心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

京都 紅葉 円山公園~

2017年11月30日 | 名所めぐり(京都)

11月の某日、夏の頃より計画をしていた

紅葉の京都と清水寺成就院の月の庭拝観に

いつもの友人と出発しました。

 

京都には紅葉の名所が数多くあり、

その中からどこにしようかと迷いに迷って

今回は、成就院の月の庭を拝観を

メインとした名所巡りとなりました。

 

まだ訪れていない

詩仙堂、圓光寺、曼殊院門跡、瑠璃光院、真正極楽寺、

一度訪れている

永観堂、醍醐寺、等の拝観は、来年以降となりました。

 

 

 

京都 八坂神社 西楼門

 

阪急 河原町駅を出て八坂神社到着。

 

嵐山公園と八坂神社は

名所巡りで経由することが多いので

一番よく来ている場所かも知れません。

 

西楼門を潜り、本殿までの参道の両脇には

いつものように屋台がわんさか。

 

 

 

八坂神社 舞殿(手前)と本殿(奥)

 

日本三大祭りの一つである祇園祭は、

八坂神社のお祭りであるのに祇園祭と呼ばれるのは、

八坂神社は昔、祇園神社と呼ばれていたことに由来しています。

 

八坂神社は、知恩院と円山公園に隣接し、

西に少し進めば建仁寺、少し南に進めば高台寺があります。

 

今回は、八坂神社拝観が目的ではなく

友人希望の円山公園が目的なので

参拝だけ済ませて円山公園へと向かいます。

 

 

 

国指定名勝 円山公園

 

円山公園は、国の指定名勝を受けていて

公園内の祇園枝垂れ桜が有名です。

 

私的には市民の憩いの公園のイメージだったので

ほぼ通り抜けしていていました。

散策したのは今回が初めてになります。

 

 

 

 

今年の私達の京都の紅葉は、ここ円山公園から始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

坂本龍馬と中岡慎太郎の像

 

この二人が近江屋事件で命を落としたことは

広く知られていますが、

何故円山公園に、何かの関係が???

 

 

 

 

京都には、柳の木がとても似合う気がします。

 

今回、円山公園を散策して思うことは、

名所巡りとして少し物足りない感じがしましたが、

地元の人の憩いの場所としては

素晴らしい場所という印象です。

 

円山公園を後にして、清水寺塔頭 成就院へと向かいます。

 

 

 

石堀小径

 

円山公園から八坂神社へ戻り、

八坂神社の南楼門を出て、そのまま南へ少し歩いていくと

写真を観て一目惚れした石堀小路があります。

 

写真は、石塀小路の名の元になった石垣の塀です。

 

 

 

 

道の曲がり具合、板塀の風合いが絶妙で、

え~と何て言ったら良いんでしょうか。

 

お侍さんや芸子さん、

提灯を持った丁稚と番頭が歩いていても

完全にマッチする趣とでも申しましょうか、

身体が溶けそうです。

 

 

 

 

 

 

 

石堀小路を向けると高台寺、圓徳院の前の道路、

「ねねの道」があり、ねねの道の先には

清水寺への参道「清水坂」があります。

 

 

 

一念坂(一年坂)

 

この清水寺に繋がる一念坂、二寧坂、産寧坂は、

一度は、歩いてみたかった小路なのです。

 

豊臣秀吉の正妻の「ねね」が子供の誕生を念じて

坂をあがり清水寺にお参りしていたことから

産寧坂(さんねいざか)と呼ばれるようになったと言われていて、

三年坂とも呼ばれています。

 

産寧坂の手前の石段を二寧坂(二年坂)、

二寧坂の手前の緩やかな坂道は、

一念坂(一年坂)と呼ばれています。

 

 

 

二寧坂(二年坂)

 

「ここでつまずき転ぶと二年以内に死ぬ」

 

二寧坂には、そんな言い伝えが残っているようですが、

そんなあ~た転ぶと死ぬなんて有り得んでしょう。

 

おそらく「石段なので気を付けましょう。」を

最恐の言い方に変えたものだと、

きっとそうなんです。そうに違いないんです。

でなければ怖すぎます。

 

 

 

二寧坂(二年坂)

 

 

 

八坂の塔

 

二寧坂を上がってすぐ右の方へ行くとあるのが

八坂の塔。この風景は、あまりにも有名ですよね。

 

 

 

 

この八坂の塔は、京都のイメージショットに

よく使われています。

ちなみに八坂の塔は、日本の木造建築の五重塔では、

東寺に次いで二番目に高い五重塔

 

 

 

青龍苑

 

茶室(上)・長嘯庵(ちょうしょうあん)

茶室(下)・清涼

 

 

 

 

和雑貨・工芸品「くろちく」と

京つけもの「西利」の間の通路の奥にある

青龍苑は見逃してしまいがちなプチ名所です。

 

 

 

三寧坂

 

ここを登ると清水寺参道の清水の坂で、

清水寺は、もうすぐそこにあります。

 

 

 

京都 清水寺

 

前回の訪問時に、工事のシートで覆われていたのが

三重塔、西門、奥の院、阿弥陀堂、釈迦堂。

 

西門は、まだシートに覆われていますが、

三重塔は、シートが外され観ることが出来そうです。

 

