玉置神社の最初の鳥居をくぐって
こんな感じの平坦な参道を
奥へ、
しばらく歩いて
そして、さらに奥へと歩くと
次なる鳥居の出迎えがあり
鳥居をくぐって進むと、また鳥居があって
そこから先は狭い下りの道を
さらに進むと
見えてきたのが大きな杉の木
木の形状から樹齢は相当なものだと思われます。
大きな杉の木を横目に見ながら先へと進むと
また鳥居があり、その先には玉置神社の本社らしき建物が見えてきました。
いよいよ到着したようです。
建材の朽ち方をみると年代を重ねているのがありありと見えます。
この神社が創建されたのは
古事記、日本書紀に記されている第10代天皇で、
現代の日本の学術上、実在可能性が見込める初めての天皇と言われる
崇神天皇の時代だそうです。
崇神天皇が崩御年は、西暦で言うと確かな所は分かりませんが、
ネット調べで西暦15年~20年位とのこと。
そんな古いものが
修繕、建て替えしながらとは言え
今日まで現存しているのは驚嘆します。
社務所と台所
社務所内部は、杉一枚板の板戸及び板壁60枚余りで仕切られていて
全てのふすまに幕末の狩野派の絵師らによる
花鳥図が描かれているそうですが観ることは出来ませんでした。
と言うより観れそうな案内板もなく観れそうな雰囲気がなかったので
私達は尋ねなかっただけなので、もしかすると見れるのかもしれません。
摂社・三柱神社の鳥居
拝殿?本殿?
拝殿?本殿?の横を通って奥へと進むと
出雲大社玉置教会の拝殿?本殿?があります。
ここで参拝をしたおりに学びが一つ。
いつものように2礼(拝)2拍手1礼(拝)で参拝を行ったのですが
タイミングよくいた巫女さんから
ここは出雲大社系なので2礼4拍手一礼が正しい参拝の仕方だと
教えて頂き、参拝を正しい作法で参拝のやり直し。(綺麗な方でした。)
そして、その奥に末社・玉石社への参道が続きます。
さきほどの巫女さんから約20分と教えられていたので
せっかく来たので訪れてみようと歩みを進めたのですが
膝を胸のあたりまで持ち上げて登っていくような階段が
のっけから続きます。
待てと、ちょっと待てと
この感じが20分続くとすると足の筋肉がへろへろになること間違いないと
今日、ここで終わりであるなら決行するのですが
後2か所を訪問することを思うと体力的、時間的にも難しいと判断し、
10段位上った所で、時間にすると15秒か20秒程度で引き返すことに。
はたしてこの判断が情けないのか、もったいないのか、賢明な判断なのか。
この判断の評価は、後の歴史家に任せることにします。
奥の二つが御神輿殿のようです。
その一つの扉には菊の御紋。
そして、御神輿殿の後ろ側から
御神木を近くで見ることが出来ます。
玉置神社境内は、3万平方メートルもあるそうで
永らく聖域として伐採が禁じられていたため
樹齢3000年と言われる神代杉等の巨樹林となっています。
夫婦杉
神代杉
最初の写真の杉は、神代杉でした。
神代杉のアップ
写真には収めていませんが
まだまだ他にも太く大きな杉の木が沢山あります。
ちょっとした屋久島気分を味わえます。
子供の頃に両親と旅行した箱根にも
太くて大きな杉の木が沢山立ち並んでいた記憶があるのですが、
何分記憶が古いので実際はどうだったか。
温泉や神社仏閣や自然を体感する喜びや楽しみなんて全くなく
遊園地やゲームの方が遥かに興味があり、
自然は、遊び場の一つでしかなかった子供の頃に
「静かで良い所だなあ。」と思った位ですから
箱根は相当良い所のはずなのです。
最近、噴火しそうだと言われているので
今は亡き父親との思い出の地でもある箱根が
ぐちゃぐちゃになりはしないかと
かなり心配なのです。
玉置神社は、
標高千メートルの山の中、しかも道が狭くてくねくねの所為なのか、
この日、私たち以外に参拝に来ている人達も多くありませんでした。
