲竜図を観ることに。


法堂に入るといきなり天井にドーンと描かれた

八方睨みの雲竜図が眼に飛び込んできました。




この龍は、私の立つ位置が変わっても

龍は、視線だけでなく顔もこちらの方に向けます。

ぐるぐると歩き回りましたが

龍の視線を外すことは出来ませんでした。

前に同じようなものをトリックアートで見ましたが

この仕組みが今もって不思議です。



参拝受付をすると

かならずパンフレットをもらえますが

見るのは家に帰ってから

今日を懐かしむように見ているのですが、



今回、見過ごしたものが数カ所発見。

あまりにも残念、無念なので

見過ごしたことを失念しなければならなかったので

今後は、パンフレットを有効活用しようと思います。



雲竜図を後にして、方丈沿いに進むと




広々とした素晴らしい庭園が広がります。




庭園に面した方丈の部屋の中に

描かれていた龍の絵




逆方向から見た庭園








そして、主役の私




曹源地の奥には、庭園がまだまだ広がっています。

広いの多くの写真を撮ったのですが、

二つの写真だけ紹介させて頂きます。

まずは、多宝殿。



そして、北門手前の風景




曹源地一帯は、庭園の雰囲気がするのですが

それ以外の庭園は、公園のような雰囲気があります。

写真の右に写っているのは手水舎で、

奥には北門が写っています。

高野山に行って以来、

お寺にある鳥居や手水舎が目に付くようになりました。



そして、いよいよ北門を出ると竹林とご対面です。

実は、私は、天龍寺よりも竹林がメイン。


京都の竹林を写真や映像で見てから

京都でというより

日本で是非とも行ってみたい場所の一つでした。

じゃーん。






実際に行って見ると、

想像していた通りに、いや想像以上に

凄く、凄く素敵な所でした。

京都で最上位の好きな場所となりました。



静かさ、風による竹林のざわめき、

漂う香り、清涼感、

そして、どう言う訳か

子供の頃の秘密基地を思い出したんですよね。



私の写真の腕では

この良い感じを映し撮れていないのが

もどかしい。



多くの外国人の方が三脚を立てて撮影。


写真の場所は、

北門を出て左に行くと直ぐの所で、

トロッコ電車の駅に続く竹林で

最後の方は結構な勾配になっています。



この先の突き当りを右に折れると直ぐに

トロッコ電車の駅があります。

ここで時間は、もう夕方5時近くになっていたので

仕方なく乗ることを諦めて

今回は駅を見るだけです。



他にも、この近辺は見どころ満載で

トロッコ嵐山駅近くの大河内山荘や

亀山公園の展望台からの景色にも興味があったのですが、

とにかく時間がたりません。



そして、今、来た竹林を引き返し

北門前を通り過ぎて、

長く長く続く竹林を嵐山に向かって歩いたのですが、

この歩きの時間は、今までの京都巡りの中で

最高に気分の良い歩きの時間となりました。



最高の気分で歩いて嵐山の渡月橋に到着






桂川が氾濫して甚大な被害にあった渡月橋の上で

重機が一台止まっていて何か工事をしていましたが

周囲一帯は、見る限りにおいては

随分と綺麗になっていて人も多く華やいだ感じが