三重塔が完了したと思ったら、

清水の舞台がある本堂の屋根の修理に着手したようで

全てのシートが外され元の景観に戻るのは

まだまだ先の様です。

 

ここまで来て誠に持って贅沢と申しましょうか、

今回は、清水寺本堂(清水の舞台)はスルーして

清水寺の本坊塔頭「成就院」庭園へ向かいます。

 

 

 

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心の中の不毛な戦い

2017年11月28日 | 雑感・愚見

1976年に神戸のパン屋さんで

パン一個を盗んだ男性が現行犯で逮捕されたのですが、

只の万引きで終わるところですが終わらなかった。

 

この男性は、腹巻に300万円の現金を所持しており、

「お金を崩すのが辛かったので、ついパンを盗んでしまった。」

と供述したそうです。

 

この男性、柔らかい言い方をしていますが、

それを普通に受け取ると、

お金を使いたくなかったから盗んだになります。

 

飢えた妹の子供のために

パンを1つ盗み、20年の刑に服役するのが

「レ・ミゼラブル」

 

今の日本でパン一個盗んで懲役20年と

なるはずもありませんが、

経済的に困窮していたであるなら

まだ少しは救いがあるように思いますが、

そんなふざけた理由をきかされると

被害にあったお店からすると

20年の刑を望みたい位だと思います。

 

心理療法的にお節介に可能性を探ると

その男性にとっては、

いざとなったら買うことが出来ると思えることが

何よりも大事だったのかもしれませんし、

 

崩すのが辛かったに注目すると、

強迫神経症的な問題行動の可能性もあるなと

思ったりしています。

 

とことん使わない。減らすのが怖いほど嫌だとするなら

それって所持していないのと同じことなんですよね。

 

大阪西成の一泊800円の宿で死亡した男性が

所持金を2000万円持っていたり、

 

随分と前に新聞に掲載された出来事ですが、

結婚どころか彼女もつくらず、

外食もせず、酒も遊びもせず、

質素に生活をして孤独死した男性の

所持金が一億円を超えていたとか、

 

本人にしか分からない何かがあるのでしょうし、

本人にとって満足する人生だったと信じたいのですが、

なんだかなあ。

 

お金を使わない一番の方法は、

お金を手元に置かずに

定期預金か国債等の証券に

換えてしまうことだと思うのですが、

 

この神戸の男性は

手元も手元、腹巻ですから

かなり宜しくない環境かと思います。


もっと捻った観点では、

パンを目の前にして

使いたくない欲求と

使いたい欲求と

使わなければならない必要性とが

バチバチにぶつかりまくって

勝利したのが使いたくない欲求。

 

本人は、どんな人にも屈しない。

どのようなルールにも縛られないと、

心の中で自己の自由を守り抜く戦いに勝利して

心の中では高らかに”民衆の歌”が

歌われていたのかもしれませんが、

そのような勝利は、ドン・キホーテ的な勝負で

完全に間違った勝利ですね。

 

戦う者の歌が聴こえるか
鼓動があのドラムと響き合えば
新たに熱い 生命がはじまる
明日が来たとき そうさ明日が!
 
列にはいれよ 我らの味方に
砦の向こうに 世界がある
戦え それが自由への道


 

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最高峰 登頂

2017年11月26日 | 雑感・愚見

友人との名所巡りは、とにかく歩く歩くで

日頃の運動不足の所為もあるかと思いますが、

夕方には足に来ていることが殆どです。

 

そして、帰路につく頃には、

良く歩けた自分を褒めてあげたり、

頑張った足腰に感謝をしたりして

やり遂げた感を味わっています。


何もなくあれだけの時間、距離を歩けと言われても

とても歩く気になりませんが、

ゴルフの時と同じで歩くことが目的でなく

手段になっていると不精な私も歩いてしまうものです。


これって、なかなか実行に移せないことを

実行する時のヒントになりそうな気がします。

 

私の名所巡りで結構な距離を歩く話なんて

ヘソで茶を沸かすレベルだと思うに違いない

ある夫婦の記事を発見。


1999年 福岡市在住の62歳の夫と52歳の妻が

全国47都道府県の各最高峰の登頂に挑戦して

それを1年で達成し、

その歩行距離の総数は2万3千キロだそうです。


その年齢で、一年って、最高峰を登頂って、

元オリンピック選手でもなさそうだし、

よくもまあ、その年齢で

そんな挑戦を思い立ったなあと思いますね。

私からすると規格外、化け物級です。


ふっとある考えが浮かびます。

自分の限界を自分の頭や感じで決めると

自分の身体や頭は、それに沿った形でしか動かない。


でもなあ、これと同じようなことに関しては

私の場合、限界を決めて可能性を閉ざしているのではなく、

「出来ないのではなくて、やらないのだ!」

の方だと思うのです。


「やりたい。やりたくない。」と「出来る。出来ない。」

を、ちゃんと区別することは結構大切なことで、

それが出来ていないと

自己否定へと繋がることがあります。

 

「私は、部屋の掃除が出来ないんです。」

「私は、勉強をしようと思っているのに、いつも出来ないんです。」

そして、こんな私はなんて駄目な奴だ。


掃除、勉強をしないことと

駄目な奴とは別のことです。


私は出来ない。を繰り返すことで

その言葉に密かにくっ付けている

「自分は無能だ。」「自分は劣っている。」等の意味が

暗示的効果として働くことがあります。

 