だけれども、写真では捉えきれていない
独特の良い雰囲気が漂っていて、
足を運んだ甲斐があったなと思える所でした。
さて、玉置神社、確か2時間ちょっと滞在して、
降りてきた階段を気合を入れて登って
次の目的地、熊野本宮大社へと向かいます。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
世界遺産巡りは、日帰り可能な京都、奈良から始まり
これまで随分と訪問してきましたので
近場は残す所は、僅かとなりました。
とは言っても京都、奈良には
世界遺産登録以外にも訪れてみたい所はまだまだあります。
なのですが今回は、それらは後にして
連休を利用して一泊をしなければ行程がきつくなる所に
行ってみることにしました。
一泊と言うことは
石見銀山か平泉か日光東照宮かと思われるかもしれませんが
前回の和歌山の残りの世界遺産を選択。
和歌山といえども立てた計画は、
ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の
構成資産・大峯奥駈道の一部の玉置神社(行程3時間50分グーグルマップ調べ)
からの
世界遺産 熊野本宮大社(行程約1時間)
からの
世界遺産 熊野速玉大社(行程約50分)
で合計 約5時間40分の車の旅となるので
一泊も仕方がないところです。
そして、二日目は、熊野那智大社と那智の滝。
朝の7時に出発して
最初は、有料道路でスイスイと気持ち良く
そして、国道168号線に入ると
それはもうクネクネとうねりくねった道でしかも狭い。
度々にコーナー付近で対向車のために停車するような道となり、
(山深い景色と空気は最高でした。)
いくつもトンネルを超えて
景色があまりに綺麗なので
ところどころで停車して写真撮影しながら
食事処を見つけたので
休憩を兼ねてちょっと早めの昼食を取ることに
が、なんと定休日の看板。
しか~し、写真には写っていないですが
写真の真反対側のもう一件のうどん屋さんが営業中。
その時のお腹の感じが、うどんの感じでは無かったのですが、
致し方ないと入店することに。
そして、オ―ダ―したのが
肉シメジうどんと
煮込みコンニャク
うどんの方も出汁が独特で美味しかったのですが、
それよりもなによりも、
良い意味で期待を裏切ってくれたのが
煮込みコンニャク。
食べる前は、おでん的なものかなと
味にそう期待もせずに注文した煮込みコンニャクがほほ~~。
美味い!
ほぐれるように噛み切れて
しかも、出汁とプラス何かの味と唐辛子的な辛みが
中まで完全にしみ込んでいて
今まで食べたことのない食感と味で大満足。
お腹も落ち着き、一休みも出来たので
再びの出発進行。
予定外の停車(40分。)
相変わらずの狭く、くねくねとした道を通り、
友人は、運転席で神経を使って
私は助手席で綺麗な景色を見て楽しんでいると
面白そうな案内板が目に飛び込んできました。
で、またまた寄り道の途中下車することに。
何か日本一と書いてあります。
恐怖をあおる文字が踊りますが
私は絶叫マシンは大嫌いですが
こんなのはラクラク渡れるだろうと思って
5分の2位進んだでしょうか。
もう駄目でした。
だってです。
足元に渡してある板がふにゃふにゃとタワムことタワムこと。
私の場合
日頃、何かがあった時の為にと
コツコツと身体に備蓄した体脂肪があるので
普通の人達よりも板をたわませます。
それでもまだよかったんです。板がたわむぐらい。
だけれども
真ん中の板の両側には金網が張ってあって
金網の上に板が敷かれていると思っていたのが、
板の下にはそれが全く無いことに気が付いた瞬間から
足元に信頼をおけなくなり、
板がタワムたびに板が「バキ!」と折れて谷底へのイメージが。。。
で止めました。
自己催眠で突破?
