心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

再びの洋舞

2015年07月26日 | ライフ

さる某日に神戸文化ホールで開催された

洋舞合同公演を楽しんできました。



このような機会を持てるのも

バレーに関係がある方との良い縁に恵まれたこそです。



開演は午後6時、

第一部と第二部に分かれた踊りの総演目は11で、

それぞれの演目には違うテーマがあり

全く違う踊りで表現されます。



仕事を終えて会場へ向けて出発。




神戸文化ホールに到着




建物の外壁にクラッシックバレー、歌舞伎の垂れ幕が。




垂れ幕を見ると

クラッシックバレーやオペラ等の

本格的な催しが行われているようなのです。

そして、

入口には今回の洋舞の看板が立てかけられています。




今回の洋舞を観る大勢の人の列




開演前のホール内の様子




パンフレットを見ると

兵庫県洋舞家協会会員名簿(評議員以上)として

責任者の名前と教室がズラ―と並んでいて

これが兵庫県内だけなんですから

全国になると相当な数になると思われます。


洋舞は、あまりマスコミに取り上げられることは少ないですが

私が知らないだけで日本で人気ある習い事なのかもしれません。



今回のは、洋舞合同公演というように

発表会ではなく、もっと高いレベルの催しなのだと思います。



素人の私が見た印象でしかないのですが、

一人一人の踊りの技術のばらつきが見て取れたのですが、

「えっこの人はプロなの?」と感じさせる

素晴らしい踊りをする人も少なくありませんでした。



趣味で習っているレベルではなく

本気で向き合っている人達のそれと接した時、

綺麗の言葉では収まりきれない

美しさが存在するように思うのです。




催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


京都 祇園祭

2015年07月17日 | 名所めぐり(京都)

日本三大祭りの筆頭、京都祇園祭。

私は今の今まで行ったことがありませんでした。

神戸に拠点を置いて京都も近くなりはしたけれども

近くなったらなったで

行こうと思えばいつでも行けると

これまで先延ばしにしてしていたのですが、

今日、初めての祇園祭に行ってきました。



数週間前から予約を調整させてもらい

今年こそはと準備を整えていたところ、

台風がやってきました。



山鉾巡行が行われるのかどうかは、

当日の午前5時30分の天気予報で判断されるとのことで、

朝早起きて、ネットを調べると開催決定の文字発見!

しかし、窓を開けるとどしゃ降りの雨、

普通の雨ではなく台風の雨なんで、

行ったものの電車が止まり帰れなくなる可能性もあり

迷いに迷った挙句に

「え――――い。いっちゃえ!」と決行することに。





駅では、電光掲示板に



「台風の影響で、列車の運転を順次見合わせる場合もある。」

の流れる文字が。。。

「わはっ、わはっうわははははははは。」と笑い飛ばして前進。


神戸三宮で特急電車に乗り換えて、

そろそろ十三駅かと思っていたら

次の停車駅は梅田とアナウンス???


この特急は十三駅に止まらんぞ。

「これはいかん!」と急いで飛び降りて

この駅から十三駅に行くには普通が良いのか、

快速が良いのかを駅員に聞くと、

阪神電車なので十三には止まらないと言われて絶句!


天候と電光掲示板の文字に動揺していたのか

阪急電車に乗り込んだつもりが、

阪神電車に乗り込んだようで大きく遠回りをすることに。


阪神梅田駅から競歩の選手の如く

早歩きで阪急梅田駅を目指し、

乗り込んだものの、

台風の所為なのか、あせる私への嫌がらせなのか

2度3度と徐行の如くゆっくりと動く電車に

悟りの境地の如く精神を鎮め、

なんやかんやで河原町駅に午前9時30分頃に到着。





すでに多くの人が。。。

この位置では全く見えそうにないので

少しはましな場所へと移動。





近くにいた警備員さんに聞いたところ

警備員さんが8時に来た時点で、

人垣がもう3列位出来ていたとのこと。


ネット調べで方向転換の辻回しが行われる河原町への山鉾の到着時刻は

午前9時40分。

前列に陣取っている人達は、立ったまま2時間待っている人達ということに。

「凄い!凄すぎるぞ君達!」


しばらくすると

笛と鐘のお囃子と共に

やってきました向こうから。


長刀鉾(なぎなたほこ)