そして、慢性化したり強くなると

神経症と言われる精神の状態へと繋がることになります。


だからと言って、

「私は出来ないのではなく、やらないのだ。」を

認めることが出来たとしても

「普通の人ならやることをやらない私は、駄目な奴だ。」

と、やはり最後に自己否定をくっ付ける人がいます。


このように、癖のように自己否定をくっ付ける人の場合、


子供の頃に、親から褒められたり

認められたりすることよりも

駄目出しを多く受けたり、


親の愛情が他の兄弟に移ったかのように錯覚することで、

親の愛情を自分に取り戻そうとして

頑張って何らかしらの成果を出すと

凄く喜んでもらえ褒めてもらえた経験等から


「何々が出来なければOKではない。」と言う

心の規則を作り上げている可能性があります。


「何々が出来なくてもOKで、何々が出来たら尚宜し。」

ではなく、

「何々が出来なければOKではない。」は、

色々な弊害を引き起こすことに繋がります。


長くなってきたので

今回はここまでとさせて頂きます。


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安養院

2017年11月25日 | 名所巡り(兵庫)

前回、不正確な情報で公開前に訪れてしまった安養院に

今日こそはと再びやってきました。

 

安養院は、太山寺の四ヵ坊(庵養院・成就院・龍象院・歓喜院)の一院で

その庭園は、神戸市で唯一の国記念物・名勝に指定されています。

 

太山寺 庵養院

安養院の茅葺の屋根。

 

安養院

 

養院門

よっしゃー開いていたあ!

前回の訪問時に安養院の門に書かれていた公開期間なので

さすがに開いています。

 

養院 前庭

 

養院 前庭

 

養院 前庭

拝観料¥300-を収めて、

建物内へと入ります。

 

国指定名勝 安養院庭園

三身山の原生林(県指定天然記念物)を借景にした枯山水庭園で

安土桃山時代の作庭とされています。

 

養院庭園

庭園はそれほど大きな規模ではありませんが、

日本庭園の根本思想の蓬莱神仙思想を

コンパクトな敷地で沢山の石を用いて表現しています。


養院庭園

蓬莱神仙思想とは、

大海の彼方に蓬莱島などの神秘の島々があり、

そこには仙人が済み、秘宝や不老不死の仙薬を

蔵していると信じられ

そこに至ることが最高の理想とするものです。


科学が発達し、地球が狭くなった現代では

蓬莱神仙思想は、

もはやファンタジーでしかありませんが、

そのファンタジーを僧侶、檀家だけでなく

檀家以外の人、国や県が大切にしている気持ちが

非常に素敵だと思うのです。


映画「猿の惑星」の一番最初の作品のラストシーンで、

主人公が傾いた自由の女神を発見して

「ああああ、なんてこった。私は帰って来ていたんだ!」と

叫びます。


ファンタジーだと分かった後もなお、

その思想にある何かを感じ取り大切にする

そんな民が根付いている国こそが

蓬莱山かもしれないと思ったりもします。

「ああああ、この地が蓬莱山だったんだあ!」

 

縁先手水鉢(えんさきちょうずばち)

仏手石手水鉢と称される

上面に手形が彫られている珍しい縁先手水鉢。

 

養院庭園

 

養院庭園

 

養院庭園の紅葉

 

もう一つの縁先手水鉢

この手水鉢を説明したものを見つけられなかったのであれですが、

足のように見えるのは私だけでしょうか。

 

養院庭園

 

書院室内から庭園を眺める

向こうに三身山の原生林と太山寺の三重塔が見えて

庭園の風景の一部となっています。

 

書院

 

囲炉裏

 

囲炉裏

 

書院茅葺の屋根を内側から

 

養院と紅葉

これで安養院を後にして

せっかくなので帰路にはつかずに

太山寺へと向かいます。

 

太山寺へと続く参道

 

太山寺 仁王門

 

太山寺 中門

パンフレットには仁王門と書かれていましたが、

どうみても仁王様がいません。

仁王様がいないのに仁王門とはこれ如何に?

 

国宝 本堂

太山寺は、藤原鎌足の子である定恵和尚が創設したと言われていて

奥に見えるのが神戸市内で唯一の国宝建築物の本堂。

 

太山寺 三重塔

今回の名所巡りは、これで終了です。


今回の名所めぐりは、

11月下旬の京都までの

比較的経費が安く済む近場でのサブ的なものでしたが、

名勝庭園3か所を巡ることが出来て

充実感を感じる一日になりました。


次第に肌寒くなってきました。

皆さま風邪をひかないよう御注意くださいませ。


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赤穂城跡

2017年11月24日 | 名所巡り(兵庫)

風さそう 花よりもなお

われはまた 春の名残を

いかにとかせん


田淵氏庭園から近くにある

赤穂城跡に向かいます。


赤穂城は、

平成28年(1916)3月に訪れているのですが、

まだ非公開であった二の丸庭園が

その年の12月13日に一般公開されたと聞き、

 

今回の赤穂城再観覧となりました。

 

清水門の近くの駐車場に車を止めて

今回の目的、二ノ丸庭園を目指します。

 

赤穂城跡 武家屋敷公園

 