そこまでして渡る意味がないので止めました。はい。
駐車場の管理をしているおばさんに
板をもっとしっかりしたものにしないのかと話をしたら
ニヤニヤしながら
独特の地元の話し方で
「そんなことをしたら怖くなくなるよお。」
「まんなかへんまで行ったら、もっと揺れて怖かったろう。」
恥ずかしながら私は、真ん中まで行けていないのです。
後、3キロ体重が軽かったら行っていたのにと
心の中で良い訳をして慰めたのでした。
(途中リタイヤのため滞在時間 短めの約20分から30分 ちなみに友人は最初から拒否)
またまた再出発で
こんな道や
こんな景色や
こんな景色を助手席で見ながら
ようやく辿り着きました。
最初の目的地の玉置神社。
玉置神社は、なんと標高1000メートルにあります。
ここに来るまでの道路が狭くて大変な道で
しかも標高1000メートルですから
きっと穴場で訪れる人は多くないかもしれないと
私たち以外にはいないかもなんて思いつつも
労多しの時には
それは良いものだと思ってしまう心理作用が働くと言います。
はたして。。。
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世の中には
付き合いの深い人に限らず、
ちょっと知っている人や
場合によっては初対面の人にだって、
救いの手をさし伸ばす人がいます。
優しさなのか、情にあついのか
とにかく困っている人や哀れな人から
助けを求められると放っておかないんです。
周りに人が
気が良すぎるとか、
お人よし過ぎるとか忠告しても
にこにこ笑って性分なのでと。
だけれども
その人が迷惑がっていないからといって
どっぷりと甘えてしまって
コンビニのように気軽に
度々と助けを求めるようになると
これはもう甘えではなく
「たかり」や「せびり」と言われても
致し方ないのかもしれません。
「たかり」や「せびり」は、
基本親しい関係の中でみられる
「甘え」や「おねだり」や「せがむ」とは
似て非なるものです。
子が親におもちゃを買ってと、
せがんだり、おねだりをする。
彼女が彼氏に指輪や洋服を買ってとか
旅行に連れて行ってと
甘えたり、せがんだりする。
彼女が彼氏に
指輪や洋服をせがむのは
それを手にれることが主ではなく
旅行に行くことが主ではなく
大抵の場合、
それによって愛情の証を求める気持ちが主であって、
であって欲しいのですが、かな?
最近は男性から女性への逆のパターンも
少なくないようですが。。。
これが度々となると
愛情からだと信じたい所ですが
「甘え」を装った「たかり」や「せびり」
を疑ってみることも有りかもしれません。
キャバクラ嬢への貢物とかホストへの貢物なんかは
分かりやすいかもしれません。
だけれども
中には本気の恋愛感情が稀にあるので
見分けることがやっかいになります。
度重なる来店依頼は営業だとしても、
度重なる物品要求があるようなら
「たかり」や「せびり」と考えても良いかと思うのですが、
この判断の仕方に責任は持てませんが(汗)
金銭や物品を手にすることが主の
「たかり」や「せびり」であることを分かっての付き合いなら
程良い所で関係を断つとか、
そのような関係であることを納得して
自分に無理のない範囲で関係を続ければすむだけの話なのですが
気持ちがメインでありながら、
物品などの要求が度々に行われる場合があります。
プレゼントされた時とか、愛情の有る言葉や態度を向けられた時には
安心することが出来るのですが
本当にびっくりする位に僅かな期間で
それらが全く無かったかの如く不安が強まる人がいます。
このような場合、
演技でも何でもなく本当に相手からの気持ちを求めているので
関係を断つとしても、
心の中から湧きあがる罪悪感を振り払うことが出来なければ
ズルズルと関係を続けることになります。
その人の不安を自分が何とかしてやろうと
頑張ろうとするのですが
要求に答え続けるにも限界がありますし、
1000回の要求に応え続けてきたとしても
1001回目に何かしらの落ち度があると、
それまでの1000回がまるで無かったかのように
大事になったりするので余程の覚悟が必要です。
不安を消し去ることが出来ない人はもちろんですが、
気持ちに応え続けようとしたことで精神が疲弊し
カウンセリングを受けに来た方も少なくありません。
本来は、不安を消し去ることが出来ない人に
