心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

幻肢痛

2014年05月31日 | 心理カウンセリング




身体の不思議、脳の不思議で

今もハッキリとした原因が分かっていない

幻肢痛と言われるものがあります。



これは、

怪我や病気などで片足を切断した人が

無いはずの手や足の痛みを感じることが

長く続く症状です。



当然のことながら

痛みを感じている部位が実際には無いのですから

痛み止め等の薬の効果がありません。



このような症状も

許容範囲を超える大きな出来事によって

もう一つの問題が起きる例です。



この痛みのハッキリとした原因が

分かっていないので

心を扱う事で問題を解決出来るとか

言えませんが、



インド出身のアメリカの神経科医、

心理学・神経科学者でもある

ラマチャンドラン氏によって

ある方法で痛みが解消した例が

報告されました。



画期的な効果を得ることが出来る薬を発見したとか、

手術法を発見したというのではなく

いたってアナログで、

ミラーボックスを使って

脳を騙すことで幻肢の痛みを取ることに

成功したそうです。



この方法は、全ての人に効果がある訳では

ないようなのですが、

実際に効果をあげた人がいることが重要で

原因が何であれ

心理的アプローチによって効果を得られる

可能性を示すものだと思います。



幻肢通の私の施療経験は

正直な所で言うと随分前の

一人しかありません。



その頃は、まだまだ勉強不足で

幻肢痛に関する本も読まないまま、

症状は、完全なる催眠が得意とする

付随神経の反応なので

催眠のアプローチで何とかなると

あれこれと試みてみました。



若干の変化はみられたようですが

劇的な効果を得てもらうまでにはいかず

力不足を痛感した次第です。



ただ、

人が違えば、以前に試した一つの方法で

効果が得られることもあるかもしれませんし、

その時には、考えついていなかった

いくつかの方法で効果が得ら得るかもしれませんし、

やはり、効果があげることが出来ないかもしれません。



これについて

絶対的な方法を確立できたら

世界的な論文ものなので

機会があれば頑張ってみたいと思っています。



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予期不安

2014年05月27日 | 心理カウンセリング




こんな風になるのは

きっとどこかがおかしくなったからだと

強い反応や身体の感覚に注目するようになると



また、あの反応が起きるかもしれない。

いつ、あの反応が起きるかもしれない。


と身構えるようになります。



この時、

その時の記憶とその時の心身の反応を思い起こすことなり、

思い起こすと言う事は

脳で以前の体験を再体験することを意味します。



そして、

脳にとっては実際に体験することと

脳内で想像することと大きな違いは無いと言われています。



ゆえに、またなるのではと気持ちが向くことで

強い心の反応や身体の感覚を

引き起こす原因となると、

元々の反応のそれとは

原因が少し違ってきます。



元々の反応は、

何かがおかしくなったからではなく

ある実際の危機に近づかないためや

実際の危機の場から離脱するようにと

心の防衛機能が正常に働いた結果でしかないのですが、


この段階になると

危機に近づくとか近づいていないではなく

反応そのものを恐れ不安に思う事によって

反応を起こしてしまいます。



例えば、

元々の原因が仕事での何かであったとすると

仕事場に近づかなければ

その反応は起きません。



しかし、

その反応を恐れるあまりに

その反応に気持ちが向くようになると

反応を起こすスイッチは、

もはや仕事場ではなく

反応そのものを恐れ、不安に思うことが

スイッチとなっているので

元々の仕事場を離れるだけでは

それは改善しません。



そうなると、自分の家にいたとしても

反応が起きるようになり、

一人でいることに

不安を感じるようになります。



悪くすると、このように

あの反応を想起させるスイッチが

増えていくことになります。



また、普段は反応を引き起こすような

思考や気持ちにはならないけれども、


車、バス、電車、エレベーター、

人ごみ、美容室、歯医者、個人、会社等、

特定の環境に近づいた時だけ、

その思考や気持ちが動き

そのスイッチを入れてしまうこともあります。



このような反応は強烈なので

どうしても反応に気持ちが向いてしまいがちです。



本人が、死んでしまうかもしれないと

恐れ、不安を感じている。


本人が、自分の身体がおかしくなったと信じ

自分の身体に信頼をおいていない。