大石頼母助屋敷門

大石頼母助良重(よししげ)は、

大石内蔵助良雄(よしたか)の大叔父にあたる人物で

二の丸に唯一屋敷を構えていた家老。


この門は、2009年(平成21年)3月に復元され

現在、二の丸庭園の入り口になっています。

 

赤穂藩 大石頼母助庭園

二の丸庭園は、池を巡る回遊式で

御殿から眺める本丸庭園とは違う様式となっています。


門を潜った時には、ただ広場があるだけかと

ちょっと期待外れな印象を持ったのですが。。。

 

浮玉堂と錦帯池

奥へと歩を進めていくと、

素晴らしい景観を目にすることに。

 

浮玉堂と錦帯池と私

 

国指定名勝 赤穂城 二之丸庭園 

浮玉堂と錦帯池と太鼓橋

 

太鼓橋と中島


平城京跡の東院庭園と無鄰菴の雰囲気を

併せ持った庭園といった感じでしょうか。


とにかく立派で美しくて、

気持ち良くさせてくれる庭園で、

しばらく腰を下ろして眺めていたくなります。


まだ復元の途中経過らしいので

この荘厳さがどれだけ増すのか非常に楽しみです。


二の丸庭園の観覧を終えて

前回の時にも観覧した本丸庭園に向かいます。

(せっかく来たので)


国指定名勝 赤穂城跡 本丸庭園


本丸御殿跡の紅葉


本丸御殿跡と本丸櫓門

 

本丸御殿跡

 

本丸櫓門内部

この日は、本丸櫓門が無料公開されていたので

内部を観覧することに。

 

忠臣蔵の有名シーン

松の廊下事件

「殿中でござる!殿中でござる!」


浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)切腹

 

大石内蔵助の遊郭での放蕩

 

吉良邸討ち入り

忠臣蔵では、吉良上野介が悪で、

赤穂浪士が正義として描かれていますが、

あのストーリーは、事件の50年後の人形浄瑠璃で

披露されたものがベースになっているようです。


ここで気になる点が、

忠臣蔵は、果たしてドキュメンタリーなのか、

セミ・ドキュメンタリーなのか、

それとも多くの部分が創作された物語なのかです。


と言うのも、

派手な討ち入りは江戸庶民も知るところとなるのは

すんなりと納得できるのですが、


おそらく極秘情報であったと思われる

松の廊下事件から赤穂浪士切腹までの経緯、

そして、

登場人物の一人一人の行動や気持ちを

あの時代の脚本家がどのようにして

知り得たのか不思議でならないんですよね。


とにかく

忠臣蔵のストーリーが

多くの人に長きに渡り愛されてきたのは

間違いないところだと思います。

 

忠臣蔵がどうこうでは無くて、

考察してみたいことは、


人はそれが真実かどうかよりも

真実であって欲しい、間違いであって欲しいと

思ったり願ったりしていることを

信じようとするところがあるという点です。


自分が被害者になるケースとして、

怪しい宗教、とんでもない異性(依存)

おいしすぎる話(詐欺被害)等々、


自分が加害者となるケースとして、

自分の理想像や理想の結果を

投影したり、押し付けようとしたり。


そして、それと違ったり、

自分の思うようにならなかったら

その対象者を攻撃。等々。


ちなみにですが、忠臣蔵。

私も大好きであることは、

こうして赤穂城に来ていることで

十分お分かり頂けるかと思います。


本丸櫓門から観る御殿跡と天守台

 

赤穂城 大手門(追手門)と三の丸櫓


大手門(追手門)

 

三の丸大手門(追手門)と三の丸隅櫓

写真の大手門と三の丸隅櫓は、

昭和30年に再建されたそうです。


かつては日本全国にお城は

2万5千以上築城されていたようですが、

家康の一国一城令、明治維新、第二次世界大戦などによって

江戸時代、江戸時代以前に築城された天守で

現存する天守は12だけ。


赤穂城は、復元?復興?のお城で、

敷地内が公園風になっていたりして

最初の訪問時には、忠臣蔵関連は別にして

お城そのものについては、

姫路城を訪問した時の様なわくわく感は

全くと言って良いほどありませんでした。


それが、

今回、赤穂城跡と、当時日本一の塩田を有して

赤穂藩の財政を支えた田淵氏の庭園をセットで

観覧したことによるものなのか、


美しい二ノ丸庭園を観覧したことによるものなのか、

はたまた、

二度目の観覧で愛着が生まれたことによるものなのか、

分かりませんが、


作り物のお城でしかない印象から

昔の城そのものと感じるようになったきたのが

面白いところです。


回数を重ねると輝きが薄れていく感じがすることもあるし、

回数を重ねることで輝きが増した感じがすることもあり、

その違いは何なんだろうか。


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国指定名勝・田淵氏庭園

2017年11月23日 | 名所巡り(兵庫)

11月某日、またまたいつもの友人と

兵庫県の名所巡りに行ってまいりました。

 

今回の目的地は、国指定名勝の

田淵氏庭園、赤穂城二ノ丸庭園、

そして、

前回、拝観できなかった安養院です。

少しの間、お付き合いを願います。

 

まず最初の目的地、赤穂市御崎の

田淵氏庭園を目指してGO!