自らが進んで心理的な取り組みを受ける気持ちになれるよう
説得することに力を置くべきなのですが、
誰かに頼り続けることでしか安心出来ない人と
誰かに頼りにされることでしか
自分の存在価値を感じられない人といった
二人が共依存状態であると、
一方は、保護下、支配下の元で居続けることを求めていますし
一方は、その人が自立することを拒み、
保護下、支配下にいることを求めていますから
行きつく所まで行くことが多くなります。
少し変わった所で
ヒモと聞くと何かあれですが、
女性を上手いこと騙くらかして
「たかり」や「せびり」をしている男性というイメージがあります。
以前、真っ当なヒモの方と話をしたことがあります。
真っ当なヒモと言う言い方が適切な言い方では無いのかもしれませんが、
一般的な男女の役割を交代しているだけと言うレベルではなく
普通の男性なら、特に私ならば、
自信を持って到底出来ないと思えるほど
それはもう献身的にとことん女性につくしているので
「たかり」や「せびり」とは別の次元の関係だと思うのです。
さて、特殊な人間関係は置いておいて、
人間は弱い所があるもので、
優しい人や情に厚い人に、
ついつい甘えてしまうところがあるかもしれません。
ですが、その甘えが度重なると、
本人にそんな気が無くとも
周りからみると立派な「たかり」や「せびり」状態に
なっていることもあるので
注意をしなくてはならないと思っているのです。
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相手の所為にすることは、
その事態を打開する力が自分には無いことを
自分に言い聞かているに等しいと言う考えがありますが、
これは、
その状況を打開して
自分が快の状態に居られるために
自分が積極的に動くことであって
相手が快になるために
自分を犠牲にすることを意味しているのではありません。
ましてや、
自分を悪者にして自分を責めたり苦しむためのものでは
絶対にありません。
出来た人は、大きな心の器で
自分の事より相手の気持ちを思いやることは
造作もなく出来るとは思いますが、
これは、
お腹一杯の人が
目の前の皿の上の美味しい料理を
何の迷いもなく譲ることが出来るのと同じで
まだまだ出来た人では無い私達に
出来た人のような振る舞いを要求することは
無理があります。
それらは私達が将来、出来た人になり
心にゆとりを持つことが出来た時に
行ってみることであって
そうでない私達が
そのような理想を実践しなければならないと思い込んでしまうと
その理想は、天使のささやきでは無く悪魔のささやきとなります。
マザーテレサの言葉で
世界平和のためにできることですか?
家に帰って
家族を愛してあげてください。
これは、
自分が今無理をせずに出来ることを
やればいいのだと言っているように思います。
第一に優先するべきことは、
自分を快にする事。
第二に考えることは
自分と相手を快にすること。
第三に考えることは
もう快である自分のことではなく
相手の快を考えること。
私は、これで良いんだと思うんですよね。
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人間て言う生き物は摩訶不思議な生き物で、
こちらが何の悪意もなくごく普通のことをしたと思っていても
その相手が突然に怒りだすことがあって、
怒りを向けれた方としても、
相手が何で怒りだしたのか全く理由が
分からないことがあったりします。
訳が分からないので
怒りを向けられた方としては
困惑したり、びっくりしたり
あるいは、
理不尽なことだと腹を立てて言い争いになることも。
また不快なことを避けようとして
あれこれと考え過ぎて
あれもこれもと自分の自由度を削り
あれよあれよと
随分と窮屈な感じになっていてしまったり、
その原因を自分の性格に求めて
自分を責めたり自分を疑ったり自分を怖がったり
それが嫌で、それならばと
人を遠ざけてしまうのはさびしい限りです。
相手との価値観の相違を付き合いの浅い内から
分かるはずもなく、
ましてや付き合いの始まる前から分かるはずがないのです。
元々何らかの価値観が相違する者同士が
関係性を持つことを試してみると考えるのが自然で、
ゆえに、それぞれが気を付けていても
そのようなことは起り得ることなのです。
そして、当然のことながら逆に自分が誤解や思い込みから
