◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

門前の避難所に温かいそば。

2007-04-04 13:20:41 | いろいろあれこれ
 昨日、避難所でおそば屋さんグループが人々に温かいそばをふるまったと聞き、門前がそばどころであることを思い出しました。いつだったか、わざわざそばの花を見るために門前へドライブしたことがあります。役場でそばの花が咲いている場所を尋ね、行って、見たのですが、白い、小さな、地味な花で、1本だけそこにあったら雑草にしか見えない、辺り一面真っ白になるほどたくさんあって初めてそばだと分かる、そんな花でした。
 そば、蕎麦、ソバ、一般に「そば」なのですが、文書の性格や好みで「蕎麦」や「ソバ」でもいいわけです。でも、「あたしゃあなたのそばがいい」のそばと区別できないので検索するのに不都合ですね。輪島市役所の公式サイトには「門前そば」と書いてありました。
 ドライブの目的をうまいそばにすることもあります。157号線を南下して越前大野の田んぼの学校茶屋でそば定食とそばぜんざい、158号線、364号線をたどり丸岡町の千古(せんこ)の家でおろしそばを食べ、北上して山中へ抜け、栢野(かやの)大杉茶屋の草だんごを買って、その場で1個食べて帰ります。あぁ~おなかいっぱい。
 北陸三県では、福井はそば、石川はうどん、富山はラーメンといわれています。いや、いわれていた、かな? 石川県にだって、鳥越(とりごえ)、門前という有名なそばどころがあるのです。もちろん、金沢市内にもうまいそば屋はたくさんあってなかなか回りきれません。うどんは、昔、金沢市の繁華街に最高にうまいうどん屋があったのですが、突然閉店してしまい、店主が病気らしいとかいううわさも聞いたりして、あれからどうなったのか・・・。残念ながら、あれ以上にうまいと思える店はまだ見付かりません。もう一度食べたい、とうふうどん。薄い衣をまとってカラッと揚がった豆腐がのっかって、ゆず、もみじおろし、麺はもちろんですが、汁がこの上なくうまかったぁ。
 ところで、輪島市役所の公式サイトにあった門前そばの説明文、「能登半島の自然の中で育ったそば粉を使い、つなぎには自生する自然薯(山いも)をふんだんにつなぎに使った、素朴で風味豊かなそばです」、うんうん、なるほど、自然薯ねぇ~って、「つなぎ」が重複してる! 公式サイトなのだからちゃんと変な日本語をチェックしてほしいものです。そういえば、2月16日の記事に「鳳珠郡の読みを併記してくれとメールした」と書きましたが、まだ反映されていません、残念。
コメント
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