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湖北では冬になるとコウノトリと同じくらいのサイズのコハクチョウが100羽単位で観察されますから、湖北にはそれだけ豊かな土壌があるということなのでしょう。
豊かな土壌というのは昔の田園の状態が残されているということにもなり、エサになるカエルやドジョウ等が多く生息しているということで、それは安全な食物を人に恵んでいると言い換えることが出来るかと思います。
田園地帯をウロウロしていると遠くの田圃にコウノトリが見えたので細い農道へ入ると、農道を立ち塞ぐように2羽のコウノトリが歩いていました。
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コウノトリは静かにしていれば警戒心が薄い鳥とはいえ、先行く道に立ったままでほぼ動きがありません。
農道にはUターンするほどの道幅がなかったため、コウノトリが一定の距離まで移動してくれるのをじっと待つことになりました。
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田圃にいる野鳥のいい所は、田植え前後の水を張った田圃での姿・初夏には緑の稲の上での姿・秋には黄金色の稲穂から首を出す姿・稲刈り後の2番穂を啄む姿と季節ごとの姿が美しいことでしょう。
この日は晴天の午後でしたので日差しが強く、羽毛の美しさが目に焼き付きます。
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いつまでたっても道路側からコウノトリが移動してくれないので、そろそろ行きたいんだけど...と思いつつ、いつまでもコウノトリの移動を待つことになる。
少々待ちくたびれてきた頃になっても、コウノトリの方はどこ吹く風であくびまでしておりました。
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ところで、とても残念だったのは声が近い距離で確認出来たのに、姿がどうしても確認出来なかったサンコウチョウです。
声は近いし、枝が変わっても声は追えるのだけど、葉が多すぎて見つけられない。
結局、姿は見えなかったのは残念だったものの、いい声だけは聞かせてもらえたので良しとしておきましょう。
*動画の最初と15秒の2回囀ります。
そろそろ水鳥の雛の季節ですが、確認出来たのはカイツブリの親子だけで、かなり遠かったので証拠写真すらなし。
代わりに相変わらずのゴイサギの世代別の姿の変化をパチリ!
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この日のゴイサギは世代別に成鳥・ホシゴイ・その中間体の3つの姿が見られました。
少し成長して典型的なホシゴイの姿ではありませんが、一応はホシゴイと呼べる個体。
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更に成長が進んでいる2年生の中間体らしくなっているホシゴイサギ。
なんか中途半端な感じがしますね。
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最後はおそらくもうしばらくすると声が聞こえなくなるオオヨシキリをパチリ!
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田園地帯では、黄金色の麦穂が揺らいでいた麦畑(田圃)が収穫の時期を向かえており、あちこちで刈り取りをされています。
収穫の済んだ麦畑(田圃)では焼畑をされている様子も見え、麦の茎の焼ける香りと炎になぜか懐かしさすら感じてしまいます。何とも情緒のある美しい田園風景です。