怒りを向けてしまうこともあり得ます。
互いがそのような認識をいくばか持つ人であるなら
例え価値観が違う何かがコミュニケーションの中で現れても
心のゆとりがある分だけ
例え怒りの感情に心の中が乗っ取られてしまわずに
その感情はそれほど強くならないでしょうし、
耳を閉ざしてしまうこともありませんし、
そればかりか雨降って地固まるで
価値観の違う同士の良い化学変化が起きて
より良い人間関係を構築することが出来ることがあります。
ですから、
そのようなことが起きたからと言って
悪戯に自分が悪いからだと考えて自分を責めたり恥じたり、
その関係を良くする責任は自分にあると考えたりして
余計な重い荷物を背負いこんだりする必要は無く、
起きたことについて良いも悪いも考えずに
相手が怒ったことは二度としないように気を付けて
出来るだけ嫌がることをしないように気を付けることで
自分の責を十分に果たしていることになります。
拙い方法は、
自分の気持ちがすっきりしないまま
自分が折れれば何でも丸く収まる戦法をむやみに用いると
その場は治めることが出来たとしても
心の中にどす黒い塊りが長く居座り続けて
スッキリとした心の状態に戻るのに時間を
多く費やすことになるかもしれません。
また、厳しい観方をすると
あの人は、話をしても無駄な人だ。
私はあの人に酷い目にあわされたとのイメージと繋がり、
相手に悪者のレッテルを張りつけてしまうかもしれません。
本当は、そうでないかもしれないのにです。
そして、それらが数多く積み重なると
魚の目鷹の目、生き馬の目を抜く、安心は最大の敵だとし、
周りが敵だらけかのような心の構えとなり、
安心して人と接することが出来なくなります。
世知辛い世の中だと言う人もいるようですが、
まだまだ日本の国民は、あったかいんだから~♪と信じて
一歩踏み込んで話し合ってみても良いのではないと
思うのです。
ただ、程度にもよりますが
どうしても折れてしまう。逆に直ぐに噛みついてしまうのを
同じ場面や数多くの違う場面で
何度も繰り返して止めようと思っていても止められないような、
固定化したパターンは、
心理的な取り組みをする必要があるかもしれません。
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日本の新たな世界遺産となりそうだと
テレビ新聞でにぎわいました。
しかも今回は、なんと一気に8県の23の資産が。。。
このニュースに
世界遺産巡りを駅のスタンプラリーの如く情燃を燃やしている友人は
どのような気持ちで聞いたのか興味があり、すかさず連絡。
友人は、日本の世界遺産全制覇を目標として掲げ
世界遺産をノートに書き込み、
今まで訪れた所を一つ一つ線を引いて消しは
残りはいくらだと言っていたのですから
近づいたゴールが一気に遠ざかったことになります。
はたして全制覇への心が折れているのか、
よけいに闘志を燃やしているのか、
結果、友人は喜んでいました。ほんと大した奴なのです。
そんなニュースが飛び込んできた中
かねてより私の地元にある自然を
近じか世界遺産への申請をスルとかしないとかの
噂がまことしやかに流れています。
その真意はさておき
それが何かと言いますと鳴門の渦潮なのです。
この鳴門のうずしおは、
このゴールデンウィーク、春の時期に
一年の中で一番の潮の動きがありうずしおが一番大きくなるようで
毎年のこの時期、大勢の観光客を運ぶために
観潮船がピストン運航されます。
大鳴門橋が出来るまでは、岬の海の近くまで降りて
海の水が濁流の河のように轟音を立てながら流れて行くのを
目の前で観ることも出来ていたのですが、
今はちょっとだけ遠目になりました。
まあ、近づきすぎると流れを身近で観れて
その凄さを感じることが出来ますが
その反面、うずしおが観ずらくはなります。
私は、地元過ぎるので(実家から車で15分くらいでしょうか。)
いつでもいける鳴門のうずしおで
これまで訪問したことは10回もないと記憶しています。
今回は、ゴールデンウィーク休暇で実家に帰った時に
鳴門の渦潮がメインでは無く、
そこで売っている全国一位になったバーガーを食べに行ってきました。
駐車場が一杯
藤棚をくぐって(ふじの花は殆どついていませんが)
晴れていたのに曇ってきました。
全国一位のバーガーはもうそこになるのですが
