浮いてるよ~
「乗客の一人かのように立っている」というのをおかしいと感じますか? この言い方は明らかにおかしいのですが、意外に広がっていて、たまに耳に入ってきます。正しくは「乗客の一人であるかのように立っている」で、例文は「である」が抜けています。ある対談では、Aさんが「リベンジかのように」と言いました。それを受けてすぐにBさんが「ええ、リベンジであるかのように」とはっきり言ったので少しほっとしましたが、Aさん、恥ずかしい! Bさん、偉い! 「リベンジかのように」も「である」が抜けています。
「まるで彫刻をするかのように」「春をすっ飛ばして夏になったかのように」「さも浮いているかのように玉を操るマジシャン」「地鶏を使ったかのように偽装した」「謝罪して丸く収まったかのように」など、「かのように」の直前は動詞や補助動詞です。「一人」「リベンジ」などの名詞にいきなり「かのように」と続けることはできませんよ( ̄o ̄)。
「乗客の一人かのように立っている」というのをおかしいと感じますか? この言い方は明らかにおかしいのですが、意外に広がっていて、たまに耳に入ってきます。正しくは「乗客の一人であるかのように立っている」で、例文は「である」が抜けています。ある対談では、Aさんが「リベンジかのように」と言いました。それを受けてすぐにBさんが「ええ、リベンジであるかのように」とはっきり言ったので少しほっとしましたが、Aさん、恥ずかしい! Bさん、偉い! 「リベンジかのように」も「である」が抜けています。
「まるで彫刻をするかのように」「春をすっ飛ばして夏になったかのように」「さも浮いているかのように玉を操るマジシャン」「地鶏を使ったかのように偽装した」「謝罪して丸く収まったかのように」など、「かのように」の直前は動詞や補助動詞です。「一人」「リベンジ」などの名詞にいきなり「かのように」と続けることはできませんよ( ̄o ̄)。