本人が、その反応だけを取り除くことを望んでいる。

等があった場合には、


反応を改善するための本丸に取りかかる前に

整理しておく必要があります。



そして、

車、バス、電車→強い反応→怖い。

車、バス、電車→怖いから

車、バス、電車→の何が恐いのか。


のように、

ゆっくりと気持ちのテープを巻き戻すように

反応の仕組みを理解する段階へと

入っていきます。



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心因性以外

2014年05月23日 | 心理カウンセリング




身体や心の反応が強烈な場合や

不快な感じが長く続く場合には、

自分の身体がどこかおかしくなったと

判断してしまうことがあります。



尋常ではない反応を体験すると

そう判断しても無理はありませんし、

まずは、そう判断すべきなのかもしれません。



と言うのも、

胃の不快感や心臓の動悸や頭痛等は、

身体の危険を知らせてくれている

サインかもしれないからです。



まずは、医療機関で診察を受けて

異常がないことの確認をお勧めします。



そして、

それが確認出来た後に

心因性のものだとして、

取り組みを始めることがベストだと思います。



胃の不快感の原因を

仕事でのストレスだと考えていた方に

まずは、

医療的診療を受けてみることを勧めた結果、

見つかったピロリ菌を除去したら

胃の不快感が無くなったと言う例もあります。



そして、

身体的に異常が無いことを確認することで

心の取り組みに集中して取り組むことが

出来ることに繋がります。



さて、

心因性でないものは、他の専門の方に任せて

話を戻すと

強烈な反応、又は不快な感じが長く続くと

それそのものに

気持ちを向けてしまうことがあります。



それは、

まるで突然、何の原因もなく

それが起きてしまうものとして捉えて、

身構えるようになります。




そして、

またなるのではないか。

いつなるかもわからない。

と反応や感覚に意識が注目することで

それ自体が反応や感覚を強めたり

呼び起こす原因となります。



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日本国の防人

2014年05月21日 | ライフ

携帯電話に友人からの一報が、

「藤野さん、ありまっせー!」

「何が?」

「伊丹の自衛隊駐屯地でイベントが。」

と言う訳で、行ってきました。




「陸上自衛隊 第三師団創立53周年・千僧駐屯地創設63周年記念行事」



情報をくれた友人は、仕事関係の会合があっていけないので

参加メンバーは、いつものメンツとなりました。



千僧駐屯地は、駐屯地としては狭い方だと聞いていたのですが

とても広く感じ、これで狭い方なら

広いと言われる駐屯地は、相当な広さなのかもしれません。


駐屯地は大勢の人で溢れていたので、

自衛官の方に確かめた所、

いつもよりも多いとのことです。



まずは屋台と自衛隊グッズを売っている

スペースへと足を運んで

私は、豚串焼きを食べ、Tシャツを一枚購入、

僅かでも自衛隊のお役に立てたのなら

嬉しいのですが。



自衛官の方にお願いして一緒に写真をパチリ。



観閲式がある会場へと向かう途中に

戦車とヘリが展示されていたので、











最新鋭の10式戦車ではありませんが、

私は、74式のこの丸みの感じが好きだったりします。

74式の正面の鉄板を叩いていたら

自衛官の人に「ボディをへこまさないように気を付けて下さい。」

なんて冗談が。。。


とにかく、正面装甲は

鉄板と言うより鉄の塊と言った方が正確で、

叩いても「ドン、ドン」と音すらしません。

こんなのを容易く破壊する

対戦者砲とか対戦車ミサイルとか

RPGの威力はどれだけの凄まじさなのでしょう。


〈観閲式が行われる会場へと続く歩道橋〉



そして、いよいよ私の本日のメイン、

観閲式の始まりです。



















上空にはヘリの編隊が飛来。合計8機だったでしょうか。



そして、本日の主役74式戦車が轟音を響かせて登場。



この後に模擬戦闘が行われます。





響き渡るパ、パ、パ、パ、パーンとマシンガンの銃声



ゴ―とやってきた74式の戦車に合わせて

「大きな音がしますからご注意ください。」のアナウンス





砲身がドッコ―ン、ドッコ―ンと火を噴き、機関砲がバリ、バリ、バリ、バリ



榴弾砲もドッコ―ン、ドッコ―ン、上空から戦闘ヘリ「コブラ」が飛来。



この空砲の凄まじい発射音と

身体が後ろに持っていかれるような衝撃波と地響き、

花火大会の大玉の炸裂音と衝撃波とは全く比べ物になりません。

とにかく凄い!えげつない!破滅的!

