◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

同音異義語って厄介。

2008-01-23 20:06:06 | 言葉についてあれこれ
                     その医師じゃないし
 アクセントのおかしい人が増えているということを何度か書きましたが、アクセントがおかしいとどんなふうに困ったことになるかというと、まず、日本語に多い同音異義語の区別がしにくくなりますし、全く同音でなくても、似た発音の単語も、アクセントがおかしいと聞き間違えやすくなります。だから、せめてアナウンサーのアクセントぐらいしっかりしていてほしいと思うのですが・・・( ̄н ̄)。
 さて、同音異義語、例えば「いし」、幾つ思い浮かびますか? 医師、石、意思、意志、遺志、よく使うところでこんなものでしょうか。テレビのクイズ番組を見ていたとき、「先輩のいしをついで」と聞こえてきて、私は「先輩の遺志を継いで」だと思ったので、その先輩は若くして亡くなったのか、死因は何だったんだろう、なんて想像していました。ところが、画面が中継先に切り替わったら、その先輩がにこやかに手を振って応援しています。あれれ? 生きてるよ! ということは、「先輩の意志を継いで」ですか?( ̄~ ̄)ウーン。
 実際、「せんぱいのいしをついで」と入力して変換すると「先輩の遺志を継いで」となりますからね、「意志を継いで」って言うかな~、ほかに言い方はないのかな~と考え込みました。先輩が果たせなかった優勝という夢を後輩が実現しようと頑張る、夢を託される、バトンタッチするということなのですが、適当な表現が何かないですかね~、う~ん、何も浮かんでこない~( ̄・ ̄)ウゥ。
コメント (5)
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