せっかくなので観て回ることに。
大鳴門橋と鳴門海峡
大鳴門橋の所から潮の流れをパチリ。
行った時間帯は、一番潮が流れる大潮の時間帯を過ぎていたので
大分、流れが穏やかです。
下へ下へと降りて、
大鳴門橋の土台の近くまで降りて、
昔は、土台の所に見える岩礁の所まで行けたのですが、
今は行くことが出来ません。
柵をうんしょっと乗り越えて行けばいけるのですが、
子供の良いお手本にならなければならないので
そんなことをしないのです。
下から観た海の様子。やはり流れが穏やかです。
下から大鳴門橋をパチリ
しかし、下から橋をみるとあれです。
平気で車で通行していますが、
しっかりと計算して造っているのだと信じているものの、
良く折れたり崩れないものだなと思ったりします。
何度も言うようですが、
地元なのでここでの時間はかけずに
いよいよの全国一位となったバーガーを食します。
ウーロン茶とポテトとバーガーのセットで注文。
味はと言うと、ココは地元びいきで
さすが全国一位になっただけのことはあるなあと言わなければならないのですが、
何せ全国一位ですから、
かなりハードルを上げての感想として、
美味しかったのは美味しかったのですが、
「2位以下の他のバーガー達よ、何をしていたんだ。」
これを食べている時に
友人が以前食べたことのある佐世保バーガーの話になって
「あれは本当に美味しかったと。」言うのです。
そう言えば以前、
テレビ東京の番組「ユーは何しに日本へ」で
わざわざ佐世保バーガーを食べるために来日した人が紹介されていて
何でもその人が言うには世界一美味しいらしくて、
番組の中で佐世保バーガーを手に何度も
「サセボー。サセボ―。サセボ―。」
と本当に幸せそうに言っていたのを思い出して
私達も佐世保じゃないバーガーを手に持ちながら
「サセボ―、サセボ―。」
そして、友人お勧めのラーメン店へ
何でも美人3姉妹が作っているとのことで
友人曰くこれまでテレビに3回紹介されたとのこと。
今回私が注文したのは、とんこつに魚介スープのダブルスープの細めん。
あっさりめのトンコツに魚介が効いたスープで
麺は、博多ラーメンの細めんと同じ感じでした。
味は、なかなかのものでしたよ。
しかし、友人は今回の渦潮の訪問で写真の一枚も取っていません。
これが世界遺産に登録されると人が変わったように写真を撮るはずで
本人も認めるミーハー器質がありありと出ていたのが
おかしくてたまらなかった。
佐世保バーガーは、何かの機会にお店と出会えたら
是非とも食べてみたいと思っていて
それまでは「サセボ―、サセボ―。」と言って
忘れることのないように努めて行きます。
(でもあまりやり過ぎるとハードルが、かなり上がってしまうかも。)
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高野山 金剛峰寺の正門
正門は、金剛峰寺の建物の中で一番古く1593年再建されたものがそのまま残っています。
昔はこの正門から出入りできるのは天皇、皇族、高野山の重職だけだったそうです。
中庭言うのでしょうか?
正門をくぐるとこのような広々とした庭があります。
昭和天皇、皇后陛下が植樹されたものを発見。
小玄関
大玄関
小玄関の横手から建物内へと入ります。
高野杉
高野山には高野流の華道もあるのでしょうか。
廊下を取って奥に進みます。
国内最大級の石庭の蟠龍庭
大きな石を使って龍が奥殿を守っている姿を表現しているそうです。
中庭で見つけた桜?梅?
金剛峰寺では写真撮影禁止で取ることが出来なかった
見事な襖絵、特徴ある部屋の数々、弘法大師像等
数多くの見所があり楽しめました。
金剛峰寺の拝観を終えて午後3時位でしょうか。
まだ私達はお昼を食べていないことを知らせるお腹からのメッセージが
「グゥーーーー」と来たので
昼食を食べることに。
どうせなら高野さんらしいものをと歩いて探して検討した結果、
友人はカツ丼で、私は肉丼と肉うどん。
まったく高野さんとは関係の無い昼食となりました。
値段は観光地値段でもなくごく普通の値段で味もまずまずでしたが、
案内もなく自分たちで勝手に席に着いて、お水はセルフ。
私達が呼ばなければ注文を取りに来てくれません。
私達日本人ならその仕組みを理解出来るのですが、
私達が注文をするまでの間に、3組の外国人の方が順次入店してきて
しばらく座っていたと思ったら立ちあがって店外へ。
