岡豊城跡裾の県立歴史民俗資料館で高知県の鏝絵調査について記載されている書籍を求めて帰宅後、他の部分を見ていると土佐神社に江戸中期佐方村住人の納札があったことが記されていた。
土佐神社は中世より四国八十八ケ所霊場の札所だったようで、昭和58年(1983)からの保存修理の際に幣殿天井から納札が発見されており、納札には「明和二年 芸州佐伯郡、奉納四国八十八ケ所為二世安楽、酉二月日 佐方村惣七」と記されているようである。今のところ佐方村住人惣七について明らかにする資料は見当たらないが、江戸中期ごろ当地から四国八十八ケ所霊場巡りをしていたことが分かる資料である。(下画像:高知県立歴史民俗資料館 研究紀要より)
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