今回の記事は、
わりと信頼度の高い情報源から得たものなのですが、
同じ内容を発信している他の情報源を探しきれていないので
信憑性に少し陰りがあることを
理解して頂ければと思います。
その昔、
イタリアで接吻法という法律が施行されていたそうです。
その内容は、若い女性が独身の男性から
接吻されたことを証明できれば、
男性の死後、その男性の遺産を相続できるというものです。
この法律がいつ施行されて、
何年間生きていたのかは不明なのですが、
私の映画ランキングNO1のニュー・シネマ・パラダイスを見ると
第二次大戦の前後の法律かもと勝手に思っています。
この接吻法という法律、
私も男性だからなのでしょうか。
どうしても何か悪法の香りがして、
悪法も法なりとは言いますが。。。
う~ん。う~ん。
とにかく
この時代のイタリアの男性は、
恋をするのも命がけではなく
遺産がけと言うことになりますよね。
キスをすると子供が出来ると
信じていたとは思えないので、
キスによって
女性の純潔性を奪ったことへの責任を
男性が取るということなのでしょうか。
この考え方というかイメージは、
女性が被害者で男性が加害者?
女性が奪われる方で、男性が奪う方?
遺産相続の権利を有するのは、
男性一人に対して?複数でもOK?
複数でもOKは、いくら何でもそれはないとは思うのですが。
でもねえ。私が学生の時に
スナックで酔いつぶれた友人が
60歳はゆうに超えていると思われるお店の女性に
押し倒されて唇を奪われた衝撃のシーンを
見たことがある私としては、
そのような一面的な見方には
断固として意を唱え続ける所存です。
さてですが、
人は願望や欲望を抑圧すると
抑圧された力の分だけ
反発して外側に出ようとする力が働きます。
昔のことですが、
ストレス(問題)の原因があきらかに夫への不満から
だろうと思われる初老の女性がいまして、
しかしながら施療の中で初老の女性は、
夫が如何に良く出来た夫であるかを話します。
その女性が家の中でとっているスタンスを
施療の場でもそのまま取っていることになり、
そのままでは
ストレスの原因となる抑圧された気持ちについて
施療のテーブルに乗せることがないまま
表面をなぞるストレス発散的な施療となります。
ただ、自分の気持ちを押さえてきたことが
それまでの夫婦関係を維持してきた可能性もあり、
その女性が要所要所で
自分の気持ちを素直に伝える人に変わるとき、
夫婦の間に喧嘩が増えて
別の問題が発生する可能性もあります。
しかしながら、
今まで通りに我慢することを選び、
定期的にストレスを軽減していくのも良し。
自分の気持ちを素直に伝えることを選び、
新しい関係をスタートするのも良し。
どちらでも本人が自由に選べる状態の方が
本来は、より健康的であるはずなのです。
まずは、女性が話す夫の素晴らしさについて
少し盛って共感を続けていると、
やがて「そうなんです。でもね。」と
次第に夫への不満を話し始めて、
一旦タガが外れると
前半の話は一体何だったんだろうと思えるくらい
後半の内容は、夫への不満と怒りが中心となりました。
やがて、女性は夫に自分の気持ちを伝えるようになり、
夫は、もっと早く言って欲しいと女性を思いやり、
より一層夫婦関係が良くなったとの報告を頂きました。
女性を見たら
まずは口説くと言われている
現代の情熱にあふれるイタリア男性の様子は、
もしかしたら過去の接吻法などによる
長く抑圧された時代背景によるものなのかもしれないと
何の調べもないまま適当に思ったりするのです。