空砲と分かっていても恐怖心すら覚えます。



日本国の防人は、凄く頼もしく

我が国を侵略する国を蹴散らしてくれると思いつつも



初めて生で見て強く感じたのは、

こんなもので人を撃っちゃいかんよなと、

こんなの人間なんかひとたまりもない、

ボロボロに破壊して肉片にしてしまうと思ったのです。


こんなもので誰一人として撃たれて欲しくないし、

撃って欲しくもないなと、

訓練の成果を発揮するようなことが起きないようにと

これまで以上に本気で思ったのです。

〈装備展示の一部〉



これも模擬演習で火を噴きました。







当然のことながら、見えているのは模擬弾です。





希望者は、74式戦車の体験乗車が出来たのですが

長蛇の列で待ち時間は、1時間半とのことで今回は諦めることに。


手に汗握る貴重な体験の中の安らぎの一時の

肉盛りそば。





日頃の自衛官の方々には

厳しい訓練をして頂いていることと、

今回、私が接した自衛官の方々は

とても感じが良く、気さくに質問にも答えて頂き、

丁寧に大切に迎え入れてくれた事に

感謝とお礼を申し上げます。

ありがとうございました。



PS

帰りでちょっとした変な出来事が発生。

阪急塚口駅で神戸方面に間違いなく乗車、

緊張から緩和なのか、ウトウトとうたた寝をして

ふっと我に帰り、駅を見ると三宮のちょっと前の駅、


隣にいる友人としばらく話をしている時に

目に入った車内の電光掲示板に次の駅が西宮北口の表示。

三名とも「ん?」「ん?」「ありゃ?」

西宮北口駅は、塚口駅の二つ先の駅。

「あれ?」「なんだ?」

乗車時間1時間、神戸に向かって二駅しか進んでいません。

そればかりか、私達が乗車した神戸に向かっていた電車は、

いつの間にか大阪梅田に向かっていました。

アメージング。



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脊髄反射?