復活していました。



売店のおばさんの熱心な営業にほだされて買った

まんじゅうを手にして、

今日、3つめの抹茶アイスを手にして

渡月橋を見渡せる川べりに腰を下ろして一休憩していると、

大学生の時に、仲間とここに一緒に来て

嵐山の猿山の攻撃的な猿達のことを思い出したのですが、

確かあの猿山は、渡月橋を渡ってすぐの所だったような。



最後に、お土産で京都漬物を買って

渡月橋を渡った所にあったお店で

スーパーで売っているのとはひと味、ふた味も違う

「わらび餅」を食べて阪急嵐山駅に向かいます。




今回の京都巡りは、

過去の二回よりも満足度が高かったように思います。

最後に一言。

京都、また来るからな。必ず来るからな。待ってろよ。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


未熟な自分

2013年10月08日 | 雑感・愚見




勝手に好きなって、

勝手に恨み

その相手を。。。



東京三鷹市で身勝手極まりない事件が起きました。

情報が少ないのであれなんですが、

日本の社会に

このようなモンスターが潜んでいるという現実を

突き付けられました。



モンスターの被害を受けないための

一丁目一番地は、

モンスターに近づかないこと、関わりにならないことです。

そのためには、

自分を大切にし、人を大切にする気持ちを持つ事です。



自分を大切にしない人、人を大切にしない人には、

自分を大切にせず、人を大切にしない人が近づいてきます。



自分を大切にしている人、人を大切にする人には

あなたを尊重してくれる人が近づいてきます。



しかし、今回のような

勝手に好きになって、勝手に恨み、

その相手を攻撃するというような

モンスターを避けようがありません。



命を奪われた方は、たまったものじゃない。

その人を大切に思っていた人達にとっても

受け入れることが出来るはずがない。



多くの場合、普通に生活をし、

頑張っている人がモンスターの被害者になります。

日本の裁判は、加害者の人権がなんたらといった風潮があります。



判事の影響なのか、弁護士の風潮なのか分かりませんが、

今回の事件の裁判で、

またそのような詭弁を聞かされることがないことを

切に願っています。



最後に、事件即日に犯人を確保した警察の方々には

感謝とお礼を申し上げます。



心の仕事をしている私としては

被害者の気持ちとその周りの方々の気持ち、

そして、加害者の奥底の心の傷についても

考えることが出来なければならないのかもしれませんが、

加害者には、そのような気持ちを

持てないのが正直なところです。



(その後の情報によって被害者と加害者は関係があったようです。

よって無差別でもなく、勝手に好きなって付きまとった

挙句の事件ではなさそうです。

であったとしても、赦されることではありません。)



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


京都世界遺産巡り3-2

2013年10月07日 | 名所めぐり(京都)

仁和寺を出て

次の目的地、龍安寺までは

歩いて10分?程度で到着です。

 





