この度、私は、神戸でカウンセリング・ルームを設立をすることになりましたが、
私のホーム・ページを見て頂いた方ならお分かりになると思います。
私の基盤であり、基軸であるのは、催眠療法です。
世に名の通った数々ある心理療法の技法と言いますか、理論と言いましょうか、
私は、そのような何々心理療法の専門家について教えて頂いたことはありません。
もちろん、一通り書籍等を通じて学んだことはありますが、
私の学びの多くの時間は催眠に費やされています。
それなのに、ルームの名称が神戸ストレスカウンセリングなのか、
何故、催眠療法ではないのかと思われる方もいると思います。
これには色々と考えることがありまして、
それについては、また後ほど、お話をさせて頂こうかなと思っています。
現在の私の感覚からすると、名称でしっくり来るのが、やはりカウンセリングでありまして、、
将来、私の中で感覚が変化して、名称とのズレを感じるようになった時には、
その異質感を我慢することが出来ない性分ですので、いとも簡単に、名称からカウンセリングが消えて、
メインの文字が催眠となります。御了承下さい。
心理療法を学ばせて頂いた小林医師については、何々療法を専門としているという訳ではなく
小林流とでも言いましょうか、形は有るようで無いし、無いようで有る。
そんな独特のスタイルを持っていました。
会った時には、夜遅くまで話を聞き、学ばせて頂くのですが、
毎回、心理療法について語られる色が変化しています。
それは、AからBへと変化したのではなく、AにBの要素が加わる感じです。
私が、お世話になったクリア研究所の仲山和輝氏のスタイルも、
何やら呪文のような言葉を話し、クライアントをうたた寝のような状態に誘い、
そして、催眠暗示を唱えたり、退行暗示で幼少期の心の傷だと言われる出来事にコンタクトを取る。
このような一般的な催眠療法のイメージからかけ離れています。
仲山のTVでの催眠は、TVから求められる形の催眠を行っていますが、
心理療法の場では、クライアントによって全く形が変容します。
要するに、良く分からんのです。最初の頃は何が何やら。
後になって次第に理解が出来る様になっても、結局は何かの入れ物には入れることが出来ないんです。
その2人に揉まれて、影響を受けていますから、私も躊躇なく変体することに決めています。
ですから、完成形は目指していません。有るとも思っていません。
完成形が無いと言っていたディズニー・ランドと同じ道を行きます。
もし完成形があったとしても、そこに到達するのは人生の最後のちょっと前で十分です。
だってもうその先がないのは悲しいし、つまらなくなります。
ただ、次の新しい芽を出したい、それだけです。
今度、私の中で出番を待っている新芽は、ハッキリ言って大きいですよ。とんでもなく。そんな感じがしています。
えっ、私が感じている感じが、どんな感じかって。
こんな感じの大きい双葉が芽吹くような気がしています。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計