田淵氏庭園は、昔、大河ドラマ・元禄繚乱の

撮影が行われたことがあるそうです。

 

グーグルマップ調べでは、

車で約1時間40分ほどの距離ですが、

なんやかんやで約2時間程度時間を要して

午前10時前に到着。


赤穂わくわくランドの観覧車


以前、赤穂城を訪れた時には非公開だった二ノ丸庭園が

一般公開されると聞き、

赤穂城の訪問計画を思案中に


「近くに田淵氏庭園があるんだよなあ。

でもここ2年間も非公開だし。。。」


と思いつつも田淵庭園のサイトを覗いてみたら、

3年ぶりに公開の文字を発見して、

「うっはー!」


徳川埋蔵金を見つけたかのように、

友人に連絡すると、

友人も「うっはー!」


赤穂市立 美術工芸 田淵記念館

田淵氏庭園の一般公開は3年ぶりで、

しかも二日間限定です。


ちらっと頭をよぎったのが、

ネット調べと実際とが違っていた庵養院と同じように

田淵庭園も違っていたらどうしようです。


庵養院は、25分程度の距離ですが、

田淵庭園は、2時間なので

ショックはかなりのものとなりましたが、

無事に公開中。


美術工芸 田淵記念館の方で

受付を済まして、

庭園観覧の前の25分を利用して

田淵記念館で絵を鑑賞。


庭園の方は、30分毎に区切られていて

私達は、午前10時30分スタートで、

ガイドさんの案内で庭園へと向かいます。


田淵庭園の塀

私は、赤穂と聞いてまず思い浮かぶのが

「忠臣蔵四十七士の討ち入り」と「赤穂の塩」。


田淵氏は、塩田・塩問屋・塩廻船業で財を成し

赤穂藩の蔵元(財務担当)に任命され、

最盛期には当時の日本の最大の塩田地主となりました。


そんな田淵氏のもとに

たびたび訪れる赤穂藩主をもてなすために

造園されたものが田淵氏庭園です。

 

田淵氏庭園

田淵氏庭園には、同じ敷地の中に

4代目、5代目、6代目が造った趣が違う

3つの茶室があります。

 

田淵氏庭園の家壁

 

田淵氏庭園の玄関口

 

 

庭園入り口

 

茶室「沈流亭」の坪庭

ガイドさんの説明を聞いた後に、

私達は写真を撮る。

その間にグループは先へと進む。

どうしても皆さんにちょっと遅れ気味です。

 

田淵氏庭園 有楽井筒

この釣瓶は、織部焼で出来ていて、

この井戸を造らせたのが織田信長の弟?親戚?。。。


ネットやパンフレットにも載っていないことを

細かく丁寧に説明をしてくれているガイドさんの声を

遅れ気味の私達は、少し離れた場所で聞いている状態なので

正確性はかなり怪しくなります。

 

現在の田淵氏庭園は、完成当時とは違っていて

昭和の初めに道路拡張工事により

お殿様を迎える御成門も取り壊されたようです。

 

松明垣


書院式茶庭

 

狩野派の襖絵

 

書院式の茶庭と松明垣

 

手水鉢

 

割竹を張った中門

中門を潜った先に有るのが丸石を敷きつめた

「あられこぼしの庭」

 

簀の子縁(写真左)と大石

書院に付属して張り出された簀の子(すのこ)縁は

月見台と用いられたようです。

簀の子縁と大石を境に、庭の様式が変化します。

 

簀の子縁からみる書院前庭園

 

書院前庭園

この池には、亀が80匹以上住んでいたそうですが、

今は、その亀達がいないそうです。

ガイドさんは、鳥に食べられたようだと言っていましたが、

はっきりとした原因は分かっていないようでした。

 

庵養院 書院

 

 

書院前庭園

 

上から見た書院

左には、簀の子縁と大石、

中央の書院の前には、

直方体の沓脱石(くつぬぎいし)が見えます。


沓脱石の手前の四角い石の上に殿様の籠を置いて

そこから書院に入ったそうです。

 

春陰斎と明遠楼へ続く露地

 

 

茶室 春陰斎

 

写真左に大徳寺垣?が見えます。


写真奥を左の方へ行くと

 

この竹垣を回り込んで、

 

 

春陰斎の前庭

 

 

明遠楼と(写真右)大銀杏


明遠楼

4代目が造った茶室・明遠楼は、

田淵庭園の一番上に位置して

茶室としては珍しい2階建てになっています。

 

明遠楼・2階へ

 

明遠楼2階から見た春陰斎

 

明遠楼2階部分

明遠楼の2階部分は、

茶室ではなく宴席として造られたようです。

 

 

明遠楼の1階、茶室入り口の刀掛け

 

明遠楼 茶室

 

千両・万両の花

千両、万両の木は、冬に熟す赤い果実が美しく、

木の名称も、めでたいことから正月の縁起物とされています。


樹齢600年を超える大銀杏の木

精霊と妖精が戯れて遊ぶ姿を観た人がいると言われても

不思議ではない大銀杏の木。


おせち料理の三段重ねの重箱を

イメージしたのかどうか分かりませんが、

同じ敷地内の高所から上、中、下と

三段重ねで茶室が設けられている様子は

珍しいのではないでしょうか。


田淵氏庭園は、他では見られない様式なので

ここでしか感じることが出来ないものがあり、

十分に満足できるものでした。


ただ、ガイドさんの説明を

しっかりと聞くことが出来ていないことだけが

心残りです。

 