石庭で有名な龍安寺の山門



山門をくぐり道なりに真っ直ぐ行くと

左手に大きな池(鏡容池)が見えてきました。



枯山水があって、本当の池がある。

陰と陽の対比なのでしょうか。

聞くところによると、

その昔は、石庭よりも鏡容池の御寺として

親しまれていたそうです。



この池の出島とでも言うのでしょうか、

そのような場所があって

何があるのかと行ってみると

小さな祠と喫煙場所が設置されていました。



今までの京都巡りで

境内で喫煙所があるのを初めて眼にしたのですが

喫煙所の案内板もなかったので、

なんだか隠れキャラ的に龍安寺の遊び心で

設置しているとなると面白いのですが。



その出島に、私達の後から外国の男女のペアが、

その外国のペアを追いかけるようにやってきたのが

3人の女子高校生。



その女子高生が外国の方に

英会話の勉強だと思われるのですが

ノート片手にちょっと恥ずかしそうに

楽しげに話しかけていました。



そっと耳を傾けてみると

高校生のどこの国の方の問いに、

外国の男性の方がム―ミンて言ったような、

「そんな国あったっけ」

なんて真面目に考えていたら

頭が柔らかい女子高生には直ぐ分ったようで、

とうやらフィンランドの方のようです。



フィンランドの方が

その昔、日本でム―ミンのアニメがヒットしていたことを

知っていたのは驚きですし、

今の女子高生もム―ミンを知っていたとは驚きです。



ム―ミンは、オバQやパーマンほど古くはありませんが、

私達の時代のアニメだったように思うのですが、

今もどこかのテレビ局が放送をやっているのでしょうか。



まあとにかく外国の男性のクイズのような返しに

「めっちゃ、フレンドリーや~ん。」

と心の中でつぶやく。



龍安寺のメイン石庭がある

方丈の玄関を上がった所でパチリ。



この写真を見ると、もう疲れ始めているようです。

石庭はすぐそこ、

座っているところからも見えています。

じゃじゃ~ん。石庭です。







この龍安寺の石庭は、有名ですね。


この龍安寺の石庭は、

金閣寺や銀閣寺、二条城や嵐山、平等院は、

中学の修学旅行で来たことがあると

自信を持って言えるのですが、

この龍安寺については、

来たような来てないような

不確かな記憶しかありません。



中学の私にとって

地味な石庭は、興味が薄かったのでしょう。



石庭には、大小15個の石が

黄金比で配置されていて

どちら側から眺めても

一個の石が他の石に隠れて見えないように

なっています。



これは、15夜の満月にあたる15の数は、

完全、完成を表す数字と考える思想と

物事は完全に至ると崩壊が始まるという思想から

不完全の意味を持たせている言われていたりしますが

本当のところは謎のままで

観る人の解釈に委ねられているそうです。



そして、石庭の周りを囲む壁は、

遠近法が用いられていて作られていて、

左右の壁より正面の壁の高さが30センチ低く作られ

実際よりも奥行きが感じられるようになっています。



豊臣秀吉がこの場所に来て、

今の自分と同じように

同じ場所で石庭を眺めたらしいのですが、

石庭の前の縁側?に腰を下ろして

禅をしている風に眼を閉じると

横に豊臣秀吉が座っている姿が浮かんできて

何とも言えない気分になりました。



1975年にエリザベス女王が日本を公式訪問した際に

石庭の見学を希望し、絶賛したことでなのか

龍安寺の石庭は、外国でも有名だそうで

多くの外国の方が熱心に写真を取っていました。



正直、日本人の私ですが、

今尚、この石庭の美というか良さを

実感できていないんですよね。

だから、外国の方が何を感じているのか

インタビューしたい位です。



石庭の縁側?に腰をよいしょと下ろし、

友人と会話を交わすことも無いまま

気が付けば数十分経過していて、

これは、

石庭の何かの魅力と同化した気持ち良さを

無意識で感じていたことを示しているのか、

疲れを感じている足が、

休むことを頭に要求していただけなのか、

本当のところは謎のままです。



石庭の裏側にある水戸光圀が寄進したと言われる

吾、唯、足るるを知るの「つくばい」

手水舎は、参拝者が身を清めるためのもので、

「つくばい」は、茶室に入る前に手を清めるためのものです。




表側の石庭は不完全を良とし、

裏側にある「つくばい」は、吾、唯、足るるを知るで、

限りない欲を満足させようと追い続けるよりも、

今の自分が足りていることを感じられることの

大切さを説いています。



龍安寺は、石庭のイメージが強く

その石庭のサイズが小さいので、

敷地も同じく小さいだろうと

勝手なイメージを持っていましたが、

敷地はかなりの広さです。



石庭を後にして、

鏡容池の周りをぐるっと一周して

龍安寺を後にして

嵐電、龍安寺駅へと向かいます。



歩いて5分~7分位で到着です。

そして、天龍寺へ向けて出発。



本当は、妙心寺へも行ってみたかったのですが

何せ友人は、「平家にあらずんば人にあらず。」よろしく

世界遺産であらずんば文化遺産であらず的に、

世界遺産をピンポイントで狙い撃ちの構えです。



でも考えてみれば

京都はそこらじゅうに素晴らしい神社、仏閣があり

決め打ちをせずにあれもこれもといってしまうと

予定した目的地を周るには何十回も要してしまうので

良い方法かとも思います。



今回の予定では、

世界遺産の天龍寺&竹林&トロッコ電車に乗る予定でしたが

天龍寺を出る頃には夕方5時を過ぎてしまい

残念なことにトロッコ電車は、

時間オーバーの為、取りやめとなりました。



境内の木々を観ると

もう紅葉し始めている葉もありました。

紅葉の季節のトロッコ電車は最高だと思うので

今後の訪問予定の平等院とか下賀茂とは

ちょっと離れていますから

来ることが出来るかどうか、はたして。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


京都 世界遺産巡り3ー1

2013年10月04日 | 名所めぐり(京都)