2014年05月19日 | 心理カウンセリング




ある時に、ある体験や経験をして、

その体験や経験から

何らかの学びをして、

その学びが重要なものと判断したものを、

その時の感情や感覚と共に

記憶に焼き付けます。



そして、

同じような状況や出来事に対して

脊髄反射のように

心と身体が反応を示すようになります。



大抵の人は、突然、自分の近くで

ドッカーン!と轟音が鳴り響いたら

身体がビクと反応したり、

身体をかがめたり、

頭を抱えたりするとは思うのですが、



心の問題や悩みの状態の時の

自分の身体の反応や心の反応を

この身体の反応や感覚と

同じようなものであって

轟音(出来事)と身体の反応や心の反応の間には

何もないと考えると


人に怒鳴られた(出来事)への

身体と心の反応を

解消したり、軽減するために

誰かに意識して同じような状況を

意図して何度も起こしてもらうことで

怒鳴り声に慣れていくと言った方法を

取ることになるかもしれませんし、



そうとは考えずに

一見、脊髄反射のように思えることにも

瞬間的に何らかの解釈や思考が

働いていると考えると


例えば、人に怒鳴られる(出来事)と

過剰な身体と心の反応の間には、


「自分が酷く悪いことをした。」

「酷い目にあわされる。」

「相手にされなくなる。」


と言ったような何らかの解釈や思考があり

その解釈、思考を変えることで

身体の反応や心の反応を変える方法を

取ることが出来るでしょうし、



何らかの出来事や状況に対する

自分の反応は、脊髄反射だとしても

その脊髄反射が作られた場面には

何らかの解釈や思考があると考えて


その身体や心の反応と深く関わる

過去の場面の何らかの解釈や思考を

変えることで

現在の身体や心の反応を変える方法を

取ることが出来るでしょうし、



脊髄反射が作られた過去の場面と

似たような場面に接近した時に

過去の場面を心の中で再体験していると考えると


心で再体験している過去の記憶(イメージ)を

改善、修正、克服すると言った方法を

取ることもできます。



それらに催眠トランスを活用することもできますし、

催眠トランスでの暗示やイメージングも

活用することもできますし、

その他にもネーミングの付いた方法がありますが

微妙に観点ややり方が違うだけで


基本は、

思考を取り扱うか、行動を取り扱うか、

身体の動作や感覚を取り扱うか、

イメージを取り扱うことによって

最終目的の

感覚や感情を変えることを目的にしています。



それぞれのやり方を単独で行うことも

組み合わせて行う方法を取ることもできます。



どの方法が正しいのか、

どの方法が最先端なのか、

は、あまり意味が無く、

どの方法を、どのように行う事で

その人にとってより効果があるかです。



その見極めや、その方法の使いこなし方が

抜群にやることが出来れば、

最短で最大の効果となるのですが、

そこが、なかなか難しいところです。




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動けないこと

2014年05月15日 | 心理カウンセリング




昔の拷問には、殴り、蹴り、

身体にダメージを与えるのではなく

身体を縛り付けて放置するだけの

拷問があったそうですが、

私達にとって最大の苦痛の一つは、

動けないことです。



絶対化した二つの心の規則が

ぶつかりあうと、

私達は、動けなくなります。



例えば、

失敗してはならない。と

成功しなければならない。が

同時に関わるような場合がそうです。



失敗してはならない。

の規則の禁を犯さないようにするには

失敗の危険性の高いものには

手を伸ばさず、近づかずに避けることで

どうにかなりますが、


それに、

成功しなければならないが加わると

手を伸ばさないことは、

成功しなければならない規則の禁を

犯すことになります。



どちらを選んでも

一つの規則を犯す危険地帯に

足を踏み入れることになりますから

防衛を司る心のパーツは、

強烈な緊張と恐怖の感情で

ブレーキをかけてきます。



かと言って何も選択をせずにいては

心の警戒警報が鳴り響く状態に

留まることになりますから

これもまた、許容できるものではありません。



進むことも、退くことも、留まることも出来ず、

心が大きく揺れ乱れます。



仮に、心が乱れる中で成功をしたり、

何とかそれなりの結果を得られたとしても、

度々、そのような心身の反応が起きると、

その原因となる状況を

自我レベルで拒否する気持ちが強くなります。



そして、

拒否を実現するために

それらの環境に近づくことを

身体や心が拒否反応を示すようになります。



それが仕事であるなら

会社に向かわせないように

目眩、身体の重さ、ダルさ、身体の痛み、

発熱、下痢等、過緊張、

その人の反応しやすい何かを使って実現しようとしたり、



不快な環境に近づくための電車や車といった

特定にものに対して

強い緊張や不安が起きたりするようになります。



これは

最高の解決策とは言えませんが、

現時点での

超自我レベルの顔を立てることが出来る

最高の落とし所です。



行くつもり、やる気はあるけれども

これこれの所為で実行出来ないと

理由が立ちます。



子供の頃、

明日、学校に行きたくないなあと思っていたら、

都合良く発熱したなんていうことの

強烈版であり、大人バージョンの

自分の身や心を守るための回避システムです。



このような場合に、

その反応だけを抑え込んだり、

解消しようとするのは

非常に困難な取り組みとなります。



何故なら、

それらの反応を取り上げることは

その原因となる環境に近づかないための理由を

ただ取り上げることになります。



それは、何一つ条件が変わらないまま

再び、過酷な環境に赴くことを

意味することになる訳ですから、

それを自我レベルは認める訳がありません。



そのような行為を

そのまま黙っているはずもなく、

防衛担当大臣は強く抵抗することを命じます。



一方では、防衛力を強く削ごうとして

一方では、それに対抗して防衛力を強める。

そして、心はより混乱します。



心の混乱があまりにも過ぎたものになると

心理的アプローチを行おうにも

行える状態ではなくなります。



そのような時には、

その反応を強制的に抑え込んだり、

心の混乱を鎮めるために有効な手段、

薬の利用となりますが、


強い効力のある薬を利用すれば

身体の反応や心の乱れを

押さえることは可能かもしれませんが、

今度は、思考力や集中力の低下といった

別の問題が起きます。



ですから、ほどほどの効力を得られる

薬を利用することになりますが、

薬そのものは、

心の規則を書き換えるものではありませんから

薬を利用し、ある程度の心のゆとりが取り戻せたら

心の規則の書き換えに取り組むことが

求められます。



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W杯日本代表決定!

