◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

変な日本語アレルギーとは何ぞや。

2007-04-17 10:55:23 | ストレスと闘いながら
            おや? ストレスたまってますねぇ~
 手元の辞書によると、アレルギーとは、ある特定の物質によって抗体が体内にできて起こる異常な反応、抗原抗体反応を起こして病的症状が現れる状態、過敏な反応を示す状態、ある物事に対する拒否反応、ということです。ディクテーションによって変な日本語を過剰摂取したことがそもそもの原因ですから、「抗原」は変な日本語です。では、「抗体」に当たるのは何か。抗体が大量に産生されなければ病的な症状など出ないわけですから、実は、ここが問題なのです。抗原が入ってくるだけではアレルギーを発症しません。
 抗原を排除する「抗体」を産生するのは免疫システムです。ディクテーションを始めたころは私の免疫システムも未熟で、抗原をすべて抗原であると認識できたわけではありません。でも、経験を重ねるにつれてシステムが充実していき、認識できる抗原がどんどん増えました。抗原が増えるということは、それを放置することを免疫システムが許しませんから、当然、排除するための抗体が増えます。つまり、変な日本語を修正するという非常に煩わしい作業(抗体)が増大し、この多すぎる抗体によってついには自身が傷つけられるようになったというわけです。
 まず、身体症状として指を痛めましたが、鍼灸治療を受けて何とか耐えました。でも、精神症状は今も治っていません。主な症状は、いらいら、不安感、焦燥感、むなしさ、倦怠感、脱力感、ま、こんなところでしょうかね(^^;)。ですから、日本語に関するさまざまな考察、知識、教養、楽しい雑学など、有意義で興味深く、なるほど、へえー、勉強になるなぁと思うようなものを純粋に楽しめないのです。こんなのんきなこと言ってていいのだろうかと暗澹たる気持ちになり、日本語の通じない日本人が大勢いるのに果たしてこのままでいいのだろうかと、ため息が出るのです。
 私は、純粋な日本人、日本文化、日本語ということにこだわりがあるわけではなく、将来、ほとんどの人が国際結婚になり、公用語が韓国語や英語になっても、エスペラントになっても、エルフ語になっても(何のこっちゃ)、それはそれでしょうがない、むしろそのほうがいいかもと思っているのですよ。でも、そうなる前に日本語がおかしくなって消え去るというのではちょっと寂しいじゃないですか。それに、現に今、日本人が日本語をちゃんとしゃべれなくなっていて、情報が正確に伝わらなくて不便だし・・・ねっ。

 昨日、輪島の避難所で、輪島飲食同業組合のかたたちにより、五目うどんが人々にふるまわれたようです。避難所の食事というのは汁物が少なく、以前、門前でふるまわれたそばや昨日のうどんなど、温かい汁物はとてもありがたいのだそうです。
コメント
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