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2017年11月21日 | 雑感・愚見

急いでいる時に限って

赤信号が度重なったり

ホームから電車が出ていくところだったり、

お皿を割ったり、忘れ物をしたり、

電話が掛かってきたり、


「何でこんな時に限って、いつもそうだ。」

何で私は不運なんだろうって

思ったことがある方もいるかもしれません。

 

ですが、これらの現象は、

その人が上手くいかない

星の下に生まれてきたからでも何でもありません。


慌てているからこそ起きたことであったり、

急いでいない時にも

同じようなことが起きていたとしても

さほど問題にならないので

その人の記憶に残っていないだけのことです。


ではあるのですが、

広島と長崎で両方の原爆の被害にあわれたり、

阪神淡路大震災と東日本大震災の両方に

遭遇した人がいたりと、

何か見えない力が働いているかのような不運に

実際に見舞われる人がいるんですよね。

 

外国でも2011年に結婚し、

アメリカ等16か国を4か月にわたる

新婚旅行に出発したものの

行く先々で天災に遭遇するという不運に見舞われた

スウェーデン人の夫婦がいたそうです。

 

まず最初に訪れた国、ドイツ・ミュンヘンでは

大寒波に見舞われ一日足止め。

 

インドネシアではモンスーンによる長雨で

「読書三昧」

 

オーストラリア・バースで、

「山火事」に遭遇し命からがら非難。

 

オーストラリア・ケアンズで

サイクロンの直撃を受け、ホテルから避難。

 

ブリスベーンの友人宅を訪ねた際に

洪水に見舞われ、

 

隣国のニュージー・ランドでは、

日本人も犠牲になった大地震が発生。

 

次の訪問地の日本では、

東京・浅草で

3月11日の東日本大震災に遭遇。


4か月の僅かな間に

これだけの天災に次々と見舞われたものの

命が無事でケガも無しで

スウェーデンに帰国できたようです。


世界でも1,2を争う不幸な新婚旅行と

伝えるところあれば、

途轍もない苦難から生還した

世界でも1,2の幸運な夫婦と伝える所もあったりと

捉え方一つで同じ出来事が真逆になっています。


でもまあ、絶対に忘れることのない

新婚旅行になったことは間違いないでしょうし、

危機に直面した二人が協力して乗り切ることで、

愛の絆に、戦友などに見られるような強い絆が加わり、

二人の絆は、さらに強固なものとなったのではないでしょうか。


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思い出の食堂

2017年11月19日 | クライアント様より

東京時代のクライアント様より

懐かしい食堂の写真を送って頂きました。


クライアントと施療者として出会い、

今や竹馬の友とまで行きませんが、

友人と言えるほどの関係となっています。


この食堂は、施療が終了しようとしている時期に

二人で何回か食べに行った食堂です。


価格は凄く安いとまで言えませんが、

おふくろさんの味で量も多く、

自炊をさぼりたくなった時とか、

自分では料理しない食材を食べたくなった時に

よく利用していました。


写真を送って頂いた男性とも

何回か一緒に利用したことがあるのですが、

仕事終わり?休日に?だったか

記憶が定かではありません。


クライアントの施療者との距離感について

近づきすぎるのは良く無いと言われていたりしますが、

どうなんでしょう。


ミルトン・エリクソン氏も

一人のクライアントを毎日のように自宅に招き入れ、

確かペットの世話係でしたか、

役割を与えて責任を持たせていたと言います。


その時々のクライアントの状態に応じた

適切な距離感があると思いますし、

縮めた方が良いような時もあると思っています。


そして、施療が一応の終了を迎えれば、

良いご縁として知人、友人となることは

何の問題もないかと思うのです。


カエルになった王子様の話があったように思いますが、

有難いことに施療が良い効果を生み、

思い込み、ネガティブな自己暗示、

不適応な心の規則が書き換えられるに従い、

カエルから王子様が出現したような感じでした。


感心させられる知恵者の部分と実行力もあり、

さっぱりとした性格で、

ほんと、良いヤツなんです。

気持ち良いヤツなんです。


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須磨離宮公園

2017年11月17日 | 名所巡り(兵庫)

須磨浦公園を出発して近くにある

須磨離宮公園へと向かいました。


友人は、ここと須磨寺を希望していました。


名称に離宮と付いているので

皇室と何か関係があるのかなと思っていたら

かつては皇室の別荘「武庫離宮」があったそうですが、

先の大戦で焼失し、

現在は、神戸市が公園として管理しているそうです。


平成元年「日本の都市公園100選」に選定。

平成20年「おすすめ月見スポットベスト10」に選定。

平成27年「春に誘われ西洋風ガーデン巡り10選」に選定。

 

須磨離宮公園

駐車場に車を止めて、公園内へと向かいます。

あれ?ぎゃーって言う叫び声が聞こえたような。。。

 

須磨離宮公園 レストハウス

建物の雰囲気が

ギリシャの神殿のような感じだと思っていたら。。。

 

噴水広場

須磨離宮公園のメイン施設は、水をモチーフにした欧州庭園。


 

ポセイドン広場

レストハウスの前の広場の名称が

ポセイドン広場と名付けられていて、

 

ポセイドン像

ギリシャ神話の海の神

ポセイドンの像までありました。

 