2014年05月14日 | ライフ




ワールドカップ・ブラジル大会に挑む

我らの日本代表が発表されて

世界最大のスポーツの祭典が

もうそこに迫ってきました。




4年待ち望んだ大会は、

いざ始まってしまうと

とてつもない大きな打ち上げ花火のように

あれよあれよと言う間に終わってしまうので

一瞬一瞬を濃く楽しみたいと思うのです。



現在のW杯の試合方式は、

1次リーグをやってベスト16が決まり、

16チームでのトーナメントとなりますが、


以前の大会は、

1次リーグをやって、ベスト16が決まり、

その16で2次リーグをやって

ベスト4が決まり、

その4チームでトーナメントだったと

記憶しています。



この大会方式の変更は、

出場チームが増えたことや

FIFA主催の大会が増えたことが

要因なのかもしれませんが

私的には、以前の方がお気に入りです。




その理由は、

現在の方式では、4年に一度の祭典が

一次リーグで3位になると

3試合で終わってしまうので

激しい予選を勝ち抜いてきたチームと

サポーターに対して

ちょっと冷酷で残酷で殺生な気がするのです。





以前の方式では、

一次リーグで2位以内が難しくなっても

3位の全チームの中から

得失点差などで4チームだったか

2次リーグに進出することが出来ました。




これは、今のプロ野球の

クライマックスシリーズのような感じで

最後の3試合目まで

多くのチームに2次リーグ進出の

チャンスがありましたから

どのチームも最後まで燃えていました。




そして、2次リーグに行けると

再度、3試合見ることが出来るので

自国のチームやひいきの国の試合を

合計6試合見ることが出来ていたのです。


つまり、

現在の方式では

6試合見ることが出来るのは4チームで

以前の方式では、

16チームありました。





もしかすると一次リーグを

全勝することもあり得るし

全敗することもあり得るような

今大会の日本代表のようなチームにとっては

少しでも長く大会を楽しめる可能性が高まりますし


強豪国との本気の試合を6試合もやれることで

その後のレベルアップにも

大いに繋がったのではないかと思うのです。




まあ、そんなことを言っていても

方式が変わる訳でもないので横に置いて、


サッカーと言うのは、

ヨシ!イケ―!打てー!と

叫んでいたかと思ったら

急転直下、

あわわわわ、いかん、やめろー

となってしまう

攻守の入れ替わりが激しいスポーツで、



今の日本代表は、世界の中で

そんなに強くもないし

そこまで弱くもない、

蓋を開けてみなければ分からないので

気持ちの変化の激しさはどうしても増します。




選手は大変だと思いますが、

応援する方としては、

非常にドキドキするし、息苦しいし、

力が入るし、興奮するし、

その分、勝った時には喜びが爆発するので

もしかすると、

一番、面白いかもと思ったりしているのです。



だから、ちょっと変なんですが、

矛盾しているようですが、

下手に強豪国になるよりも

今のような感じのまま

何度もワールドカップで優勝してくれると

どの大会も最高に楽しめるような気がするのです。





今大会で優勝しないかなあ。

ちょっと本気で期待しているのです。






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3つの規則

2014年05月12日 | 心理カウンセリング




私達の心の規則は、

大きく分けると3種類です。



停止規則の

「してはいけない。」

進行規則の

「しなくてはいけない。」

評価規則の

「何々だ。」



とは言え、

何らかの心の規則があるからと言って

それだけでは、

神経症レベルの問題や悩み、

苦しさや辛さに至る原因とはなりません。



これらの何らかの規則は、

誰しもが保持しており

自分自身の一部であるかのように

存在してます。



それらの個人による違いは、

個性であり、

危険から身を守り、最大益を追求するための

個人の生き方の違いでしかありません。



それらの規則が柔軟性、許容力を保持し、

その時々によって、

さじ加減が丁度良く機能していると

特に大きな問題となることはありません。



しかし、

絶対化した心の規則があると、

柔軟性が欠如し、

現実への対応力、適応力が乏しくなります。



例えば、

失敗することや望み通りいかないことは、

残念なことであり、悔しいことであり

都合の悪いことであるかもしれません。



また、

そのやり方では、

「上手くいかない。」「上手くいかないことがある。」

上手くやるための

「新たな情報を得ることが出来た。」

ということでもあります。



ですが、

心の規則「何々については、失敗してはならない」と言った

本来は、希望や願望でしかないものが、

絶対に犯してはならない規則と化していると、

その規則を犯してしまう事は

まるで死刑宣告を受けるに値するような

重大な規則違反であると感じてしまいます。



何らかの心の規則を

このような絶対的なものにしているのは、

それを犯すことは絶対の悪だと

信じ込んでいることが最大要因です。



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京都バスツアー

2014年05月10日 | 名所めぐり(京都)

