昨日、輪島へ行ってきました。合併で門前も含めて輪島市になりましたが、普通、輪島といえば、朝市、輪島塗などで有名なところです。能登有料道路は徳田大津インターまで通常と変わらぬ様子で、そこから穴水此木(くのぎ)まで国道249号線を北上、この間、能登有料道路でなら20分かからないのですが、35分かかりました。ですから、余計に時間がかかったというのはこの差、15分だけです。此木からは県道1号線を北上、朝市通りまで26分、道路の亀裂などはすでに応急処置が施され、片側交互通行のところが1か所あっただけで、所要時間はふだんと同じでした。此木交差点のすぐ近くに食品スーパーや衣料品店などが集まっているところがあるのですが、ここもふだんどおりです。
県道をまっすぐ進むと自然に朝市通りに着くのですが、近くに広い駐車場があります。その先は海ですが、右手に埋め立てでできたけっこう広い野原があり、そこに災害ゴミの山ができていました。町の中で被害を受けたのは、かなり古い建物や古い土蔵などのようです。重蔵神社の石の構造物はかなり崩れていました。入り口の脇の大きな石灯籠も崩れたままです。まるでそこに地震のパワーが集中したように見えて不思議な感じがしたのですが、とにかく地震のときは石の構造物のそばにいないほうがよさそうです。親類の家や、東京で暮らす友人の実家を訪ねたのですが、幸いけがもなく、棚から落ちたものがだいぶ壊れたものの、建物そのものには被害がなくて安心しました。
寝室のタンスが倒れたけれども、もう起きていてそこにいなかったから、というようなことで、やはり、10時少し前という時間であったことがよかったようです。若夫婦は、ちょうど地震発生時に能登有料道路の現在不通になっている区間を走っていて、急に車がふらふらしたのでパンクかと思って停車したそうです。そして、調べたけれどもパンクはしていない、ということは地震だったんだ、というわけで、前進するしかないのでそのまま進み、横田インターで降りるように指示され、その日の予定は取りやめ、電柱が傾いて電線が垂れ下がり、亀裂が入ったりぼこぼこになったりしている道をどうにか走って家に戻ったそうです。
輪島からの帰りは、国道249号線で門前へ。中屋トンネルを抜けて少し進むともうブルーシートだらけ、総持寺周辺はすごいことになっていました。町の中には入らず、国道を走りながら見ただけですが、崩れた家、下敷きになってそのままの車、災害ゴミの山など、被災地であることを実感する光景です。国道は普通に走れるようになっていますが、国道を外れると、ぼこっと盛り上がったアスファルト、長い亀裂、段差がそのままです。さらに南下し、能登金剛・関野鼻(せきのはな)の手前で海から離れて山の方へ行くのですが、山肌が崩れて大きな石がごろごろ、山側の車線はふさがり、谷川の車線だけで片側交互通行になっています。そこを過ぎて富来(とぎ)以南の国道249号線はふだんどおりです。
途中、門前で「名古屋市環境局災害応援隊」と表示された数台のゴミ収集車らしき車とすれ違いました。フル稼働でやっても追いつかないゴミ処理を手伝ってくださるのでしょう、うれしいことです。素晴らしい観光地の多い能登ですから、富来、七尾、和倉温泉、能登島、穴水、輪島、柳田、能都、内浦、珠洲へお出掛けの予定があるかたは、キャンセルせず、行かれてはいかがでしょうか。
県道をまっすぐ進むと自然に朝市通りに着くのですが、近くに広い駐車場があります。その先は海ですが、右手に埋め立てでできたけっこう広い野原があり、そこに災害ゴミの山ができていました。町の中で被害を受けたのは、かなり古い建物や古い土蔵などのようです。重蔵神社の石の構造物はかなり崩れていました。入り口の脇の大きな石灯籠も崩れたままです。まるでそこに地震のパワーが集中したように見えて不思議な感じがしたのですが、とにかく地震のときは石の構造物のそばにいないほうがよさそうです。親類の家や、東京で暮らす友人の実家を訪ねたのですが、幸いけがもなく、棚から落ちたものがだいぶ壊れたものの、建物そのものには被害がなくて安心しました。
寝室のタンスが倒れたけれども、もう起きていてそこにいなかったから、というようなことで、やはり、10時少し前という時間であったことがよかったようです。若夫婦は、ちょうど地震発生時に能登有料道路の現在不通になっている区間を走っていて、急に車がふらふらしたのでパンクかと思って停車したそうです。そして、調べたけれどもパンクはしていない、ということは地震だったんだ、というわけで、前進するしかないのでそのまま進み、横田インターで降りるように指示され、その日の予定は取りやめ、電柱が傾いて電線が垂れ下がり、亀裂が入ったりぼこぼこになったりしている道をどうにか走って家に戻ったそうです。
輪島からの帰りは、国道249号線で門前へ。中屋トンネルを抜けて少し進むともうブルーシートだらけ、総持寺周辺はすごいことになっていました。町の中には入らず、国道を走りながら見ただけですが、崩れた家、下敷きになってそのままの車、災害ゴミの山など、被災地であることを実感する光景です。国道は普通に走れるようになっていますが、国道を外れると、ぼこっと盛り上がったアスファルト、長い亀裂、段差がそのままです。さらに南下し、能登金剛・関野鼻(せきのはな)の手前で海から離れて山の方へ行くのですが、山肌が崩れて大きな石がごろごろ、山側の車線はふさがり、谷川の車線だけで片側交互通行になっています。そこを過ぎて富来(とぎ)以南の国道249号線はふだんどおりです。
途中、門前で「名古屋市環境局災害応援隊」と表示された数台のゴミ収集車らしき車とすれ違いました。フル稼働でやっても追いつかないゴミ処理を手伝ってくださるのでしょう、うれしいことです。素晴らしい観光地の多い能登ですから、富来、七尾、和倉温泉、能登島、穴水、輪島、柳田、能都、内浦、珠洲へお出掛けの予定があるかたは、キャンセルせず、行かれてはいかがでしょうか。