ポセイドン広場2

 

ポセイドン広場3

今回の名所巡りでの一番のお気に入り。

我ながら良い絵が撮れました。

 

噴水広場2

ポセイドン広場から見た噴水広場。

 

須磨離宮公園 植物園

須磨離宮公園内に設置されている植物園敷地では

紅葉が始まっていました。

 

須磨離宮公園 植物園 

みどりの滝

 

須磨離宮公園 植物園

紅葉

 

須磨離宮公園 植物園 

紅葉

 

須磨離宮公園 植物園 

紅葉3

須磨離宮公園の紅葉の見頃は、

まだ少し先のようですが十分に楽しめました。

 

須磨離宮公園 植物園 珪化木

珪化木と呼ばれるこれは、

木の化石と考えてもらえばいいかと思います。

こんなの初めて見ました。博物館で展示するレベルではないのだろうか。

 

須磨離宮公園 植物園 

三段滝

公園内の三か所に水量十分の滝がありましたが、

これって自然の河から水を引いているのか、

それとも人工なのか、

人工だとしたらかなりの経費がかかりそうです。

 

須磨離宮公園 植物園 

和庭園

日本庭園と呼ばず和庭園となっているのは何故なのか?

あれ?また叫び声が聞こえたような。。。

 

須磨離宮公園 植物園 

和室

 

須磨離宮公園 植物園 

和庭園 紅葉

 

須磨離宮公園 植物園 

和庭園 紅葉

 

須磨離宮公園 植物園 

和室 前庭

芝生内立ち入り禁止とはなっておらず、

ベンチまであります。


隙間なくビシッと敷き詰められている

綺麗な芝が傷みそうですが、フカフカの状態でした。

 

須磨離宮公園 植物園 

和室 前庭2

松の木も手入れが行き届いていて綺麗です。

四国の栗林公園も松の木の手入れが

しっかりと行き届いている感がありましたが、

京都の渉成園は、この感じが感じられなかったんですよね。

 

須磨離宮公園 植物園 

観賞温室広場

この広場の雰囲気と似たものを

何かの洋画で見たような気がします。

 

須磨離宮公園 植物園 

観賞温室

 

須磨離宮公園 植物園 

観賞温室

熱帯の植物が詰め込まれているのだと思うのですが、

植物に詳しくないので、わっさーの印象。


温室内で、美味しそうなカレーの写真と

500円の価格が表示された小さな看板を発見。


お昼を食べていなかった私達には、

迷う理由はなく階段を登り向かいましたが、

営業時間が終了していました。

15時までのようです。(早すぎないか?)

 

須磨離宮公園 植物園

観賞温室 

これって胡蝶蘭だと思うのですが。。。

 

須磨離宮公園 植物園

観賞温室 フォックス・フェイス

狐の顔に見えるこれって茄子だそうです。

茄子ですが毒性があって観賞限定とのこと。


トマトも江戸時代は食用ではなく観賞用だったので、

将来、この茄子も食用に変わるかも。

 

須磨離宮公園 紅葉

 

須磨離宮公園 もみじ滝

場所が数メーター違うだけで、

同じ楓が色付いていたり、そうでなかったり、

同じ家で育った兄弟と言えども

性格が違ってくるのと同じ感じなのかな。

 

 

須磨離宮公園 ジャンボ滑り台

この滑り台は、とても危険な滑り台らしく、

頂上から滑ると下手な絶叫マシンよりも

スピードが出るようなので

大人の人に向けた警告看板が立てられていました。

 

本来は、スピードを軽減するために

滑り台の中ほどに設けられている箇所で

身体が跳ね上がり

2メーターほどジャンプするようです。

 

聞こえていた叫び声は、もしかして。。。

 

須磨離宮公園 松林

 

須磨離宮公園 新池

当然のことながらこの時期、

睡蓮も花しょうぶの花も咲いていません。

 

須磨離宮公園 

月見台休憩所からの景観

 

須磨離宮公園 戦災者供養塔

 

須磨離宮公園 傘亭

 

傘亭

この傘亭で高台寺の傘亭を思い出しました。

 

須磨離宮公園 

京都鞍馬自然石の石灯籠と傘亭

かなり大きな石灯籠です。

その昔の庭園造りの際には、

鞍馬の石を使うことが誇りとされていたそうです。

 

須磨離宮公園 噴水広場

王侯貴族のバラ園

パンフレットの写真のバラ園は、

バラの数が数倍あるように見えるのですが、

咲き誇るのはこれからなのでしょうか。


日本一バラが似合う男と言われる私としては

バラと一緒に撮った写真をアップしたかったのですが。。。

 

須磨離宮公園 噴水広場

 

須磨離宮公園 噴水広場 

南大噴水

噴水プッシャーーー!