某日、またまた友人と

京都世界遺産を巡りに出発。



今回は

京都の路面電車、嵐電に乗車することも

目的の一つです。



よって、いつものJRではなく

阪急電車で西院、西院で嵐電に乗り換えて

御室仁和寺へ。



嵐電の車内から撮影



嵐電 帷子の辻駅


私達を乗せてゆったりと進む嵐電。

江ノ電もそうだったのですが、

車窓から見える景色が何とも味があって

良き昭和の雰囲気とでも申しましょうか、

独特の雰囲気がすこぶるに良いです。


おかげで私も鉄オタの気持ちを

少しは理解出来た様な気がしました。


世界遺産 御室 仁和寺に到着

写真は、重文 二王門




拝観の前に

京都 発祥と言われる「にしん蕎麦」でちょっと早い昼ごはん。





東京でだったか大阪だったか

記憶が定かではないのですが

以前、どこかの立ち食いうどん店で食べたものよりも

当然のことなのですが、なかなかのものでした。


機会があったら

にしん蕎麦の元祖「松葉」で食べてみるつもりです。



お腹を満たしたところで

仁和寺の二王門をくぐると左手には

勅使門があって



正面方向に見えるのは中門

凄く向こうにあります。



まずは、ずずずずっと

正面方向へ真っ直ぐ進んで中門をくぐると

右手には重文の五重塔があって

(屋根の上に宮大工さんがいます。)




そして、正面には国宝の金堂があります。



そして、その右方向へと進むと

経蔵と九所明神があります。





このあたりの雰囲気は

高野山の雰囲気に似たものがあります。



時間のことを考え、

じっくりと観ず、あっさりとも観ず、

腹6分目の感じで観ながら

テクテクと歩いて出た所は、

二王門近く、

そして、仁和寺のメイン?

南庭と北庭へGO!



白檀の香りが漂う玄関をあがり右側へ行くと



渡り廊下、

この雰囲気、何とも良い感じです。





こんな渡り廊下がある家に憧れます。

長い渡り廊下を進むと現れたのが

簡素な美を表した南庭







庭に面した部屋の中には

綺麗な襖絵や掛け軸。









縁側?で腰を下ろして

のんびりと一休みしながら南庭を堪能



十分に寛いでから

さらに奥へと進むと現れるのが北庭













庭園を眺めてのんびりしたおかげで

仁和寺だけで一時間以上の滞在となりました。



仁和寺の拝観を終えて

玄関口で脱いだ靴をはきながら

友人と「綺麗な所だったねえ。」

と話していると、

お出迎えをして頂いた僧侶が、

私達にそっと

「あそこにある松の木が見えるでしょう。

あの松の木、数本の松の木のように見えますが

実は、一本の松の木なんです。

よければ見て帰って下さい。」

と教えてくれたのが

写真の盆栽のような松の木です。



前回、前々回の訪問では

写真撮影は、一寺で十数枚程度でしたが、

今回、訪れた3つのお寺、どれもが広かった。

で撮った写真の枚数も倍増の

一寺25枚平均。



今回は、お寺とお寺の移動距離は少なく

しかも嵐電が非常に便利で

寺から寺への移動は楽でしたが

一つ一つのお寺が広くて

後半は、歩こう、歩こう、私は元気♪と

口ずさみながら足腰を奮い立たせて歩き、

帰る頃には恒例の筋肉痛です。



最近は、ゴルフに行くこともなくなり、

日頃の運動不足がたたり、

運動後の筋肉痛が

3日遅れの便りを乗せて♪じゃないですが、

3日遅れの筋肉痛が来るようになっていましたが、

京都巡りの毎回の即日の筋肉痛は

結構な運動量をこなした証です。



さて、仁和寺を後にして

次の目的地、石庭で有名な龍安寺に向けて出発です。


催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時


投票ボタン

blogram投票ボタン