先日、速谷神社境内に建立されているもので一番古い石燈籠を紹介したが、これを寄進した「肥前国松浦平戸住人、谷川助左衛門尉成勝」について調べてみた。
平戸市史をみると江戸期平戸の有力町人の中に歴代または一族とみられる谷川姓のものが数多くみられ、オランダ商館商業取引者や捕鯨組主などに関わっていたようである。
谷川助左衛門は長年平戸町の町役人や町年寄などを務めていた有力町人であったが、遠く離れた地の当神社にどのような経緯で寄進したものだろうか。厳島神社に寄進された石燈籠などには同人の名は確認されていないようである。(下画像:復元オランダ商館2011.9.18撮影)(長崎県立図書館:文献教示、広島県立図書館:閲覧)
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