あれはもしかすると店側から相手にしてもらえず、
無視をされたからと勘違いして出て行ったように思えて、
だとしたら日本人はともかく外国人の方には
声をかけてあげた方が良いのではないかと心配した次第です。
高野山大師教会
高野山はとにかく広大で見所満載でした。
そう度々と来ることも出来ないので
出来るだけ多くを観たのですが、それでも観残したものがあります。
写真は、私の持つデジタルカメラのバッテリーが
機嫌次第で70枚程度で黄色ランプが灯ったり、
150枚でも大丈夫だったりするので
むやみやたらにシャッターを切ることが出来ないのが困ります。
40歳の頃、まだ今のように神社仏閣を見て回ることになるとは
想像もしていませんでした。
そして、今回もそうですが体力がいるということ。
京都にしても高野山にしても、
その場所までは交通機関を利用すればいけるのですが
その場所で歩くこと歩くこと。
ですから歩き回れる体力や筋力がある内に始めた方が宜しいかと思うのです。
特に金毘羅さんとなると今はもう無理かもしれません。
私は、まだ伊勢神宮にお参りしたことが無いのですが
行ったことがある人曰く、かなり歩くそうなので
早めに計画を立てて訪問しなければと思っています。
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高野山壇場伽藍には中門より突入です。
中門は、1843年の大火により焼失し
開創1200年を記念してこの度170年ぶりに再興されたようです。
昔のまま残るのが中門の礎石。
石をあまり加工せずにそのまま積み上げて作る方式で
竹田城の石垣に似た方式です。
新しいお城のようにピッタリと隙間なく積み揚げた石垣は
美しさと石垣を登って侵入することを難しくする利点はあるようですが
水はけがよくなく耐用年数が短くなるそうです。
金堂をバックに記念撮影
根本大塔
別角度から
とにかくでかかった。
金堂
何かを終えて沢山の僧侶が
列をなして金堂の廊下を歩いていました。
大塔の鐘
毎日午前4時、午後1時、午後5時、午後9時、午後11時の
5回に分けて時刻を高野山内に知らせているそうです。
蓮池
明和年間に干ばつが度々と起り、明和8年(1771年)に善女竜王像と仏舎利を寄進し
蓮池の中島に小さな祠を建立しておまつりしたところ、たちまちに霊験があらわれたそうです。
御社の拝殿の山王院
御社
西塔
孔雀堂
准胝堂(じゅんていどう)
御影堂
三鈷の松
六角経蔵
不動堂
愛染堂
大会堂
東塔
高野山の壇場伽藍を初訪問して
意外なほど多くの外国人の姿も見えました。
私が持つデジカメではどうしても全体像ではなく
パーツでしか観ることが出来ませんので
広大な荘厳な壇場伽藍の雰囲気を正確に伝えることは出来ません。
それ以上に、写真で見るのと実際の目で見るのとでは印象が全く違います。
真実を写し取るので写真なのですが、
写真では写し取ることは出来ない何かが存在するように思います。
そして、いよいよ金剛峰寺に向かいます。
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世界遺産の高野山には
以前バスツアーで訪問しましたが、
奥の院だけの訪問で終わっていたので
今回のメインは、伽藍と金剛峰寺です。
今年、高野山は、
開創1200年ということで
数々の法会が行われるのだそうです。
4月2日から5月の21日の間、
80年あまり安置されて秘仏となっていた伽藍本堂の御本尊の御開帳、
金剛峰寺に安置される御本尊の16年ぶりの御開帳があるようなので
それに合わせていつもの友人と電車でゴ―ではなく車でゴ―となりました。
グーグルのマップによると所要時間は2時間21分となっていましたが、
ナビのトラブルが発生。
高野山近くの無料自動車道路を通行中に
道路の繋ぎ目でドン、いやトンと軽く震動したのと同時に
それまでちゃんと道路上を動いていた印も一緒に
トンとジャンプして道路を外れて
私達の車が道路が無い場所を走行している表示に。。。
私達はナビが頼りなので、ナビがおかしくなると
スムーズに高野山にたどり着けません。
一旦、自動車道路を下りて一般道で再びナビをセットすると
正常に作動し始め安堵したのですが、
おかげで30分程度ロスをすることになりました。
帰りにも同じ地域で全く同じ現象が発生したので