そう言えば、前に噴水を楽しんだのは記憶にない位に前のことで、

いや、大阪城公園で見たような気もしますが、

ここの噴水を見て良さを思い出しました。

 

須磨離宮公園 噴水広場

王侯貴族のバラ園

 

須磨離宮公園 噴水広場

王侯貴族のバラ園

 

須磨離宮公園 噴水広場

DNAの塩素配列のような植木。

 

 

須磨離宮公園 噴水広場

噴水

 

 

 

 

須磨離宮公園

王侯貴族のバラ園

 

須磨離宮公園 

王侯貴族のバラ園

須磨離宮公園は、

敷地もかなり広く、外国にいる気分にもなるし、

アスレチックなどの遊園施設もあるし、

展望台もあるし、食事を取れる施設もあって

家族や恋人と来るには良い所かと思います。

 

今日は平日の所為か来園者は少なめでした。

友人がここを提案した時には、

男同士で公園というのも

ちょっと変な感じがして気が進まなかったのですが、

何の何の十二分に楽しめました。


自分が喜びを感じるであろう世界だけで

うごめくのではなく

人が喜びを感じる世界に足を踏み入れると

まだ気付いていない自分の喜びの世界があることに

気付くことが出来ますね。


安養院の山門は閉まったままでしたが、

私の新たな喜びの世界が開門しました。


今回の名所巡りは、近場も近場で

費用も安養院庭園閉門のため0円(駐車代金0円)。

古墳0円(駐車代金0円)。

須磨浦公園0円(駐車代金300円÷2)

須磨離宮公園入園料一人400円(駐車代金500円÷2)


今回の一人の出費は、

800円(ガソリン代金は友人のおごり)で

一日中楽しめたのはお値打ちものだったこともあり、

今月は、名所巡りに複数回行けそうです。


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五色塚・小壺古墳

2017年11月15日 | 名所巡り(兵庫)

11月某日に、

いつもの友人と安養院庭園をメインにした

名所巡りに出発しました。

 

安養院庭園は、地元兵庫県にある

8つの日本国指定名勝の一つで、

私のカウンセリング・ルームから

非常に近い場所にあります。


ではあるのですが、

普段は非公開なので

半年前から公開期間に突入するのを

今か今かと待っていました。


ところがです。

到着すると門は閉まった状態で、

門前には、公開日11月15日より11月末日まで

との看板が。。。


ネット情報では公開期間は、

11月1日~11月末日までと記載されていたので、

二人して顔を見合わせて、あれ?あれ?


車で30分のかからない近場なので

傷は浅く、また近い内に来れば良いやと、

切り替えも早く出来ましたが、

これが2時間も3時間もかけてだったらと思うと

ぞっとします。


閉ざされた門前で、いくら嘆いても

いつまで凹んでいても全く意味をなさず、

時間を浪費するだけなので、


庵養院のバーターとして考えていた

4、5つの候補地の中から

次に向かう所を友人と話し合って

あっさりと決定。


で、まずはと到着したのが、

私の希望に友人がOKを出してくれた

五色塚古墳、小壺古墳。


小壺古墳

五色塚、小壺古墳は、

神戸市垂水区五色山にあり、

兵庫県では最大規模の古墳で、

五色塚古墳の形状は、前方後円墳で、

上の写真は、小壺古墳。

 

五色塚古墳

兵庫県最大規模と言うだけあって

かなりの大きさがあります。

 

出土埴輪

五色塚古墳からは、600点の埴輪が採集されていて、

写真は、五色塚古墳の受付(無料)で展示されている

出土品の円筒埴輪で、全形が復元された

鰭付円筒埴輪42点、鰭付朝顔形埴輪3点、円筒埴輪の3点は、

国の重要文化財に指定されているそうです。


他の出土品

 

五色塚古墳2

写真からも分かるように

五色塚古墳は、かなり大きくて

しかも、その頂上に登ることが出来ます。

 

五色塚古墳3

 

五色塚古墳4

 

五色塚古墳・頂上からの景観

向こうに見えるのは、

明石海峡大橋と淡路島。

 

五色塚古墳・頂上からの景観2

 

五色塚古墳と頂上からの景観3

私達は、特に遺跡とか古墳に興味がある訳でもないので、

これをメインにして来ることは無かったと思いますが、

安養院庭園がまさかで観られずからの流れで、

来ることが出来たのは良かったと思います。

 

須磨浦公園

五色塚古墳を後にして

須磨浦公園にある平家物語の有名な逸話に登場する

平敦盛の供養塔を見に行きました。


これも私の希望を友人がOKをしてくれて

訪問することが出来ました。


平敦盛は、平清盛の弟の平経盛の子供で、

源平合戦の一の谷の戦いで熊谷直実に討たれました。

 

敦盛塚

 

敦盛塚2

 

須磨浦公園2

 

みどりの塔(平和の塔)

現在の「みどりの塔=平和の塔」は、

以前は、「八紘一宇の塔」と呼ばれる

この場所に高い柱のような塔が設置されていたとのこと。


この塔の左右の石柱の上に置かれていた

直径1、2メートル、2、4トンの地球儀が

震災でゴロリと転げ落ちてしまいました。


現在もそのままにして

阪神淡路大震災のモニュメントとして

震災の凄まじさを伝えています。

 

源平史跡 戦の浜

源平合戦の中でも

「ひよどり越えの逆落とし」で有名な

一の谷の合戦があった地に設置されている石碑。


話には聞いていましたが、

実際にこのような石碑を見ると、

遠い遠い昔の出来事がより身近に感じます。


須磨浦公園の鉢伏山山頂の

山上遊園や展望台にロープウェイで行くことが出来ますが、

今年9月に神戸・掬星台(きくせいだい)を訪れていたので

今回はスルーで、次の目的地に向かいます。


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