京都御所を出発して

コーヒーを飲んでいる時間位で

世界遺産、京都上賀茂神社に到着しました。



ここでの滞在時間は、45分だったでしょうか。



今日は、良く歩きました。



本当に歩きました。



絶対に万歩は超えていると思うのです。

身体が軋む音が聞こえます。

だけれども気力は衰えずです。






参道の右側にある外幣殿





細殿の立砂



土屋



橋殿



楼門の前の片岡橋



楼門



棚尾神社へ参拝



上賀茂神社は、

明治以降、終戦まで伊勢の神宮に次ぐ

全国の神社の筆頭に位していたそうです。



人の流れに乗ってたどり着いたのが

上賀茂神社の本殿と思っていたのですが、

ちょっと違うようで

境内には、17の神社に17の神様がおられて

個人の願い事にあった神様にお参りするようで、

ここでもまた

リサーチ不足の時間不足が露呈しました。





ちょっとややこしい言い方ですが、

私達が参拝したのは

上賀茂神社の棚尾神社のようで、

参拝所の左横を観ると

本殿の特別参拝を実施しているとの告知を見つけ

集合まで30分も時間のゆとりがあったので

迷わず申し込み。



申し込みをすると

ただ特別な場所を観るだけでなく

神主さんからありがたいお話と

ちょっと面白いお話と

神道に関する知識的な話をして頂いたのですが、

時間がどんどんと経過して

集合時間にやばい時間に。



まだ話の途中だったのですが、

このままではツアーの他の人に

迷惑をかけてしまうので

「申し訳ありません。かくかくしかじかで。」と

勇気を振り絞り途中退席をすることに。



神主さん、気を悪くしていなければ良いのですが。。。



拝聴した話の中の一つに

JR東海のCMの上賀茂神社編に

3人の神主さんの後ろ姿の映像が

流れるシーンがあり、


左の人が自分だと話していたので

そのCMを探してみました。





そして、

いよいよ今回のバスツアー最後の目的地

平野神社に到着です。





ここは、桜の神社と言われる位に

50種の桜が400本の桜が満開の時期には

桜で空が見えなくなるそうなので、

一度は見る価値はありそうなのですが、

私達が行った時には

ここもその殆どが葉桜状態でした。



そんな葉桜状態でも

花見好きにはお構いなしのようで

中には、あれでは肝心要の桜が見えないのではと

思える完全に屋根に覆われた場所でも

楽しんでいる人がいた位ですから。







平野神社の神門



拝殿



神木に触れながら反時計回りに回ると

パワーがもらえる?か、願いがかなうか?

どっちだったか忘れましたが

多くの人と同じように私も周りました。



が、どんな御利益があるのか

分からないまま回ったので、どうなんでしょう。





平野神社 本殿(重文)で

お参りです。

何か今日は沢山お参りしたぞ。





本殿横の桜




以前、バスツアーで高野山にいってから

友人共々バスツアーも良いもんだと感じたもんだから

今回の京都は、バスツアーにしてみました。



私達が世界遺産巡りにハマったきっかけは、

前から月に一度ほど遊びに来てくれている

友人との夜の会話で



日頃の運動不足がたたり、

持久力が落ちているなんて話をしている時に、

「今の俺らは、富士山登山や屋久島は無理だよな。」

「まだ行ける内に行っておかなくちゃなあ。」

「富士山登山や屋久島は勘弁してくれ。」

う~ん。

「そうだ。京都へ行こう!」

キリッ

となったのが始まりです。



これってもしかして

JR東海のCMの影響なのだろうか。




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京都バスツアーのメイン

2014年05月08日 | 名所めぐり(京都)




