◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「パンデミック・フルー」を見た。

2008-01-13 20:15:09 | いろいろあれこれ
                    備蓄はどれくらいあるの?
 10月22日の記事で「パンデミック(Pandemic)」という言葉を紹介しました。地理的に広い範囲の世界的流行および非常に多くの感染者や患者を発生させる流行という意味で、「インフルエンザ・パンデミック」は、新型インフルエンザウイルスが広範かつ急速にヒトからヒトへと感染して広がり、世界的に大流行している状態を指すようです。
 昨夜のNHKスペシャル「パンデミック・フルー 感染爆発」という番組をご覧になりましたか? 現実に起きる可能性のある話ですから、何も知らなくてパニックになるより、こういう感じなのかな~というぐらいには認識しておいたほうがいいと思ったので、私は見ました。「フルー( flu )」というのは「インフルエンザ( influenza )」の省略形ですね。
 まぁ、想像どおりというか、パンデミックを食い止めようとする人が、対策会議で事の重大性を訴え、「公共交通機関を止めてください」とかいろいろ言っても、役人が「そんなことできない、権限がない、だれが責任とるんだ?」と渋る、それで感染が拡大し、結局100万人ぐらい死にましたよ( ̄人 ̄)ナムナム。印象的だったのは、感染が広がってから、病院へ幼い子どもを連れた若い夫婦が来て、そこの医師にしかられるシーンです。
 ワクチン(開発中のプレパンデミックワクチン、数に限りがあるので医療関係者に優先配布という設定)をくれと迫る夫婦に、医師が「我々にもまだ配布されていない。冷静になれ。こんなところ(感染者が多数収容されている病院)へマスクも着けずに来るなんて!」と言うのですが、私も、周りの人はみんなマスクを着けているのに、この夫婦と子どもだけがマスクなし、なんて無用心な、なんて無防備な、それでワクチンをくれなんてどうかしてる! と思いました。私たちにもできることはいろいろあるはずですから、ぼちぼち本気でやらないといけないでしょうね。
コメント
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