
ひとつは毎年招待券をもらってるのが大きいが、もう一つは地元民であることを忘れて観光客気分を楽しむことであります。

俗に“梅は2分咲き、桜は8分咲き”が一番見頃と言われますが、満開の梅もあれば蕾の梅もありといったところ。
ボランティア・ガイドさんの説明では、受粉のためにミツバチなどを寄せるのは“香りで寄せるのが白梅”で“色で寄せるのは紅梅”ということだそうです。

ガイドさんの説明に付いての見学中に、見学者の中によほど梅に興味があるのか次々と質問をされている方が居られました。
やり取りを聴いているだけで少しは梅のことが知れたような気も致します。

しかし呆れるのは、とにかく写真ばかり撮っている人。
そんなに写真ばっか撮ってたら鑑賞する間がないんじゃない?なんて思いますがね...。

ところで盆梅展の中にはお茶席がありますので、お茶と和菓子でちょっと一服するのもここの楽しみのひとつ。
ここで出される和菓子は売店で売ってあり、昨年は売り切れだったが今年は購入。←観光客化してる!


おまけは明治天皇が来訪された部屋の襖絵に書かれた鶴の図柄。
マナヅルかと思いますが、そういえば今年は滋賀にツルの飛来がなかったな。

野の梅もチラチラを咲き始め、ウグイスが鳴き出したことを思うと“もう春なんやねぇ~”と実感しますね。