不思議なもので、天候が不順だったり異常気象が叫ばりたりしても、その季節が来れば季節の花が咲きます。
先週末辺りからあちこちで彼岸花が咲いているのを見るようになり、中日の秋分の日には湖北地方が真っ赤に染まっていました。
彼岸花は公園や田圃の畔に咲くいているのをよく見かけますが、墓地に咲くことも多く、彼岸の季節と相まって少し気持悪く感じる方が居られるかもしれません。
とはいえ、彼岸花が咲き出すと秋が始まったことを実感でき、真っ赤に染まった花を見ると、彼岸花に集まるアゲハチョウの仲間たちを見に行きたくなります。
ナガサキアゲハは、日本の蝶では最大級の大きさを誇り、元は南方系の蝶でしたが、どんどん生息域が北上してきたため、温暖化の指標種といわれています。
湖北地方でも毎年ナガサキアゲハが見られますので、雪の多い地方にも関わらず越冬して繁殖しているということになります。
ナガサキアゲハの♀には白色紋があり、翅のつけ根にある赤の斑点は雌雄共通とのこと。
とはいえ、ナガサキアゲハが来ると特徴的な白色紋のある♀の方を追いかけてしまいますね。
彼岸花はほぼ満開状態で、やや盛りを過ぎて白っぽくなっている花はわずかにあるだけで、これから咲くつぼみも数えるほどしかありませんでしたのでちょうど見頃。
“綺麗な花には毒がある”との例え通り、花は美しいけど球根には毒があり、田圃の畦道に多いのはモグラやネズミを寄せ付けないためだとか。
彼岸花の集まるアゲハチョウで一番数の多かったのはモンキアゲハでした。
モンキアゲハもナガサキアゲハと同様に日本の蝶では最大級の部類に入る蝶で、翅にある白く大きな紋が特徴的な蝶です。
モンキアゲハは、山麓の森などで見かける機会もあって馴染みがある蝶で、この蝶も南方系の種類とされているようです。
日が照って暑くなってきた時間帯になり、他の蝶が出なくなってもモンキアゲハは活発に動いていましたが、よく見ていると時々日陰の葉に留まって休んでいる姿も見られました。
彼岸花にはアゲハチョウの仲間は集まってきますが、タテハチョウやシジミチョウなどの蝶は姿を見せません。
彼岸花の蜜を好むのはアゲハチョウの食性なのかもしれません。
クロアゲハも時々姿を見せてはくれたものの、すぐに大型のモンキチョウに追いかけられてその場を去ってしまいます。
蝶にも縄張りのようなものがあるのでしょうか。同種だと並んで飛んでいたりしますが...。
ナミアゲハも吸蜜にやってきました。
けっして小さな蝶ではないのですが、ナガサキアゲハやモンキアゲハと比べると小さいですね。
彼岸花に集まってきた蝶は、他はキアゲハとアオスジアゲハ。
アオスジアゲハは花には留まらず、通りすがりのように去っていきました。
日本に生息する蝶は約300種類いるといいますが、湖北の野や山で見られる蝶の種類は限られているに思います。
まもなくやってくるはずのアサギマダラに会えたら今シーズンは終わりかな?
先週末辺りからあちこちで彼岸花が咲いているのを見るようになり、中日の秋分の日には湖北地方が真っ赤に染まっていました。
彼岸花は公園や田圃の畔に咲くいているのをよく見かけますが、墓地に咲くことも多く、彼岸の季節と相まって少し気持悪く感じる方が居られるかもしれません。
とはいえ、彼岸花が咲き出すと秋が始まったことを実感でき、真っ赤に染まった花を見ると、彼岸花に集まるアゲハチョウの仲間たちを見に行きたくなります。
ナガサキアゲハは、日本の蝶では最大級の大きさを誇り、元は南方系の蝶でしたが、どんどん生息域が北上してきたため、温暖化の指標種といわれています。
湖北地方でも毎年ナガサキアゲハが見られますので、雪の多い地方にも関わらず越冬して繁殖しているということになります。
ナガサキアゲハの♀には白色紋があり、翅のつけ根にある赤の斑点は雌雄共通とのこと。
とはいえ、ナガサキアゲハが来ると特徴的な白色紋のある♀の方を追いかけてしまいますね。
彼岸花はほぼ満開状態で、やや盛りを過ぎて白っぽくなっている花はわずかにあるだけで、これから咲くつぼみも数えるほどしかありませんでしたのでちょうど見頃。
“綺麗な花には毒がある”との例え通り、花は美しいけど球根には毒があり、田圃の畦道に多いのはモグラやネズミを寄せ付けないためだとか。
彼岸花の集まるアゲハチョウで一番数の多かったのはモンキアゲハでした。
モンキアゲハもナガサキアゲハと同様に日本の蝶では最大級の部類に入る蝶で、翅にある白く大きな紋が特徴的な蝶です。
モンキアゲハは、山麓の森などで見かける機会もあって馴染みがある蝶で、この蝶も南方系の種類とされているようです。
日が照って暑くなってきた時間帯になり、他の蝶が出なくなってもモンキアゲハは活発に動いていましたが、よく見ていると時々日陰の葉に留まって休んでいる姿も見られました。
彼岸花にはアゲハチョウの仲間は集まってきますが、タテハチョウやシジミチョウなどの蝶は姿を見せません。
彼岸花の蜜を好むのはアゲハチョウの食性なのかもしれません。
クロアゲハも時々姿を見せてはくれたものの、すぐに大型のモンキチョウに追いかけられてその場を去ってしまいます。
蝶にも縄張りのようなものがあるのでしょうか。同種だと並んで飛んでいたりしますが...。
ナミアゲハも吸蜜にやってきました。
けっして小さな蝶ではないのですが、ナガサキアゲハやモンキアゲハと比べると小さいですね。
彼岸花に集まってきた蝶は、他はキアゲハとアオスジアゲハ。
アオスジアゲハは花には留まらず、通りすがりのように去っていきました。
日本に生息する蝶は約300種類いるといいますが、湖北の野や山で見られる蝶の種類は限られているに思います。
まもなくやってくるはずのアサギマダラに会えたら今シーズンは終わりかな?