辻回しの準備


鉾頭の疫病邪悪を祓う大長刀が長すぎて

縦撮りでも収まりません。



































































































足が痛いし、腰が痛くなってきたし、お腹が空いてきたしで

時刻を確認したらなんと11時40分。

なんと立ちっぱなしで約2時間が経過していました。


動く美術館と称される山鉾は、

現存する33基の内29基が国の重要有形民俗文化財に指定され、

山鉾巡行は、重要無形民俗文化財に指定されており、

2009年9月30日には、

ユネスコより無形文化遺産に登録されているようです。



山鉾の雄大さ、優雅さ

お囃子の曲調、掛け声など、

全てが京都でした。


参加する立場からでは、

おらが祭りが日本で一番でしょうけれども、

見る立場からでは、

間違いなく日本三大祭りの筆頭確定です。


カレー専門店に飛び込み

カレーを味わい

初の祇園祭山鉾巡行の余韻を味わい一休み。


そして、

夕刻には3基の神輿が1500人もの担ぎ手によって

町内を練り歩く神幸祭もあるようですが、

台風が気がかりなので

カレー終わりで帰ってきました。

 

味の評価、2グット






催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


超越

2015年07月05日 | 雑感・愚見





「精神的に辛くて働くことも出来ず蓄えも。。。

このままでは近い内に生活が出来なくなって死ぬしかありません。」



東京でのこと。

施療を任されるようになって一年を過ぎようとしていた

男性スタッフは、良い解決策を見つけ出すことが出来ずに、

クライアントにお金を貸す提案をする寸前まで行きました。


話を聞いた先生が制止し、

そのクライアントの施療を引き継いだことがありました。



クライアントの助けになりたいとの強い思いがあったとしても

金銭を貸し与えるとなると、

それはもう施療ではありません。



一人のクライアントに数ドルの金銭の援助から始まり、

最後には自分の家屋敷を売り払うまでいった

アメリカの精神科医がいたそうです。



極端な例ですが

クライアント自身が自立する力をつけないかぎり

延々と注ぎ込むことになり共倒れすることになります。



その人が立ち直ってくれるに違いないと、

とことん信頼しようとしたのか、

自己犠牲の精神を自分に強要していたのか、

何て冷たい奴だと思われるのが怖かったのか分かりませんが、


それが個人の犠牲だけで済むのなら

最終的にどのような結末と成ろうが

その個人の責任と価値観で行動したことなので

周りがとやかく言う事は余計なことなのかもしれません。



ですが、

従業員を多く抱えている経営者であったり、

家庭がある者がそれをやると話が全く違ってきます。



会社経営をしている知人から金銭の相談をされ

少なくない金額を貸し与え、その3割程度の返済を受けた時に

もう少しで会社が持ち直すと相談を受け

さらに少なくない金額を貸し与え、

最後には、大きな契約が完了したのでと

保証人になることを頼まれ、そのままトンずらされ

会社が窮地に。。。



これって、救いが無い言い方をさせてもらえれば、

自分の会社で一生懸命働いてくれている従業員の生活よりも、

自分の奥さんや子供よりも

その知人の方を大切にしたことになります。



知人ずらしてトンずらした人は、

当然のことながら責められるべき人ではありますが、


被害にあった人に

本心から「酷い目にあったな。」と言ってくれる人は、

何人くらいいるのだろうと思うのです。



善意からの行動を当り前のことと言い、

後からあんなものは納得していなかった、まだ足りないと文句を言い、

お前は許せないとざんざんにいやがらせをされたり、

足を引っ張ったりすることを何度も繰り返されたのにもかかわらず、


これからは仲良くやっていきましょうと甘い一言言われて

また同じ轍を踏む。



もうここまで来ると、私なんかはもう

自己犠牲の精神が素晴らしいとか、

人をとことん信頼する気持ちが素晴らしいとか、

そんなものは超越して、

勢い余ってひっくり返った意味でしか理解出来ません。



もはや、相手がどうこうよりも、その人に呆れてしまうし、

改善すべきはその人自身にありです。



なのですが、例外はあるにしても

このような自己犠牲的な精神を最後の最後まで変わることなく

向け続けてくれる人がいるんですよね。


「あほ!」「ぼけ!」「うるさいんじゃババア!」

なんて酷い言葉を吐かれても


「したい仕事が見つからない。」「自分を理解してくれる会社がない。」

と言い、無職で居続けて寄生されても


「お前があの時、あんなことを言わなかったら。。。」

「お前があの時、してくれなかったから。。。」

と全てをその人の所為にされたとしても、

そして、暴力をふるわれたとしてもです。



その人を信じ続け、助け続ける。

親のあの底知らないパワーは何処から湧いてくるのだろうか。

本当に凄いなと、有難いなと思うのです。



だからこそ、

自分を制約する心の御札をはぎ取ったとしても

心の底で真に恐れているそれが起きる訳もないので

時が満ちた時に、勇気を持って御札をはがし取り、

自分にフィットする価値観や考え方へと変革していきましょう。




催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン