◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「やっばーい」はもういいよ。

2007-12-22 19:22:08 | 言葉についてあれこれ
                     おいしゅうございます
 語彙が乏しい、表現が貧しくてワンパターン、合っていようがいまいがそんなことは関係なし、だれも彼もみーんな同じ。日本人みんなそういう傾向にありますが、特にこのごろの芸能人は、周りと同じ言葉遣いでないと落ち着かないようです。「~させていただいて」については何度も書いてきましたが、これはまだ許容できる範囲内で使われることが多く、たまに文法的におかしな言い方が出てきたり( ̄н ̄)、似合わない、形だけだなぁ、と感じたり( ̄д ̄)、不要なのにやたらと繰り返されてうるさかったり(`へ´)、というような状況ですから、まだ何とか我慢できます。
 今、気になるのはこれ、芸能人必須はやり言葉の一つ、とてもおいしいものを食べて「やっばーい」って・・・、うんざりです。とてもかわいい女性が見るからにおいしそうなものをパクッ、そして、必ず「やっばーい」、いいかげんにしてよ、もぉ~っ(`ε´)プンプン。はやってるから言わなければいけないというルールでもあるかのように「やっばーい」って、でも、似合わない人は言わなくていいのですよ、ね。中には「やっばーい」がものすごくぴったり似合う人もいますから、それはいいのですよ、どうぞいつまでも言っててください。
 もう一つは「すごい」ですが、「すごい覚えてる」というのは「はっきり覚えている」ということでしょうか。こんな言い方はやはり変ですね、違和感があります。今では当たり前の言い方になっている「すごいきれい」「すごいおいしい」なども、もはやこれを直せとは言えませんが、そのまま文字にするとガキっぽいので、文章化するときは「すごくきれい」「すごくおいしい」と直します v( ̄_ ̄) ブイッ。
コメント (2)
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