大分市王子北町にある王子神社の鳥居で江戸期の寛政8年(1796)に当地で鋳造活動をしていた駄ノ原鋳物師によって鋳造されたようで、看板表示によると笠木と島木は空襲により再建されたが柱と貫は当初のもののようである。
鋳造された鉄製の鳥居は珍しく天保13年(1842)に刊行された厳島図会によると宮島幸神社前の通りに鉄鳥居の柱のみが残っていることが掲載されている。これらの鋳造は廿日市鋳物師が関わっていたものとみられるが詳しいことは定かでない。
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