いよいよ今回の私のメイン、

生涯を終える前に一度は拝観したかった場所の一つ、

京都御所に到着しました。







何せ、平安時代から明治まで

歴代の天皇陛下のお住まいであった皇居の

奥深くへ立ち入る事が出来る訳ですから

興奮しないはずがありません。



明治になって、

京都御所の周りに立ち並んでいた

宮家や公家の邸宅の跡地が取り除かれ

京都御苑として公園になっているようで、

まずは、その公園に入ってきました。


京都御所に向かって進みます。









いよいよ入口がそこに、



最後のボディーチェック

そうでしょう、そうでしょうとも。

警備をしている警察官の方に

「御役目御苦労さまです。」



と心で唱えて



宣秋門を入ると



そこはもう京都御所の中、



そこに一般市民のど真ん中の

私が足を踏み入れていることが

有難くもあり、不思議です。



ちょっと前には、

ルーマニアの大統領の豪勢な住まい、

フィリピンのマルコス大統領の住まい、

少し前には、

ウクライナの大統領の豪勢な住まいに

一般市民が足を踏み入れている

ニュース映像が届きました。



そのどれもが怒りの市民によって

権力者が追い出され、

豪華な住居を見ているのは

どれも怒りの目でした。





しかし、

私達を含めて

京都御所一般参賀の皆さんは、

それとは全く違う目で見ている。

それが良いなあと、

それを誇っても良いように思うのです。





そして、直ぐ目に入ってきたのが

御車寄です。

何て言うか、品ある豪華さと言うのでしょうか。

これだけでもう感動ものです。







ネットで下調べをしていたのですが

想像していたより遥かに素晴らしい。



見惚れても留まる訳には行きません。

なにせバスツアーで時間が限られているので

先へと進みます。



次に現れた新御車寄がまた凄かった。



その凄さが写真では伝わらないのが

残念です。



新御車寄に展示されていた

衝立(馬形障子うまがたのしようじ)





もっと見ておきたい気持ちを振り切って

その先へ行くと

朱色に彩られた回廊が続き



回廊の承明門から

遠くに紫宸殿が見えます。

このシーンが一番心が震えました。





これは何門?



次のこれは、建礼門?



順路的には紫宸殿の近くのはずなのですが、

あまりにも広く、撮った写真が多くなり

どれがどれだか分からなくなっていました。


そして、回廊伝いにしばらく進み

左に曲がった先で中に入ると



即位の礼などの重要な儀式を執り行う

最も格式の高い正殿の紫宸殿です。



中に高御座が置かれているのを観ることが出来るのですが、

写真には撮れていないようです。







そして、その先へみんなで前進



京都御所が見どころ満載で、

どんどん写真も撮ってその数50枚超えです。

その中の写真をいくつか掲載させて頂いていますが、

御所のどこの写真なのか

もう分からなくなっていますので御勘弁です。




















































これを表す言葉は何だろうか。

綺麗。華麗。麗美。素晴らしい。美しい。眩い。

豪華絢爛。煌びやか。神々しい。

と考えていたら、「雅。」が浮かんできて

ピッタリのような気がします。



名は体を表すで、雅が付いている

男女共、上品な美しさを備えた人が

多いような気が。。。





私の記憶では

天皇陛下が京都に来られた時に

京都御所でお泊りになったと言う話を

聞いたことが無いので

現在では使われてはいないと思うのですが

まるで、いつでもお泊りになれるように

管理されているような印象を受けます。



特に凄いなと言うか、不思議と言うか、

とんでもないなと思ったのは、

京都御所は平地にありながら

お堀も高い城壁もありません。


御所を囲む壁は、

外敵への防御のためにはあまりにも貧弱で

ただプライベートを確保するためのものでしか

ないように思います。



このような建築様式で

平安時代から明治までの長きに渡り、

日本国に天皇制度が存在し続けて来たことは

歴代の天皇陛下と国民との関係が

どのようなものであったのかを示す

とても分かりやすいものだと思うのです。




人の流れに乗って前進、前進をして

バスの集合時間にピッタリです。



いつものように個人的に京都に来ていたら

おそらく京都御所で3時間以上滞在していたと思うので

時間を臨機応変に使えないのがツアーの難点です。



別の視点から考えると

時間配分が見事で

さすがプロの立てた計画だとも思います。



メインイベントが終わって気の緩みが出たのか

私の足と腰が悲鳴を上げ始めました。



hey,hey,hey

友人二人は笑っています。

でもね。僕は知っているんだ。

君たちも足と腰にきているってことをね。





さあ、ツアーは、残り世界遺産上賀茂神社と

平野神社の二つです。




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