これはもう高野山の霊験による影響だと考えたほうが楽しくなるので
そうすることに。
なんやかんやで高野山の入口にそびえる大門に到着。
なかなかの迫力です。
そして、あいにくの小雨模様。
大門の金剛力士像
今回の予定では、見る所が多くあるので
長居せずに大門を後にしました。
そして、せっかく高野山に来たので
再びの訪問ですが独特の雰囲気の奥の院を外すことが
やっぱり出来ません。
奥の院の本来の入り口は、一の橋と言う所のようですが
私達は前回と同じ入口から。
この辺りからまずは有名な企業の御墓が立ち並びます。
作業中や仕事で亡くなられた社員を弔うための御墓のようです。
奥の院の参道は、まさに聖地の雰囲気が漂います。
参道には有名な武将の墓がこれでもかと言う位にあります。
御廟橋の右側にある水向け地蔵は、
奥の院に参拝する人々が御供所で水向け塔婆を求め
このお地蔵さんに収めて水を手向けてご先祖の冥福を祈るそうです。
以前の奥の院訪問の時にガイドをして頂いたお坊さんが、
地蔵さんに水をかけていた多くの人を横目に
あのように直接地蔵さんに水をかけるのは作法として宜しくなく
足元にある場所に水を手向けるのが正しいと話していたのを思い出しました。
御廟橋と大師御廟
御廟橋を渡ると大師御廟への霊域に入ります。
写真には奥に弘法大師御廟が写っていますが
今回は足を踏み入れずここでUターン。
頌徳殿
以前奥の院に来た時に弘法大師御廟までの距離が
かなりあったと記憶していたのですが、
今回は「あれもう御廟橋?」と短く感じました。
奥の院を出発して金剛三昧院に向かう途中にある
苅萱道を訪問。
そして、世界遺産の金剛三昧院に到着したのですが、
あれれれれれ。
ここ、以前のバスツアーで昼食を食べた宿坊の隣にあった寺院の写真を撮った所でした。
以前のバスツアーのガイドさんからも
隣の寺院が世界遺産との案内がなかったのですが
今思えば世界遺産の宿坊で昼食を食べていたことにびっくりです。
金剛三昧院 山門
鎌倉時代に建築された本坊
別角度から見た本坊
本堂
多宝塔
日本で二番目に古い多宝塔とのこと。
経蔵と六本杉
経蔵の脇から上へ続く道を登ると
四所明神社があり、その屋根が痛みカバーが掛けられいました。
さらに上に登ると
毘張尊師社
三昧院の鎮守様で
火災盗難除けに後利益がある天狗様を祀っているそうです。
金剛三昧院の見どころは、
他にも沢山あるようなのですが
私達が行った時には本坊の中に入る事が出来ませんと立て札があり
内部を拝観することが出来ませんでした。
そして、いよいよ今回のメイン
高野山の壇上伽藍と金剛峰寺に向けて出発です。
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今日、日本時間午前10時に世界中が注目する
世界ウェルター級王座統一戦
パッキャオVSメイウエザ―の世紀の一戦が行われます。
メイウェザーは、47戦全勝。
史上初の無敗のまま5階級制覇し、その制覇の過程で
2、3,4、6階級制覇のチャンピオン達を次々と倒しています。
方やパッキャオは、史上二人目の6階級制覇。
(デビューの階級から実質8階級あげているとか。その体重は20キロ違います。)
この一戦が、如何に注目されているか、
この試合のファイトマネーが物語っています。
何と、両者合わせて3億ドル以上(約360億円以上)。
もしも、1ランドで決着がつけば、1ラウンド3分ですから
3分でざっと一人180億円の収入。
1分で60億円。1秒で1億円。ウファー!
ボクシングスタイルは、
メイウェザーは、
芸術とも言える鉄壁のディフェンスを誇り、
パッキャオは、
ワンツーどころかファイブまでパンチを繰り出すイメージがある
超攻撃のスタイル。
いわば、どんな盾をも貫く矛と、どんな矛でも弾き返す盾の勝負です。
盾が矛を弾き返すのか、矛が盾を貫くのか果たして結果は。。。
私の予想は、
あの攻撃を捌き切れるとは思えず、打ち合いの展開になりそうな気がして
すると一日の長があるパッキャオ有利と観ているのですが、
もし、あの攻撃を捌き切ったとしたらメイウェザーに脱帽です。
私は、この一戦のことが気になって仕事がおろそかにならないよう
今、この瞬間から完全に忘れることにします。
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