◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「ダックスフンド」って?

2008-01-17 21:12:36 | 言葉についてあれこれ
                      星じゃないのね
 スケートリンクのことを「スケートリング」と言った人をたまたま1日に2人続けて見ました。カタカナ語に弱い人、何回聞いても覚えられないとか、書いてあるのをじーっと見ても読めないとか、そういう人がいます。例えば、鞄は、バッグですか、バックですか? bag を知らない人はバックと言ってますよね。寝床は、ベッドですか、ベットですか? bed を知らない人はベットと言ってますよね。ベロキラプトルを知らないSさん、ベロ、キラプトルとか、ベロキラ、プトルとか、苦しんでいましたね、お気の毒。エオラプトル、オビラプトル、ベロキラプトル、つまり、ベロキ、ラプトルなのです。「ジュラシックパーク」には興味がなかったのかなぁ?
 というわけで、カタカナ語に関しては、それについて知っているかいないか、英語なら英語、ドイツ語ならドイツ語、そのつづりと発音のしかたを知っているかいないか、ということが大事になってきますね。ところで、最近よく聞こえてくるようになった車のCM、「ダックスフンド、ドドドドドド、どうも♪」というもの、あ~~~、また堂々と間違いを~~~。dachshund はドイツ語ですから、ダックスフントです。犬の図鑑などもこのごろはダックスフンドと書いてあったりしますが、ドイツ語の辞書にはダックスフントと書いてあります。語尾などは、読み方が二つあっても正解は一つなのですから、間違っているほうにわざわざ迎合しなくてもいいのではないでしょうか。
コメント
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